白いブーツとパンク

井上 透 2021.05.27

こんにちは。


休業が明けてから少し経過しました。


今回の緊急事態宣言により、一年前にあった緊急事態宣言のことを思い出しますが、あの時は全人類未経験の状況もあり(国の要請事態が厳しかったのも含め)、街に人が全くいなかった覚えがあります。


今じゃ昼間はよく人が出歩いてますよね。


慣れって怖いと思う反面、あの当時より、ファッションへのテンションという観点では社会的な熱量は上がってきているようにも感じます。


僕自身はこの「洋服」を生業としているのもあるので、今もコロナ前と変わらないテンションはあります。強いて言うなら、個人的に服装面が落ち着いてきたと思ってます。(コロナ関係なく、年齢的な事情もあって)


そして、今回も毎シーズン同様、シーズンが始まる前に大まかに何を買うか決めていました。ブーツがやはり今季も気になる中、これは見逃せないと思い、実際に買ったのがこちら。




GEORGE COX / 別注 ジョッパーブーツ
カラー:ホワイト、ブラック
サイズ:UK6.5、UK7、UK7.5、UK8、UK8.5、UK9
価格:¥59,400-(税込)
商品番号:23-32-0576-232


まず、なぜこれが気になったかというと、

このGEORGE COXのジョッパーブーツ=パンクバンドのアイコンの一つで、

学生の頃楽器を多少触る機会があったので、バンド発祥のファッションが今でも好きな僕はこのブーツが欲しいなと思いました。

グランジからグリッター、パンクなどなどファッションと音楽の関連性はおもしろいですよね。今回はその中のパンクというジャンル。

僕がBEAMSに入社したとき、当時の原宿店の店長からあるDVDを借りました。


そのDVDは簡単に言うとパンクバンドのドキュメンタリーです。

パンク=破壊的みたいなイメージあるかと思いますが、パンクってそもそも、その当時の社会に対するアンチテーゼで、それが音楽、ファッションに落とし込まれてて、それに同調する人が増えれば増える程、今度はその「パンク」がパンクじゃなくなるみたいなとかを考えさせられるドキュメンタリーでした。気になる方いれば、DVDの名前お教えします。


話は逸れましたが、シンプルにそのパンクファッションを作った人たちの象徴的ブーツでこれをパンクファッションとして合わせてもいいし、ミックスしてモダンに、自分なりに表現できたら面白いなと思いました。


あとは白のブーツってメンズであんまないじゃないですか。




私物なので決して綺麗ではないですが、

ディティールを。


僕が購入したのはホワイトのパテントレザーにストラップがブラックのスムースレザー。


この配色も素敵です。



同じ店のカワイも買ってたので、記念に一枚撮りました。

彼はボロボロのカットソーにブラックのスキニーで合わせていて、僕は赤のチェックに。

2人とも初おろしの日でした。やはり初日はストレートに所謂パンクファッションテイストに合わせたくなるのでしょうか。


今後、どの様にパンクファッション感を中和してコーディネートできるか、よく考えてみようと思います。


長くなりましたが、このブーツに一度足を通して欲しいです。コロナ渦でもファッションが面白くなると思います。


尚、こちらはInternational Gallery BEAMSのアイテムなので、町田店で通常展開はありません。

しかし、オンラインで試着申し込みや電話でお問い合わせいただければ、町田店でもご用意できますので、お気軽にお問い合わせ下さい。


最後に、普段あまりこんな長いブログは書きませんが、お店もオープンしてないということで書かせてもらいました。


また、買った物紹介します。



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井上