
こんちくは〜
アシキで〜す
先に忠告します。
今回文字ばっっっっっかりです。
しかも大真面目に解説してます。
そして何も知らない人でもギリギリ理解できるようにグッチャグチャに噛み砕いてますので、有識者は黙ってて下さい。
全部読んだ人に幸せが訪れてくれることを祈っておきますが、絶対に15分は無駄にします。
では行く。
今回は、見ての通りARC'TERYXです。
以前、スタイリングでARC'TERYXを着た際に、防水には撥水が付き物みたいなことを言ったかと思います。
今回はその解説が出来ればいいかな
とか思ったり思わなかったりラジバンダリしてます。
BEAMS ARC'TERYX / Beta Jacket
価格:¥68,200(税込)
商品番号:11-18-3260-729
ARC'TERYX。
カナダ産まれのブランドです。
誰もが1度は見た事のあるロゴマークは、
アーケオプテリクス(始祖鳥)という恐竜の化石が元になっています。
実際に始祖鳥で1番有名な化石の写真と、ARC'TERYXのロゴマークは酷似しているんですよ〜。
BEAMS ARC’TERYX / MANTIS 16 BACKPACK
価格:¥19,800(税込)
商品番号:11-61-0578-729
まあ、余談はここまでにして
本題に移りましょう。

防水なのに撥水を兼ね備える理由は、
透湿性を損なわない為です。
【透湿性】とは水は通さないけど、微細な水蒸気なら通すというとんでもない機能です。
GORE-TEXはこの機能がかなり高いと言われています。つまり蒸れづらいという訳です。
この透湿性(蒸れづらさ)を損なわない為に、撥水という機能、つまり水を弾く力が必要になります。
生地の表面に撥水がある場合、
水は生地をコロコロと転がり落ちるでしょう。
しかし撥水がない場合、
水は生地に定着しやすくなってしまいます。
この理由は後ほど説明します。
こうなると前途した「水蒸気なら通す」という機能を持った生地自体に水分の膜を張ってしまい透湿性が損なわれてしまう、つまり蒸れやすくなってしまうのです。
その為、撥水加工が施されている訳です。
前途した水が生地に定着する理由は、
表地━━━━━━━━━━━━━━━
防水生地(メンブレン)┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
裏地━━━━━━━━━━━━━━━
このような層状になっており、撥水加工が無い場合この表地に水分が吸着してしまうのです。
水は狭いところに入り込む性質(毛細管現象)があります。
吸水性のない素材(ナイロンやポリ)でも濡れてしまうのは、その素材を構成する微細な繊維の隙間に水が入り込むんでしまうためです。
この毛細管現象を利用した商品も多岐に渡り存在しますがそれはまた別の機会に。
ちなみに、防水生地がサンドイッチ状態な理由は摩擦などにとても弱いためです。
みなさんがGORE-TEXだと思って見て触るその生地はただのナイロン生地なのです。
今日はここまで。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
僕のフィルム写真は今回割愛させて頂きます。
ゆるちて♡

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