スタッフ「コヴ」の記事

BEAMS PLUS ロードショー 第218夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第218回目はこちら


『さらば愛しき女よ』(1975)

監督:ディック・リチャーズ

出演:ロバート・ミッチャム / シャーロット・ランプリング / ジョン・アイアランド / ジャック・オハローラン / シルヴィア・マイルズ

あらすじ:

1941年のロサンゼルス。刑務所帰りの男から恋人だった女性を探してほしいと依頼を受けた私立探偵のフィリップ・マーロウは調査に取り掛かる。調査を進めるうちにある女性と知り合うが、周りでは不可解な殺人も起こり始めて……

図らずも2週連続でロバート・ミッチャム出演の映画を取り扱うことになってしまいました。先週の作品と全く違うキャラクターです。

レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説が原作で、有名な作品だと映画の原作の「さらば愛しき女よ」、「長いお別れ」、「大いなる眠り」等があり、これらの作品の邦訳もしている村上春樹にも大きく影響を与えている作家だそうです。

この作品の主人公のフィリップ・マーロウはただのタフガイではなくかなり癖のある人物で、その主人公が依頼の調査を進めていくと物語のカギとなるファムファタールと出会い、そこから物語が加速していくという現代から見るとかなり定番的なストーリーではあるのですが、このストーリーの形が良く出来ているからこそその後の多くの作品で模倣されていくのだと観ていて思いました。

アクションシーンは現代の作品と比べるとどうしても鈍重な印象にはなりますが、とても味のあるシーンも多いですし、どこか諦念を感じさせるロバート・ミッチャム演じるフィリップ・マーロウがとても良かったです。

本筋とは全く関係ないですが、ロッキーでブレイクする前のシルベスタ・スタローンが端役で出ているので、いつ出てくるのかに注目しながら観るのも面白いと思います。

それでは衣装を見ていきましょう。

舞台が1940年代なので、今のようなよりカジュアルな恰好をしているキャラクターはほぼいなくて、みんなスーツを着ています。

そのスーツも肩パッドが入っているかなりしっかりした肩のライン、身幅もほぼ絞られていないBOXシルエット、お尻まで隠れるくらいの長い着丈と1940年代のジャケットらしい特徴が多いに見られます。

この辺の衣装の再現度はやはりしっかりしているので、この時代に限らず50年代、60年代、70年代それぞれのジャケットやスーツの特徴を確認するのであればその年代に合わせた映画を見ると一番わかりやすいと思います。

ちなみに自分が一番格好良いと思うスーツの年代は60年代です。


ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / 3ボタン ジャケット シアサッカー
カラー:ブルー、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥35,200(税込)
商品番号:38-16-0509-874

夏の定番であるシアサッカー生地の3ボタンジャケットです。

ベースは1960年代のジャケットで、サイズフィッティングを現代風にアップデートさせ今の時代に着やすいジャケットに仕上がっております。

3パッチポケット、センターフックドベント、セミナローラペル、段返り3ボタンとベーシックなスタイルを踏襲しつつ、生地に使用しているのは吸水性、速乾性に優れた生地を使用し、高温多湿の日本の夏に快適に着て頂けるようにアップデートをしております。

そして共地のパンツも用意しているので


ビームス プラス / アイビー トラウザーズ アンクル カット シアサッカー
カラー:ブルー、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-23-0245-874

セットアップとして着用して頂けます。

こちらも既に店頭に入荷しておりますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


それでは『さらば愛しき女よ』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第217夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第217回目はこちら


『狩人の夜』(1955)

監督:チャールズ・ロートン

出演:ロバート・ミッチャム / シェリー・ウィンタース / リリアン・ギッシュ / ビリー・チャピン / イヴリン・ヴァーデン

あらすじ:

銀行強盗をして捕まった父親から隠した金のありか喋ってはダメと言われた息子はその約束を守っていた。そんなある日、刑務所で金の事を聞いた伝道師と名乗る男が一家に近づいてきて……

大恐慌時代に家族の為に銀行強盗をし金を強奪した男の残した金を奪う為に狂気の伝道師が残された家族に近づいてきます。

主人公のジョンは父親との約束である「どんな事があっても妹を守る事」そして「金のありかは絶対に誰にも喋らない」という2つを守っています。そして良い人のふりをして母親と再婚したロバート・ミッチャム演じるハリー・パウエルに対してずっと疑いの目を向けています。

そしてある夜、さらなる凶行が起こってしまい……

何と言っても偽の伝道師のハリー・パウエルを演じるロバート・ミッチャムがかなり怖いというか気持ちが悪いです。このキャラクターは後の様々な映画に影響を与えているそうで、自分はコーエン兄弟の「ノー・カントリー」に出てくる「アントン・シガー」という殺し屋を思い出しました。(アントン・シガーほど無差別に殺していませんが)

そしてこの作品内では聖書の引用がかなり多く、聖書を知っているとより作品自体の理解が深まるのではないかと思います。

ここからは衣装を見ていきましょう。

この映画自体がモノクロなので、色や素材感が分かりづらく解説が難しいので今回はお休みにしますが、そのモノクロ画面の中でも常に黒いジャケット、パンツに黒いハットを被って黒いリボンタイをしているハリー・パウエルはかなりの異物として映りました。

もう一点、ハリー・パウエルが両手の指に彫っている「L-O-V-E」と「H-A-T-E」というタトゥーは最初に登場したのがこの映画で、この後に様々な映画やマンガ、実際のタトゥーとして多く見られる様になったそうです。

それでは今週のBEAMS PLUSの商品紹介です。


ビームス プラス / 1プリーツ ベーカー 80/3 バックサテン
カラー:ホワイト、オリーブ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-24-0080-578

このパンツも定番商品の1つです。

ベースは軍物のベイカーパンツで、1プリーツのディティールを残し、通常のトラウザーズの様なウエスト、ヒップ周りをゆったりさせ裾にかけてテーパードさせています。通常のベイカーパンツはストレートシルエットなので、見え方が結構変わってくると思います。

シルエットを変える事で、軍物の土臭さが軽減されジャケットやリネンのニットとの相性もかなり良いのではないでしょうか?

生地もオリジナルで作っており3本の糸を撚って1本の糸にして生地に織り上げている為、かなりハリとコシのある生地に仕上げっております。

自分は最近、ホワイトのパンツが気になっているので、今年の夏はこのベイカーパンツのホワイトを買って、穿く時には食べ物のシミを付けない様に細心の注意を払おうと思っています。

こちらのパンツは店頭にございますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

それでは『狩人の夜』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第216夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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『ナチュラル』(1984)

監督:バリー・レヴィンソン 

出演:ロバート・レッドフォード / ロバート・デュバル / グレン・クローズ / キム・ベイシンガー / ウィルフォード・ブリムリー / バーバラ・ハーシー

あらすじ:

1930年代。野球の才能溢れたロイ・ホブスはメジャーリーグチームのテストを受ける為に汽車でシカゴに向かっていた。しかし彼を待ち受けていた運命とは……

実在の野球選手のシューレス・ジョー・ジャクソンをモデルにした小説の映画化で、小説とは結末が変わっているそうです。

タイトルになっている「ナチュラル」とは天性の才能という意味があるらしく、英語で他の言い方だと「ギフト」も意味は同じ様です。

若き才能溢れたロイ・ホブスがメジャーチームのテストを受ける為にシカゴに向かうのですが、ある事が起こりホブスは姿を消してしまいます。

その後、35歳でメジャーリーグのニューヨーク・ナイツに入団、謎のオールドルーキーとして活躍しチームの大躍進の原動力となりますが、そこからも良くない状況が彼を襲っていき……。

もともとスポーツ万能で、学生時代には実際に野球をやっていたロバート・レッドフォードなので野球のシーンはしっかりしていますし、それ以外の場面でもかなり格好良いですね。

今も昔も有名になる人の周りには様々な人間が近づいてくるので、誰と付き合っていくのかをしっかり見極めないと天性の才能があったとしても成功し続ける事は難しいのだと思いました。

それでは衣装を見ていきましょう。

試合以外の場面でホブスが着ているのはほとんどがスーツなのですが、登場するスーツは1930年代のものでこれも見応えがあるのですが、気になったのはホブス所属しているチームのユニフォームです。

チーム名が「New York Knights」という多分、架空の球団なのですが、この球団のキャップの「NY」のフォントが格好良かったのと、選手たちが着ているベースボールジャケットがこちらも格好良く、久しぶりにベースボールジャケットを着たくなりました。

この後、調べたらこのニューヨーク・ナイツのレプリカのキャップとベースボールジャケットが売っていたので、自分のサイズを探してみようと思っています。


ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ミリタリー アスレチック ショーツ ナイロン
カラー:ブラック、オリーブ、ブルー、パープル
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-25-0099-791

こちらも毎シーズン、素材とカラーを変更して登場する定番のショートパンツです。ベースは軍の訓練用のショートパンツで、街着として履きやすいようにディティールを追加しています。

訓練時に着用するものなので元々はポケットがなかったのですが、サイドポケットとバックポケットを左右に追加し唯一オリジナルで付いていた右もも部分のポケットの大きさを変更し、物を入れても落ちにくいようにジッパーをつけています。

ポケットの内袋部分はメッシュにしているので肌触りもサラリとしています。

ワタリも太めなので、風通しも良く夏に快適に穿いて頂けます。

自分も毎シーズン買い足すくらい愛用していて既に4色持っているのですが、今年はパープルを買おうかと思っております。

サイズバランスはゆとりがあり、普段パンツもXLサイズを穿いている自分がLサイズで丁度良いバランスです。

こちらも既に入荷しておりますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


それでは『ナチュラル』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第215夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』(2013)

監督:ピーター・ランデズマン

出演:ジェームズ・バッヂ・デール / ザック・エフロン / ジャッキー・アール・ヘイリー / コリン・ハンクス / デヴィッド・ハーパー / マーシャ・ゲイ・ハーデン / ジェレミー・ストロング

あらすじ:

1963年11月22日、テキサス州ダラスでアメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディが暗殺される。その後の混沌とした4日間を描いていく……

このケネディ大統領暗殺事件自体は学生時代に歴史の授業で学びましたし、様々な映画でも歴史の転換点として登場するのでもちろん知っていたのですが、この事件後の周りの人達に着目しその人達を描いていくという視点がとても面白かったです。

ケネディ大統領が緊急搬送され治療にあたる医師や看護師、暗殺の瞬間を偶然8ミリで撮ってしまった市民、大統領を守り切れなかったシークレットサービス、そして犯人の家族、この事件に限ったことではないですが急に事件の関わる事になってしまった人達の戸惑いと苦悩は計り知れないものなのだと思いました。

そしてこれも史実でわかってる事なので書きますが、犯人とされる人物が射殺されてしまった事で真相がわからず、様々な憶測がある事件な事も人を引き付ける要因なのかとも勝手に想像してしまいます。

あととてもアメリカ的だと思ったのが事件が起こったのがテキサス州なので州法を優先するか、連邦法を優先するかで揉めるシーンがあるのですが、この様なシーンは日本では考えられず、州によって適応される法が違うアメリカならではだと思います。

とても緊迫感のあるドキュメンタリーの様な作品でした。


ここからは衣装を見ていきましょう。

ほとんどの登場人物が政府の人間か医師なので特に注目という格好がなかったのですが、面白かったのはFBIやシークレットサービスの職員は通常の中折れ帽を被っている事が多く、ダラス市警の捜査官たちはツバ大きいカウボーイハット被っていてスーツを着ている捜査官たちの違いをこういう所で出しているのが面白いと感じました。


それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / オープンカラー ジャカード マッピング パッチワークプリント
カラー:パッチワーク
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥35,200(税込)
商品番号:38-01-0126-139

1950年代のヴィンテージシャツをベースにしたオープンカラーのシャツで、なんといっても特徴はパッチワークをインクジェットプリントで表現している事です。

チェック柄やハンティングや動物のイラストを使ったジャカード生地を製作し、それを基にプリントしています。

使用している生地はポリエステル100%で表面に光沢がありプリントもとても綺麗ですし、肌触りもとても滑らかでこれからの暑い時期にピッタリだと思います。

こちらも既に入荷している商品なので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


それでは『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第214夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第214回目はこちら


『ホワイトハンター ブラックハート』(1990)

監督:クリント・イーストウッド

出演:クリント・イーストウッド / ジェフ・フェイフィー / ジョージ・ズンザ / アラン・アームストロング / マリサ・ベレンソン

あらすじ:

1950年代、ハリウッドの映画監督であるジョン・ウィルソンは自分が気に入ったものしか撮らない監督であった。新作の撮影の為に新人の脚本家とアフリカに向かうが、ジョンの興味はハンティングにむけられていた……

これは「アフリカの女王」という作品のアフリカロケに同行した脚本家が書いた小説をベースに映画化したものです。

ジョン自身は他の白人たちとは違って差別は許さないし、誰にでも平等に接していると思っている主人公ですが、結局、傍若無人に振舞っていたのは本人だったと気づかされる話だと思いましたし、自分が正しい事をしていると思っていても、実際に周りからはどう見えているのかを客観視しないといけない難しさも感じました。

映画自体はロケで撮られているので、とても雄大で見応えのある作品だと思います。

それでは衣装を見ていきましょう。

何と言ってもアフリカの場面がほとんどなので、登場人物はみなサファリルックをしています。キャラクターによって着こなしが違うのでそれぞれを参考にしてみるのも良いと思いました。

そして今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ニット ティー ジャカード
カラー:バーガンディ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-04-0070-156

ジャカード網で柄を表現しているニットのTシャツです。

ニットと聞くと厚手の物を想像しそうですが、細い綿の糸を強く撚った糸を使って編み上げているので肌触りも良く厚さを感じさせない仕上がりになっています。

柄は古着のカウチンニットにも見られるハンティングがらで、クラシックな雰囲気がとても良く、派手ではないのですがかなりインパクトのあるアイテムだと思います。

これからでしたらグルカショーツを合わせて薄手のサファリジャケットのインナーに着ていただくと洒落もきいていて面白いのではないかと思います。

こちらのアイテムも既に入荷していますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


それでは『ホワイトハンター ブラックハート』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第213夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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第213回目はこちら


『狼たちの街』(1996)

監督:リー・タマホリ

出演:ニック・ノルティ / メラニー・グリフィス / チャズ・パルミンテリ / マイケル・マドセン / ジェニファー・コネリー 

あらすじ:

1950年代、ロサンゼルス市警は増加する凶悪犯罪に対抗するために、組織犯罪特別捜査班「ハット・スクワッド」を組織していた。ある日若い女性の死体が発見され、現場にリーダーであるフーヴァーが向かうが……

タイトルやあらすじから想像していたストーリーとは正直、違った展開を見せた映画で、良くも悪くも映画ではなく2時間の刑事ドラマを観た気分でした。

「ハットスクワッド」のメンバーが良かったのに(特にマイケル・マドセン)余り活躍しないのが残念です。

あと50年代という時代だとは思うのですが、どんな場面でも常に誰かが煙草を吸っているのも印象的でした。

それではいつも通り衣装を見ていきましょう。

チームの名前が「ハットスクワッド」というくらいなので全員ハットを被っているのですがこれが格好良いですし、50年代の肩がしっかりあって、身幅も広く、着丈も長いスーツに合っていて雰囲気も抜群でした。

その時代の服装を見る事ができるのも映画の魅力ですよね。


ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / バンドカラー エジプシャン リネン クラシックフィット
カラー:ストライプ、プレイド
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥27,500(税込)
商品番号:38-11-0671-139

以前もバンドカラーのシャツを紹介しましたが、こちらは少し形が違うバンドカラーです。

このシャツのベースはデタッチャブルカラーのシャツの襟の形を参考にしたバンドカラーのシャツで、少し長めの着丈と独特のAラインのシルエットが特徴のシャツです。

素材はエジプシャンリネンを使用し、染めではなく晒しという工程や麻の種類の違いで色の差を表現しています。そして織り方も工夫しているために自然な柄に仕上がっています。

着こなしとしてはベージュのセットアップのインナーとして着ていただくも良し、ゆったりなAラインを生かしてショートパンツに合わせていただくのも良いと思います。

サラッとした肌触りで風通しも良いので、これからの暑い季節に快適に着用できる1枚だと思います。

こちらも既に入荷していますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。


それでは『狼たちの街』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第212夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第212回目はこちら


『バーバー』(2001)

監督:ジョエル・コーエン / イーサン・コーエン

出演:ビリー・ボブ・ソーントン / フランシス・マクドーマンド / ジェームズ・ガンドルフィーニ / アダム・アレクシ=モール / スカーレット・ヨハンソン

あらすじ:

1949年のカリフォルニア州サンタローザに住むエドは義兄の経営する理髪店で働いていた。彼の妻はデパートで経理の仕事をしていたが、勤め先で不倫をしている。

そんな時に胡散臭い起業家と名乗る男から最新のドライクリーニングのビジネスの話を持ち掛けられ、開業資金を工面するために妻の上司であり不倫相手でもある男を恐喝するのだがそこから事態は……

このブログでも何回も取り上げているコーエン兄弟の9作目の作品です。

燻ぶったままの現状を変えようとして良からぬ事をしてどんどん悪い方向に事態が進んでいくコーエン兄弟らしい作品です。

普通の犯罪ミステリーかと思いきや、徐々に不思議な方向に話が進んでいきます。

この作品はモノクロで、その画面の雰囲気と主人公エドを演じているビリー・ボブ・ソーントンが仏頂面で何をしていてもつまらなそうな顔が印象的でしたし、現状を変えようと思っていても真っ当に努力をするわけでもなく、何となく流されている感じが人生に期待しているとは思えないエドの雰囲気ともぴったりだと思いました。

そんな男の結末がどうなるのかは是非、ご自身で確かめてみて下さい。

いつも通り衣装を見ていきたいのですが、モノクロ作品ですとどうしても色は勿論、生地の感じも分かりづらいので今週はお休みしようと思います。


そしてここからはBEAMS PLUSの商品の紹介をしようと思います。


ビームス プラス / オープン カラー マドラス
カラー:チャコールグレー、マスタード
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-11-0667-139

1950年代のオープンカラーシャツがベースで裾のカッティングとボックスシルエットが特徴のシャツです。

少し大きめのサイズバランスに調整を行っている、こちらもビームス プラス店番品の一つだと思います。

先週のバンドカラーのシャツ同様に自分はほぼ毎シーズン買ってしまいます。

インナーとしては勿論、夏場でも袖を捲って着る事が出来る登場回数の多いアイテムです。

こちらも店頭に入荷しているので、気になった方はお近くの店舗にお問合せいただければと思います。


それでは『バーバー』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第211夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第211回目はこちら


『悪魔はいつもそこに』(2020)

監督:アントニオ・カンポス

出演:トム・ホランド / ビル・スカルスガルド / ライリー・キーオ / ロバート・パティンソン / ミア・ワシコウスカ / ジェイソン・クラーク / セバスチャン・スタン / ヘイリーベネット

あらすじ:

1950年代のオハイオ州のある町で、愛する家族を守り、静かに暮らしたいアーヴィンだったが、悪徳保安官、欲に塗れた牧師、シリアルキラー達によって地獄に引きずり込まれてしまう……

2011年にアメリカの作家であるドナルド・レイ・ポロックが上梓した小説が原作で、小説の紹介文にも書かれていますが映画も狂信、暴力というアメリカの暗部を描いたノワール作品です。

タイトル通り主要登場人物も悪魔のような人物ばかりで、きつい展開が多いので体力のある時じゃないと体力と気力が持っていかれると思います。

しかしストーリーにかなりの力があるので、どの様な結末を迎えるのかも気になって2時間超の作品ですが最後まで緊張感が途切れずに観ることが出来ましたが、鑑賞後の疲労感は結構なものでした。

正直、この作品自体は公開後すぐに自分のリストに入れていたのですが、なんだかんだと後回しにしていた作品で、鑑賞後はアメリカという国と宗教について考えさせられました。


それではいつも通り衣装を見ていきましょう。

この作品には某アメリカンコミック映画シリーズに出ているトム・ホランドとセバスチャン・スタンが出ているのですが、二人の衣装が格好良かったです。

トム・ホランドの着ているボロボロのデニムジャケットとつばの部分がこれまたボロボロのキャップ、セバスチャン・スタンは保安官なのですが、制服であろう裾がリブになっているエポレット付きのレザージャケット、両者とも体に合っていて(衣装係がいるので当たり前ですが)相当格好良かったです。

これから暑くなる時期なのにレザージャケットが欲しくなっています。

他にも父親の作業着の感じなんかもとても良い雰囲気で着方の参考になるのではないでしょうか?


ここからは今週のBEAMS PLUSの商品紹介です。



ビームス プラス / バンドカラー プルオーバー マドラスチェック
カラー:レッド、ブリック、ネイビー
サイズ:S,M,LXL
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-11-0668-139

もうこちらも定番の形であるバンドカラーのプルオーバーのシャツの新作で、ヨーロッパの古いワークウェアをベースに身幅にゆとりを持たせたプルオーバーらしいサイズ感のシャツです。

生地はインド南東部地方で織られている伝統的なマドラスチェックを使用しており、とても軽い着心地が特徴です。

ワークウェアがベースなので、カバーオールには勿論、レザージャケットやデニムジャケットなんかとの相性も良いですし、暑くなるこれからの季節であれば袖まくりをして一枚で着ても良いのではないでしょうか?

自分も生地違いで一番多く持っているのがこのシャツです。

こちらも既に店頭に入荷しておりますので、気になった方はお近くの店舗にお問い合わせいただければと思います。


それでは『悪魔はいつもそこに』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第210夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第210回目はこちら


『ラスティン:ワシントンのあの日を作った男』(2023)

監督:ジョージ・C・ウルフ

出演:コールマン・ドミンゴ / クリス・ロック / ジェフリー・ライト / オードラ・マクドナルド

あらすじ:

1963年のワシントン大行進を発案し、実現させたバイヤード・ラスティンの成功までの苦難を描いていく。

キング牧師の有名な「I Have a Dream 」の演説が行われたワシントン大行進を成功させた立役者である社会活動家のバイヤード・ラスティンを描いた作品です。

作品内でも描かれていますが、差別撤廃を掲げていてもやり方や立場や主張、環境が違う中で活動している団体を連帯させ1日とはいえ大規模な運動にまとめるのは相当な困難だったと思います。

それに加えこの行進自体を良く思わない人達がラスティン本人が同性愛者という事まで勝手に公表したりとあらゆる手段を使って中傷、妨害をする中での活動は本当に大変で、命の危険すらあったのではないでしょうか。

その様な中で絶対に行進を成功させるという強い意志で活動していくラスティンの姿に見入ってしまいました。

そしてこのワシントン大行進の後に公民権法が制定された事を考えると相当大きな影響があったと思いますし、逆にこの行進が無かったら歴史が違っていたかもしれないとも感じました。

映画自体も100分位で観やすいので、今まで大きく取り上げられてこなかったバイヤード・ラスティンという人物を知るきっかけにもとても良い作品だと思います。

それでは衣装を見ていきましょう。

今回も特定の人物ではなく、登場人物それぞれが興味深く御白い恰好をしていたのが印象的でした。正式な場でのスーツの着こなしもキャラクター性が出ていて面白いですし、オフの時のリラックスした場面での私服姿、特にポロシャツのバリエーションと着こなしがとても良かったです。

是非、そちらにも注目して頂けるとより楽しめると思います。


ここからはBEAMS PLUSのアイテム紹介です。

今週はこちらです。




ビームス プラス / リネン カーディガン
カラー:グレイ、カーキ、オレンジ、グリーン、サックス、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-15-0132-156

かなりベーシックなリネン素材のカーディガンです。裏地なしの薄手のカーディガンなのでこれからの季節に活躍するアイテムだと思います。

オリジナルの糸を使用し、表面に加工をかけて光沢を出しています。リネン素材自体に吸湿性、放湿性があり肌触りも良いので半袖のアイテムの上でも快適に着用して頂けますし、カラーバリエーションの豊富なので、お好みの1枚が見つかるのではないでしょうか?

こちらも既に店頭に入荷しておりますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


それでは『ラスティン:あの日ワシントンを作った男』お楽しみ下さい。

BEAMS PLUS ロードショー 第209夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第209回目はこちら


『コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話』(2022)

監督:フィリス・ナジー

出演:エリザベス・バンクス / シガニー・ウィーバー / クリス・メッシーナ / ウンミ・モサク / ケイト・マーラ

あらすじ:

1968年、シカゴの裕福な家の主婦のジョイは二人目の子供を妊娠する。しかしこのまま出産をすると心臓の負担で母体への危険が分かり中絶を申し出るが、中絶は法律的に許されていない時代だった。色々な手を尽くすが上手くいかない状況で、ジョイはあるバス停で一枚の張り紙を見てそこに書いてある電話番号に電話をするのだった……

今回も配信ではなく、現在、劇場で上映されている作品を紹介しようと思います。

この作品の舞台は1968年のシカゴで今から約60年前の話なのですが、当時のアメリカではどのような状況の妊娠であっても人工妊娠中絶は法律的に認められておらず、母体に危険が及ぶ状況でも医師たちのほとんどが拒否をしていたそうです。

その様な状況の中で違法とはいえ女性達を安全に救うため活動していた団体の話で、タイトルにもある「ジェーン」とは特定の誰かを指すものではなくこの団体の名前です。

こんな風に説明をするととても重い話に聞こえますが、コメディタッチで描かれていてとても見やすい作品でした。

最初は世間の事に無関心だったジョイが自分の体験を通して考え変化していく過程、周りの様々な女性たちとの連帯、その上で自分がやりたい事、出来る事をしっかり主張し、行っていく姿が生き生きと描かれる観ていて楽しい映画でした。

作中でも描かれていますが、1973年にはアメリカ連邦最高裁判所が初めて憲法上の女性の権利として人工妊娠中絶を認めた「ロー対ウェイド判決」が出され、この事によりアメリカ全州で合法となったので、この「ジェーン」という団体は解散にしました。

しかしこの映画が公開された2022年に「ロー対ウェイド判決」を覆す異例の事態が起き、アメリカ各州の州法により「人工妊娠中絶を禁止」する事が出来るようになってしまいました。

その結果、現在アメリカの14州で人工妊娠中絶を禁止する法律があります。

そんなアメリカの状況で映画のほうが早かったのですが、きちんと公開され日本でも2年遅れたとはいえ「今」公開された事は意味があると感じました。

それでは衣装を見ていきましょう。

今回も特定の人物というわけではないのですが、ジョイの周りにいる「ジェーン」の仲間達の着ているものは、その人物の出自や状況、考え方を反映していて面白いと思いますし、それぞれのセットの1960年代感も良かったです。その辺にも注目していただけると面白いのではないでしょうか?


ここからはBEAMS PLUSのアイテム紹介です。

今週はこちらです。



ビームス プラス / オープン ボタンダウン パナマ チェック シャツ
カラー:オレンジ、グリーン、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:38-11-0689-139

こちらはオープンカラーとボタンダウンのディティールを掛け合わせたシャツです。四角い裾のカッティングとボックスシルエットなので、袖を捲って夏でも活躍するシャツに仕上がっています。

ジャケットを着る時にはボタンダウンとして、1枚や軽くカーディガンを着る時なんかはオープンカラーとしてその時のコーディネートに合わせて襟を変えていただくと良いと思います。

全体のシルエットはゆったりしているので、リラックスして着用していただけます。

こちらのシャツも既に店頭に入荷しておりますので、お近くの店舗に問い合わせていただければと思います。


それでは『コール・ジェーン 彼女たちの秘密の電話』お楽しみ下さい。

コヴ


BEAMS PLUS ロードショー 第208夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第208回目はこちら


『ホテル・エルロワイヤル』(2018)

監督:ドリュー・ゴダート

出演:ジェフ・ブリッジス / ジョン・ハム / ダコタ・ジョンソン / ルイス・プルマン / シンシア・エリヴォ / ケイリー・スピニー / クリス・ヘムズワース

あらすじ:

1969年、カリフォルニア州とネバダ州に跨る「ホテル・エルロワイヤル」に4人の客が訪れる。ホテルの従業員は一人しかおらず営業をしているのかどうかも怪しい。そしてこれまで全く関係のなかった4人の人生が交錯し始め、このホテルの秘密が徐々に明らかになっていく……

冒頭から一癖も二癖もありそうな人物が登場し、徐々にそれぞれの素性が明らかになっていきホテルの秘密も明かされていくミステリーです。

架空の登場人物のストーリーと実際のアメリカの歴史を参考にしたストーリーが混然一体となり、最後まで目の離せない作品でした。

登場するキャラクターの基にになった人物を想像したり、劇中で言及される「あの人」は誰なのかを想像しながら観るとより楽しめるのではないでしょうか?

上映時間は少し長いですが、観始めるとあっという間でした。


それでは衣装を見て行きましょう。

1969年が舞台なのでそれぞれの登場人物は当時の格好をしていますし、その人物のキャラクターを分かりやすく表現する格好をしていますが、今回注目したいのはストーリーとは全く関係ないある人物のレコーディング風景に出てくるミュージシャンの格好です。

ブルーとブラウンの大きめのブロックチェックの開襟シャツだったり、前後の身頃で切り替えになっているポロシャツを着ていたり、3色使いのストライプカーディガンを着ていたりと、BEAMS PLUSのアイテムを着ているかのように見えて印象的な場面でした。

本筋とは関係ないですが、そちらも注目して観ると面白いと思います。

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / オープンカラー ドビーチェック シャツ
カラー:ブラウン、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:38-11-0691-139

通年で定番として登場するオープンカラーのロングスリーブのシャツです。

べーズは1950年代のストアブランドのシャツで、サイズスペックを現代風にアレンジしております。

生地はオリジナルで作成したもので、大振りのチェックの中にスノー柄を織りこんでいます。古着のシャツにもある生地ですね。

カラーはブラウンとブルーの2色で、どちらも明るく軽い印象なのでこれからの時期に活躍するのではないでしょうか?

デニムジャケットのインナーも良いと思いますし、暖かい日には袖まくりをして1枚でも主役になるシャツだと思います。

こちらのシャツは既に店頭に入荷していますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

自分はブラウンのXLを購入しました。

それでは『ホテル・エルロワイヤル』お楽しみ下さい。


そして今週でこのブログを始めて丸々4年が経ち5年目に突入します。これもひとえに毎週お付き合い頂いている皆様のお陰だと思っています。

これからも皆様の映画鑑賞の何らかの参考になればと思っておりますので、お付き合い頂ければ幸いです。

5年目以降もよろしくお願いいたします。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第207夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第207回目はこちら


『1922』(2017)

監督:ザック・ヒルディッチ

出演:トーマス・ジェーン / モリ―・パーカー / ディラン・シュミット / ケイトリン・バーナード / ボブ・フレイザー

あらすじ:

ある男がホテルの一室である告白を書き始めた。そこに記されていくのは男の1922年に行った妻殺しとそれにまつわる恐ろしい体験だった……

この作品はスティーブン・キングの同名小説の映画化です。

今ある農地と家畜を保持する為に妻殺しを行った夫のウィルフレッドとその息子のヘンリーが罪の意識から徐々に崩壊していく様を描いています。

多分、罪の意識からの幻覚なのだとは思うのですが、視聴者としては彼を追い詰めていくものは本当に幻覚なのか?それともこの世ならざるものなのか考えてしまいます。

映画全体のタッチはホラー映画なので暗いですが気軽に観られる作品だと思うので、サクッとホラー映画を観たい時にお勧めの作品です。

それでは衣装を見ていきましょう。

主人公のウィルフレッドと息子のヘンリーは基本、農作業用のオーバーオールを着ているのですが、その中で面白い描写がありました。

確か作業途中で近所の知り合いが訪ねてきた場面だったと思うのですが、ウィルフレッドが外でおもむろにオーバーオールを脱ぎだします。いきなり来客の前で脱ぎだすのでビックリしていると下にはスペンダーで吊ったフルレングスのパンツを履いていたんです。

オーバーオールとは元々は汚れを防ぐ為の作業服なのできちんと考えればおかしくはないのですが、初めて見たので驚いたのと同時に凄く納得してしまいました。

他にも劇中で着ているシャツのほとんどがスタンドカラーなのですが、当時のシャツの主流が襟が汚れたら取り外しが出来るデタッチャブルカラーのシャツだったからだろうなとか想いながら観るのも良いと思います。


ここからはBEAMS PLUSのアイテムを紹介します。


ビームス プラス / ミル スモック ナイロン カモ プリント
カラー:ベージュ、オリーブ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥30,800(税込)
商品番号:38-18-0460-791

空母の甲板上で作業する海軍のカタパルトオフィサーが着用していたカラフルなユニフォームがベースです。

プルオーバーでかなり身幅に余裕のあるサイズ感で、撥水機能もありますので重ね着をした上からも着る事の出来るライトアウターとしても重宝すると思います。

素材はナイロンタフタでミリタリーモチーフのカモフラージュ柄をプリントしており、こちらは1670万色という数の色を表現出来る国内のメーカーのインクジェットプリンターを使用しています。

そして同じ生地を使ったミリタリーパンツと


ビームス プラス / ミル オーバー パンツ ナイロン カモ プリント
カラー:ベージュ、オリーブ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥30,800(税込)
商品番号:38-24-0249-139

未だ入荷していないですが、ショートパンツもありますのでセットアップでの着用もして頂けるアイテムです。

こちらのスモックとオーバーパンツは既に入荷しておりますので、お近くの店舗にお問い合わせ頂ければと思います。


それでは『1922』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第206夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

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今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第206回目はこちら


『カラーパープル』(2024)

監督:ブリッツ・バザウーレ

出演:ファンテイジア・バリーノ / タラジ・P・ヘンソン / ダニエル・ブルックス / コールマン・ドミンゴ / コーリー・ホーキンズ / ガブリエラ・ウィルソン❝H.E.R.❞ / ハリー・ベイリー

あらすじ:

1909年、アメリカ南部のジョージア州の小さな町で優しい母を亡くし、全く自由の無いまま勝手に父親に奴隷契約の様な結婚をさせられたセリー。彼女を支えてくれていた最愛の妹ネティとも生き別れてしまう。そんな中、力強く生きる女性達との出会いでセリーは徐々に変わっていく……

先週も今、公開している映画を紹介しましたが、今週も余りにも素晴らしかったので現在公開中のリメイク版『カラーパープル』の紹介をしようと思います。

この作品は1985年にスティーブン・スピルバーグ監督作のリメイクで、スピルバーグやオリジナル版に出演していたオプラ・ウィンフリーも制作に携わっています。

今作はミュージカル映画でもあるのですが正直、歌がないと相当に悲惨で重い映画になっていたのではと思うくらいかなり辛い始まりで、実際に1900年代初頭のアメリカ南部では黒人の女性というのは人として扱ってもらえない状況だったのだと思います。

先週の「リトル・リチャード」の回でもインターセクショナリティに触れましたが同じ被差別者の黒人という立場の中でも女性という事で更に酷い仕打ちや抑圧を受け、それが常態化しているのを見せられます。

本当に見ていて辛い場面が多かったです。

そんな状況の中で流される様に生きてきたセリーに転機が訪れるのは力強く自己主張をして生きる「シュグ」と「ソフィア」との出会いでした。そしてその二人との出会いによってセリーも徐々に変わっていきますし、シュグとソフィアも変わっていきます。

お互いがお互いを支え合う素晴らしいシスターフッド映画でした。

そしてその力強い変化を表すのがクインシー・ジョーンズプロデュースの楽曲です。どの曲も力強く本当に素晴らしい楽曲ばかりでした。

この素晴らしい楽曲を劇場の音響で聴いてほしくて、まだ劇場で公開しているタイミングでこの作品の紹介となりました。

特に自分が好きな曲は「Hell No!」です。是非、劇場で聴いて頂きたいです。

それでは衣装を見て行きましょう。

今回は特定の人物というよりは登場する人達の衣装が時代と共に変化していくのがとても面白かったです。

特にシュグの歌を聴く為に酒場にみんなが集まるシーンは全員正装をしているのですが、そのジャケット姿やドレス姿がどれも素敵だったので、音楽はもちろんですが衣装にも是非、注目して頂きたい作品だと思いました。


ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテムの紹介です。



ビームス プラス / ストライプ カーディガン
カラー:ブラック、ベージュ、マスタード、サックス
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-15-0174-048

前身頃のストライプがクラシックな雰囲気のコットンカーディガンで、サイズバランスはルーズでもタイトでもないベーシックなバランスなので、流行り廃りを気にせず着て頂けると思います。

強く撚った糸を使用し立体感のあるガーター編みで編み立てているので、さらっとした肌触りでこれからの暑い時期にも着やすいです。

今の時期ならシャツの上にレイヤードしてインナーとして着用し、もっと暖かくなればポロシャツやTシャツの上に羽織って頂くのが良いと思います。取り扱いの色も4色あるので好みの色を選んで頂くのはどうでしょうか?

こちらも既に店頭に入荷しているので、ドライな編地を確かめて頂ければと思います。


この作品は公開から1ヶ月程経っているので公開館数や上映回数が減っていて観れるタイミングが少ないかもしれませんが、劇場で観る事をお勧めいたします。


それでは『カラーパープル』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第205夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第205回目はこちら


『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』(2023)

監督:リサ・コルテス

出演:リトル・リチャード / リー・エインジェル / リビー・アンソニー / ジョン・ブランカ / ニュート・コリアー / アジョン・クローリー / ビリー・ポーター 他多数

あらすじ:

ロックンロールの元祖と言われるリトル・リチャードの半生と彼の功績、そして音楽だけではない今までに語られてこなかった部分も本人の証言と沢山のインタビュアーの話から紐解いていくドキュメンタリーです。

普段はソフトや配信で観る事が出来る作品を紹介しているのですが、今回は今、劇場で公開している作品があまりにも良かったのでそちらを紹介しようと思います。

リトル・リチャードに関しては名前と曲、ロックンロールの最初期に活躍した人という程度の認知度だったのですが、このドキュメンタリーを観て改めてこの人の偉大さ、功績の大きさや人間としての魅力の一端が見えた気がしました。

1950年代の南部という黒人差別が激しい時代と地域に生まれ、しかもかなり早い段階から自らがゲイである事を自覚、公表していた事で今はインターセクショナリティという考え方がありますが、その様な考え方が無かった時代に自分に素直に生きていく事は現在の自分達が想像するよりも相当過酷な時代だったのではないかと思います。

そんな自分を表現する為に敢えてミンストレルショー(白人が顔を黒く塗ってステレオタイプの黒人を演じるショーであり、現在では絶対に行ってはいけない差別表現になっています。いわゆるブラックフェイスというものです。)に自ら出演し女性装で踊っていたりと、彼の活動自体がアメリカのエンターテイメントの歴史と並行していました。

また「クイア」という言葉を自覚的に使った先駆者だったという事も驚きました。

しかし最大の魅力はパフォーマンスだと思います。

映画館の大画面で昔の映像とはいえ、大音量でパフォーマンスを観る事が出来たのは本当に良かったです。

映画を観終わって家で動画配信サイトで検索をすると近年のパフォーマンスの動画が沢山出てくるのですが、相当な歳だと思うのに声量も衰えていないですし熱量も変わっていないのが本当に凄かったです。

そして作中に出てくる授賞式でのスピーチは素晴らしいです。

作中では影響を受けたミュージシャンの証言もたくさん出てきて今現在でも各方面に影響を与えている本当に偉大な表現者だったという事が分かりました。

このタイミングで劇場で観る事が出来たのは本当に良かったと思います。

それではここからは衣装を見ていきましょう。

注目はもちろんリトル・リチャードなのですが、衣装を見るというよりは本人のパフォーマンスに目が行ってしまいそれどころではないので、衣装に関しては今回もお休みしたいと思います。


そして今週のBEAMS PLUSのアイテムの紹介です。


ビームス プラス / ミル フライトブルゾン サテン
カラー:シルバー、セージ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥39,600(税込)
商品番号:38-18-0467-791

1950年代のL-2と呼ばれるフライトジャケットをベースにサイズバランスや袖、着丈等を現代風にアレンジしたブルゾンです。

生地はコットンサテンを使い光沢の出る加工を施している為、ミリタリーブルゾンなのですが、相当上品に仕上がっております。

生地も薄手なのでこれからの春先でしたら、ボタンダウンシャツにネクタイをしてスラックスを合わせたところにジャケットではなくこのブルゾンを着たりするのも意外性があって面白いと思いますし、Tシャツの上に軽く羽織って頂いても良いと思います。

かなり活躍する1枚だと思うので、生地の滑らかさも含めて店頭で試着していただければと思います。


この映画は正直、公開館数が少ないので観に行きづらいとは思いますが、自分はもう一度映画館に観に行こうと思っています。

それでは『リトル・リチャード:アイ・アム・エブリシング』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第204夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第204回目はこちら


『スーパーフライ』(1972)

監督:ゴードン・パークス・Jr

出演:ロン・オニール / カール・リー / シーラ・フレイジャー / ジュリアス・W・ハリス / チャールズ・マクレガー

あらすじ:

麻薬組織を牛耳る売人のプリーストは何不自由ない生活を送っていた。しかし大口の取引を終えたところで彼はある事を計画していたが……

普段のテーマにしている1930年代から1960年代という時代からは少しズレてしまうのですが、この作品は1970年代に作られた「ブラックスプロイテーション」と言われるジャンルの代表的な作品の1つです。

他だと以前も紹介した『黒いジャガー』や『スウィート・スウィートバック』、『コフィ』等があります。

当時の黒人向けに作られていた映画で、舞台が大都市のゲットーで主人公は黒人のディーラーやピンプで強い男、それに対抗するのが腐敗した白人警察とステレオタイプのような描かれ方をしていて、大ヒットはしていたものの公民権運動家からは批判もされていたジャンルです。

もう一つの特徴としてはサウンドトラックにソウルミュージックやファンクのミュージシャンが起用されることが多く、今作も全編に渡ってカーティス・メイフィールドが手掛けていますし、劇中で本人役で歌うシーンもあります。

サウンドトラック自体が名盤なのでこちらも是非、聞いて頂きたいです。

余談ですが、日本のバンドの「Super Fly」というバンド名はずばりこのアルバムから取っているそうです。

当時の黒人が手っ取り早く大金を稼ぐには悪い事をするしかない状況で、成功はするもののそれゆえにどんどんしがらみが出来て自由が無くなっていく。結局、白人に良い様に使われてしまうという当時よくある状況を映しつつそこからどの様に抜け出し、自由を手にするのかを事の良い悪いは置いておいて、鮮やかに描いているので当時大ヒットしたのではないかと観ながら考えていました。

作品自体は結構淡々と進んでいくのですが、時代背景も含めて面白い作品だと思います。

それではいつも通り衣装を見ていきましょう。

この作品は主人公のプリーストを始め、出てくるキャラクター全員の衣装がどれも格好良くて、本当に70年代の金を持っている黒人はこんな格好していたんだろうなと思わせる説得力がありました。

また衣装以外の美術も格好良いですし、外の場面はロケ撮影をしていると思うのですが、当時のニューヨークの街並みを見れるのも良いと思います。

衣装、美術、劇伴、どれも素晴らしいので、ストーリーだけではなく、そちらにも注目して観て頂けるとより楽しめるのではないでしょうか?

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ミリタリー コート ウェザー クロス
カラー:オリーブ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥49,500(税込)
商品番号:38-19-0100-139

ベースは1940年代のミリタリーコートで、パターンを現代風に修正し、シルエットを裾に向かって広がるAラインに仕上げています。

元のディティールを踏襲し2重の前立てや機能を考えフロントポケットはジップポケットも追加したダブル仕様にしています。

裏地なしの1枚仕立てでバランスはゆったりしているのでジャケットの上でも動きが制限される事なく着用して頂けます。また内側の腰の部分にはドローストリングを入れているので、これを絞ることでシルエットを変化させる事も出来ます。

見た目はしっかり重厚感があるのですが、着て頂くと軽やかで春先に万能に使えるスプリングコートに仕上がっています。

ジャケットやスーツに合わせるのは勿論、パステルカラーのコットンニットにホワイトのピケパンやチノパンを合わせてその上に合わせると土臭さを抑えつつ軽すぎない合わせになるのではないでしょうか?

こちらのコートも既に店頭に入荷していますので、是非、試着をして頂ければと思います。

それでは『スーパーフライ』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第203夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第203回目はこちら


『現金に体を張れ』(1956)

監督:スタンリー・キューブリック

出演:スターリング・ヘイドン / コリーン・グレイ / ヴィンセント・エドワーズ / ジェイ・C・フリッペン / テッド・デ・コルシア / マリー・ウィンザー

あらすじ:

刑務所から出たばかりのジョニー・クレイは競馬場から売上金を強奪する計画を仲間5人と立てていた。しかし仲間の妻に計画を聞かれた事で思わぬ方向に事態が動き出し……

この作品はスタンリー・キューブリックのハリウッド映画第1作目であり、ケイパー映画の代表作の1本でもあります。

ケイパー映画とは犯罪映画の一種で、仲間を集めて強盗や盗みをする事を描いている作品の事で、有名なのは『オーシャンズ11』とか『ハートブルー』、『レザボア・ドッグス』等の作品ではないでしょうか?

今作はケイパー物でもかなり初期の作品でありストーリーはシンプルで、画面も白黒なのでスタイリッシュでかなり見やすい作品だと思います。

1つのきっかけで計画が思わぬ方向に動いてしまい、どの様な結果になるのかは是非、ご自身で確かめて頂ければと思います。

それではいつも通り衣装を見ていきたいと思うのですが、どうしても白黒ですとディティールや生地の感じが分かりにくい為、今週はお休みにしたいと思います。


ここからはここからはBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / フィールド コート シャンブレー キャンバス
カラー:カーキ、ブラウン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥66,000(税込)
商品番号:38-18-0470-791

こちらは1970年代から1980年代のフィールドジャケットをベースにしたアイテムです。ミリタリーモチーフの襟の収納フードや背面のセンタープリーツのディティールと、フロントのアウトドアモチーフのフラップ付きの4つのポケットワーク等、各ディティールが上手くミックスされたコートに仕上がっています。

使用している生地は先染めの糸を使用したシャンブレー生地で、製品にする前に生地の時点で揉んだり叩いたりして使用感や柔らかさを出す加工をかけ、その後に製品にしている為に独特の風合いが出ています。

写真だと分からないのですが、カーキの方はシャンブレー生地の織り方による光沢感が出ていてとても面白い表情だと思います。

サイズバランスはアウターらしいゆったりとしたバランスですので、今の時期ならインナーダウンやニットを着て着用出来ますし、春先はシャツの上に軽く着て頂く事も出来ると思います。

落ち着いたカラーではありますが、重くならず春にピッタリなアウターだと思います。

こちらも既に店頭に入荷していますので、生地の光沢感や柔らかさ、軽さを手に取って確かめて頂ければと思います。


それでは『現金に体を張れ』お楽しみ下さい。

コヴ