Military Watch Company

SN 2021.11.30

こんにちは。


先日で今年の日本のプロ野球も閉幕。

今年のポストシーズンは特に面白かったですね。熱戦に次ぐ熱戦!


数年後のメジャーを賑わせるであろうあのエース。

進化の楽しみな複数の若手選手の台頭、、。


新たな時代が始まるそんな予感です。

そんな中、勝負を決めたのはベテランの一振り!

いやー面白かった。


名前を出して伝えたいな、、。


んー、是非この続きは店頭で!



さて今回は腕時計のご紹介を。


MWC / MIL 1966
価格:¥9,900(税込)
商品番号:51-48-0036-161



ミリタリーウォッチカンパニーです!


シンプルな3針のミリタリーモデル。

ベースとなるタイプはベトナム戦争時にアメリカ軍が使っていたディスポーザブル(使い捨て)ウォッチ。


当時は手巻き仕様ですが、今モデルはクォーツ仕様となり、使いやすくリモデルされております。


しかしこの時計よーく見ると、、


おや!?


↑??


ブロードアロー???


この文字盤にある装飾の↑マーク。

こちらはブロードアローと呼ばれ、英国軍官給品に使用されるロゴマーク。


ん?


こちらの時計はベトナム戦争時のアメリカ軍が使用していたモデル、、、


あれ?

誤植か??

商品説明にも特に記載無し、、


ここは自分で調べてみるしかない!


とはいえ便利な時代。

いくつか調べてみたところ、、ございました!


ミリタリーウォッチカンパニーというのは、、


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1974年、ウォッチディーラーとして活躍していたヴォルフガング・オブリグハイメル氏が、イギリス国防省から当時のローデシア軍用の時計製作依頼を受けたのを機に、スイスのチューリッヒにて設立。

ローデシアはイギリス領であったため、英国国防省の官給品であることを示す↑ブロードアローのマークが文字盤下部に入っております。


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との事です。

ブランドの背景を汲んだデザイン。


当時の完全な復刻を望む方には少し違和感かもしれませんが、そもそも手巻きとクォーツという時点で大きく差があり、この辺りはアレンジとしてで良いのかなと思います。

(実際にはビームス での展開はありませんが、ミリタリーウォッチカンパニーにはブロードアロー無しタイプもございます。)


肝心の商品ですが、とても軽く、小さな33mmのケースサイズがディスポーザブルウォッチらしさを演出します。


腕に乗せた感じはこのバランス。


風防も段差を付けて盛り上がるプラスティックタイプ。


ケース裏はこんな感じ。

ピンは固定では無くバネ式で外す事が出来るタイプですね。

モデル名である、1966年の刻印が光ります。

ここにもブロードアロー&UKの刻印。


ムーブメントは日本のMIYOTA製の物を使い、組み立てをドイツにて。それぞれ安心感が有ります。



如何でしょう??


使用を重ね、ベルトがクタッとして来ると本領発揮でしょうね。


とにかくシンプルで、スタイルを選ばない三針タイプ。

様々なブランドからリリースされており、ビームスでも多種多様な物がございます。

その中でも特にシンプルなこちら。

スッと腕に馴染む一本。


スイスのブランドがアメリカ軍の時計を、自社の背景であるイギリス軍のロゴを入れ、日本のムーブメントを搭載し、ドイツで組み立てた一品。


皆様も是非!


ではまた宜しくお願いします。