スタッフ「コヴ」の記事

BEAMS PLUS ロードショー 第201夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第201回目はこちら


『ザ・バンカー』(2020)

監督:ジョージ・ノルフィ

出演:サミュエル・L・ジャクソン / アンソニー・マッキー / ニコラス・ホルト / ニア・ロング

あらすじ:

1960年代、不動産業で起業しようとするバーナード・ギャレットだったが、黒人というだけで商売が上手くいかない。そこで資産家のジョー・モリスと共にある秘策を思いつくが……


この作品も実話をベースにした話です。

1960年代だとロサンゼルスですら差別意識があり、黒人が起業する事自体が相当大変だったのだと思います。銀行でも融資担当者にすら会えなかったり、アパートのオーナーなっても白人の店子が出ていってしまったりと苦労が描かれています。

そんな中でバーナードとジョーはある策を思いつき、どんどん成功していきますが、今度は成功している黒人に対する嫌がらせや妨害にあってしまいます。

そんな中で二人がどうなっていくのかを是非、観て頂ければと思います。

そしてこの作品はあからさまな黒人差別だけではなく、性別による差別であったり、生まれた環境、同じ黒人でも立場の違いによる意見の相違等も描いておりインターセクショナリティについても言及出来る内容になっていると思います。

大きな差別だけではない、見えづらい差別についても考えさせられる作品でした。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

前半部分でアンソニー・マッキーとニコラス・ホルトがアパートの改修をするシーンで、2人ともオーバーオールの中に普段着の様な黄色や白の開襟の半袖シャツを着ています。勝手に作業をする時にはワークシャツを着るものだと思っていたので、この組み合わせは斬新でした。

日曜大工の延長の様な作業なので、普段着ているシャツの上にワークアイテムを合わせていると考えると納得がいくのですが、この様な当時の日常が垣間見えるのがとても面白いと思いました。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ボタンダウン アメリカン オックスフォード クラシック フィット
カラー:ホワイト、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-11-0674-139

こちらは今シーズンから新たに登場したボタンダウンシャツです。

通常のボタンダウンシャツに比べて身幅、肩幅の大きかったクラシックフィットより更にゆとりを持たせたサイジングに変更しています。

定番のボタンダウンシャツよりも台襟を高くしよりネクタイも巻きやすく、袖の仕様も今までのクラシックフィットから変更し、剣ボロ仕様になっています。

使用している生地はしっかりとしたハリ感のあるアメリカンオックスフォード生地を使用し、ジャケットのインナーとしては勿論、一枚で着てもしっかり存在感のあるシャツに仕上がっております。

こちらのシャツも既に店頭に入荷していますので、是非、今までのボタンダウンシャツと着比べて頂くとそれぞれのシャツの特徴が改めて分かって面白いのではないでしょうか。

こちらの作品は配信されているサービスが限定されているので、少し観づらい環境かもしれません。

それでは『ザ・バンカー』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第200夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第200回目はこちら


『ザ・コールデスト・ゲーム』(2019)

監督:ウーカシュ・コシミツキ

出演:ビル・プルマン / ロッテ・ファービーク / ロベルト・ヴィェンツキェヴィ千 / ジェームズ・ブルーア / アレクセイ・セレブリャコフ / コーリイ・ジョンソン

あらすじ:

1962年。アメリカとソ連はキューバの核配備を巡って緊張が高まっていた。そんな中、ポーランドで開催されるアメリカ対ソ連のチェスの対決の選手に指名されたのは落ちぶれた数学者だった。そしてこのチェス対決の裏ではスパイ同士の暗闘が始まる……。

冷戦下、キューバ危機の裏のチェスの大会と思わせてのスパイミステリーです。

ビル・プルマン演じる主人公の落ちぶれた天才数学者ジョシュア・マンスキー自身が常に酒を飲んでいて何が正常なのか分からないまま、ほぼ拉致される様にポーランドに連れてこられます。

全く何がなんだか分からない最初の状況から、観ているこちらも主人公と同じ様に徐々に状況が分かってきます。

しかし今度は誰が味方で、誰が内通者で、誰を信じればよいのか分からないスリラーになっていきます。

その中で祖国を思う気持ちで危険な橋を渡る好人物、しかしそれすらも信用して良いのか分からない、全員を疑ってしまう疑心暗鬼の状況の中で主人公はどうやって敵を欺くのか……。

最近の2時間越えの映画が多い中、緊張感が途切れずに2時間以内で観れる作品でとても面白かったです。

それではいつも通り衣装を見ていきたいのですが、今回もあまり目につく衣装が無かったのでお休みさせて頂きます。


ここからは今週のBEAMS PLUSの商品紹介です。



ビームス プラス / フライト デイパック 2
カラー:ブラック、オレンジ、グリーン
価格:¥22,000(税込)
商品番号:38-61-0090-886

こちらはビームス プラスのオリジナルで出しているバッグのシリーズの中の1つです。

デザインのベースは1970年代のモデルで、そこに現代的なハーネスを付けたり、より軽量化させたりと現代的なアップデートをし、ハンドルとリュックとしての2Way仕様です。

メインのコンパートメントはしっかりマチがあり収納力も高く、背中の部分にはPCやタブレットも収納できるスリーブも付けております。

外部のサイドには左右両方に水筒や折り畳み傘を収納出来るポケットを付け、フロント部分には細かい物を入れられるジップポケットも付けています。

見た目はクラシックですが、より使いやすいように考えられていてバッグとしても相当使い勝手が良いと思います。

因みに自分はオレンジを買いました。

こちらのバッグも既に店頭にございますので、是非、実際に手に取って背負ってみて下さい。

お問い合わせお待ちしております。


それでは『ザ・コールデスト・ゲーム』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第199夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第199回目はこちら


『3人のキリスト』(2017)

監督:ジョン・アヴネット

出演:リチャード・ギア / ピーター・ディンクレイジ / ウォルトン・ゴギンズ / ブラッドリー・ウィットフォード / ジュリアナ・マルグリーズ / シャーロット・ホープ

あらすじ:

精神科医のストーンは自分が「イエス・キリスト」だと自称する3人の患者の治療を任される。最初はそれぞれの主張をぶつけ合うだけの3人だったが……

この映画は実際に1950年代に行われた治療について書かれた本を基にしている作品で、ミシガン州のある精神病院で自称「イエス・キリスト」と名乗る3人の患者とその3人の治療に当たる精神科医の話です。

当時は大量の薬の投与、電気ショック、はてはロボトミー手術まで行われている状況で、その状況を変えたいと考えていたストーン医師は3人を同じ病室で寝起きをさせ、対話をさせる方法を取ります。

徐々に患者同士、ストーン医師に対しても心を開いていき良い方に向かうかと思われたのですが……。

力づくではなく、しっかり一人一人と対話をし話を聞いていくと言うのはかなり大変な事ですが、とても大事な事だと思いました。それは映画や病院の中の話だけではなく自分の身の回りの小さな事もそうですし、現在、世界中で起きている事にも言えるのではないでしょうか?

そして人に寄り添い、話を聞いていく過程で自分をしっかり保つ事、相手の中に自分が取り込まれない様にする事がどれだけ大変で難しいのかがほんの少しだけ分かった様な気がします。

ここからは衣装を見ていきましょう。

基本的に病院の中の話なので凝った衣装が出てくるわけではないのですが、リチャード・ギアがスーツを着ている姿は格好良いですし、中でもグリーンのジャケットだったかスーツを着ているのですが、それは相当お洒落だと思います。

やはり1950年代から1960年代のスーツやジャケットはシンプルなディティールですが、格好良いですね。


それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ポリエステル ホームスパン ペインターパンツ
カラー:グレイ、ブラウン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥33,000(税込)→13,200(税込)
商品番号:38-24-0223-791

ベースは1960年代のストアブランドのペインターパンツなのですが、敢えてハンマーループやダブルニーといったディティールを付けず右足のツールポケットを1つにすることで、土臭さを抑え色々なコーディネートに合わせやすいパンツに仕上がっています。

素材はポリエステル100%ですが、尾州地域で生産した特殊なスパン糸を使う事でウールの様な毛羽感や風合いを表現しています。

スパン糸とは簡単に言うと短い繊維を繋いだ糸で、糸自体に膨らみや毛羽立ちがあり、織った時に表情の出やすい糸です。

ワークパンツですがホームスパンのパンツを履くようにドレスシューズに近いレザーシューズを履いて、ボタンダウンシャツにローゲージのニット合わせたり、ハイゲージのタートルネックのニット、レザーのシングルライダースジャケットにワークブーツを合わせる様な上品にでも少しハードな印象のコーディネートなんかに面白いのではないでしょうか?

まだまだ履ける時期も長いと思いますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


それでは『3人のキリスト』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第198夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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第198回目はこちら


『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛する様になったか』(1964)

監督:スタンリー・キューブリック

出演:ピーター・セラーズ / ジョージ・C・スコット / スターリング・ヘイドン / スリム・ピケンズ

あらすじ:

キューバ危機を後も続くアメリカとソ連の冷戦下。ある作戦の実行命令が下された。この作戦が実行されてしまえば世界は確実に滅亡してしまうが……

あらすじを読むと軍事サスペンス物の様に思えますが、監督のスタンリー・キューブリックはブラックコメディとして作ったそうです。

まともの人物もいるのですが、登場する人物はほぼ常軌を逸している人物として描かれています。

キューバ危機のすぐ後に作られた映画として考えると相当攻めた姿勢の作品だと思いますが、2024年の世界の現状を見るとただのブラックコメディとして笑っていられないのが本当に恐ろしい事だと思いました。

観た後に考えさせられると共に、グッタリするくらい力のある先品なんだと感じました。

ここからはいつも通り衣装を見ていきたいのですが、白黒の作品であり、登場人物のほとんどが軍服しか着ていないので、今週はお休みさせて頂きます。


それでは、今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ブリティッシュ ツイード フィッシュンティング ジャケット
カラー:オレンジ、グリーン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥¥55,000 → ¥27,500(税込)
商品番号:38-18-0377-791

1950年代のフィッシングジャケットとハンティングジャケットのディティールを組み合わせたジャケットなので「フィッシュンティング ジャケット」という名称です。

前身頃にフラップ付きのポケットを6つ、ジップポケットを2つ、後ろにはジップ付きのゲームポケット、内側にもポケットを2つ付けるなど、フィッシング、ハンティング両方の特徴を盛り込んでいます。その他にも襟や袖口のコーデュロイ使いやジップのチェーンスライダー等のクラシックなディティールも盛り沢山です。

サイズバランスは重ね着をしやすい幅の広い身幅とフィッシングジャケットの様な短めの着丈です。

表地は縦糸、横糸共にリサイクルウールを使用し国内の織物で有名な尾州地域で生産しており、横糸にはリサイクルウールだけではなくブリティッシュウールを混ぜているので、しっかりとした重量感のある生地に仕上がっています。

また裏地にはキュプラを使用しているので、袖通りも抜群です。

アランセーターやリブ編みの厚手のセーターと合わせる様なクラシックなコーディネートも良いですし、スウェットパーカーを合わせる様な着方も出来るジャケットなのでお好みのコーディネートを探して頂くのも良いのではないでしょうか?

こちらのアイテムも現在、お買い得になっていますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせてみて下さい。


それでは『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛する様になったか』をお楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第197夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第197回目はこちら


『グッドナイト・アンド・グッドラック』(2005)

監督:ジョージ・クルーニー

出演:デヴィッド・ストラザーン / ジョージ・クルーニー / ロバート・ダウニー・Jr / フランク・ランジェラ

あらすじ:

1950年代。「赤狩り」が猛威を振るう中、ニュースキャスターであるエドワード・R・マロリーとCBSの番組スタッフが事実を伝える為に「マッカーシズム」に立ち向かっていく。

「赤狩り」とはソ連との冷戦下でアメリカに入り込んだ「共産主義者」を摘発する為にジョセフ・マッカーサー議員が推し進めた運動だったのですが、徐々にエスカレートしていき自分の気に入らない人間に対して「共産主義者」と決めつけ攻撃する様になっていった事実があります。

それに対して真っ向から立ち向かっていったキャスターとテレビ局のスタッフ達の話です。

たとえ政府が行っている事でも、不当な扱いをされる人達の事実を報道し疑問を投げかける姿勢、政府や上層部からの圧力にも負けない信念は本当に凄いと思います。

そしてその姿を見ているからこそのエドワード・マロリーの演説が心に響くのだと思います。

あとこの作品は「白黒」映画なのですが、敢えて「白黒」にしている事で、緊張感がより増していると思います。

また今では考えられないですが、何処でも煙草を吸っていたり、TV番組の生放送中にも当たり前の様に煙草を吸っているのを見るとかなりギョッとしますね。1950年代とはこういう時代だったのだと改めて思い知らされます。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

特定の人物の衣装いうわけではないのですが先週同様、1950年代が舞台ですから出てくるエドワード・マロリーを始めとするキャスト達が着ているスーツがかなり格好良く映ります。

しっかりと肩幅のあるアメリカのスーツを見ると改めてスーツの格好良さに気付きますし、スーツを格好良く着れる人になりたいと思いました。


それでは今週のBEAMS PLUSのアイテムの紹介です。


ビームス プラス / 3レイヤー ハンティング パーカ
カラー:タン、マルチ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥63,800(税込)→¥25,520(税込)
商品番号:38-18-0278-139

ヴィンテージのハンティングジャケットをベースにサイジングを現代風に変更し、より着やすくしています。

前身頃に付けた大き目のハンドウォーマーの中にメッシュポケットを付けた2重構造ポケットと内側にも大きなポケット、そして背面部分には左右どちらからもアクセス出来るゲームポケットを付けている為、収納能力は抜群です。

表地はコットンポリエステル、その下に透湿防水性を備えたフィルム、内側に当たる部分にポリエステルスムースを使った3層構造にしてある為にクラシックな見た目に反してしっかりと機能性を持たせています。

サイズバランスはゆったりしており、中にインナーダウンや厚手のニットを着ていただく事も出来るので、秋口から真冬まで長い期間の着用が可能です。

この様な雨風を防ぐアウターが一枚あるとかなり便利ではないでしょうか?

こちらは現在かなりお買い得になっておりますので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


それでは『グッドナイト・アンド・グッドラック』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第196夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第196回目はこちら


『アウトフィット』(2022)

監督:グレアム・ムーア 

出演:マーク・ライランス / ゾーイ・ドゥイッチ / ジョニー・フリン / ディラン・オブライエン 

あらすじ:

1950年代のシカゴ。熟練の「裁断師」が営むオーダーメイドのテーラー。一般の顧客もいるが、マフィアからのオーダーも受けている。そして突如、厄介事に巻き込まれることに……

こちらはNetflixでの配信なので若干観づらい作品ではあります。

映画のほとんどがこのテーラーの中で完結するワンシチュエーションスリラーです。

この手の作品に共通しているのは何を言ってもネタバレになってしまうという事ではないでしょうか?なので本当に説明が出来ません。

導入部から引き込まれ何ともいえない緊張感が続き、上映時間が105分と最近にしては短めなのであっという間に終わります。ワンシチュエーションという事もあり舞台を観ているようでした。

もうこれ以上の説明は野暮なので、是非、ご覧になって頂きたいです。

それではいつも通り衣装を見ていきましょう。

この作品のもう一つの魅力は何といってもマーク・ライランス演じる「裁断師」とその「裁断師」が作るスーツではないでしょうか?

映画の冒頭からスーツの構成の説明と共に型紙に線を引き、裁断していきます。勿論、その部分は専門の職人がおこなっているとは思いますが、流れる様な手裁きで惚れ惚れします。

「裁断師」を演じるマーク・ライランスの静かな佇まいが手練れの職人の雰囲気を出していて、本当にこの人が裁断しているのではないかとさせ思えてきます。

そしてまず裁断師が仕事をする時にジャケットを脱いでベスト姿になっているのも凄く格好良いですし、他の登場人物が着ているスーツもどれも「吊るし」ではない感じが伝わってきて、体に合ったスーツは本当に格好良いのだと思いました。

この映画を観たらスーツのオーダーをしたくなっちゃいますね。

ストーリーは勿論ですが、スーツや小道具の使い方にも注目して観て頂くと何倍も面白くなるのではないでしょうか?

そして今週のBEAMS PLUSのアイテムの紹介です。



ビームス プラス / ハリスツイード バルカラー コート
カラー:グレイヘリンボーン、ライトブラウンヘリンボーン、ブラックウォッチ、ガンクラブチェック
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥82,500(税込)
商品番号:38-19-0045-803

BEAMS PLUSの定番のコート言えばこちらのハリスツイードのバルカラーコートです。

1960年代のオーバーコートをベースに現代的なサイズバランスに変更しています。

表地に使用しているのは「フェザーウェイト」と呼ばれる軽量のツイード生地でライニングに透湿、防風機能のあるフィルムを使用する事で、軽量でクラシックな見え方なのに機能としては現代的にアップデートされたコートに仕上がっています。

スーツやジャケットの上に着て頂ければ暑すぎず風を防ぎ軽くて着やすい、プライベートでもシャツにシェットランドニットやケーブルニットの上に着てもらえれば雰囲気も抜群ではないでしょうか?

流行り廃りの関係ない定番のアイテムなので、本当にお薦めの一着です。

気になる方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

それでは『アウトフィット』お楽しみ下さい。


2024年、大変な幕開けとなりましたが本年も様々な映画を紹介していこうと思いますので、よろしくお願いいたします。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第195夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第195回目はこちら


『ティファニーで朝食を』(1961)

監督:ブレイク・エドワーズ

出演:オードリー・ヘップバーン / ジョージ・ペパード / ミッキー・ルーニー / パトリシア・ニール

あらすじ:

ニューヨークで暮らすホーリーはティファニーに憧れて、早朝のお店の前でデニッシュを食べたりしている。そんなホーリーのアパートの上の部屋に越してきた作家のポールは自由なホーリーに惹かれていくが……

ロマンティックコメディの名作であり、オードリー・ヘップバーンの魅力が詰まった作品ではないでしょうか?

とても明るく、グイグイと自分のペースにみんなを巻き込んでいくのに、こちらが踏み込むとひらりと躱されてしまう何を考えているか分からないホーリーを演じるオードリーが本当に魅力的です。

そんなホーリーに翻弄されながらもどんどん惹かれてしまうポールとの関係がどうなってしまうのかはご自身で確認して頂けたらと思います。

何と言っても一番印象的なのは映画冒頭のシーンではないでしょうか?早朝のニューヨークの雰囲気とタクシーの中から出てくるドレス姿のオードリーと手にしているデニッシュとコーヒー、そしてそこでかかっている「ムーンリバー」。

とても美しいシーンだと思います。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

もう何と言っても上記した冒頭でオードリーが着ているドレスが本当に素晴らしいですしかなりアイコニックなスタイルだと思いますが、このドレスはジバンシィの物だそうでこの作品の前からジバンシィが衣装を担当しているそうです。その他にも劇中のスタイリングも本当に素晴らしいのでオードリーの衣装に注目してみるのも面白いのではないでしょうか?


それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ジャカード ボアフリース かーディガン
カラー:ライドグレー、ブラック
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-13-0183-156

1960年代のニットの柄をジャカードで表現したボアフリースのカーディガンです。素材にはリサイクルポリエステルを使用しジャカードボアで編み立てる事で柄を表現しています。

サイズバランスはゆったりしていてシャツやタートルネックのカットソー等との重ね着にも向いていますし、袖と裾部分をクラシックなリブにする事でカーディガンとしても活躍する一枚だと思います。実際に自分も着ているのですが、ウールカーディガンと比べても遜色ないくらい暖かいですし、軽くて着やすいて重宝しております。

こちらも既に入荷しておりますので、カーディガンを探されている方、アウトドアとは違った雰囲気のフリースアイテムをお探しの方にお勧めですので、是非お近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


それでは『ティファニーで朝食を』お楽しみ下さい。


最後に2023年もBEAMS PLUS ロードショーにお付き合いいただき誠にありがとうございました。

2024年も変わらずに続けていきますのでどうぞ、よろしくお願いいたします。

みなさま、良いお年をお迎え下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第194夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第194回目はこちら


『東京ゴッドファーザーズ』(2003)

監督:今 聡

出演:江守徹 / 梅垣義明 / 岡本綾 / こおろぎさとみ 

あらすじ:

クリスマスの晩に新宿のホームレスのギンちゃん、ハナちゃん、ミユキはゴミ捨て場で赤ちゃんを拾う。その赤ちゃんに「清子(きよこ)」と名前を付けて実の親を探しに出かけるが……

毎回アメリカにまつわる映画と言いつつクリスマスの週は自分の我儘を許してもらい年代の違うクリスマス映画を取り上げてきましたが、今回は舞台は日本で実写ですらないアニメですがお付き合いください。

「PERFECT BLUE」や「パプリカ」を監督した今監督の長編劇場作品の3作目です。

他の作品は現実と幻想が織り交ざったミステリーやホラーの要素も入っている作品ですが、こちらはファンタジーコメディです。

新宿のホームレスの凸凹3人組がゴミ置き場で子供を拾った事から実の親を探し始めます。その過程で様々な縁と偶然が重なり、それぞれの事情で会いたくても会えない人、謝りたかった人と会いながら都内を探し回ります。

そして最後に起こる奇跡とは……

アニメ作品なので強引な展開はあるのですが、主人公達3人のキャラクターや人間臭さ、東京という街の映し方、冬の寒さの描き方等、自分はとても好きな作品なのです。

他にもクリスマスを題材にした素晴らしい作品は沢山あるのですが、この作品もその中の1本ではないでしょうか?

是非、どんな結末なのかはご自身で確かめて頂きたいと思います。

いつもなら衣装を見ていくのですが、今回はお休みさせて頂きます。

ここからはBEAMS PLUSの商品を紹介します。

こちらです。





ビームス プラス / 3ゲージ マルチパター アランカーディガンン
カラー:オフホワイト、グレー、ブラウン、オレンジ、グリーン、ネイビー、パープル、マルチ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥30,800(税込)
商品番号:38-15-0149-048

3ゲージの太さの糸を使ったニットです。アランニットとはアイルランドのアラン諸島の漁師が着るセーターで、編み地の柄は漁に使うロープや命綱をイメージしています。そして日本の家紋の様にそれぞれの家の編み目もあるそうです。

そしてこのニットは異なる編み目のパターンをパッチワーク風にしていますが、派手にならず着て頂けます。

サイズ感はゆったり目なので重ね着をしてももたつかず、楽に着れます。ですがシャツの上にこのニットを着ているだけでも相当暖かいので、中で厚着をしなくても良いのではないでしょうか?

インナーとしてはもちろんアウターとしても使えますし、今の時期ならダウンベストを上に着ればアウター要らず(自分だけかもしれませんが)だと思います。

自分はオレンジを買い、愛用しています。

こちらは色によってはサイズが無いものもありますが、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

それでは『東京ゴッドファーザーズ』お楽しみ下さい。


コヴ


BEAMS PLUS ロードショー 第193夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第193回目はこちら


『ギャング・オブ・アメリカ』(2021)

監督:エタン・ロッカウェイ

出演:ハ―ベイ・カイテル / サム・ワ―シントン / アナソフィア・ロブ / デヴィッド・ケイド / ジャッキー クルス

あらすじ:

売れないライターのデヴィッド・ストーンは様々な伝説のある元マフィアのマイヤー・ランスキーの自叙伝を書く為にインタヴューをする事なる。

今現在は引退しているものの、隠し総資産は3億ドルあるといわれていてその資産を探す為にFBIも動いていた……

アメリカは良い人も悪い人も実在の人物で大きな事をした人や有名な人の伝記映画を作る事が多い気します。

このマイヤー・ランスキーも悪名高い実在したマフィアの一人です。

劇中でこのランスキーにインタビューするのがデヴィッド・ストーンで、舞台は1980年代のフロリダでこの時代とランスキーが語る1920年代からの過去が交互に描かれていきます。

ランスキーの語る過去はどこまでが本当で、どの部分が誇張なのか分からないまま話が進んでいきますし、現代のパートではランスキーの隠し資産をどうしても探し当てたいFBIが絡んできてどうなっていくのか最後まで目が離せませんでした。

何といってもこの映画はランスキー役のハ―ベイ・カイテルの存在感が凄いです。一見すると人の良さそうな好々爺なのですが、目が他の人とは全く違って相当怖いです。昔の様なギラギラした感じはないのですが、その分凄みを感じる演技だったと思います。

ここからは衣装を見ていきましょう。

やはり気になるのはランスキーの若い時代の格好でマフィアですから当然スーツを着ています。1930年代からなので時代が進むにつれて着ているスーツも変化していくのが面白かったです。

是非その辺の変化にも注目しながら観てみて下さい。


そして今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ヘビーメルトン ハンティング パーカ
カラー:キャメル
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥74,800(税込)
商品番号:38-18-0385-139

ヴィンテージのハンティングジャケットをベースに素材をダック地からメルトンに変更しているモデルです。

フロントの大きなハンドウォーマーポケットと中にナイロンポケットを付けた2重構造のウエストポケットが特徴で、またウエスト部分には左右どちらからもアクセス出来るゲームポケットも付けています。

生地は織物で有名な尾州で生産したメルトンを2枚合わせたダブルメルトンで、フード部分はブラックウォッチ柄を採用しています。

見た目の重厚さに反して軽いのも特徴の一つです。

サイズ感はゆとりのあるパターンを採用していて重ね着もしっかり出来る様なサイズバランスに仕上がっています。

古着では最近だと状態の良い物も少なくなってきていますしダック地なのでけっこう風を通すのですが、これは生地をダブルにして防風性も保温性も格段に上がっています。

このジャケットも既に入荷してますので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせて頂きたいと思います。

 

それでは『ギャング・オブ・アメリカ』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第192夜

この時間は、私のと偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第192回目はこちら


『鳥』(1963)

監督:アルフレッド・ヒッチコック

出演:ティッピ・ヘドレン / ロッド・テイラー / スザンヌ・プレシェット / ヴェロニカ・カートライト / ジェシカ・タンディ

あらすじ:

メラニー・ダニエルズはサンフランシスコのペットショップでミッチーブレナーというインコを探している弁護士と出会う。

その弁護士が気になったメラニーはサプライズでインコを届ける為に彼が週末に帰っているボデガベイへと向かうが、インコを届ける時に一匹のカモメに襲われる。

それが恐怖の始まりだった……

スリラーの巨匠と呼ばれるアルフレッド・ヒッチコックの1963年の作品で、動物パニック映画の原点と呼ばれている作品です。

通常の車を運転しているシーンなんかは背景が合成だというのが分かるのですが、鳥たちが襲ってくるシーンは当時の最先端の合成技術を使っているそうでかなりの迫力です。

現代の様々なゴア描写に慣れている自分からすると劇中に出てくるショックシーンは見慣れている物ですが、当時の人達からしたらかなり衝撃のシーンだったのではないかと思うところもありました。

恋愛ものの雰囲気のある前半から徐々に不穏で恐ろしい雰囲気に変わってパニック映画にになる本作ですが、一番怖いのはラストシーンではないでしょうか?

今作は生物パニック映画ではあるのですがただのパニック映画ではなく、ある心理についての映画だという事も観ていくうちにわかると思います。鳥達が人間を襲う原因は明示されませんが、その心理をヒントにすると見えてくるものがあるのではないでしょうか?
是非、ご自身で確かめて頂ければと思います。

ここからは衣装を見ていきましょう。

気になるのはやはりミッチーの恰好で平日の仕事の時には当時の1960年代らしいスーツを着ていますが、週末の自宅にいる時はリブ編みのニットに細身の軍パンを合わせています。このパンツがどの時代のどこの国のパンツなのかが思い出せないのですが、とても上品に見える事と当時から日常的にこの様なコーディネートをしていた事を知れたのが良かったです。
そして今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / バックフリース ミリタリー ライナー
カラー:ブラック、オリーブ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-18-0001-139

昨年も出ていたアイテムで、スタッフの間で人気が出て一度完売したアイテムです。

使っている生地は軽さと暖かさのある縦、横に伸縮性のあるバックフリースを使用し、ヨーロッパのミリタリーライナーをデザインのベースに、フロント部分やポケットのジップ、ハンドウォーマーにもなる袖口リブのスリット等、機能面もアップデートしております

サイズに関してはややゆとりのあるパターンを採用しているのでライトアウターとしても使えますし、ミドルレイヤーのインナーとしても活躍する一枚です。

実際に自分も購入して旅行の時に使ったのですが、インナー、アウターどちらとしても本当に使いやすく、めちゃめちゃお勧めのアイテムですよ。

気になった方は是非、お近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


それでは『鳥』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第191夜

この時間は、私のと偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第191回目はこちら


『セルピコ』(1973)

監督:シドニー・ルメット

出演:アル・パチーノ / ジョン・ランドルフ / ジャック・キーホー / ビフ・マクガイア / トニー・ラバーツ / コーネリア・シャープ

あらすじ:

子供の頃から憧れていた警察官になったセルピコ。しかし現状は彼が憧れていた警察官とは違うものだった……

1970年代にニューヨーク市警の汚職を告発した実在の人物の伝記映画です。

当時のニューヨーク市警は犯罪者から賄賂を貰う事で様々な犯罪を見逃していたらしく、相当治安が悪く特に地下鉄は本当に危なかったようです。

そんなニューヨーク市警の中で賄賂を取らずに警官としての職務を全うしようとしていた「マイケル・セルピコ」ですが、当時の警官の中では相当異質だった事が劇中でも描かれています。

制服を着た警察官も私服の刑事達も金額の多寡は違えどみんな同じ様に賄賂を受け取っている中で、賄賂を受け取らないセルピコの事を当然、警戒する様になりますし、徐々に嫌がらせすらする様になってきます。

また頼みにしていた上層部も評判を気にするあまり動こうとしません

みんなが行っている悪い事をせず自分一人で正しい事を行い続けるという事は、現実では本当に勇気がいる事ですし難しい事だと思います。ましてや犯罪に関わる事が多い警察官であればどさくさに紛れて殺されてしまう可能性も大いにあったと思います。

劇中ではその正義を貫く気持ちと殺されるかもしれないという恐怖をアル・パチーノが見事に演じていると思います。

この映画の前年の1972年に『ゴッドファーザー』、この作品の次の年の1974年に『ゴッドファーザーⅡ』に主演してあのマイケル・コルレオーネを演じ、しかも同じ人物が演じているのかとは思えないくらいの変わり方で本当に役者としての凄みを見せつけられる思いです。

セルピコがどうなるのかは是非、ご自身で確かめて頂きたいと思います。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

やはり気になるのはセルピコの刑事らしからぬヒッピーの様な衣装ではないでしょうか?

制服組の時から私服を着る事にこだわっていて劇中では「警察官の制服やあまりにも刑事然とした恰好では街に溶け込めない。」といってほとんど私服で、しかもヒッピーの様な格好をしています。

他の私服警官たちもジャケットをメインに思い思いの格好はしているのですが、どうして彼だけヒッピーなのかと考えた時に1970年代という時代もありますがヒッピーという文化自体がカウンターカルチャーであり、今のシステムへの反発という意味でこの様な衣装になったのではないかと思いました。(実際のセルピコがこの様な恰好をしていただけなのかもしれませんが……)

暗黙の了解でみんなが行っている賄賂というルールに反発し、自分だけはそこに染まらない異質な存在というのを表現するのにとてもピッタリな衣装ではないでしょうか?

誰がどんな物を着ているかをちょっと気にしながら観て頂くのも面白いと思います。


それではBEAMS PLUSのアイテム紹介です。

今週はこちらです。


ビームス プラス / N-3B ダウン ジャケット
カラー:ブラック、オリーブ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥52,800(税込)
商品番号:38-18-0373-139

こちらはフライトジャケットの中でもヘビーゾーンと言われる極寒地用のフライトジャケットで1950年代のモデルをベースに現代で着用しやすい様にアップデートさせたモデルです。

フロントはダブルジップで冷たい空気が入ってこない様に前立てもしっかり付いてます。チェスト部分の本来であれば酸素マスクのホースを固定する為のタブは隠しポケットにして細かい物を入れられる様にしています。

身幅はゆとりを持たせて重ね着をしやすい様になっていますし、表地は光沢のあるヘビーナイロンツイルを使用しているので見た目の重厚感はしっかりあります。しかし中には綿ではなく650フィルパワーのフェザーダウンを使用しているので軽量で暖かく街の中で扱いやすいダウンジャケットに仕上がっております。

軍物としても定番のモデルであり、街中での着やすさを追求したジャケットですので、フライトジャケットをお探しの方にも着やすいダウンジャケットをお探しの方にも大いにお勧め出来るアイテムです。

こちらは既に入荷していますので、お近くの店舗で実際に試着をしてみて下さい。

それでは『ゼルピコ』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第190夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第190回目はこちら


『ビヨンド・ザ・エッジ 世界を変えたエベレスト初登頂』(2013)

監督:リアン・プーリー

出演:チャド・モフィット / リナム・シェルパ / ジョン・ライト / ジョシュア・ラター

あらすじ:

1953年、世界最高峰のエベレストの登頂はまだ達成されずにいた。各国が初登頂を目指す中イギリスの遠征隊に参加しているニュージーランド出身のエドモンド・ヒラリーも初登頂を狙っていた……

この作品はエベレスト初登頂を達成したエドモンド・ヒラリーについての再現映像を含めたドキュメンタリー映画です。

自分はハイキングや登山をやらないので、8849mという高さの凄さや恐ろしさというのが分からないのですが、この作品を観て少しだけですがその凄さを想像する事が出来ました。

気圧や気温による人体への影響、急変する天候、斜面の状態、巨大なクレパスと様々な影響があり、かなり運も重要なんだと分かりました。

そしてそんな登頂を目指す遠征隊は本隊は13名、シェルパが20名、ポーターが362名と約400名いたそうです。因みにシェルパとはネパールの山岳民族の事で、山になれているのでガイドとしての役割を担っておりそこからガイドの事を総じてシェルパと呼ぶようになったそうです。

こんな大人数で部隊を編成しても辿り着けるかどうか分からないくらいエベレスト登頂は困難な事業であり、それぞれの国の威信をかけた事業でした。

そんなイギリスの遠征隊の中で、ニュージーランド出身だったヒラリーともう一人シェルパ出身のテンジン・ノルゲイの二人は第一アタック隊に選ばれる様に積極的に仕事をこなしていくのですが第一アタック隊に選ばれるのは他のイギリス人達で……

正直結果は分かっているのですが、その初登頂までがどうだったかというのが本当に興味深く面白かったです。

どんなに大変だったかは是非、ご自身で観て頂ければと思います。

ここからは衣装を見ていきましょう。

今作は再現ドラマと当時の映像を合わせたドキュメンタリーなので注目する衣装自体はないのですが、今の最新のアウトドアギアを知っている自分からすると着ている物が普段着と変わらない様に見えて、それが衝撃でした。

1953年ですから70年前ですが、あんな装備であんなに過酷な登山をしていたのかと思うと本当に偉業なんだと思い知らされました。


そして今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。

こちらです。



ビームス プラス / エクスペディション ダウンパーカⅡ
カラー:ラズベリー、マンゴー、ケール、エッグプラント
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥85,800(税込)
商品番号:38-18-0374-139

先シーズンに登場したエクスペディションダウンパーカの新色が登場しました。

元は1960年代のアウトドアダウンジャケットで機能性とファッション性を備えたジャケットです。

フロントは比翼とダブルジップ仕様で、比翼の内側には小物を入れる小さなポケットを付けています。ウエストポケットもダブルポケット仕様にしたり、内側にも大きなポケットを付けたりと収納もしっかりありバッグ要らずだと思います。

なんといってもこのモデルは復元力の高い800フィルパワーのダウンを使用しより保温力を高め、表の生地に使用している中空ナイロン糸を使用する事で非常に軽量でより着用しやすくなっています。

もう一点、中空ナイロン糸を使用する事で鮮やかな光沢のある色を表現出来ています。しかも色の名前が果物や野菜の名前で表現されているのもアウトドアアイテムらしくて良いですよね!

今日から急に気温が下がりだし、本格的に冬らしくなってきてアウターを探す方も増えていると思います。そんな方に本当にお薦めできるダウンジャケットですので気になった方は是非、お近くの店舗にお問い合わせ下さい。


それでは『ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第189夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第189回目はこちら


『カッコーの巣の上で』(1975)

監督:ミロス・フォアマン

出演:ジャック・ニコルソン / ルイーズ・フレッチャー / マイケル・ベリーマン / ブラッド・ドゥリーフ / クリストファー・ロイド / ダニー・デヴィート

あらすじ:

1968年の9月。刑務所の強制労働が嫌でオレゴン州立精神行院に入院してきたランドル・P・マクマーフィ。絶対的な権力を持つ婦長に反抗をしていくが……

アメリカン・ニューシネマの名作の一本です。

カッコウの巣とは精神病院の事を表しているらしく、その病院の中でマクマーフィが騒動を巻き起こしていきます。そしてこの病院の婦長は管理する事が治療に繋がると思っており、自由に振る舞うマクマーフィ含む患者達を徹底的に規則で縛っていきます。

そんなルールや規則でしか患者を見れない病院側に対し、患者一人、一人を人間として見ているマクマーフィにはみんな心を開いていきます。

なので中盤のバスに乗ってからの出来事は本当に美しいシーンですし、その後のバスケットボールをするシーンもとても良い場面だと思います。

そしてクライマックスに向かってある事が進行していき……。結末はご自身で確かめて頂きたい作品です。

ルールや規則で人権すらも縛ろうとする者たちに対して、自由を勝ち取ろうとするアメリカン・ニューシネマらしく、本当に素晴らしい作品だと思います。

それではいつも通り衣装を見ていきましょう。

この作品では何といってもジャック・ニコルソンのスタイルが本当に格好良いのです。(他の登場人物たちはほとんど病院服しか着ていないという事もありますが……)

ボロボロのG-1フライトジャケットの様なレザーブルゾンに折り返して浅く被っているニットキャップ、その下に着ているシャンブレーシャツとデニムパンツとアメカジのお手本の様な格好をしていて、実際にこのスタイルを真似した方は沢山いたのではないでしょうか?

そしてこの格好が他の病院服を着ている患者達とは違う、異物感を表現していると思います。

そしてクライマックスでマクマーフィが着ている物は何なのか、もう一人の人物が何を着ているのかで、どの様な事を表現しようとしているのかが分かるのも上手い表現方法だと思いました。

是非、衣装にも注目して観て頂きたいと思います。


ここからはBEAMS PLUSのアイテムの紹介です。

今週はこちらです。


ビームス プラス / ミリタリー ホースレザー ブルゾン
カラー:ブラック、ブラウン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥82,500(税込)
商品番号:38-18-0449-202

アメリカ空軍のA2タイプミリタリーブルゾンをデザインベースにし、ホースレザーを使用したレザーブルゾンです。

襟の大きさや袖の仕様をカフ仕様に変更しより着やすくなっていますが、裾のリブであったり大きなフラップポケットのクラシックな雰囲気もしっかり残してあるブルゾンです。

ホースレザーというと硬くて重いイメージがあるかもしれませんが、このブルゾンは見た目の重厚さに反して軽さを柔らかさがあるのでより日常で着用しやすいモデルに仕上がっています。

この様なレザーブルゾンはハードに着る事も出来るのですが、自分はハイゲージのタートルネックのニットにグレーのフランネルのパンツを合わせる様な落ち着いた大人の着こなしも良いのではないかと思っています。

色々な着こなしの出来るレザーブルゾンだと思いますので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


それでは『カッコーの巣の上で』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第188夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第188回目はこちら


『ザ・ダイバー』(2000)

監督:ジョージ・ティルマン・ジュニア

出演:ロバート・デ・ニーロ / キューバ・グッティング・ジュニア / シャーリーズ・セロン / アーンジャニュー・エリス /

あらすじ:

大戦終結後の1940年代。小作人の子供だったカール・ブラシアは海軍に入隊し、泳ぎが上手いことを認められ黒人としては異例の甲板兵となる。ある時、ヘリコプターの事故の際に潜水士が乗組員を命がけで助けた事に感動し、潜水士の養成所に入ろうとするが当時は白人しか認められておらず……

これは黒人初の海軍マスターダイバーになったカール・ブラシアの自伝的映画です。

海軍に入隊しても黒人はコックか雑用夫にしかなれない時代に、自分の力でやりたい事に向かって進んでいく主人公のカール・ブラシアに対するのはここでも人種差別という理不尽であり、その理不尽を体現するのがロバート・デ・二―ロ扮するビリー・サンデーです。

しかしカールはそれにも負けず潜水士の資格を取り自らの道を進んでいくのに対して、ビリーはどんどん身を持ち崩していきます。そしてこの対照的に描かれている二人がどう再会し、どの様な道を進んでいくのかは是非、ご自身で確認して頂きたいと思います。

この時代を描いている戦争関連の映画を観ていると仲間なはずの同じ軍隊内でも差別があるのが描かれていて、それを様子を見ているとそれだけ人種差別というものが当時の人達の中で普通の事だったのかが窺えます。

人種差別は今現在でもアメリカだけではなく全世界で行われている事で、本当に悲しい事ですし、絶対になくすべき事だと思います。

あと作中で以前このブログでも取り上げた「ジャッキー・ロビンソン」の名前がラジオの野球中継から流れるシーンがあり、この人も様々な差別からくる妨害に屈せずに黒人初のメジャーリーガーになった事を考えると、同じく黒人として初のマスターダイバーになったカールと重なってグッとくるものがありました。

それでは衣装を見ていきましょう。

基本的に軍内の話なので出てくるのは軍服ばかりですが、そこで気になるのはデニム生地のセーラーパンツです。

シャンブレーのシャツに裾にかけてフレア気味に広がっているセーラーパンツはかなり格好良く、自分でも履きたいなと思うのですが足の長さが全く違うのであんな風に履けないだろうなと少し悲しい気持ちで観ていました。

他にも甲板上の普通の兵士の格好を見ているだけでもかなり格好良く、着こなしの参考になると思います。


ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。

今週はこちらです。



ビームス プラス / ナイロン リップストップ ミリタリー パフ ベスト
カラー:グレー、カーキ、オリーブ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥28,600(税込)
商品番号:38-06-0050-139

こちらはフランス軍のミリタリーベストをベースした中綿入りのベストです。

表の生地はナチュラルな仕上がりになる様に染色をしたナイロンリップストップ地で、光沢は無くマットな表情なので日常的にも使いやすいと思います。

中は保温性の高い中綿を入れているのでダウンベストの様に嵩張らないですが、かなり暖かいと思います。

真冬は別ですがこの様なベストの方が中に重ね着も出来て脱いだ時にも邪魔にならないので、電車移動の方はもちろん車移動が多い方も使い勝手が良いのではないかと思っています。

こちらも既に入荷していますし、急に秋らしく気温も下がっていますのでこれからの季節に大活躍する一着ではないでしょうか?

気になる方はお近くの店舗に落ち合わせ頂ければと思います。


それでは『ザ・ダイバー』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第187夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第187回目はこちら


『ヒマラヤ杉に降る雪』(1999)

監督:スコット・ヒックス

出演:イーサン・ホーク / 工藤夕貴 / リーヴ・カーニー / 鈴木杏 / リック・ユーン / サム・シェパード / マックス・フォン・シドー

あらすじ:

1954年、ワシントン州沖の小さな島で打撲痕のある死体が漁船の網から発見され、事件の容疑者として日系アメリカ人のミヤモトが逮捕される。そんな中、新聞記者のイシュマエルは事件のある重大な証拠を発見するが……

舞台となる時代は1954年なので戦争は終わっているのですがそれでも根強く残っている日系人への偏見と差別と、真珠湾攻撃により始まった戦争と日系人の強制収容の様子が同時進行で描かれていきます。

特に収容所に連れていかれる際にタグの様な物を着ている洋服に付けられるのですが、その様子が人間としてではなく物の様に扱って様に写り、かなりショックを受けました。

そしてそこにイシュマエルと日系人で今はミヤモトの妻であるハツエとの幼い恋の行方が絡んできます。

人種差別と価値観の違いから生じる偏見、時代を支配する空気、悪い影響しか及ぼさない戦争、そして否応なしに巻き込まれ運命が変わってしまう人達。本当に戦争や人種差別が無くなれば良いと思います。

この作品はミステリーとしての面白さもありますが、冬の寒さやこの島の静かさが伝わってくる静謐で幻想的な映像も良かったです。

それではいつも通り衣装を見ていきましょう。

出てくる人達はは皆、地味な恰好をしているのですが、その中で気になったのは男性達が着ているコートです。相当寒い地域でしっかりと着込まないと寒いはずで、上に着るコートも厚手の生地だと思います。そのコートの重厚さに負けない着こなしをしていて、自分も同じ様に着こなせる大人になりたいと思いながら観ていました。その辺もちょっと意識して観て頂いても面白いと思います。


ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。

今回、紹介するのはこちらです。


ビームス プラス / ハンティング パフ ジャケット
カラー:ベージュ、オレンジ、グリーン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥93,500(税込)
商品番号:38-18-0378-139

アウトドアブランドの古いダウンジャケットをベースにデザインしており、大きなフラップポケット、レザーのトリミングのあるハンドウォーマー、フードは取り外しが可能で、袖口は風が入ってこない様にリブ仕様になっていて、フロントジップはグローブをしたままでも開閉が出来る様に大きなプルが付いているダブルジップ仕様です

サイズバランスはゆとりを持たせていて、スウェット類は勿論の事、厚手のニットを着てももたつきにくいと思います。

中綿として使っている素材はアウトドアのアイテムにも使われる保温性の高い化繊の綿を使用しているので、軽くて暖かく、脱いだ時の取り回しも楽だと思います。

クラシックな見え方なのに最新素材を使って、着心地や使い勝手を進化させているとてもBEAMS PLUSらしい一着だと思います。

こちらも既に入荷していますので、気になった方はお近くの店舗にお問い合わせ頂ければと思います。


それでは『ヒマラヤ杉に降る雪』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第186夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第186回目はこちら


『スケアリーストーリーズ 怖い本』(2019)

監督:アンドレ・ウーヴレダル

出演:ゾーイ・コレッティ / マイケル・ガーザ / ゲイブリエル・ラッシュ / オースティン・ザユル / ナタリー・ガンツホーン 

あらすじ:

1968年のハロウィンの日。幽霊屋敷から持ち帰ってきた本の余白のページに勝手に物語が書き込まれてしまう。そしてその物語に登場した人物が一人づつ消えていってしまう……

こちらはアメリカの児童文学で、広く読まれている本が原作で、アメリカですとホラー好きの子供達には定番の物語だそうです。

正直、極端に怖いという話ではないですが、手軽に観る事の出来る作品だと思います。

脚本、制作にギレルモ・デル・トロが関わっているので、劇中に出てくる怪物は何とも言えない気持ち悪さがあって良かったですし、一番最初の犠牲者の末路も今までにないものでかなり面白いと思いました。

めちゃめちゃ怖いわけではないので、ホラーが苦手な方も観て頂ける作品だと思います。

ここからはいつもの様に衣装を見ていきたいのですが、今回は余り目を引くスタイリングやアイテムが無かったのでお休みします。


そして今週のBEAMS PLUSの商品の紹介です。

今週は自分が欲しいアイテムを紹介しようと思います。

こちらです。


ビームス プラス / ダックハンターカモ ジャカード リバーシブル ワーク パフ ベスト
カラー:オレンジ、オリーブ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥38,500(税込)
商品番号:38-06-0047-791

こちらのベストはダックハンターカモフラージュの柄をジャカード織りで表現したかなり変わったベストです。

表の生地はコットンポリエステル混紡で、国内でも数台しかない織機で織り上げている手間のかかった生地を使用しています。

身幅は大きく取っているので、カットソーやシャツだけではなくスウェットやセーターとのレイヤードにも向いています。そして表地はカモフラージュ柄ですが、裏にするとシンプルな単色のダイヤ柄のキルティングなので表と裏で全く違うコーディネートに使えるベストです。

この商品も既に入荷しておりますので、気になる方は近くのお店で試着してみて下さい。


もうそろそろハロウィンも近づいておりますので、ホラー映画でもいかがでしょうか?

それでは『スケアリーストーリーズ 怖い本』お楽しみ下さい。

コヴ