スタッフ「コヴァ ヤジー」の記事

インディアンジュエリー放浪記 其の三十五 「AA」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

ご紹介するのはフェア業務での通称「AA」こと、ナバホ族のAaron Andersonです。HPのメインカットにも多数写り込んでいますが、技術的には、立体的なデザインをトゥファキャスト(型)に掘り、そこに銀を流し込んでエッジの効いた輪郭を作り出すのが得意なアーティストです。ファンも多いので込み入った説明は割愛します。

巨大なモレンシターコイズを14金で取り囲んだ太幅ブレスレット、マトリックスの光沢成分(パイライト)が作風を引き立たせている

こういったデザインもAAの手にかかると鋭い仕上がりで、そこに濃い赤や青が映える

ジグザグwithターコイズ

トゥファキャストのザラザラした表面を活かした、少し非対称なターコイズリング

AAのシグニチャースタイルともいえる稲妻リング、左の14金はラストピース


コレを綴っていると、作り話のようにシルバーの稲妻リングが1点旅立っていきました。こんな激しい雨なのに、駅遠の神南までわざわざ足を運んでいただき、腹の底からムチャス グラシアス!

そろそろ渋谷のフェアも折り返しです。それにしても物凄い湿度ですね。最近は大気が不安定とかなんとか…みなさんのジュエリー熱は常に安定、いや情緒としては不安定なのか?こんなジメジメした日こそ冷やしではなく、カレー南蛮そばにします、トッピングで月見に。

汗だくで店に戻ったら、涼みながらユルくお待ちしております。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の三十四 「ロックンロール?」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

冬のフェアから本格的に取り扱い、紹介し始めたナバホパールですが、たいへんありがたくも愛用者がだんだんと増えてきまして、粒の大きさや長さ違いを交互に試して、お好みを選ぶ光景が恒例と化してきました。



渋谷店の入口ではナバホパールと非シルバーP.Pruittが、鹿の頭蓋骨や角とまみれてロックな…


上から0.8×52、1.4×62、0.7×65の着用例、長さ選びの参考に



単品はもちろん、他のビーズ、レザーと組み合わせたりもお薦めです、老若男女問わず。ご相談に乗っていると、アクセサリーを採り入れるのにご自身のキャラや年齢を気にする声を多く耳にしますが、恥ずかしがらないでください。そんな小さな事は全く問題ではなく、大事なのは熱、魂ですから、要するにロックです。



パイプストーンとサーペンティンのイイ配色のヒシとレザーリーフとの組み合わせ、※アフター・ビームス プラスな雰囲気の中でナバホパールがイイ脇役に



といった具合に思い付いたら、もうやめられない、🎶止まらないHa〜Ha〜 Feelin’ Comes…🎶 すみません、ついあのお方を思い出してしまい熱くなってしまいました。

能書きばかり垂れてないで、染み付いた脱力感なんて捨てて、入社した頃のロックな魂で(何それ?)お待ちしてます。オーケーサンキュー、続けてイキます ※ロックンロール!


コヴァ ヤジー


※アフター・ビームス プラス…其の三十二をご参照ください。

※ロックンロール = E.YAZAW◯


インディアンジュエリー放浪記 其の三十三 「夏期講習スタート」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

すみません、こんな肝心な時に他所へ放浪してまして、再び渋谷に戻っております。それにしても、改めて春夏秋冬の移ろいを実感します。年が明けて雪の散らつく頃に冬のフェア1便が始まり、2便、3便と寒さが徐々に和らいでいき、桜の散る頃に片付けていると、夏のフェアへ向けた計画が少しずつ動き始める…インディアンジュエリーフェア暦とでも言いましょうか…ということでインディアンジュエリー留年生の夏期講習スタート。



ユルユルな雰囲気の雄牛と南瓜の花のペンダント、白人作家J.Favour作


男のいぶし銀達、Falcon Trading Company制作


夏の風物詩ヒシネックレス、ん?気のせいか、もう減ってるような…



雨ニモマケズ、風ニモマケズ、みなさんの貪欲さにも負けないように、長丁場を乗り切るだけのスタミナを蓄えておくのが何より先決です。ということで、長◯飯店の軟皿で半ライス付きにします。(最後に残った餡をライスに)

ユルく、マジメに、ゆっくり愉しみましょう。


コヴァ ヤジー


※渋谷フェアのボクの休みは18(月祝)、20(水)、22(金)です。


インディアンジュエリー放浪記 其の三十二 「告知・追記」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

オフィシャルHPでの告知が始まりました。ということで、HPで言及していない部分に軽く触れておこうかと思います。まず、メインカットに写っているジュエリーは、いつもだと作者や新旧も統一しないのですが、今回はAaron AndersonとHarrison Jimだけで構成しています。なぜか?なんとなく…キャスト特有のざらついたシルバーの表情を、淡いブルーの上に置いて自然光で見てみたい、夏の衝動に駆られました。



こういう白塗りのウッドに光沢のあるシルバー、ではなくて… ※試し撮ったが即ボツ


敏腕カメラマンにおまかせすれば万全の仕上がり、毎度ありがとうございます



冬に紹介してから定着しつつあるナバホパールは、ビームス プラスのインディゴブルー類と絶好の相性につき、ぜひ1本欲しいとの声も多数で粒の大きさと長さを増やしました。ビームス プラス衆では山田兄弟の(兄)広志が、燻しのパールをやや誇らしげにぶら下げて、かなりしっくりきているとのこと。※確証画像なし 特に、夏にこそ重宝するアイテムであることは言うまでもありません。



長さのバリエーションは他にもいろいろと、左の燻しの大粒はぜひ実物を



まとまったピックアップは初となる
Steve Yellowhorseはビームス ボーイの夏の推し。石のバリエーションを集めて適度に賑やかな雰囲気を撮ってもらいました。実はここに加えるのを忘れた?控えた?赤の大物も…ぜひハラボーこと、ビームス ボーイ原宿で。



リーフモチーフと、石のセットのバランス、センスが絶妙にユルい、インディアンジュエリーの中でもゴリゴリ体育会系ではなく、いわゆる文化系かつ※アフター・ビームス プラスな佇まい



ざっとこんな具合でしょうか。そろそろ渋谷で本格的に準備を始めます、が、いくらなんでも暑すぎるので、まずはF田屋で冷やしなすそばにします。

夏はこれからです、焦らずにゆっくり愉しみましょう。


コヴァ ヤジー


アフター・ビームス プラス…アメリカの60年代後半、ヒッピームーブメントの兆候に漂う不穏な空気、脱力感



ビームス メン 渋谷 7/8〜24

ビームス ボーイ 原宿 7/8〜24

ビームス 梅田 8/5〜21

ビームス 神戸 9/3〜11


インディアンジュエリー放浪記 其の三十二 「告知・追記」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

オフィシャルHPでの告知が始まりました。ということで、HPで言及していない部分に軽く触れておこうかと思います。まず、メインカットに写っているジュエリーは、いつもだと作者や新旧も統一しないのですが、今回はAaron AndersonとHarrison Jimだけで構成しています。なぜか?なんとなく…キャスト特有のざらついたシルバーの表情を、淡いブルーの上に置いて自然光で見てみたい、夏の衝動に駆られました。


 ボクの拙い表現力でも、敏腕カメラマンにおまかせすれば万全の仕上がり、毎度ありがとうございます


冬に紹介してから定着しつつあるナバホパールは、ビームス プラスのインディゴブルー類と絶好の相性につき、ぜひ1本欲しいとの声も多数で粒の大きさと長さを増やしました。ビームス プラス衆では山田兄弟の(兄)広志が、燻しのパールをやや誇らしげにぶら下げて、かなりしっくりきているとのこと。※確証画像なし 特に、夏にこそ重宝するアイテムであることは言うまでもありません。


長さのバリエーションは他にもいろいろと、左の燻しの大粒はぜひ実物を


まとまったピックアップは初となる
Steve Yellowhorseはビームス ボーイの夏の推し。石のバリエーションを集めて適度に賑やかな雰囲気を撮ってもらいました。実はここに加えるのを忘れた?控えた?赤の大物も…ぜひハラボーこと、ビームス ボーイ原宿で。


リーフモチーフと、石のセットのバランス、センスが絶妙にユルい、インディアンジュエリーの中でもゴリゴリ体育会系ではなく、いわゆる文化系かつ※アフター・ビームス プラスな佇まい


ざっとこんな具合でしょうか。そろそろ渋谷で本格的に準備を始めます、が、いくらなんでも暑すぎるので、まずはF田屋で冷やしなすそばにします。

夏はこれからです、焦らずにゆっくり愉しみましょう。


コヴァ ヤジー


アフター・ビームス プラス…アメリカの60年代後半、ヒッピームーブメントの兆候に漂う不穏な空気、脱力感



ビームス メン 渋谷 7/8〜24

ビームス ボーイ 原宿 7/8〜24

ビームス 梅田 8/5〜21

ビームス 神戸 9/3〜11

インディアンジュエリー放浪記 其の三十一 「長く熱い夏へ」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

早いものでジメジメと湿気を感じ始めたら、もう7月が迫ってますので夏のフェアへ向けぼちぼち始動します。まず撮影日が近付くと、お決まりの自宅テーブルでなんとなくジュエリーをゴソゴソと…


試し撮りしつつ、思い描いたイメージを具体的にしておく作業、コレを関係者にも見せておいて撮影本番へ


いつもの、全幅の信頼を寄せるカメラマンさんに二言三言ばかり要望をお伝えしてメインビジュアルは一丁上がり、毎度さすがのクオリティ。

撮影が終わったら、アレの依頼が急に来てもいいようにと、思いつきをそこはかとなく綴り始めると思いの外すぐに終わり、案の定、しばらく経つとディレクターMZOから締め切り日を告げる連絡が来たので、こう返すと…



早く終わった余韻に浸って軽口を叩いているが、期限を告げられる前に仕事を終えたのは入社以来初めての快挙


別件でもビームス プラス衆に連れられて、おねがい、おまかせ、おねだりに出向き、懐かしい刺激を久しぶりに味わう。こんなに用意周到で動きが早いのは異例かつ前代未聞ですが、それには一筋縄ではない複雑で深いワケが。


こんな出立ちで向かった先は?

まな板の鯉ならぬ、革マットのバックル、どう料理されてしまうのだろうか?


今後、フェアに関するアレコレを勿体ぶりつつ見せつつ、のらりくらりご紹介していくつもりです。くれぐれも期待をあまり大きくなさらずに、気長にお付き合いいただければと思います。

まずは、間もなく配信のメルマガ「BEAMS PLUS TIMES」でビームス プラスの「メジャーとマイナー」について独り言を記してますので、ぜひ軽くお目通しを。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の三十 「BEAMS PLUS サザン」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

つい先日、辻堂駅の改札を出て気を抜いて立っていると、ロバート・レッドフォード?と思ったらビームスの名優の登場でした。撃たれるかと…。彼に促されるまま地元の美味しい天ぷらをいただき、お腹を満たしたところで立ち去ろうとすると、強制的にビームスに連れられました。

久しぶりに訪れましたが、ビームス 辻堂はビームス プラスにとって南関東の関所であり、最大級のインディアンジュエリー陳列量を誇る要所でもあります。何よりもスタッフの顔ぶれが濃厚…いや、独特の辛さや強烈な痺れに汗が止まらず、クセになり止められなくなります。


伝統的古典ピン by J.Robbins、ズニ鳥ピン on 名優Kuwata



4年前に辻堂店でもフェアを開催したことがあります。当時は海の幸への淡い期待とともに辻堂へ向かいました。生しらす丼…実にイイ響きです。しかし到着早々知らされたのは、フェア終了の「翌日」から春のしらす漁が解禁という非情な巡り合わせでした。インディアンジュエリーフェア開催中 = 禁漁✖️ = 生しらす✖️

こうして、時折ほろ苦い記憶を思い出しつつ、インディアンジュエリーフェアを転々としているワケです。


カウンター全面がインディアンジュエリーで埋め尽くされている辻堂店、放浪の立ち寄りついでに陳列をお手伝いすることに…



手伝ってくれた現サザンと元サザンのメンバー、レイアウト作業時の要領の悪さを、少しも感じさせない充実した笑顔



湘南の

ジュエリー眺めは

マチガイナイ(ベ)


詠み人知らず…


と、インディアンジュエリーフェアが終わるとシーズンオフのように思われがちですが、実は休んでおらず、夏へ向けて裏でコソコソと自主トレも積んでおります。


また放浪の先からお報せします。


コヴァ ヤジー

インディアンジュエリー放浪記 其の二十九 「感謝、心得、余韻」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

一昨日で冬のフェア全日程が終了しました。最終の大宮でもかなりいろいろとありました。サンタフェ以来の再会や、お馴染みのいつも通り、新幹線で急遽、ついつい何度も、すぐに電話で直接、さっさと仕事切り上げて、この際ズル休みして…ご来訪くださった皆様、その心意気に腹の底から感謝しております。


やけに潔い、燻しナバホパール(完売御礼)のみのインディアンジュエリー体験入学生、(兄)広志


ボクだけだとマズいのですが、みなさんもフェアを愉しんでいただけたでしょうか?たまに「何時間も本当にすみません」なんて、謙虚な方からお詫びされますが、全く遠慮なさらないでください。なるべく長時間観やすいフェアコーナー作りを心掛けていますので。その為、一切邪魔にならないよう、ボクはコーナーで余計な事は何もしません。それと、ジュエリー鑑賞に集中すると想像以上に疲れますので、もしお時間あれば途中にどこかで息抜きをして、再来店いただくような脱力鑑賞が理想的です。


旅立ったJesse Robbinsのピンの行き先は本当にマチガイナイのか?今後の動向に注目 ※画像は其の二十二より


1月からみなさんにパワーを着実に吸い取られ続けたからか、おかげさまで、もはや抜け殻です。後片付けが落ち着いたら、桜を見に放浪しつつ、フェアの次なる展開についてアレコレ思案しようかと…その前にとりあえず「T万里」で軽く独り反省会でも。


コヴァ ヤジー

インディアンジュエリー放浪記 其の二十八 「ダメです、ぜったい」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

それにしても、みなさん本当にインディアンジュエリーがお好きですね〜 インディアンジュエリー留年生(敬意を込めて)と話していると、その熱気、パワーを貰ってるな〜と感じているのですが、しばらく経つと、実はしっかり吸い取られていたことを自覚します。そのせいか、少しフラつく今日この頃です。

そういえば、先日こんな聞き捨てならないヒトコトを…「ヒポ族のリングなんですけど…」良かったです、お客様じゃなくて。弊社の隙だらけのスタッフでした。家で娘に言ったら「あははは〜ヒポ族ってかわいいね〜」かわいいからイイのか?ヒポ? ん? カバ? そうじゃない、そういうコトじゃない、ぜったいダメです。

忙しい前半を終え、落ち着いたこの辺で脱線だけでなく、いくつかジュエリーのご紹介を。


Pat BedonieとRon Bedonieの14金アクセント、奥はターコイズのベゼルが14金


Darryl D.Begay、上からダマリ、モレンシ、コーラルの控えめなリング


休みの日に、Pat Pruittのジルコニウムとコインシルバーの常習的組み合わせ


フェアに没頭しているうちに、気候がいつの間にかすっかり春らしくなっていました。名古屋に行った日は雪だったのに…早いですね〜

今回のフェアは21日(月)をもって終了となります。が、18日(金)から「ダブルポイントキャンペーン」が始まります。最後の最後にこんなタイミングで。

絶好の機会に春のインディアンジュエリー鑑賞を、ぜひ。となると、また忙しくなりそうなので、今のうちにボクは「T万里」へ。


コヴァ ヤジー

インディアンジュエリー放浪記 其の二十七 「早くも乱打戦」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

みなさんのフェアへの反応がありがたいことに想像以上に早く、慌てているうちに2週目を迎えていました。深く感謝しております。

改めて序盤を振り返ると、インディゴブルーとの相性絶好の燻しのナバホパールが早くも完売寸前。名古屋でもかなり反響があったんですよ。すぐにまた現地におねだりしないと…ありがたいですね、本当に。他には、金の稲妻に華麗に塁を盗まれて、極上ターコイズと個性派ビーズに痛烈な連打を浴びました。いや〜立ち上がりから徹底的にイイ球を狙われました。 ※週末に個性派ビーズ作家TLAがサンタフェで1stリボン獲得、Congrats!


今は亡きOrville Tsinnieのターコイズリング、ブレスレットがアクセントのショーケース


落ち着いたところで、軽く店内の陳列を抜粋してご紹介しますと、P.Pruittの非シルバー群にモダンなシルバーブレスレット、ターコイズ、ビーズをあえて組み合わせてコーナーの中央に配置。隣には、つい軽く見えがちなSunshine Reevesを四角いショーケースに入れて渋い色柄のナバホラグを敷く。といった具合にそれぞれに表情を持たせて陳列しています。


S.Reevesに敷いている控えめなナバホラグは「Two Gray Hills」¥88,000 ロングブランチより


それと、個性派同士を凝縮したショーケースも。ここにはAaron Anderson、S.J.Begey、Curtis Pete等を無造作に配置して濃い仕上がりに。


特に若い方に見て欲しい、強さ、勢いが愉しいデザインのバリエーション


他にも、アノ高級品ショーケースや、ホピのPPが最上段、オールドスタイル、ビンテージが最下段だったりと、いろいろあって目が疲れますが、ジュエリー狂の方々はぜひ、この機会に大宮へ。

これを綴る直前には決定的な特大ホームランを浴びてしまい…ボロボロに打たれた後に気分良く反省する場所は、やっぱり「T万里」でしょう。


コヴァ ヤジー

インディアンジュエリー放浪記 其の二十六 「フェアコーナー完成」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

トラブルもなく、無事に設営が完了しました。今回の大宮店では今までのフェアで最長最大のカウンターテーブルを設置しました。これでゆったりと陳列スペースを確保することができ、テーブルに安定感もあるので、落ち着いてご覧いただけるはずです。


ゆっくり長居しやすいように広々とコーナーを構えて、テーブルの向こう側がボクの定位置


入り口にナバホラグを掛けてあるので、普段とは違う雰囲気がお分りいただけるかと。ナバホラグは地域によって色柄が異なりますが、この「ガナド」は伝統的に赤を効かせた配色でお馴染みです。掛けるだけで場が締まるのと、入口付近でフェア開催中の目印にもなってくれます。


ナバホラグ「Ganado」¥220,000 ロングブランチより


大宮店ではBOYコーナーも設けてズニのキャラクター物などもご用意しました。お馴染みのオルテガ各種もハンギングしてあります。


たまにボクも手伝うフリをするBOYコーナー


この瞬間を収めるためにどれだけ追い続けてチャンスを窺ったことか…渋谷、名古屋と逃し続けて大宮でようやく捕らえました。精細な作りの楕円形がラペルにうまく収まり、さりげなく主張しています。いや〜実にイヤラしい。この様は何回焦らされても諦めずに見るべき、必見です。


ついに撮影成功、傑作ピン by P.Shorty on Mimoto aka 頭領


初日の昼に慌ててコレを綴ってますが、スタートからありがたい忙しさです。こんな心地良い昼は、お決まりの「T万里」に。ユル〜くお待ちしております。


コヴァ ヤジー

インディアンジュエリー放浪記 其の二十五 「大宮・追憶編」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

名古屋のフェアも無事に終わり、いつの間にか暦は弥生、三月です。このフェアの最後を飾るのは大宮店、懐かしいですね〜振り返ったら5年ぶりの開催です。あのときはまだ改装前で、ボクはルミネの勝手を全く分かっておらず手違いがいくつかありましたが…東口の「T万里」とジュエリーコーナーを往復する日々でした。そういえば、当時の大宮店では、現バイヤー佐久間がまだ貪欲な一若手として汗ダクだった記憶が甦ってきます。それが今やコンビニスイーツご意見番として、余裕すらかる〜く漂わせているのですから、時の経つのは早いモノです。


其の二十でも試しましたが、0.55×65と0.7×65のシンプルな2本を重ねるとイイ具合のナバホパール


それと、黒歴史として今も思い出す「ショーケース大破事故」最終日の閉店後にボクがやらかした大失態…仲のイイ当時の店長は気を遣ってくれましたが、離れた暗い倉庫に無惨にガラスの割れたショーケースがしばらく安置されていたと訊きました。長年各地をジュエリー行脚していると、決して良い思い出ばかりではなく、ほろ苦いのもいくつか…そして今回、ようやく1つ借りを返す番が来たワケです。(どういう?)


名古屋から着いて早々、大宮店の控室で静かに出番を待つジュエリー


今回の大宮店のフェアでは渋谷、名古屋よりもウィメンズの品数が大幅に増えます。ぜひ気軽に覗いていただけたらと思うのですが、このブログを読んでくださっているワケがないので、男性読者の方々に、この旨をIJ女子にお伝えいただけますよう、ぜひお願いしたく触れさせていただいた次第です。それと、名古屋を騒がせたアノ高級品も並ぶ予定です。

それに加えて、今回はルミネカードキャンペーン(4〜13)と同時スタートという、かなり大きな後押しもあります。少し暖かくなってきたので、散歩がてら気分転換もかねて、ぜひ春のインディアンジュエリー鑑賞を。


コヴァ ヤジー

インディアンジュエリー放浪記 其の二十四 「尾張・熱煮え編」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

名古屋の振り返りです。まず、道中の写真がありません。雪の舞う中、過酷な運搬を敢行しましたので、傘を差す余裕すらなくフラフラでビームス 名古屋にたどり着きました。


こんな具合にフェアコーナー完成


MZOとの遠隔ラジオ収録の後、早めの夕飯を済ませ、閉店時間から一気に設営作業を進めました。名古屋店メンバーの協力のおかげでトラブルもなく陳列を終えると、もう11時を過ぎており、数本ばかり缶ビールを呑んでから、シャワーを浴びて寝ました。


押し出された通路からのフェアコーナーの様子


初日を迎えると、昼過ぎから常連様を中心にご来店が相次ぎ、時間帯によってはフェアコーナーが満員密集地帯と化し、ボクは完全に通路に押し出される格好に。

2日目も愉しみに待ってくれていた方々が次々と。再来店での長考シーンや、高級品をお取りする出番まで。バタバタと…みなさんの真剣な眼差しが印象的でした。どうか眼精疲労のケアを怠りなく。


到着早々、夜の労働に備えて頭領と味噌煮込みうどんを


この時点では、3日連続で昼食が味噌煮込みうどんになるコトをまだ知りません。さらに、頭領が東京に戻った後の2日目の夜は、さすがに味噌を外そうと、無意識に選んだのがスンドゥブチゲでした。熱い鍋に卵…IJ稼業は肉体労働ゆえ身体が煮えたぎる熱さを欲するのでしょうか。

そういえば、Mimoto aka頭領の写真がありません。そうなんです、なんと名古屋でもウワサの最高級ピンのお披露目を勿体ぶったのです。これにはさすがに呆れました…せっかくの前回の予告が台無しです。いったいどこまで焦らす気なのか…写っているのは、味噌煮込みうどん越しに割箸を手に取る姿、のみです。

総括しまして、この二日間にお越しくださった皆さま、感謝しております、ありがとうございました。お愉しみいただけたでしょうか?ボクは存分に愉しませていただきました。ビームス 名古屋は27日まで開催してますので、再来店、再々来店、再々々…ぜひ、お待ちしております。

ということで、最後は帰り支度に手間取ってしまい時間ギリギリで新幹線に飛び乗りました。席につき心地良い疲れを感じながら油断の塊になっていると、後ろの席の紳士がボクの切符を拾ってくれました。ご親切にありがとうございます。やっと安心…え?土産?手ぶらです…


コヴァ ヤジー

インディアンジュエリー放浪記 其の二十三 「旅のお知らせ」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

渋谷のフェアにご来訪いただいた皆様、本当にありがとうございました。心から感謝しております。今回もお陰様で無事に…いや、ショーケースが割れていた時はどうなる事かと思いましたが、そこは迅速なおねがい、おまかせ、おねだりで何とか切り抜けました。全裸監督ですから。

告知なのですが、次のビームス 名古屋(2/11〜27)では11日(金)と12日(土)の二日間だけ、店頭におります。※12日は〜17時

それに合わせて、今回は高級コレクションの展示、販売もします。凝視し続けますと激しい眼精疲労を伴いますので目薬をご持参ください。ここ数年、ボクの視力を奪い続けた悪魔的な逸品ばかりです。尾張のインディアンジュエリー狂の方々は、この二日間にぜひ。


ジェムグレードのターコイズが名だたる作家達の手でジュエリーに

尾張旅の道連れは、ディスプレイ職人衆の頭領Mimoto。最近では最高級ピンを渋谷のフェアでそつなく入手し、ビームス プラス衆に見せびらかすのをきっと勿体ぶっているであろう、そのピンを付けたサービスショットを旅先で収められれば、と企んでいる次第です。

それと、この公式な場をお借りして、ビームス プラス衆に忠告しておくと…

✖️棟梁

○ 頭領

Mimotoの正式な表記は「頭領」、くれぐれも間違い無きよう。

みなさん、たいへん失礼しました。今週の後半は旅先です、稼業に集中します。


コヴァ ヤジー

インディアンジュエリー放浪記 其の二十ニ 「いぶし銀とインディゴブルー」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

今回はワークアイテムとインディアンジュエリーを組み合わせてみようと思います。以前に断言した「相性の難しさ」を解決しなくては、と少々責任を感じ筆を執った次第です。

と言いますのも、ビームス プラス衆がカバーオール、シャンブレーシャツといったワークアイテムを、最近は着倒してやろうと特に意気込んでいるからです。全裸監督として、ここで一肌脱がないわけにはまいりません。


ビームス プラスの新作エンジニアジャケットにナバホパールとアクセントにピンを

ここでワークシャツ、ジャケットの間にインディゴブルーのニットベストを加える、本格派気取りで強引に3球で勝負せずに、クサい遊びの1球を挟む余裕を持ちたいところです。


ピンはJesse Robbins(¥99,000)ロングブランチより

デニムにピンの相性はグラマラスの渦巻(其の十二)でもご紹介済みですが、改めて正式にオススメです。


手元にもJRやFTCのアーリー感溢れるアイテム 細いブレスレット(¥88,000)とリング(¥27,500)はロングブランチより

あまり欲張らず、適量がよろしいかと思います。それと、断じてピカピカに磨いたりなどせずに。

足元は軽く勝負球のハンドソーンマカスィンあたりで、芯を外して打たせて取る。これで技巧派への転身成功です。総括しておきますと、配球の軸となるストレートが、燻しのナバホパールというコトになります。

渋谷のフェアも早いもので週末を残すのみです。膨大な量の品数を、ブログでは到底ご紹介しきれません(もっとしろよ)ので、ぜひお店へ。

※マカスィン→「モカシン」です

※ナバホパールの価格は其の十七をご参照ください


コヴァ ヤジー

インディアンジュエリー放浪記 其の二十一 「ご紹介しそびれ…」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

もっと早くご紹介するべきだったのですが、遅ればせながら撮り溜まった画像をご覧ください。


Stanley Parkerのペンダント各種、1番左がモレンシ、3番目はランダーブルー、1番右はキングマン、その他は青がラピスと紫はスギライト ロングブランチより

この辺の小振りなサイズは、大振りのペンダントと組み合わせるのもオススメです。ツイステッドワイヤーがいいアクセントになります。


マニア垂涎のオールドホピもジャラジャラと

所狭しと芋洗い状態ながら、なかなかのレベルのコレクション。愛好者には堪らない禁断のショーケースです。


Philbert Poseyesvaのジグザグリング ロングブランチより

今まで入荷と完売を繰り返してきましたが、いつになく充実しています。先日、別件でも申し上げましたが

「今なら、あります」


 Philbert Poseyesva の特注ハーフ&ハーフ・マンインザメイズのボロタイ ロングブランチよりチップに付けられたマンもハーフ&ハーフ

コレは夏のフェアで撮り忘れてしまい、ようやく記念に撮った画像、ぜひ一見の価値あり。

すみません、遅くはなってしまいましたが、まだ残り4日ありますので…ココはボクのインディアンジュエリー愛に免じて、どうかお許しください。

同情のご来訪お待ちしております。


コヴァ ヤジー