ゲットだぜ!
という事でこんにちは。
初っ端からうるさくてすみません。
今回は、普段淡白な僕にしては珍しくハイテンションです。
バチバチです。
100万ボルトくらい流れています。
訴えられたらさようなら。
という事でやって参りました、第2回となる購入品紹介。
今回は「時計」です。
コレ!という物があったわけではないのですが、漠然と何かしらが欲しかった「時計」。
半年くらい悩み続け、やっと購入に至りました。
ー関連アイテムはページ最下部にまとめてありますー
新しい相棒はコイツだ!
LIP / Churchill T18
カラー:GREY
価格:¥29,700(税込)
商品番号:51-48-0040-525
"LIP" - "Churchill T18"
2,3ヶ月前、少女漫画顔負けの運命的な出会いを果たし、購入まで決めた矢先に在庫切れしてしまったコチラ。
泣く泣く諦め、他の時計を死に物狂いで探していた所、改めてふとオンラインに目をやった7月初め。何と奇跡の再入荷。店舗にて即取り寄せ。購入。ここまで0.3秒。田邉は光速を超えた。
という事で字面の通り電光石火、信じられないスピードで購入に至ったわけですが、これが現物を見ても本当にもう最高of最高なんです。
とにかく喋り倒したいので、ここからはLIPの歴史、Churchillのディテール、逸話を永遠と延々と(テンションは炎炎と)滔々と話していきたいと思います。
まずはLIPの歴史から。
その歴史は150年以上昔にまで遡ります。
LIPは1867年、フランスは東部、パリから電車で3時間ほど南東へ向かった、スイス国境付近に位置するブザンソンにて創業した時計ブランドです。
都市部からは1歩離れ、フランスからスイス西部にまで流れる長江「ドゥー川」に大部分を囲まれた、自然豊かな街。
南東には、2008年にユネスコ世界遺産にも登録された城砦があり、歴史的にも重要な地です。
また、文豪や映画の発明者を生み出した街でもあり、文化的にも隆盛を極めています。
特産品としては、コンテチーズや「ヴァンジョーンヌ」と呼ばれる黄色いワインが有名です。
そんなブザンソンにて生まれたLIP。
創業者は「エマニエル・リップマン」です。
氏は、何とあのナポレオン1世こと、「ナポレオン・ボナパルト」と関係があり、ブランド創業前の1810年、リップマン氏は時計を贈呈し、皇帝はそれを愛用したと伝えられています。
権威あるブランドとして数多の企業を牽引していましたが、20世紀に入ると大衆向けの時計の製造を開始し、エマニエル氏の孫であり時計工房を開いた「アーネット・リップマン」は第一次世界大戦時に軍の要請を受け、砲兵将校のために腕時計の生産を始めました。
続く第二次世界大戦では、フランス軍のコクピットの計器類に使用されるほど、技術力の高さを国に買われていました。
それは大戦後、当時最先端のエレクトリックウォッチの開発を主導したほどです。
同モデルは、世界で初めて電池で動く時計として大きな評判を呼びました。
そういった背景もあり、世界的に権威ある時計ブランドとして確固たる地位を築いていたLIP。
その人気は他国の重鎮にも愛用される事となります。
1958年、当時のムーブメントでも名作と名高いキャリバーR27を搭載したモデルが発表され、フランスの大統領とアメリカの大統領に、
また、1994年、第二次大戦終戦50周年として、アメリカのクリントン大統領に、それぞれLIPの時計が贈られました。
そして、前後してしまいますが1948年、フランス政府は、第2次世界大戦にてナチス・ドイツの占領下におかれたパリ解放に尽力したとして、戦時中イギリス首相であったサー・ウィンストン・チャーチルに感謝の証としてLIPの時計を送ったとされています。
その時計こそが、今回僕が購入したChurchill T18です。
こちら、元々は1940年代に製造されていた“Type 18”というモデルの復刻版です。
チャーチル首相に贈呈された事で、記念に命名されました。
ちなみに、モデル名にあるT18、実はT24のモデルもあり、その違いはダイアルのサイズです。T18は39×21mm、T24は42×24mmの作り。(BEAMSではT18のみの取り扱い。)
1910年代半ばから1930年代に掛け、ヨーロッパ及びニューヨークを中心に栄えた装飾様式「アールデコ」を基調とした古き良きデザインを採用。当時からほとんどデザインが変わらず、文字盤と直線的な印象が特徴。
モデルは、LIPが第2次世界大戦を前にフランス中心部に移転し、戦後、創業地であるブザンソンに戻って工場を再稼働した頃に登場した型です。
半世紀以上もの間愛されている所以は、現代的な幾何学的文字盤と、スモールセコンドのモダンな仕様でしょう。
長針,短針,秒針の3つが同じ軸に並ぶセンターセコンドに比べ、スモールセコンドは長針と短針の2つしか並ばない為、文字盤自体を薄くする事が出来ます。
こういった細かい所にも、技術力の高さとこだわりを見出せますね。
また、平面のベゼルに馴染むリューズ、アラビア数字のインデックス等、ミニマルさを際立たせてくれるデザインが目白押しです。
少し大きめなボックス。
高級感がありますね。
モデル名 - 製造(発表)年 - 鋼(鋼鉄) - 30メートル防水
ブザンソン製
との記載。
ベルトには「仔牛の皮」と記されています。
ベルトには定革と遊革の2つが付いているので、しっかりと留まります。
デザインもそうですが、女性の方も使い易い設計ですね。
そうそう、女性といえば、ウチのレディースにもLIPの愛用者がいるんです。
LIP / 671102 レザー ウォッチ
カラー:SIL/30mmケース
価格:¥28,600(税込)
商品番号:61-48-0073-232
さて、誰の手でしょーか。
コチラは〈Ray BEAMS〉の1品。
時計を探していた所、僕がLIPを紹介。結果、僕より先に買う始末。やられた……。
個性的なデザインが光るコチラはMAGH2000というモデルの小ぶりなタイプ。
元となっているMAGH2000はコチラ。
LIP / MACH2000 Chronograph Rubber
カラー:BLACK
価格:¥59,400(税込)
商品番号:51-48-0037-232
この個性的なデザイン。
直前までコッチを買おうかと迷っていました。
「2000年になっても色褪せないデザインであるように」というコンセプトで作られた1品。事実、2021年現在の目から見ても全く色褪せていません。
比べて、少しシンプルになったタイプもございます。
LIP / MACH2000 Rubber
カラー:BLACK
価格:¥29,700(税込)
商品番号:51-48-0038-232
LIPは長い歴史の中で本当に数多くのモデルを残してきています。
調べれば調べるだけ面白い物が出て来るので、ぜひ色々と探してみて下さい。
しつこいくらいに細かくこまかーーく見てきましたが、如何でしたでしょうか。
読み切ったアナタは今日からLIPマスターと言えるかもしれません。

僕はこれからコイツとゆっくり時間を掛けて信頼関係を築いていきたいと思います。
皆さんも良き相棒に出会えますように。
では。
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