この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第201回目はこちら
『ザ・バンカー』(2020)
監督:ジョージ・ノルフィ
出演:サミュエル・L・ジャクソン / アンソニー・マッキー / ニコラス・ホルト / ニア・ロング
あらすじ:
1960年代、不動産業で起業しようとするバーナード・ギャレットだったが、黒人というだけで商売が上手くいかない。そこで資産家のジョー・モリスと共にある秘策を思いつくが……
この作品も実話をベースにした話です。
1960年代だとロサンゼルスですら差別意識があり、黒人が起業する事自体が相当大変だったのだと思います。銀行でも融資担当者にすら会えなかったり、アパートのオーナーなっても白人の店子が出ていってしまったりと苦労が描かれています。
そんな中でバーナードとジョーはある策を思いつき、どんどん成功していきますが、今度は成功している黒人に対する嫌がらせや妨害にあってしまいます。
そんな中で二人がどうなっていくのかを是非、観て頂ければと思います。
そしてこの作品はあからさまな黒人差別だけではなく、性別による差別であったり、生まれた環境、同じ黒人でも立場の違いによる意見の相違等も描いておりインターセクショナリティについても言及出来る内容になっていると思います。
大きな差別だけではない、見えづらい差別についても考えさせられる作品でした。
ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。
前半部分でアンソニー・マッキーとニコラス・ホルトがアパートの改修をするシーンで、2人ともオーバーオールの中に普段着の様な黄色や白の開襟の半袖シャツを着ています。勝手に作業をする時にはワークシャツを着るものだと思っていたので、この組み合わせは斬新でした。
日曜大工の延長の様な作業なので、普段着ているシャツの上にワークアイテムを合わせていると考えると納得がいくのですが、この様な当時の日常が垣間見えるのがとても面白いと思いました。
それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。
ビームス プラス / ボタンダウン アメリカン オックスフォード クラシック フィット
カラー:ホワイト、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-11-0674-139
こちらは今シーズンから新たに登場したボタンダウンシャツです。
通常のボタンダウンシャツに比べて身幅、肩幅の大きかったクラシックフィットより更にゆとりを持たせたサイジングに変更しています。
定番のボタンダウンシャツよりも台襟を高くしよりネクタイも巻きやすく、袖の仕様も今までのクラシックフィットから変更し、剣ボロ仕様になっています。
使用している生地はしっかりとしたハリ感のあるアメリカンオックスフォード生地を使用し、ジャケットのインナーとしては勿論、一枚で着てもしっかり存在感のあるシャツに仕上がっております。
こちらのシャツも既に店頭に入荷していますので、是非、今までのボタンダウンシャツと着比べて頂くとそれぞれのシャツの特徴が改めて分かって面白いのではないでしょうか。
こちらの作品は配信されているサービスが限定されているので、少し観づらい環境かもしれません。
それでは『ザ・バンカー』お楽しみ下さい。
コヴ