〈CLASS(クラス)〉のデザイナー『堀切道之氏』と、〈International Gallery BEAMS〉がタッグを組んで生まれたブランド〈TOO SOON TO KNOW〉。
商品紹介前にまずはCLASSの紹介からさせて下さい。
CLASSといえば超弩級の変態アイテムが沢山存在する特別なブランドですが、そんなデザイナーが堀切道之さんです。(CLASSも現在BEAMSにてお取り扱いしています)
堀切さんにお会いした事のある方に「堀切さんてどんな方なんですか?」「堀切さんて身長何cmなんですか?」「堀切さんて...etc」と個人的にファンでございます。笑

私物になりますがこのCLASSのコート。
某メゾンのオートクチュールとCLASSのみの特別な生地のようで、コットンウールの8plyは着ているというより身体に乗っているという感覚のすごい生地。
大きくとったアーム周りや大きなエポレット。グレー色のボタン。

膨大なトレンチコートの中から堀切さんが今着たいトレンチコートとして作られたコートは洋服以上の価値を感じています。
そんな堀切道之さんがBEAMSの為に手掛けるTOO SOON TO KNOWからブルゾンをご紹介いたします。
TOO SOON TO KNOW / エポレットブルゾン
価格:¥86,900-(税込)
商品番号:23-18-0395-693

TOO SOON TO KNOWは生地が楽しい。
今回は見た瞬間からなんとなく80年代ぽいな〜と感じた白っぽいベージュのコットンギャバシン。サラサラして柔らかい。
そしてディテールも楽しい。

大きくとったアーム周り。あ、これ僕の持ってるトレンチコートに似てる??
さらに肩についた大きなエポレットがよりアーム周りを強調してくれる。
軍人にもこの洋服にも絶対に必要だったディテール。

襟裏にはウルトラスウェード。(ブラウンの表革人工皮革)
この色のコントラストにボタンは黒ナットボタン、なんです。

いい生地だな〜やっぱり80年代ぽいな〜。

という事でスタイリング失礼します。
人肌に近い色なのでどんな色のパンツも受け止めてくれるんですが、とりあえずスウェットパンツを履いてみました。
靴はなんでもよかったのですが、ボタンが黒なので編み上げブーツを選んでみました。

180cmサイズ46着用しています。
46.48の2サイズ展開です。
身幅に膨らみがあるので基本サイズ46を選んで問題ありません。身長が高くがっちりされている方は48でいいと思います。
ワンサイズUPでかなりサイジングが変わります。
腕が長いですが、袖がアジャストで細くできるのでご安心ください。大きく生地をとったアーム周りがより引き立ちます。

TOO SOON TO KNOW / エポレットブルゾン
価格:¥86,900-(税込)
商品番号:23-18-0395-693
堀切さんにお会いした事のある方々が共通して言うのは「堀切さんの洋服は自由に着て下さい」と言われます。
おそらくデザイナーからも自由に着て下さいと言われているのでしょう。
もちろんメンズファッションには伝統やルールが存在します。それは素晴らしい事です。きちんとした○があります。
美しいシルエット、完成された普遍的なお洋服が○であればこの洋服は△でしょうか。
なぜこんなに不自然のアーム周りなのか?なぜこんなバランスの洋服なのか?答えはありませんがその答えのない空いた隙間もファッションの楽しみ方の一つです。
△って楽しいですよ。○は変わらないけど、二等辺三角形にもなるし直角三角形にもなるし色んな形がある。2つ合わせれば正方形にもなる。○も大切だけど△も楽しい。
そんな△を袖を通してみて「面白い、楽しい」と思えたら。
よろしくお願い致します。

ひっくり返せば裏地のコットン100の生地が顔を出し、エポレットが隠れて、ブラウンのウルトラスウェードが顔を出す。
リバーシブルじゃないけどこの着方も楽しいかもしれません。
ビームス 熊本 宇野由一
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