スタッフ「コヴ」の記事

BEAMS + ロードショー 第5夜

いつもblogをご覧頂ありがとうございます。

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。


この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第5回目はこちら


『グッドモーニング、ベトナム』(1988)

監督:バリー・レビンソン

出演:ロビン・ウィリアムス / フォレスト・ウィティカー / ドゥング・タン・トラン / チンタラー・スカパット

あらすじ:

1965年 サイゴンに赴任してきたアメリカ軍の人気DJの姿を通してベトナム戦争を描いていく


数ある戦争映画の中でもかなり異色の作品で、戦闘シーンが多くはないのでその戦闘の描写が苦手な方でも比較的観やすい作品だと思います。

作中ではロビン・ウィリアムスがずっとしゃべり続けていたり、ベトナムの田園風景が空撮でとても綺麗に撮られていたり、現地の人との交流があったりと戦争映画の悲惨さを前面に出す様な作品では無いのですが、しっかり戦争の冷徹さも描いている作品です。

正直、劇中のスラングやブラックジョークはほとんど分からなかったのですが、それでも楽しめました。


そしてBEAMS PLUS的に気になるのは登場人物達の着ている洋服ですよね。

主人公はあまり軍服を着ずに普通のシャツを着ているのですが、よく見ていると第1ボタンと第2ボタンの間隔が広いんです。現在ではシャツのフロントボタンは7個が主流ですが、当時は6個がほとんどで第1ボタンを開けるとフロントがかなり大きく開いています。ボタンダウンシャツも着ていますが同様にボタンは6個ではないでしょうか。

そしてBEAMS PLUSもここ数シーズンは60年代のモデルをベースにした6個ボタンのシャツも出しています。定番のボタンダウンシャツとはまた違ったシルエットでもあるので、こちらもお勧めです。

ビームス プラス / レギュラーカラー マルチストライプシャツ
カラー:マルチ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥18,000+税
商品番号:11-11-5964-139

あと主人公が着けている時計も以前、似ている物をBEAMS PLUSで取り扱っていて、今になって買っておけば良かったと後悔しました。

他の兵士たちはほとんどがオリーブグリーンのBDUジャケットとファティーグパンツで、ファティーグパンツの裾をコンバットブーツの中に入れているのが印象的でした。


ビームス プラス / ミリタリー ユーティリティーパンツ
カラー:カーキ、オリーブドラブ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥15,500+税
商品番号:11-24-2098-791


将校達はカーキの制服を着ていて、センタークリースもしっかり入っているパンツにオフィサーシューズを履いています。

実際にこの格好をするとコスプレになってしまいますが、パンツの太さと裾のバランスはどうにかして真似したいものです。

映画の内容はもちろんですが、衣装も注目してもらうとより楽しめると思います。


では、『グッドモーニング、ベトナム』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ


BEAMS + ロードショー 第4夜

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この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

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今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第3回目はこちら


*今回は手持ちがございませんので、映画の1シーンをイラストで


『ダーティーハリー』(1972)

監督:ドン・シーゲル

出演:クリント・イーストウッド/ハリー・ガーディノ/アンディ・ロビンソン/レニ・サント―二

あらすじ:

サンフランシスコを舞台に卑劣な殺人犯とサンフランシスコ市警のアウトロー刑事の対決を描いていく


言わずと知れた刑事映画の名作の1つですね。

刑事映画は各都市の刑事の活躍を描く訳ですから実在の都市が舞台の有名な作品が沢山あります。

代表的な作品だと、

デトロイトの刑事がハイソサエティーなビバリーヒルズで捜査をする『ビバリーヒルズコップ』。

リゾート地で有名なマイアミが舞台の『マイアミバイス』。

ニューヨークの運の悪い刑事がクリスマスのロサンゼルスで事件に巻き込まれる『ダイハード』。

東、西海岸を問わずありますし、他にもシカゴ、ボストン、ワシントンD.C等、当たり前ですが全米各地が登場します。


今作『ダーティーハリー』はサンフランシスコが舞台なので、坂の多い街並みやゴールデンゲートブリッジがしっかり出てきます

因みにこの作品は、実際にサンフランシスコで起こっていた事件を基に原作が書かれてるそうです。


今回改めて知ったのですが、『ダーティーハリー』と言えば”44マグナム”と連想していたのですが・・・、実はこれは弾丸の名前で使っている銃は”S&W M29”という銃だったんですね。

こんな事を言っているとガンマニアの方に怒られそうです。すみません。


そしてBEAMS PLUS的に注目なのはクリント・イーストウッド演じる、ハリーキャラハンのジャケットの着こなしではないでしょうか?

最初のシーンからエルボーパッチ付きのグレーヘリンボーンのツイードジャケットにバーガンディーのVネックニット、チャコールグレーのスラックス、サングラスは多分レイバン?で登場します。

その後もブラウンの大振りなチェックやブラウンヘリンボーンのツイードジャケットが登場します。

カジュアルな格好だと以前BEAMS PLUSでも扱っていたキャップショルダーのブルゾンやスポーツブルゾンなんかも着ています。

ダーティーの二つ名を持つ刑事にしては、ほとんどの場面でベストを着てしっかりネクタイをしているのが意外でした。

サングラスは似合う気がしませんが、ジャケットの着こなしはすぐにでも真似したくなりますよね。


ボクはサンフランシスコには行った事がないのですが、行った事のあるスタッフに話を聞くと「夏は気温が上がって暑くても湿度が低いので木陰では肌寒い事もあったり、朝と夜は気温が低い為に現地の人はツイードのジャケットを着ている人が結構いる」とのことです。

実際に行ってみないとわからない事は沢山ありますよね。


かなり硬派な刑事映画ではありますが、今一度観直してみてはいかがでしょうか?

ボクは部屋でジャケットを引っ張り出してジャケットの1人試着大会をしてしまいました。



では、『ダーティーハリー』どうぞお楽しみ下さい。



コヴ

BEAMS + ロードショー 第3夜

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第3回目はこちら


『シェフ』(2014)

監督:ジョン・ファブロー

出演:ジョン・ファブロー/ソフィア・ベルガラ/ジョン・レグイザモ/スカーレット・ヨハンソン/エムジェイ・アンソニー/ロバート・ダウニーJr

あらすじ:

LAの一流レストランの総料理長の主人公はオーナーと対立し、店を辞めてしまう。

失意の中、訪れたマイアミで絶品のキューバサンドに出会いフードトラックでの販売を始める。


もう先に注意をしておきます!

この映画は空腹時には絶対観ないで下さい!

空腹時に観てしまったらお腹が鳴りっ放しになりますし、満腹な状態で観ても必ずこの映画の中に登場する料理が食べたくなります。

(ちなみにボクがそうでした。)


監督、主演はジョン・ファブローで、この方は俳優、監督を両方ともこなす方で、有名なアメコミ原作の大ヒットシリーズの監督や出演もされています。

そしてこの『シェフ』の料理の監修をしている料理人の方と『ザ・シェフショー』という番組もやっていて、そちらも観ているとおなかの減る番組です。


この映画の1番の魅力は何といっても劇中に登場する料理だと思います。

最初から最後まで美味しそうな料理がこれでもかと登場します。

市場で食べるソーセージサンド、息子の為に作るクロックムッシュ、試作品として作るフランス料理の数々、そしてもう1人の主役と言ってしまっても良いくらい魅力的なキューバサンド。

文章を書いててお腹が空いてきます。


アメリカの料理というと、ステーキ、ハンバーガー、ホットドック等が思い浮かびますが、調べてみると場所によって様々な料理が存在しますよね。

東海岸であればクラムチャウダー、バッファローウィング、主人公一行が訪れるニューオリンズであればジャンバラヤやガンボに代表されるケイジャン料理、クレオール料理があります。

劇中に登場するベニエというドーナッツはルイジアナ州公認のドーナッツだそうです。

テキサスであればタコスやチリコンカンなどのスペインやメキシコの影響が強いテクスメクス料理や毎年世界大会が開催されるBBQ。


他にもボクが知らないその土地それぞれの料理が沢山あると思います。

様々な国の人々で成り立っている国なので、移住してきた人々が定住した土地で郷土料理をアメリカ風にアレンジしている為に沢山の種類の料理があり調べているだけでも楽しいですし、どれもこれも食べたくなってしまいます。

料理もアメリカの魅力の1つではないでしょうか。

出てくる料理を見ているだけでも幸せになる映画です。

そして今は家にいる時間が長いので、いきなり手の込んだ料理は無理ですが自分なりのクロックムッシュやサンドイッチを作ってみようかと思っています。


では、『シェフ』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ


BEAMS PLUS ロードショー 第2夜

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第2回目はこちら


『ブラック・クランズマン』(2018)

監督:スパイク・リー

出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン / アダム・ドライバー / トファー・グレイス / ローラ・ハリアー

あらすじ:

1970年代半ば、アメリカのコロラド州コロラド・スプリングズで初めての黒人刑事が同僚の白人刑事と白人至上主義団体へ潜入捜査を行う事になり……


実際にあった話を基にしており、主人公のロン・ストールワースは実在の人物で原作の本も出版されています。

監督のスパイク・リーはこれまでも人種差別についての映画を撮ってきた監督で、今作ももちろん同じテーマ。


この作品は70年代前半に流行した『ブラックスプロイテ―ション』映画のスタイルをベースに撮っているそうです。

『ブラックスプロイテーション』とは、『ブラック(黒人)』+『エクスプロイテーション(搾取)』を合わせた混成語で、黒人の観客向けに作られた商業映画の事。

サウンドトラックには”SOUL”や”FUNK”を使い、カッコいい黒人の主人公が敵を倒していくというストーリーが多く、劇中でも名前が出てくる『スーパーフライ』や『黒いジャガー』、『コフィー』等が代表的な作品です。

サウンドトラックもカーティス・メイフィールドの「SuperFly」やアイザック・ヘイズの「Shaft」はアルバムとしてもかなりカッコいので興味がある方は是非、聴いてみて下さい。


70年代の話ではありますが現在進行形の話であり観賞後は考えさせられます。

アメリカを語る上では、どうしても避けては通れない歴史の部分の話でもあるのでもっと色々調べてみようと思いました。


そして映画のテーマも重要ですが、BEAMS PLUS的にはやはり登場人物のファッションも重要ですよね。

主人公ロンのスタイルは、シャツの襟をジャケットの上に出し、ボア付きのランチコートの下にタートルネックを合わせていたり。

他にも黒人学生自治会のメンバーのスタイルもCoolです。

黒いレザージャケットにカラフルな色使いのインナーをコーディネート。

そして忘れてはならないのが、相棒フリップのスタイル。

デニムパンツにローパーブーツやワークブーツを合わせるスタイルです。

あのスタイルにどれだけ憧れたか!

印象的だったのは赤と黒のバッファローチェックのシャツに、サーマルのコーディネート。

これこそリアルなスタイルサンプルだと変なところで感動しました(笑)。

アメリカに実際に行くと、普通の物を着ているのに、カッコよく見えるあの感じ。なんなんですかね?(笑)

羨ましい・・・。

真似するんですけど、しっくりこないこの感じも(笑)。


若干、脱線はしてしまったものの、様々な角度から楽しめる興味深い作品だと思います


では、『ブラック・クランズマン』どうぞお楽しみください。


コヴ

BEAMS+ ロードショー

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初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。


この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コブです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


そんな記念すべき第1回目の映画はこちらです。


『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(2007)

監督:グレッグ・モットーラ

出演:ジョナ・ヒル / マイケル・セラ / クリストファー・ミンツ=プラッセ / エマ・ストーン

あらすじ:

モテない高校生3人組が卒業パーティーで、それぞれ意中の女の子とロマンスに奮闘する青春コメディー


第1回目からかなりの変化球かとは思いますが紹介させて下さい。

アメリカのコメディー映画の種類に同姓同士の友情を描いた作品で「ブラザー+ロマンス」で「ブロマンス」という種類の作品があるのですが、こちらの作品はその代表作の1本だと思います。


そんな「スーパーバッド」ですが全米では大ヒットだったのですが、日本では劇場未公開でDVD発売のみでした。

あらすじには卒業パーティーとありますが、アメリカは学校主催のパーティーとは別に、家に両親がいない間に友達を招待して行うパーティーがあります。

主人公の3人はそのパーティーにお酒を持っていけば意中の女の子と接近出来るのでは・・・と目論んだ事からドタバタが始まります。

アメリカでは21歳以上でないとお酒を購入する事も飲む事も法律違反で、購入の際にもかなり厳しくIDの提示が求められます。

もちろん日本でも未成年飲酒は絶対に駄目です。


基本的には思春期の男子の心情をおもしろおかしく表現したドタバタコメディーですが、主人公達の『友情』や『高校卒業と大学入学』それに伴う『新たな世界への旅立ち』そして『少年期からの卒業』を描いており、映画のオープニングや前半からは想像出来ない少しほろ苦い余韻を残すエンディングになっています。

出演陣も実は豪華。

主人公の3人もアメリカのコメディー映画では欠かせない俳優ですし、今やアカデミー賞女優となったエマ・ストーンのデビュー作だったり、劇中に出てくる2人組の警官をこれまたアメリカのコメディー俳優のセス・ローゲンとビル・ヘイダーが演じています。

この2人が出演している作品も面白い物が多いので、俳優で調べて作品を観ていっても面白いと思います。



正直、このタイトルですと、リストに上がっていても後回しになってしまうと思いますが、

だからこそご紹介させて頂きました。

良い意味でタイトルを裏切る作品かと思います。

しかしながら、R指定作品ですので、ホームシアターでのご鑑賞時にはご注意を。


では、『スーパーバッド 童貞ウォーズ』どうぞお楽しみください。


コヴ