【番外編】私が購入したrenomaと2024年のrenoma。

宇野 由一 2024.07.08

こんにちは宇野です。

最近よく購入しているrenoma paris。


購入しているのにもかかわらず、あまりこのブランドに触れてきてこなかったので今回は、ブランドの歴史をほんの少し辿りながら2022年から購入した洋服と共に振り返りたいと思います。

また2024年春夏のアイテムをご紹介しておりますのでよろしければご覧くださいませ。

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昨年10月、生誕60周年を迎えた「renoma paris」


ブランドの創始者、モーリス・レノマは、1963年に最初のブティックWHITE HOUSEをパリ16区にオープン。

WHITE HOUSEには洋服だけではなく、男性の為の美容室や男性のネイルサロンもありました。


パリの名門校の前にブティックを構えた事、60年代の政治的背景や大人たちが決めたルールにはない新しさ、独自性があるモーリスのデザインは、パリの若者から学生、ファッション界のスターまで幅広い支持を得ていたそうです。

顧客にはセルジュ・ゲンズブール、イブ・サンローラン、ジェームズ・ブラウンなど錚々たるファッショニスタを顧客に抱えています。












そして2020年代。

それ以前にジャケットやバック、Tシャツなど弊社でもお取り扱いしていたみたいですが、2022年春夏シーズンより本格的にトータル展開がスタートしました。










2022年の春夏シーズンは70年代へのリスペクト。著名人が実際に着ていたブレザーの復刻をはじめ、バックやアクセサリーなどトータルで展開。









2022年に購入したネイビーブレザー。

着丈や袖丈の長いのに対して、肩周りや身幅は極端にシェイプされていて細く、裾がフレアに広がるシルエット。

180cm細身体型の私にとって課題の「着丈や袖丈に合わせると、肩がずれたり身幅が大きい。肩や身幅に合わせると着丈や袖丈が短い。」体型に合ったのがこのrenomaのジャケットとの出会いでした。




その70年代復刻モデルのネイビーブレザーがサイズ44のみ在庫がございます。




renoma PARIS / VERNEUIL ダブルブレザー
価格:¥132,000-(税込)
商品番号:23-16-0953-693




生地はドーメル社のウール、モヘア。

通年ご使用頂けます。











そして秋冬シーズンrenomaからリリースされたのは、私自身予想していた春夏シーズンから続く70'sムードのタイトなものではなく


コンケープした肩周りや6つボタン下一つ掛けの80'sムード。


クラシックなブランドはニュアンスを殆ど変えずに時代と共にゆっくり変化を加えていくとおもいます。


しかしrenomaは、テーラードのエッセンスを大切にしながら春夏シーズンとは全く異なるアイテムをリリースしたんです。


予想していた事から予想外、予想以上の挑戦的なアイテムにワクワクしたのを覚えています。














そして今シーズン展開しているものは、、



巻きスカートです。


renoma PARIS / Innocents ギャルソンエプロン
価格:¥71,500-(税込)
商品番号:23-27-0030-693


生地はドーメル社のハリのあるウールモヘア。

スーツでも使用できる生地を贅沢にスカートに。通年ご使用頂ける生地です。





お手持ちのお洋服にシンプルに巻いてみるだけで雰囲気がガラリと変わります。アクセサリー感覚で。

このフラップはダミーです。renomaを象徴するシグネチャーでもあります。



スッーと伸びるセンタープリーツがバックスタイルを美しく。







2色購入した巻きスカートです。

renoma PARIS / Innocents ギャルソンエプロン
価格:¥59,400-(税込)
商品番号:23-27-0031-693


生地はうっすらと柄が映えるウールグレンチェック。

Tシャツにジーンズなど定番のスタイリングに重ねるだけで雰囲気が変わります。


先ほどのネイビーのスカートと同じ何も気にせず重ねるだけでいいんです。




ジャケット、ジレ、スカートの3ピース。

2024年のrenoma。





ファッションとして2〜3年前から感度の高い方は取り入れていらっしゃるスカート。




その流れで今季リリースされたrenomaのスカートは流行とは全く違う。

根底にある『既成概念に囚われることのない自由なファッションの探求』を提案し続けているモーリス・レノマだからこそ、このジャケット、ジレ、スカートの既成概念にない3ピースだと思います。



弊社では取り扱いがありませんが、3ピースとしてパンツもリリースされているみたいです。

なのでこのスカートは不要といえば不要です。僕もいらないと思います。

なぜなら本来歴史上スーツといえばジャケット、ジレ、パンツの3ピースです。




ただ、このようなスカートを本気で作ったrenomaとこのスカートが実に挑戦的でとても面白い。

実際初めて巻いた時はワクワク、ソワソワしちゃいました。周りからどう見られるかなーとか。でも慣れます。






どうぞ気兼ねなく軽い気持ちで巻いてみて下さい。そして自由に楽しんで下さい。

このブランドだからこそロマンチックな気がするしこのアイテムを買う意味があると思うんです。








それではまた更新致します。




ビームス 熊本 宇野由一





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