もうこんな時間、パパに怒られちゃう。それすら愛おしい。

スウェットの季節です。

スウェットが呼んでます。

スウェットに呼ばれてます。

スウェットが呼び出されてます。

スウェットが点呼されてます。

スウェットが呼び出しボタン鳴らされてます。

スウェットが呼んじゃいました。

スウェットを呼んじゃいました。

君に会うためにスウェットを選んだんだ。喜んでくれるかな。ため息混じりの僕を君は鼻で笑うんだろうな。空気が重い。酸素すら邪魔に感じるほど君の香水が僕の脳を揺らすのを知らないだろうな。誰にでも見せる笑顔はとても温かい。けど、足りない。足りなすぎる。買ってきたケーキだって、2人で映る写真だって、雑念の一部でしかない。情け無い。今日くらい良いんじゃない？もうすこし伝えたいことを伝えたって。こんな夜だよ？いや、もう夜だよ。前髪が伸びてもう視界にも入ってないんでしょ。そうか、ならその夢で踊りたいって思うようになった。タバコを蒸す君とジャズを流すを僕は同じだよ。その背伸びした目線は同じだよ。このスウェットいつ着ようかな。