スタッフ「コヴ」の記事

BEAMS PLUS ロードショー 第103夜

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。



第103回目はこちら


『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005)

監督:ジェームズ・マンゴールド

出演:ホアキン・フェニックス / リース・ウィザー・スプーン / ジェニファー・グッドウィン / ロバート・パトリック / ダラス・ロバーツ

あらすじ:実在のカントリーシンガーであるジョニー・キャッシュの主に1950年代から1960年代に焦点を当てた伝記映画

名前は知っていたのですが不勉強ながら代表曲も知らなかったので、この映画でどんな人物なのか、代表曲は何なのかを知りました。ずっと勝手なイメージでロックンロールシンガーだと思っていたのですがカントリーシンガーだったのが意外でした。

そして改めて調べてみると映画で描かれている時代が一番大変だった事、晩年も若い才能と一緒に精力的な活動をされていた事が分かりました。そして劇中だけでは分からない当時の時代の状況が分かり、この作品を観ているだけでは分からないジョニーの気持ちが少し理解が出来た様な気がしました。

まずは曲を聴いてみようと思います。

それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

この作品や他の作品もそうですが50年代、60年代を舞台にした作品を観ていると、シャツの裾をしっかりズボンの中に入れているのでどんなベルトを付けているのか見える事が多いのです。そんな時に結構な頻度で登場するのがこのベルトです。



ビームス プラス / ホーウィン レザー プレートベルト
カラー:ブラック、ブラウン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥13,200(税込)
商品番号:38-52-0009-168

(写真だと色が分かりづらくてすみません。)

相当前に一度登場してそこからしばらく入荷の無かったプレートベルトが入荷して参りました。

元々はドレス用のベルトなのですが、こちらはデニムパンツやチノパンにも使って頂ける様にアメリカのタンナーの<ホーウィン>社のクロームエクセルを使用しています。勿論、他のベルトも良いのですがこのプレートベルトにするとクラシックな雰囲気も出ますし、意外と色々なアイテムに合わせやすい万能なベルトです。

そしてスーツやジャケットに合わせて頂けるベルトも用意しています。



ビームス プラス / 栃木レザー プレートベルト
カラー:ブラック、ブラウン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥13,200(税込)
商品番号:38-52-0010-168

(写真だと色が分かりづらくてすみません。)

こちらは日本のタンナーで植物なめしで定評のある<栃木レザー>社のレザーを使い、ドレス用に芯地を入れて縫い合わせています。こちらはビームス プラスのスーツに合わせて頂くのをお勧めいたします。

このベルトに関して1点だけ気を付けて頂きたいのが、試着をする時です。

バックルの構造上、しっかりとバックルを留めてしまうとベルト自体にバックルの跡が残ってしまうので、試着をされる時には近くのスタッフに一言、声を掛けて頂きたいと思います。

それでは『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』どうぞお楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第102夜

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。



第102回目はこちら


『エクスプレス 負けざる男たち』(2008)

監督:ゲイリー・フレダー

出演:ロブ・ブラウン / デニス・クエイド / ダリン・デウィット・ヘンソン / オマー・ベンソン・ミラー

あらすじ:

実在の黒人アメリカンフットボール選手のアーニー・デイビスの活躍と功績を描いた作品

自分はスポーツ全般に疎く、特に海外のスポーツの選手の事になると不勉強で、この作品のアーニー・デイビス選手の事も映画を観るまでは全く知りませんでした。

活躍した時代が1960年代なので、どうしても公民権運動や人種差別とは無関係ではいられないのが本当に残念です。本来、スポーツ選手であればプレーの事や自身のコンディションやチームの事だけを考えていければいいのでしょうが、黒人選手というだけで(黒人選手だけではないですが)他の事とも戦わなくてはいけないのが本当に大変だし辛い事だと思いました。

大変な時代の事も描いてはいるのですが、この作品はスポーツ映画として本当に面白かったです。そしてアメリカンフットボールという競技にも興味が出てきたので、まずはルールから調べてみようと思いました。

それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

主に描かれるのがアーニーのシラキュース大学での活躍なので、大学生活の描写が出てくるのですが、その中で着ていたブロックチェックのオープンカラーのシャツが気になりました。

柄は違いますが、ビームス プラスでも大学で着られる様なシャツが今期も出ますよ。



ビームス プラス / マドラスチェック オープンカラー シャツ
カラー:レッド、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥13,200(税込)
商品番号:38-11-0483-139

こちらも毎年定番となっているマドラスチェックのオープンカラーのシャツです。シルエットもボックスシルエットで襟も開襟なのでボタンダウンシャツとは一味違ったよりリラックスした雰囲気で着て貰えると思います。

このシャツは既に入荷しているので、お近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

アメリカンフットボールのルールを知らない自分でも充分に楽しめる作品でした。

それでは『エクスプレス 負けざる男たち』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第101夜

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今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。



第101回目はこちら


『パーフェクト・ワールド』(1993)

監督:クリント・イーストウッド

出演:ケビン・コスナー / クリント・イーストウッド / T・J・ローサー / ローラ・ダーン

あらすじ:

脱獄犯のブッチ・ヘインズは8歳の男の子であるフィリップを人質に逃げている。そして逃亡を重ねる中で二人の距離感も変わってくる……

脱獄犯と人質の少年の話なのですが、まるで二人の少年の旅を見ているようでした。

良かった頃の記憶の父親を求めるかの様に、ここではない何処かを目指しているブッチと、そのブッチにまだ見ぬ父親の姿を重ねるフィリップ。
年齢の差こそあれ、友達との旅を見ている様な気になりました。そしてある出来事が切っ掛けで、決定的な悲劇に向かっていきます。いつか絶対に終わりが来るのは分かっているのに、それまでの旅路が上手く行っている様に見えるからこそ、本当に残念でした。是非、結末はご自身で確かめて頂ければと思います。


それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

やはり今回はブッチの格好に目が行ってしまいます。逃走の途中で盗んでいるので、後半にはいているジーパンはかなりウエストが大きいですしシャツも大きそうです。そして足元は多分、無名のワークシューズだと思うのですがそれが本当に格好良く映りました。そしてそんなワークシューズに引けを取らない物をビームス プラスでも扱っています。


ビームス プラス / オックスフォード ワークブーツ
カラー:ブラウン
サイズ:6.5~10.5
価格:¥30,800(税込)
商品番号:11-32-0372-335

今もアメリカ生産でワークブーツや軍用のブーツを作っているメーカーに別注をして作ってもらっているワークシューズです。アッパーのレザーにはしっかりオイルが染みこんでいるので、ちょっとの雨なんかは気にせずに履いて頂けますし、ソールも厚みがありつつ、適度な軽さと柔らかさがあるのでとても履いて頂きやすいシューズだと思います。

そして何よりみんな大好きな「MADE IN USA」です。

気になる方はお近くの店舗に問い合わせ頂ければと思います。

それでは『パーフェクト・ワールド』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第100夜

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第100回目はこちら


『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』

監督:アミール・❝クエストラブ❞・トンプソン

出演:スティービー・ワンダー / B.B.キング / マックス・ローチ / スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーン / ニーナ・シモン ほか

あらすじ:

ウッドストックと同じ1969年の同じ夏にニューヨークのハーレムで開催された「ハーレム・カルチャラル・フェスティバル」。イベント自体の撮影はされていたものの約50年間も地下室に埋もれたまま忘れ去られていた……

今までに誰も見た事の無かった「ハーレム・カルチャラル・フェスティバル」の映像を当時、観客として見ていた方や実際に出演した演者のインタビューも交えたドキュメント映画です。

映像を観ていると、その当時の暑さと観客の熱狂ぶりが伝わってきますし、観客や演者へのインタビューによって語られる1969年の生々しい空気感、その時の街の雰囲気も劇映画とはまた一味違うリアルさがあります。

勿論、その様なドキュメンタリーならではの面白さもあるのですが、何といっても錚々たるミュージシャン達の当時の演奏を観れるのがこの作品の一番の魅力ではないでしょうか?

それぞれのミュージシャン達の演奏について書いてると終わらなくなってしまうのですが、自分が一番好きなのはやはりニーナ・シモンでした。これは言葉では伝わらないと思うので、是非、この映画を観て頂きたいです。勿論、他の出演者の方々も素晴らしいです。

いつもは衣装を見ていくのですが、これはドキュメンタリーなので決まった衣装がないので今回はこれという物がないのですが、当時の人達がリアルに着ていた洋服が少しづつですが見れるのもドキュメンタリーならではの面白さだと思います。

そんな中で自分がこのフェスティバルに着ていくならこのシャツだというものが浮かんだので今回はそのシャツを紹介しようと思います。



ビームス プラス / バティックプリント プルオーバー バンドカラー シャツ
カラー:ペイズリー、マルチドット、トライバル
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-11-0481-139

このシャツもここ数年、柄を変えて出しているバティックプリントのシャツのシリーズです。

柄といい、色といい、相当インパクトのあるシャツで、一枚で充分、主役になると思います。この映画を観ているとこのぐらいインパクトのあるシャツを着て、フェスティバルに行きたくなりました。

こちらも店頭に入荷していますので是非、気になる方は近くのお店に問い合わせて頂ければと思います。

これだけのミュージシャンの演奏姿を一気に観る事が出来る機会も殆どないと思うので、是非、観て頂きたい作品です。

それでは『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ




BEAMS PLUS ロードショー 第99夜

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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第99回目はこちら


『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)

監督:スティーブン・スピルバーグ

出演:レオナルド・ディカプリオ / トム・ハンクス / クリストファー・ウォーケン / マーティン・シーン / エイミー・アダムス

あらすじ:飛行機のパイロットや医師、弁護士になりすまし、世界各国で小切手偽造事件を起こしたフランク・W・アバグネイル・Jrと彼を追うFBI捜査官のカール・ハンラティの姿を描いていく。

実在の詐欺師の伝記を映画化した作品です。フランクが有名になったのは詐欺の金額ではなく詐欺を始めた年齢が16歳とかなり若く、しかもかなり大胆な手口だったからだそうです。

映画自体は特に暗い雰囲気や重苦しい雰囲気はないのですが、何故か哀しい話に思えて仕方ありませんでした。

大好きだった両親が離婚してしまってショックで家を飛び出し生きていく為に始めた詐欺ですが、その詐欺で得た金でどうにか家族を元に戻そうとしたり、冒頭の場面から行っていますがボトルのラベルを剥がしているのも彼の何物でもない自分を表している様でした。

そしてクリスマス・イブに必ずカールに電話するのも、嘘で固めた自分ではない本当の自分を知ろうとし、追いかけてくる人物だからかなとも思いました。

それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

やはりパイロットの制服姿が一番印象的なのですが、自分が気になったのはフランスからアメリカに移送される時に着ていたこの柄のシャツです。



ビームス プラス / ストレッチオックスフォード タッタ―ソール ボタンダウン シャツ
カラー:ホワイト×レッド×ネイビー、ホワイト×イエロー×ブルー、ホワイト×サックス×グリーン
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥14,300(税込)
商品番号:38-11-0237-139

劇中のシャツの柄域はもう少し小さいのですが、ホワイト×イエロー×ブルーの組み合わせのシャツにグレーのスラックスにグレーのネクタイをしていました。ジャケットは着ていないのですが、とても落ち着いているけれど、地味にならない組み合わせでジャケットを着ても合うのだろうと思いました。

色の組み合わせも3種類あり、ジャケットは勿論、これからの季節ならブルゾンやデニムジャケットの下に着てもカジュアルになり過ぎず上品に着て頂けると思います。

こちらのシャツはもう入荷していて欠けているサイズもありますが、追加の入荷もあるので是非、お近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


あとこの映画を観ていて驚いたのは飛行機のパイロットの人気や社会的地位が思っていたよりも高い事でした。勿論、大変な仕事ではあるのですが当時はサインを求められるくらいの職業だったとは知りませんでした。

それでは『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第98夜

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

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今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。



第98回目はこちら


『ブロンクス物語 愛につつまれた街』(1993)

監督:ロバート・デ・ニーロ

出演:ロバート・デ・ニーロ / チャズ・パルミンテリ / リロ・ブランカート・ジュニア / タラル・ヒックス / ジョー・ペシ

あらすじ:

ブロンクスで暮らす9才のカロジェロ・アネロはある事が切っ掛けで地元のマフィアのソニーと交流を持つようになる。しかし父親のロレンツォはソニーと関わるなとカロジェロに注意するものの……

全く正反対の生き方をしている地味で勤勉なバス運転手の父親ロレンツォと派手で格好良いマフィアのボスのソニーの間で様々な事を学んでいくカロジェロ。

それぞれのやり方があり導き方は違うのですが、二人ともカロジェロを愛しているのがしっかり伝わってきます。

そしてロレンツォとソニーをたんなる善人と悪人として描いていない所もすごく良かったです。

他にも良かった所の具体的な描写も出来るのですが、これは実際に観て頂いて確認して頂きたい作品です。ボクは相当好きな作品になりました。


それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

1960年代が舞台なのでシャツはやはり開襟のシャツが多くしかもイタリア系の人達なので良い柄のシャツを着ているのですが、一番印象に残ったのは60年代前半のロレンツォがバスの運転をしている時の制服でした。

丁度、こんな感じのシャツです。


ビームス プラス / コットンツイル ワークシャツ
カラー:カーキ、オリ―ブ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥18,150(税込)
商品番号:38-01-0060-388

劇中でも半袖で、このシャツにネクタイをしてパイプドステムのストレートのパンツを履いているのがとても格好良かったです。

こちらのシャツは昨年、登場した新型です。生地は高密度で織られたコットンツイルで、かなり張りはあるのですが、肌触りは滑らかで暑い季節に着ても肌に張り付く感じはありません。ディティールは1950年代のワークシャツをベースに左ポケットをフラップポケットだけではないダブルポケットにアレンジしています。


サイズバランスもオリジナルのワークシャツに近いので、身幅は結構大きめです。

そして今年は昨年からの引き続きの2種類の生地にもう1種類新たな生地が加わります。どれも全く雰囲気の違うシャツなので、また揃ったらしっかり紹介したいと思います。


ロバート・デ・ニーロがマフィア役ではなく実直な父親役なのも意外ですが、とても良かったです。

それでは『ブロンクス物語 愛につつまれた街』とうぞお楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第97夜

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

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今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。



第97回目はこちら


『ウエストサイド物語』(1961)

監督:ジェローム・ロビンズ、ロバート・ワイズ

出演:ナタリー・ウッド / リチャード・ベイマ― / ジョージ・チャキリス / リタ・モレノ / ラス・タンブリン

あらすじ:

ニューヨークのウエストサイド・マンハッタン。ポーランド系のグループ「ジェット団」とプエルトリコ系グループの「シャーク団」は敵対関係にあった。そんな中、元ジェット団のリーダーだったトニーはダンスパーティーで現シャーク団のリーダーの妹であるマリアと出会いお互いに恋に落ちるが……

もう説明不要のミュージカル映画の傑作であり、今週からスティーブン・スピルバーグ版も公開になった作品です。

冒頭の有名な口笛からスタートして、ダンスが始まります。そこからは歌とダンスに圧倒されっぱなしであっという間に終わってしまいました。その劇中に流れる音楽ははこの作品を未見だった自分でも知っている様な「トゥナイト」や「マンボ」といった有名な曲もあり本当に楽しい時間でした。

話のベースはある有名な恋愛物語なのでそのタイトルを聞いただけで色々と推測が出来てしまうのですが、物語の結末以上にやはりダンスと歌は見応えがありました。。そしてこのロバート・ワイズ版を観たので、次は現在公開されているスピルバーグ版を観に行って比較もしてみたいですし、実際のミュージカルもタイミングが合えば観に行こうと思います。


それではここからは衣装を見ていきましょう。

劇中に登場する人物たちはカラフルではあるのですが、とてもシンプルな単色の物を着ている事が多い印象でした。勝手な想像ですが衣装を魅せるというよりもダンスがメインなのでそれを邪魔しない様に柄物が少ないのかななんて思ったりしながら観ていました。

そんな中、観ていて思い出したのがこちらのブルゾンです。


ビームス プラス / シアサッカー チェック ジッパー ブルゾン
カラー:グレイチェック、ライトブラウンチェック
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥30,800(税込)
商品番号:38-18-0163-803

使用している生地はコットン100%ですが細かいシアサッカー地なので、肌への接地面が少ない為にサラッとした肌触りで春先は勿論、初夏まで着用して頂けると思います。

パっと目に付くのはシンプルなフラップポケットですが、フラップをめくるとジッパー付きのダブルポケット仕様になっていたり、サイドからも手を入れられる様になっていたりとアップデートもしっかりしております。


まだまだ寒い日も続きますが、この様な春らしいブルゾンをご用意頂いてもよろしいのではないでしょうか?こちらは既に入荷しているので、お近くの店舗に問い合わせてみて下さい。

自分はロバート・ワイズ版、スピルバーグ版それぞれの演出の違いにも注目して観に行こうと思っています。

それでは『ウエストサイド物語』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第96夜

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。



第96回目はこちら


『THE ICE MAN 氷の処刑人』(2012)

監督:アリエル・ヴロメン

出演:マイケル・シャノン / ウィノナ・ライダー / レイ・リオッタ / クリス・エヴァンス

あらすじ:

良き夫であり、父親でもあったリチャード・ククリンスキーであったが、彼は逮捕までに100人以上を殺害した殺し屋だった。

実在した殺し屋の話を基にした映画です。

犯行時刻を狂わせる為に行っていた工作から映画のタイトルにもなっている『THE ICE MAN』と呼ばれていたそうです。

一番興味を引いたのは良き家庭人としての生活と冷徹な殺し屋としての二重生活での精神状態でした。

家族に怪しまれてもおかしくないのにその様な素振りを見せなかったという事は、相当強い家族に対する気持ちがあったのかと思います。自分の元々の家族が普通ではなかったからこそ、よりその気持ちが強くなったのかと感じました。自分としてはもっとその辺のククリンスキーの精神にフォーカスしてもらいたかったです。

そして一番怖いのは何といっても主演のマイケル・シャノンの顔が怖いです。他にもレイ・リオッタやロバート・デヴィ等の強面の俳優ばかりなのでそちらにも注目して観て下さい。

それでは衣装を見ていきましょう。

仕事以外でのククリンスキーは目立たない普通の恰好をしています。

そんなククリンスキーが着ていそうなカーディガンが入荷しています。

こちらです。


ビームス プラス / コットン ストライプ カーディガン
カラー:マスタード、グリーン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥14,300(税込)
商品番号:38-15-0126-048

写真だと分かりづらいのですが編地が立体的になる様な編み方をしているので、まだまだ先ですが高温多湿の夏にかけても着やすいカーディガンです。しかも使用している糸はかなり強めに紡いだ糸を使用している為にサラッとした肌触りです。

ストライプの入り方や色はどこか懐かしさを感じさせるもので、流行り廃りは関係ないのでずっと着て頂ける定番の1枚になると思います。

マドラスチェックのボタンダウンシャツは勿論、オープンカラーのシャツとも相性は良いですし、Tシャツの上に直接着て頂いても良いのではないでしょうか?

こちらは既に入荷している商品なので、気になった方は是非、お近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。。

それでは『THE ICE MAN 氷の処刑人』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第95夜

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。



第95回目はこちら


『バガー・ヴァンスの伝説』(2000)

監督:ロバート・レッドフォード

出演:マット・デイモン / ウィル・スミス / J・マイケル・モンクリーフ / シャーリーズ・セロン

あらすじ:

1930年、ジョージア州サバンナで天才ゴルファーとして将来を期待されていたラナルフ・ジュナだったが、第一次世界大戦に出征した事でゴルフが出来なくなってしまう。そんな時にサバンナで有名プロゴルファーを招いての試合が企画される。ジュナにも出場依頼が来るが自分のゴルフを見失っている彼は出場を断ろうとするが、そんな彼の前にキャディーをしたいというバガー・ヴァンスが表れて……

アメリカ南部特有のスパニッシュ・モスだったり、湿地帯だったり、ワニがいたりのとても南部の美しい風景が特徴的な作品でした。

一番メインとなるキャラクターのジュナの再生の物語でありとても前向きな明るい話ではあるのですが、正直に言いますとこの作品はファンタジーの一種だと思うのですが、それでも自分は気になるところがあってストーリーに乗れない作品ではありました。


それではここからいつも通り衣装を見ていきましょう。

もう一人の主人公であり物語の語り部であるハーディが少年期に着ているワンシーンだけ着ているベストがとても目を引きました。

オフホワイトとダイヤモンド柄のブルーのグラデーションのニットでとても上品なニットでした。

このニットを見て思い出したのが、このカーディガンでした。


ビームス プラス / リネンコットン ジャカード ニットカーディガン
カラー:インディゴ、カーキ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥27,500(税込)
商品番号:38-15-0127-156

こちらはメインの色がインディゴですが、ナチュラルとサックス、インディゴのグラデーションになっているので、春先でも重くならずに着て頂けます。

このカーディガンに使用している糸はビームス プラス別注の糸でしっかりとしたボリュームがありながらもシャリ感のある風合いに仕上がっていて肌触りも気持ち良いです。

ジグザグのグラデーションがある事でシンプルになり過ぎず、一枚でも主役になるカーディガンだと思います。

こちらは既に入荷していますので、気になる方は是非、お近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


映画自体の感想は人それぞれなので一度見て頂いて、良ければ感想を聞かせて頂きたいと思います。

それでは『バガー・ヴァンスの伝説』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第94夜

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。



第94回目はこちら


『僕を育ててくれたテンダー・バー』(2022)

監督:ジョージ・クルーニー

出演:ベン・アフレック / タイ・シェリダン / リリー・レーブ / マックス・マーティーニ / クリストファー・ロイド

あらすじ:

父親と離れて母親の実家で暮らす主人公の「JR」はバーテンダーで叔父であるチャーリーのバーに入り浸っている。そしてそのバーで色々な事を学んでいく。

こちらの作品は劇場公開は無く、配信限定なのですが比較的観やすい環境の作品だと思います。

実在の作家の自叙伝が原作の映画で正直、大きなカタルシスもなく淡々と話は進んでいきます。しかし全く退屈する事の無い話でした。

何より格好良いのはJRの叔父であるチャーリーと彼のバーにいる常連の客たちです。父親ではない微妙な距離感ながら彼なりの「男としての作法」を教えていったり、必要最低限の助力をしたり、と父親のいないJRを「良い距離」で見守っていきます。

チャーリー自身に教養と彼なりの哲学があり(彼の働いているバーの名前にもそれが出ています。)それをJRにしっかりと伝えていきます。そして常連達も同様です。父親というロールモデルのいないJRにとっての大きな存在なんだと思います。

その上でどの様にJRが成長していくか是非、ご覧になって頂きたいです。


それではいつも通り衣装を見ていきましょう。

正直に言いますと今作は作中でも字幕で出るのですが1970年代からの話です。ですので若干ビームス プラスのテーマの時代とはずれてしまうのですが、ご容赦下さい。

その上で気になるのはやはりチャーリーの着ている物です。映画全編を観ていてもほとんどの場面でポロシャツを着ています。しかも総柄だったり、ストライプだったりかなりのバリエーションがありました。そんなチャーリーを見て紹介したいのはこちらのアイテムです。



ビームス プラス / ストライプ ニット ポロ
カラー:ブラック、ブラウン、マスタード、グリーン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥14,300(税込)
商品番号:38-02-0009-156

こちらはニット生地のポロシャツなので、鹿の子のポロシャツとはまた違った雰囲気でしかもストライプの入り方がかなりクラシックです。着こなしとしてはブルーデニムのパンツなんかも良いのですが、自分のお勧めはホワイトのデニムやコーデュロイのパンツでしたり、センタークリースの入っているスラックスに合わせるなんて如何でしょうか?

このポロシャツは写真のとおり半袖なので入荷は少し先になってしまいます。しかし予約を受け付けておりますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせてみて下さい。

個人的な話をするとこの映画のチャーリーの様に色々な事を知っていて、少し無責任な「良い距離間」の取れる「おじさん」に凄い憧れがあるので、自分の姪っ子や甥っ子に対してこんな「おじさん」になれたらいいなぁと日々思っています。

とても柔らかい印象の青春映画であり家族映画でもあり、定期的に観返したくなる映画です。

それでは『僕を育ててくれたテンダー・バー』どうぞお楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第93夜

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。



第93回目はこちら


『カジュアリティーズ』(1989)

監督:ブライアン・デ・パルマ

出演:マイケル・J・フォックス / ショーン・ペン / ジョン・C・ライリー / ジョン・レグイザモ

あらすじ:

1966年、ベトナム。主人公のエリクソンが所属する小隊は敵陣の中の偵察を命じられる。しかし小隊の軍曹を始めとする4人の兵士が戦争とは関係ないある暴挙に出る。エリクソンは上層部に報告をするが……

ベトナム戦争時に実際にあった事件を元に映画化した作品だそうです。

正直、観ているのがきつい映画でした。戦時下の異常な状況だったとの言い訳が出来ないくらいひどい事ですし、許されない事です。そして自分が同じ状況になったらと考えさせられました

やはり戦争自体がなくなればよいと改めて強く思う作品でした。

それではここからは衣装を見ていきましょう。

ベトナムが舞台なので相当、蒸し暑いのでほとんどの場面が軽装なのですが、唯一、雨が降る場面で着ている物を見てこのパーカーを思い出しました。

こちらです。


ビームス プラス / 3レイヤー ミリタリーパーカ カモフラージュ
カラー:ウッドランドパターン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥63,800(税込)
商品番号:38-18-0170-139

コットン生地に透湿防水機能のあるフィルムと裏地にコットン生地を張り付けた3層の生地を使用し、60年代のアメリカ軍のウッドランドパターンをプリントしたミリタリーパーカです。

まず大きなウエスト部分のハンドウォーマー付きのフラップポケットと両袖のフラップポケットに加え、フロントジップの内側には両サイドに大きなジップポケットをプラスして収納力を高めました。また脇下にベンチレーションを付ける事で体温調節も容易にしています。

クラシックな見た目に反し、高機能素材と収納をプラスする事で現代的にアップデートをさせた1枚です。透湿防水機能のあるフィルムを使用していますが縫製の関係で完全防水ではありません。しかし軽い雨なら全く問題無く使用して頂けます。

自分はニットが好きで重ね着をする事が多いので、この様な高機能のアウターはかなり重宝します。より軽く温かい物を求めるのであればインナーダウンやプリマロフト🄬等のインナーを着て頂くのも良いと思います。

秋口から冬にかけて、そして春先までインナーを変えるだけでかなり活躍するアウターではないでしょうか?
このパーカはまだ入荷しておらず、予約を受けていますので気になった方は是非、お近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

映画自体は万人にお勧め出来る内容ではないのですが、考えさせられる作品でした。

それでは『カジュアリティーズ』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第92夜

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。



第92回目はこちら


『ブラック・ダリア』(2006)

監督:ブライアン・デ・パルマ

出演:ジョシュ・ハートネット / アーロン・エッカート / スカーレット・ヨハンソン / ヒラリー・スワンク / ミア・カーシュナー

あらすじ:

1947年、LAの空き地で体を切断された女性の死体が見つかる。ハリウッドでの成功を夢見ていたその女性を人々は「ブラック・ダリア」と呼んだ。そしてその捜査に携わる事になる刑事2人はLAの暗部に囚われていく……

今だ未解決事件として有名な実際にあった「ブラック・ダリア事件」を基に作家のジェームズ・エルロイの物語を原作にした映画です。

2人のファム・ファタールに翻弄されていく、2人の刑事の物語です。完全なフィルム・ノワールですね。

何年も前に原作を読んでいたのですが、より映像になると分かりやすく面白いですね。ミステリーの要素が強いので、何を書いてもネタバレになりそうなのでここではストーリーには触れないでおこうと思います。

現実の事件を基にはしていますが、しっかりエンターテインメント作品になっており面白かったです。是非気になる方は観てみて下さい。

それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

舞台は1940年代で、主人公も刑事なので、大体、スーツやジャケット、トラウザーを着用しています。この時代のジャケットもスーツも今の時代から見るとかなり特徴のあるクセの強いディティールの物が多いのですが、今回はパンツに注目したいと思います。

劇中に出てくるパンツはプリーツ入りでウエスト部分にゆとりがあり、裾にかけてテーパードしている物がほとんどです。自分は映画を観ていてこのパンツを思い出しました。


ビームス プラス / 2プリーツ コットンツイル トラウザーズ
カラー:ライトブラウン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥22,000(税込)
商品番号:38-23-0159-791

こちらは新型なのですが、見覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ビームス プラスではすでに定番アイテムの「2プリーツ ツイルパンツ」の新型でフルレングスバージョンです。今までのモデルは9分丈だったのをフルレングスにし、テーパードも若干緩くしています。なのでより様々なコーディネートに対応出来る様になりました。

生地の素材は染料や化学薬品を用いずに天然色のコットンをブレンドして使用し、このカーキの色を表現したそうです。

綿そのままの色であり、収穫の年の気候の影響で色味も変わってくるそうで、しかも洗濯や乾燥のさせ方によっても色味が使い込んだヌメ革の様な経年変化するそうです。

履く方の体形や洗濯方法によりデニムとはまた違った変化を楽しめる1本になると思います。

このパンツはまだ入荷しておらず予約を受けていおりますので、気になった方は是非、お近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


それでは『ブラック・ダリア』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第91夜

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。



第91回目はこちら


『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』(2021)

監督:シャカ・キング

出演:ダニエル・カルーヤ / ラキース・スタンフィールド / ジェシー・プレモンス / ドミニク・フィッシュバック

あらすじ:

ウィリアム・オニールは自動車泥棒の現行犯で捕まるがブラックパンサー党にFBIのスパイとして潜入すれば刑務所行きは免れると言われ協力する事になる。ブラックパンサー党にはカリスマ性の高いフレッド・ハンプトン議長がおり、彼もフレッドのカリスマ性に惹かれていくが……


2022年明けましておめでとうございます。


この作品は昨年のアカデミー賞の様々な部門にノミネートされていたにも関わらず日本では劇場公開されずソフトもDVDのみでしたが、2022年にやっと配信がスタートするので新年第一回目に紹介する事にしました。

実話をベースにした作品で、潜入捜査物に類する話です。

潜入捜査物の楽しみは登場人物の心の揺れと、正体がバレるのかバレないのかの部分ですよね。

最初はブラックパンサー党に特に興味の無かった主人公のウィリアム・オニールが、仲間になる過程でブラックパンサー党の議長でありターゲットでもあるフレッド・ハンプトンとどんどん親密になり組織の中でも出世していきながら、同時にFBIに情報を流し、苦悩しながらも生き残っていく様に同情とも怒りとも哀しみとも取れる様な何とも言えない気持ちになりながら観ていました。

大体の潜入捜査物を観ている時の気持ちがこんな感じです。

またブラックパンサー党についてもただの暴力的な集団という描き方をしているのではなく、どんな思想があったのか、どんな活動をしていたのかが少しですがわかる描写があったので、もう1人の主人公と言ってもよい「フレッド・ハンプトン」とブラックパンサー党について改めて調べてみようと思いました。


それではここからはいつもの様に衣装を見ていきましょう。

今回は特定の人物ではなくブラックパンサー党の党員に着目したいと思います。

写真で見た事がある方もいらっしゃるとは思いますが、男達は殆どがブラックのベレー帽にタートルネックにブラックのレザージャケットを着ています。

ショート丈もミディアム丈もいて特に形が決まっている感じはないのですが、それぞれに好きな物を着ているのがとても格好良く映りました。

そんな映画の中に出てきても良い様なレザージャケットを紹介します。

こちらです。


ビームス プラス / MJKT レザージャケット
カラー:ブラック
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥121,000(税込)
商品番号:38-18-0134-343

1940年代のレザージャケットをベースに作ったレザージャケットです。レザージャケットですが、ライダースジャケットではないので着方を限定せず様々なコーディネートが出来ると思います。

縫製の工場はアメリカのハイウェイパトロールの制服を作っている工場なので、かなり頑強な作りです。使用している革はカウレザーで、武骨な見た目に反してかなり柔らかく最初からとても着やすいです。

ディティールもシンプルなのでバイカースタイルは勿論、ハイゲージのタートルネックのニットにウールのスラックスを合わせても上品に着て頂けると思います。

何よりみんな大好き「MADE IN USA」です。

気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂き、是非、試着して革の柔らかさ、着やすさを実感して頂ければと思います。


それでは『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』どうぞお楽しみ下さい。


そして2022年も宜しくお願い致します。


コヴ



BEAMS PLUS ロードショー 第90夜

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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第90回目はこちら


『ダイ・ハード』(1988)

監督:ジョン・マクティアナン

出演:ブルース・ウィリス / アラン・リックマン / ボニー・べデリア / レジナルド・ヴェルジョンソン

あらすじ:

ニューヨークの刑事であるジョン・マクレーンはクリスマスイヴを妻と過ごす為にカルフォルニアの彼女の勤めているビルを訪れていた。そんな時にテロリスト集団がそのビルを占拠し妻も人質となってしまう。

今回はクリスマスという事で、ある意味特別編です。先日のラジオから散々「ダイ・ハード」と言い続けていたら今回実現してしまいました。

刑事アクション映画の印象が強いですが、実はクリスマス映画なんです。

何故、ランニング一丁と裸足で戦う事になるのかの振りに感心したり、地元の警官のアルとの友情やアルの最後の行動にグッときたりと、観返してみるとやはり面白いですね。

いつもなら衣装を見ていくのですが、今回は主人公のマクレーンがランニングとスラックスに裸足なのでお休みさせて頂きます。

しかし他の登場人物を見ていくとかなり大きな肩パッドの入ったジャケットだったり、ネオンカラーのジャケットだったり、女性たちのパーマの感じが「ザ・80年代」でとても時代感が出ていて興味深いです。

今回は特別編?という事と2021年最後なので少し自分の話をさせて頂きたいと思います。

自分が子供の頃は木、金、土、日曜日に大体21時からそれぞれのテレビ局で映画を放送していました。(だからこのブログもアップの時間が21時なんです。)

その時にこの『ダイ・ハード』を始めとするアクション映画やSF映画、サスペンス映画、ホラー映画等を観るのが毎週の楽しみだったんです。

しかもホラー映画なんかは「観る」というよりも「遭遇」してしまい、怖いのに気になって観続けた結果、夜中に一人でトイレに行けなくなったりした記憶もあります。

今はテレビで映画を観る機会は減って、サブスクリプションで好きな時に好きな作品を簡単に観る事が出来る様になりましたが、その分変な映画に「遭遇」する機会は減ってしまい少し残念な気もしています。そしてそんな「遭遇」も含めて子供の頃に色々な映画を観る機会があったから、今も映画を観る事が好きなのかなとぼんやり思ったりしながら今回の『ダイ・ハード』を観ておりました。

面白い映画はストーリーも全部知ってるのに観ちゃいますよね。

それでは『ダイ・ハード』お楽しみ下さい。


またBEAMS PLUS ロードショー、今年一年もお付き合い頂きありがとうございました。来年もまだまだ続けていける様に頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

皆さま、良いお年をお迎え下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第89夜

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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『ワイルドライフ』(2018)

監督:ポール・ダノ

出演:ジェイク・ギレンホール / キャリー・マリガン / エド・オクセンボールド / ビル・キャンプ

あらすじ:

1960年、アメリカ北部のモンタナに引っ越してきた3人家族。幸せに暮らしていたが父親の突然の解雇により徐々に家庭が崩れていく。

何か決定的で大変な事が起こる訳ではなく、少し気持ちを落ち着かせていれば回避出来たであろう事から徐々に壊れていってしまう家族を主人公である14歳のジョーを通して描いていきます。

どうにか家族を繋ぎ止めようとするのに出来ない辛さ、初めて見る「母親」、「父親」ではないそれぞれの「一人の人間」としての両親。色々なものを受け止め様とするも自分ではどうしようもないもどかしさ。

正直、何とも言えない気持ちになったと同時に、自分だったらどうしていたかを考える作品でした。

とても静かで小さな家族の物語ですが、様々な演出も含めて豊かな作品だと思います。

それではここからは衣装を見ていきましょう。

今回、注目するのはやはり主人公のジョーです。映画の序盤から多分、履き始めたばかりであろうまっさらなブルーデニムの5ポケットのパンツを履いています。

(このデニムパンツを含めた最初の衣装と物語が進んでいく毎に変化していく衣装については後ほど書きたいと思います。)

しかし今回は父親の仕事を手伝っている時に履いているペインターパンツに注目したいと思います。

ハッキリとは映らないのですが、遠目から映るタグやバックポケットの感じから有名なワークブランドの物を穿いてるのではないかと推測されます。そのパンツをデニムパンツもそうなのですが、綺麗にロールアップしてソックスが見えるくらい短めに穿いているのが印象的でしたし、ペインターパンツ自体を久しぶりに見たので、穿き方も含めてとても新鮮に映ります。

そして今季、ビームス プラスではそんなペインターパンツが久々に登場しました。

こちらです。


ビームス プラス / デニム ペインターパンツ
カラー:ユーズド、ワンウォッシュ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-24-0073-791

使用している糸は完全に糸の芯までは色が染まらない染め方をしたムラ糸で、縦糸、横糸の太さを変えている為に生地もしっかりとした張りがあるのに柔らかさもある生地に仕上がっております。ワンウォッシュのタイプも濃い色味で穿いていくとしっかりと体に馴染んだ色落ちになっていくと思います。

1950~60年代のストア系ブランドのペインターパンツをベースに、ヒップ寸やレングスなどを調整し仕上げたそうです。元々、ペインターパンツは古着でもレングスの長い物が多かったので(作中でロールアップしているのもそのせいかもしれませんね。)このパンツに関してはロールアップしないでも穿けるレングスのバランスにしています。

実はこのパンツは初回の入荷時に一気に売れてしまい、追加入荷があってやっと店頭でサイズが揃ったので是非、このタイミングで試着して頂きたいと思います。


またここから上記した様にジョーの衣装を見ていきたいのですが、序盤の頃はボーダー柄のTシャツを着ています。

これは何度かこのブログでも言及していますが、映画の中では「ティーンエージャー」とりわけ「子供」を示す記号の様にして着用されます。最初は子供だったジョーが物語が進むにつれてどの様な物を着ていくのか、そしてどんな「色」のアイテムを着ているのかを見ていくと気持ちをあまり喋らないジョーの心情が分かる様な気がします。

そして自分が一番注目して頂きたいのは最初から穿いていたデニムパンツの変化です。ここにジョーの成長を感じグッときてしまいましたし、他の部分でも色での演出がとても上手いと思いました。

今作の監督は俳優としても活躍している『ポール・ダノ』なのですが、この辺の細かい色の演出も俳優出身監督ならではと考えると彼の監督2作目がとても楽しみです。

それでは『ワイルドライフ』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第88夜

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。



第88回目はこちら


『アンブロークン 不屈の男』(2014)

監督:アンジョリーナ・ジョリー

出演:ジャック・オコンネル / ドーナル・グリーソン / フィン・ウィットロック / ギャレット・ヘドランド /  MIYAVI

あらすじ:

ベルリンオリンピックにも出場した「ルイス・“ルイ”・ザンペリーニ」は第二次世界大戦中に爆撃機に搭乗中に故障に合い海に不時着し漂流する事となる。日本海軍に救出されるもさらなる過酷な運命が待ち受けていた。

これは実在したアメリカの長距離走の選手の伝記を元にした映画です。

「現実は小説よりも奇なり」とはよく言ったものだと思うくらいの体験をされていて、なおその運命に屈しなかったまさに「不屈の男」の物語です。

この映画に対しては色々な意見があり、それについてはどの方向から物語を観るかによって変わるものなので言及はしませんが、確実に言える事は「戦争」は絶対にするべきではないという事です。


それではここからは衣装を見ていきましょう。

最初のシーンで主人公のルイは爆撃機の乗組員として登場します。その際に着ているのが多分「A-2 フライトジャケット」だと思います。配属が南方の島なのでライトな「A-2」だったんだと思います。

ビームス プラスでもこの「A-2」に類する様なレザーのジャケットの扱いはあるのですが、今までも紹介しているので今回は別のミリタリータイプのジャケットを紹介しようと思います。

こちらです。


ビームス プラス / N-3B ダウン ジャケット
カラー:ブラック。オリーブ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥52,800(税込)
商品番号:38-18-0130-139

このジャケットはフライトジャケットの中でもヘビーゾーンで使用されていたN-3シリーズを元に、街着でもより快適に着用して頂ける様にアップデートさせたモデルです。ジャケットの中にはプリマロフト🄬マイクロファイバーと撥水ダウンを使用し、通常のダウン以上の保温性、耐水性、通気性を持たせ、更に軽量化も図っております。しかも脇の下に大きなジップでの隠しベンチレーションを付けている為に温度の調整も行いやすくしています。

表地にはヘビーナイロンツイルを使用し見た目のベーシックさや武骨さを残しながら機能性をアップさせた街着に最適のジャケットに仕上がっております。

是非、気になる方はお近くの店舗で試着して頂き、見た目の重厚さとそれに反した着心地の良さを体感して頂ければと思います。


映画自体はどうなっていくのか読めない展開に目が離せなくなってしまいます。伝記映画なので調べれば結末は分かってしまうのですが、前情報を入れずに観て頂ければと思います。

それでは『アンブロークン 不屈の男』どうぞお楽しみ下さい。

コヴ