スタッフ「コヴァ ヤジー」の記事

インディアンジュエリー放浪記 其の四十一 「南西部より 2022夏の一」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

今回はアメリカ・サウスウエストからの放浪記です。18日夕方にニューメキシコ州アルバカーキから入り、観光気分を自制しインディアンジュエリー漁に勤しんでおります。捕獲したてのブツや壮大な風景、取り留めのない雑感をそこはかとなく綴っておきます。


100回目のサンタフェインディアンマーケットは一日中雨に降られる異例の事態、回復した2日目の朝


往年の名人達の小ぶりなバックルの群れを探知、直ちに捕獲、本日は大漁也


急いで道中のローカルバーガー屋で持ち帰りに、袋を覗いたらフライ類にケチャップの過剰サービス…


ひたすら真っ直ぐ100マイル、行く先には渇きを潤す恵みの集中豪雨


なかなかのブツがショーケースにちらほら、品定めが終わったらパティ・スミス?女性ディーラーに「お姉さん、お勘定してくださ〜い」


すぐに送ったら、神戸の夏期講習に間に合うかも…ギャロップより願いを込めて


ということで着いて早々にバタバタと動いております。3年ぶりの現地は拍子抜けするぐらいに涼しく秋みたいな気候です。しかもマーケット初日はずっと雨で、準備不足のボクはショーツにサンダルの軽装しかなく、盛大な祭りを肌寒く過ごしました。


現地から神戸の夏期講習に備えつつ、副題南西部より」の放浪記には、アメリカ現地での寄り道、出逢い、お宝等々の思い付き、記録を入れ込んでイキますので、冗談半分でご期待ください。

ボクはサンタフェ祭り→神戸祭りとビームス プラスのスパルタ個別夏期講習の真っ只中をときどきサボりつつ、異例の目まぐるしさを愉しんでおります。

また綴ります。


コヴァ ヤジー



インディアンジュエリー放浪記 其の四十 「最終戦告知①と余計なひと言」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。


まずは告知①、最終戦の神戸フェアにウワサの高級品がついに初登場。9/3、4の二日間限定の展示で、ボクも居合わせる予定です。関西のインディアンジュエリー狂のみなさま、たいへんお待たせしました。ぜひ眼精疲労を覚悟で。


ショーケースの右側から

左側から※7月渋谷にて


続いて、現在開催中の梅田フェアから届いた試着画像。ボクはフェアに出向くと、そこのスタッフがジュエリー選びを迷いに迷って困ってるのを見かけても、あまり手助けせず静観する、というヘンな趣味を持っています。そこで、今回はスタッフ試着に対して、普段はあまりしないコメントをあえて勝手にしてみました。


シャツの柄に負けない幾何学ブレスレットは、AAらしからぬさりげないエスニック感と適度な厚みが良し、HJの太陽リングは説明不要な万能アイテム


SJBは勢いでぜひ、こんなアメリカンサイズの大胆なデザインの作り手は時代の流れからもう出てこなそう…


 ビームス プラス衣料と好相性、燻し銀の陳列大粒ナバホパールに太幅ストライプか〜なるほど、ナバホパール着用の際の心得は、ただ潔く、が大事


これ…たぶんアイツだな、そのAAの濃い赤はなかなかなの迫力で、イイ目立ち方するんだよ 


ん?爽やか狙いが露骨すぎやしないか?真夏の果実ことヒシネックレスを着けると、ウエストというより心はもうサザン気取りなのか…


という具合で、梅田スタッフの後押しになるかどうかは一切知りませんが、みなさんには、コメントは無視して着用の一例として参考にしてしていただければと思います。

梅田フェアも残すところ1週間です。神戸では品揃えが大幅に変わりますので、梅田でのお見逃しがないよう、よろしくお願いします。

ボクは神戸に合流する予定ですが、公式ラジオ局プラジオの放送でディレクターMZOが口を滑らせ、徐々に前代未聞のビームス プラスの企み「夏期講習」の存在が明らかになってきました。かなり賑やかになること必至です。ぜひ今後の展開にご期待ください。

その前にボクはちょっとした用事を済ませに、また少し放浪へ…


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の三十九 「第二戦へ向けて」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

夏のインディアンジュエリーフェア三連戦の二戦目、ビームス 梅田が始まりますので、手持ちの画像からいくつかご紹介しようと思います。


1年前の其の十二で、渋谷での完売を感謝すると同時に、ニ戦目の梅田に深くお詫びした、たいへん長らくお待たせのCalvin Lovatoのヒシネックレスは、今年こそはの充実ぶり


小粒〜大粒のナバホパール、インディゴブルーの良き相棒達も丁寧に梱包、売り切れゴメン状態につき、ぜひお早めに


そういえば、Pat Pruittからナバホパールとの組み合わせにお褒めの言葉をいただいたのと…


こちらも推奨いただいた新提案、Zirconium blues…スミクロ×インディゴブルーも良し、加えてシルバーとの相性は言わずもがな、Pat Pruittについては其の十三、十八を


陳列前のスミクロの行列、冬の画像につき完売品含む※ロングブランチより


荷造り完了、アルファベットとナンバーで暗号ぶってはいるが、記憶が…AとBどっちがどっち?


其の三十五の「AA」と三十六の「HJ」は、渋谷で捕獲を免れたモノがしっかりと並び、その他にもいろいろと取り揃えておりますが、そこは見てのお楽しみということで。それと、前述のPat Pruittは第二戦の梅田で展示終了です。※第三戦の神戸は品揃えを大幅に変更予定


夏の高校野球もそろそろ開会式です、残念ながらボクの甥は予選のベスト16で敗退してしまいました。この辺で叔父もひとまず短い放浪へ…


コヴァ ヤジー


ビームス 梅田 8/5〜21

ビームス 神戸 9/3〜11


インディアンジュエリー放浪記 其の三十八 「 夏の途中のハーモニー」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

渋谷のフェアが無事に終了しました。毎度のご来訪、サポートありがとうございます。おかげさまで今回もいろいろと愉しませていただきました。みなさん、いかがだったでしょうか?

ボクは合流が予定外に遅れてしまいましたが、戻ってくるといつものフェアスペースが忠実に再現されていました、少し気持ち悪いレベルで(笑)。図面もないのに、よくここまでできたな〜と感心しました。その数日前に、トラブルでボクが不在の場合は…みたいな話をしたばかりだったので、そういった意味でイイ非常訓練になった、とは思います。


いつもと同じ配置のフェアスペース、かれこれ17回目を数える渋谷開催、隣の公園が数年前に一新され明るくなり、今や都内一ユルい季節限定インディアンジュエリーショップ、と化している


何かの暗号みたいだが、アーティストの名前や通称でショーケース内の陳列場所を記して現場の(兄)広志に指令


ある日の手元、色々と混ざり合って説明不能不要な状態…ハト、いやサンダーバードのリングが主役?


この画像はフェアとは関係ないんじゃ…いや〜いずれ触れますが…まだどうにも何とも…


しばしボクは夏休みに入ります。このまま夏期講習をバックレたりせず、懲りずにまた戻ってきます


夏といえば…

🎵 I remember you and wonder where you've gone な〜ぜに つれ〜ぬそぶり〜🎵

※イントロの眩しい夏感が、中学生だったボクの急所を突き刺しました。「すぐ行こう!で、湘南までって電車でどのくらい?」

まだ長い夏の途中です、オトナは焦らずイキましょう。此の後の夏期講習は梅田→神戸と続きますが、ぜひ両店ともご覧いただくのがお勧めです。なぜかというと、品揃えが大幅に変わったり、その他にも…詳しくは改めて後日。

ゆっくり夏を愉しみましょう。


コヴァ ヤジー

※YOU (サザン)


インディアンジュエリー放浪記 其の三十七 「インディアンジュエリーと瓶ビール」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、よろしくお願いします。

今回は、何パターンかビームス プラスのアイテムにインディアンジュエリーを組み合わせました。全てボクの勝手な思いつきですので、あくまで参考程度にご覧ください。


ナバホパール0.8×56と、Harrison Jimお得意スタンプのリング、ブレスレットをモノトーンのニットポロと合わせると落ち着いた印象に


今期好評のエジプシャンリネンにはRon Bedonieのファイルワーク(やすり) のリングとブレスレットに甥っ子Shawn Bedonieのサテンフィニッシュのネックレス(ロングブランチより)


おなじみになりつつあるインディゴブルーと燻しのシルバーは、1.4×62の大粒ナバホパールにEarnie Listerのヘビーゲージリング、Jesse Robbinsのブレスレット(ロングブランチより)もヘビーで重厚感重視


贅沢セドナ風は地味派手なCalvin Lovatoのヒシネックレスに、ビンテージのブレスレットは両方ともホピでターコイズがRT作、コーラルはVC作、リングも現役Philbert Poseyesva作でターコイズはビズビー(ネックレス以外ロングブランチより)


全てのアイテムにお値段はあえて記載しません、単なる組み合わせの例ですので。(けっこう高いのも選んでしまったし…) 控えめにせよ、盛るにせよ、試すには都合のイイ季節になりました。ぜひ、いろいろと愉しみながらお試しを。

暑いな〜これからグラマラスと鹿児島料理で焼酎でも…いや待てよ、すぐに家に帰る用事が何かあったような…やっぱり、今日はまっすぐ帰ってよく冷えた瓶ビールにします。プラジオのネーム入りグラスに注いで。

夏期講習の息抜きはインディアンジュエリーに瓶ビール、渋谷フェアの最後の週末も愉しみましょう。ユルユルでお待ちしております。


コヴァ ヤジー

インディアンジュエリー放浪記 其の三十六 「HJ」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

続いてご紹介するのは、フェア業務での通称「HJ」こと、ナバホ族のHarrison Jimです。大柄な体格の割に優しい声と柔和な雰囲気の持ち主で、幅広い技術を使いこなすアーティストです。今までにもいろいろと作ってもらいましたが、今回はHPメインカットにも一部写っている、定評のあるベーシックなアイテムを中心に紹介します。



古典的リングの幅違い各種もHJのはかなり丸みが強め

上とは違い、所狭しとチゼル、スタンプされたリングも

ブレスレットも対で組み合わせられる

キャストのザラザラ感を残したペンダントはなかなかの迫力



昨夏の其の十「夏休みの主役」でご紹介したHJのクワガタ風?ナジャリングは、急展開で六本木心中に巻き込まれてしまい、どこか少し寂しいような複雑な気持ちで見送りました。イヤならいつでも帰ってこいよ〜

夏期講習はまだまだ続きます。点数次第では補習もありますので覚悟してください。パワハラ一歩手前の熱心かつユルい指導が信条ですので(どっち?) とりあえず予習せずに気軽にご来訪ください。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の三十五 「AA」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

ご紹介するのはフェア業務での通称「AA」こと、ナバホ族のAaron Andersonです。HPのメインカットにも多数写り込んでいますが、技術的には、立体的なデザインをトゥファキャスト(型)に掘り、そこに銀を流し込んでエッジの効いた輪郭を作り出すのが得意なアーティストです。ファンも多いので込み入った説明は割愛します。

巨大なモレンシターコイズを14金で取り囲んだ太幅ブレスレット、マトリックスの光沢成分(パイライト)が作風を引き立たせている

こういったデザインもAAの手にかかると鋭い仕上がりで、そこに濃い赤や青が映える

ジグザグwithターコイズ

トゥファキャストのザラザラした表面を活かした、少し非対称なターコイズリング

AAのシグニチャースタイルともいえる稲妻リング、左の14金はラストピース


コレを綴っていると、作り話のようにシルバーの稲妻リングが1点旅立っていきました。こんな激しい雨なのに、駅遠の神南までわざわざ足を運んでいただき、腹の底からムチャス グラシアス!

そろそろ渋谷のフェアも折り返しです。それにしても物凄い湿度ですね。最近は大気が不安定とかなんとか…みなさんのジュエリー熱は常に安定、いや情緒としては不安定なのか?こんなジメジメした日こそ冷やしではなく、カレー南蛮そばにします、トッピングで月見に。

汗だくで店に戻ったら、涼みながらユルくお待ちしております。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の三十四 「ロックンロール?」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

冬のフェアから本格的に取り扱い、紹介し始めたナバホパールですが、たいへんありがたくも愛用者がだんだんと増えてきまして、粒の大きさや長さ違いを交互に試して、お好みを選ぶ光景が恒例と化してきました。



渋谷店の入口ではナバホパールと非シルバーP.Pruittが、鹿の頭蓋骨や角とまみれてロックな…


上から0.8×52、1.4×62、0.7×65の着用例、長さ選びの参考に



単品はもちろん、他のビーズ、レザーと組み合わせたりもお薦めです、老若男女問わず。ご相談に乗っていると、アクセサリーを採り入れるのにご自身のキャラや年齢を気にする声を多く耳にしますが、恥ずかしがらないでください。そんな小さな事は全く問題ではなく、大事なのは熱、魂ですから、要するにロックです。



パイプストーンとサーペンティンのイイ配色のヒシとレザーリーフとの組み合わせ、※アフター・ビームス プラスな雰囲気の中でナバホパールがイイ脇役に



といった具合に思い付いたら、もうやめられない、🎶止まらないHa〜Ha〜 Feelin’ Comes…🎶 すみません、ついあのお方を思い出してしまい熱くなってしまいました。

能書きばかり垂れてないで、染み付いた脱力感なんて捨てて、入社した頃のロックな魂で(何それ?)お待ちしてます。オーケーサンキュー、続けてイキます ※ロックンロール!


コヴァ ヤジー


※アフター・ビームス プラス…其の三十二をご参照ください。

※ロックンロール = E.YAZAW◯


インディアンジュエリー放浪記 其の三十三 「夏期講習スタート」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

すみません、こんな肝心な時に他所へ放浪してまして、再び渋谷に戻っております。それにしても、改めて春夏秋冬の移ろいを実感します。年が明けて雪の散らつく頃に冬のフェア1便が始まり、2便、3便と寒さが徐々に和らいでいき、桜の散る頃に片付けていると、夏のフェアへ向けた計画が少しずつ動き始める…インディアンジュエリーフェア暦とでも言いましょうか…ということでインディアンジュエリー留年生の夏期講習スタート。



ユルユルな雰囲気の雄牛と南瓜の花のペンダント、白人作家J.Favour作


男のいぶし銀達、Falcon Trading Company制作


夏の風物詩ヒシネックレス、ん?気のせいか、もう減ってるような…



雨ニモマケズ、風ニモマケズ、みなさんの貪欲さにも負けないように、長丁場を乗り切るだけのスタミナを蓄えておくのが何より先決です。ということで、長◯飯店の軟皿で半ライス付きにします。(最後に残った餡をライスに)

ユルく、マジメに、ゆっくり愉しみましょう。


コヴァ ヤジー


※渋谷フェアのボクの休みは18(月祝)、20(水)、22(金)です。


インディアンジュエリー放浪記 其の三十二 「告知・追記」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

オフィシャルHPでの告知が始まりました。ということで、HPで言及していない部分に軽く触れておこうかと思います。まず、メインカットに写っているジュエリーは、いつもだと作者や新旧も統一しないのですが、今回はAaron AndersonとHarrison Jimだけで構成しています。なぜか?なんとなく…キャスト特有のざらついたシルバーの表情を、淡いブルーの上に置いて自然光で見てみたい、夏の衝動に駆られました。



こういう白塗りのウッドに光沢のあるシルバー、ではなくて… ※試し撮ったが即ボツ


敏腕カメラマンにおまかせすれば万全の仕上がり、毎度ありがとうございます



冬に紹介してから定着しつつあるナバホパールは、ビームス プラスのインディゴブルー類と絶好の相性につき、ぜひ1本欲しいとの声も多数で粒の大きさと長さを増やしました。ビームス プラス衆では山田兄弟の(兄)広志が、燻しのパールをやや誇らしげにぶら下げて、かなりしっくりきているとのこと。※確証画像なし 特に、夏にこそ重宝するアイテムであることは言うまでもありません。



長さのバリエーションは他にもいろいろと、左の燻しの大粒はぜひ実物を



まとまったピックアップは初となる
Steve Yellowhorseはビームス ボーイの夏の推し。石のバリエーションを集めて適度に賑やかな雰囲気を撮ってもらいました。実はここに加えるのを忘れた?控えた?赤の大物も…ぜひハラボーこと、ビームス ボーイ原宿で。



リーフモチーフと、石のセットのバランス、センスが絶妙にユルい、インディアンジュエリーの中でもゴリゴリ体育会系ではなく、いわゆる文化系かつ※アフター・ビームス プラスな佇まい



ざっとこんな具合でしょうか。そろそろ渋谷で本格的に準備を始めます、が、いくらなんでも暑すぎるので、まずはF田屋で冷やしなすそばにします。

夏はこれからです、焦らずにゆっくり愉しみましょう。


コヴァ ヤジー


アフター・ビームス プラス…アメリカの60年代後半、ヒッピームーブメントの兆候に漂う不穏な空気、脱力感



ビームス メン 渋谷 7/8〜24

ビームス ボーイ 原宿 7/8〜24

ビームス 梅田 8/5〜21

ビームス 神戸 9/3〜11


インディアンジュエリー放浪記 其の三十二 「告知・追記」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

オフィシャルHPでの告知が始まりました。ということで、HPで言及していない部分に軽く触れておこうかと思います。まず、メインカットに写っているジュエリーは、いつもだと作者や新旧も統一しないのですが、今回はAaron AndersonとHarrison Jimだけで構成しています。なぜか?なんとなく…キャスト特有のざらついたシルバーの表情を、淡いブルーの上に置いて自然光で見てみたい、夏の衝動に駆られました。


 ボクの拙い表現力でも、敏腕カメラマンにおまかせすれば万全の仕上がり、毎度ありがとうございます


冬に紹介してから定着しつつあるナバホパールは、ビームス プラスのインディゴブルー類と絶好の相性につき、ぜひ1本欲しいとの声も多数で粒の大きさと長さを増やしました。ビームス プラス衆では山田兄弟の(兄)広志が、燻しのパールをやや誇らしげにぶら下げて、かなりしっくりきているとのこと。※確証画像なし 特に、夏にこそ重宝するアイテムであることは言うまでもありません。


長さのバリエーションは他にもいろいろと、左の燻しの大粒はぜひ実物を


まとまったピックアップは初となる
Steve Yellowhorseはビームス ボーイの夏の推し。石のバリエーションを集めて適度に賑やかな雰囲気を撮ってもらいました。実はここに加えるのを忘れた?控えた?赤の大物も…ぜひハラボーこと、ビームス ボーイ原宿で。


リーフモチーフと、石のセットのバランス、センスが絶妙にユルい、インディアンジュエリーの中でもゴリゴリ体育会系ではなく、いわゆる文化系かつ※アフター・ビームス プラスな佇まい


ざっとこんな具合でしょうか。そろそろ渋谷で本格的に準備を始めます、が、いくらなんでも暑すぎるので、まずはF田屋で冷やしなすそばにします。

夏はこれからです、焦らずにゆっくり愉しみましょう。


コヴァ ヤジー


アフター・ビームス プラス…アメリカの60年代後半、ヒッピームーブメントの兆候に漂う不穏な空気、脱力感



ビームス メン 渋谷 7/8〜24

ビームス ボーイ 原宿 7/8〜24

ビームス 梅田 8/5〜21

ビームス 神戸 9/3〜11

インディアンジュエリー放浪記 其の三十一 「長く熱い夏へ」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

早いものでジメジメと湿気を感じ始めたら、もう7月が迫ってますので夏のフェアへ向けぼちぼち始動します。まず撮影日が近付くと、お決まりの自宅テーブルでなんとなくジュエリーをゴソゴソと…


試し撮りしつつ、思い描いたイメージを具体的にしておく作業、コレを関係者にも見せておいて撮影本番へ


いつもの、全幅の信頼を寄せるカメラマンさんに二言三言ばかり要望をお伝えしてメインビジュアルは一丁上がり、毎度さすがのクオリティ。

撮影が終わったら、アレの依頼が急に来てもいいようにと、思いつきをそこはかとなく綴り始めると思いの外すぐに終わり、案の定、しばらく経つとディレクターMZOから締め切り日を告げる連絡が来たので、こう返すと…



早く終わった余韻に浸って軽口を叩いているが、期限を告げられる前に仕事を終えたのは入社以来初めての快挙


別件でもビームス プラス衆に連れられて、おねがい、おまかせ、おねだりに出向き、懐かしい刺激を久しぶりに味わう。こんなに用意周到で動きが早いのは異例かつ前代未聞ですが、それには一筋縄ではない複雑で深いワケが。


こんな出立ちで向かった先は?

まな板の鯉ならぬ、革マットのバックル、どう料理されてしまうのだろうか?


今後、フェアに関するアレコレを勿体ぶりつつ見せつつ、のらりくらりご紹介していくつもりです。くれぐれも期待をあまり大きくなさらずに、気長にお付き合いいただければと思います。

まずは、間もなく配信のメルマガ「BEAMS PLUS TIMES」でビームス プラスの「メジャーとマイナー」について独り言を記してますので、ぜひ軽くお目通しを。


コヴァ ヤジー


インディアンジュエリー放浪記 其の三十 「BEAMS PLUS サザン」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

つい先日、辻堂駅の改札を出て気を抜いて立っていると、ロバート・レッドフォード?と思ったらビームスの名優の登場でした。撃たれるかと…。彼に促されるまま地元の美味しい天ぷらをいただき、お腹を満たしたところで立ち去ろうとすると、強制的にビームスに連れられました。

久しぶりに訪れましたが、ビームス 辻堂はビームス プラスにとって南関東の関所であり、最大級のインディアンジュエリー陳列量を誇る要所でもあります。何よりもスタッフの顔ぶれが濃厚…いや、独特の辛さや強烈な痺れに汗が止まらず、クセになり止められなくなります。


伝統的古典ピン by J.Robbins、ズニ鳥ピン on 名優Kuwata



4年前に辻堂店でもフェアを開催したことがあります。当時は海の幸への淡い期待とともに辻堂へ向かいました。生しらす丼…実にイイ響きです。しかし到着早々知らされたのは、フェア終了の「翌日」から春のしらす漁が解禁という非情な巡り合わせでした。インディアンジュエリーフェア開催中 = 禁漁✖️ = 生しらす✖️

こうして、時折ほろ苦い記憶を思い出しつつ、インディアンジュエリーフェアを転々としているワケです。


カウンター全面がインディアンジュエリーで埋め尽くされている辻堂店、放浪の立ち寄りついでに陳列をお手伝いすることに…



手伝ってくれた現サザンと元サザンのメンバー、レイアウト作業時の要領の悪さを、少しも感じさせない充実した笑顔



湘南の

ジュエリー眺めは

マチガイナイ(ベ)


詠み人知らず…


と、インディアンジュエリーフェアが終わるとシーズンオフのように思われがちですが、実は休んでおらず、夏へ向けて裏でコソコソと自主トレも積んでおります。


また放浪の先からお報せします。


コヴァ ヤジー

インディアンジュエリー放浪記 其の二十九 「感謝、心得、余韻」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

一昨日で冬のフェア全日程が終了しました。最終の大宮でもかなりいろいろとありました。サンタフェ以来の再会や、お馴染みのいつも通り、新幹線で急遽、ついつい何度も、すぐに電話で直接、さっさと仕事切り上げて、この際ズル休みして…ご来訪くださった皆様、その心意気に腹の底から感謝しております。


やけに潔い、燻しナバホパール(完売御礼)のみのインディアンジュエリー体験入学生、(兄)広志


ボクだけだとマズいのですが、みなさんもフェアを愉しんでいただけたでしょうか?たまに「何時間も本当にすみません」なんて、謙虚な方からお詫びされますが、全く遠慮なさらないでください。なるべく長時間観やすいフェアコーナー作りを心掛けていますので。その為、一切邪魔にならないよう、ボクはコーナーで余計な事は何もしません。それと、ジュエリー鑑賞に集中すると想像以上に疲れますので、もしお時間あれば途中にどこかで息抜きをして、再来店いただくような脱力鑑賞が理想的です。


旅立ったJesse Robbinsのピンの行き先は本当にマチガイナイのか?今後の動向に注目 ※画像は其の二十二より


1月からみなさんにパワーを着実に吸い取られ続けたからか、おかげさまで、もはや抜け殻です。後片付けが落ち着いたら、桜を見に放浪しつつ、フェアの次なる展開についてアレコレ思案しようかと…その前にとりあえず「T万里」で軽く独り反省会でも。


コヴァ ヤジー

インディアンジュエリー放浪記 其の二十八 「ダメです、ぜったい」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

それにしても、みなさん本当にインディアンジュエリーがお好きですね〜 インディアンジュエリー留年生(敬意を込めて)と話していると、その熱気、パワーを貰ってるな〜と感じているのですが、しばらく経つと、実はしっかり吸い取られていたことを自覚します。そのせいか、少しフラつく今日この頃です。

そういえば、先日こんな聞き捨てならないヒトコトを…「ヒポ族のリングなんですけど…」良かったです、お客様じゃなくて。弊社の隙だらけのスタッフでした。家で娘に言ったら「あははは〜ヒポ族ってかわいいね〜」かわいいからイイのか?ヒポ? ん? カバ? そうじゃない、そういうコトじゃない、ぜったいダメです。

忙しい前半を終え、落ち着いたこの辺で脱線だけでなく、いくつかジュエリーのご紹介を。


Pat BedonieとRon Bedonieの14金アクセント、奥はターコイズのベゼルが14金


Darryl D.Begay、上からダマリ、モレンシ、コーラルの控えめなリング


休みの日に、Pat Pruittのジルコニウムとコインシルバーの常習的組み合わせ


フェアに没頭しているうちに、気候がいつの間にかすっかり春らしくなっていました。名古屋に行った日は雪だったのに…早いですね〜

今回のフェアは21日(月)をもって終了となります。が、18日(金)から「ダブルポイントキャンペーン」が始まります。最後の最後にこんなタイミングで。

絶好の機会に春のインディアンジュエリー鑑賞を、ぜひ。となると、また忙しくなりそうなので、今のうちにボクは「T万里」へ。


コヴァ ヤジー

インディアンジュエリー放浪記 其の二十七 「早くも乱打戦」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

みなさんのフェアへの反応がありがたいことに想像以上に早く、慌てているうちに2週目を迎えていました。深く感謝しております。

改めて序盤を振り返ると、インディゴブルーとの相性絶好の燻しのナバホパールが早くも完売寸前。名古屋でもかなり反響があったんですよ。すぐにまた現地におねだりしないと…ありがたいですね、本当に。他には、金の稲妻に華麗に塁を盗まれて、極上ターコイズと個性派ビーズに痛烈な連打を浴びました。いや〜立ち上がりから徹底的にイイ球を狙われました。 ※週末に個性派ビーズ作家TLAがサンタフェで1stリボン獲得、Congrats!


今は亡きOrville Tsinnieのターコイズリング、ブレスレットがアクセントのショーケース


落ち着いたところで、軽く店内の陳列を抜粋してご紹介しますと、P.Pruittの非シルバー群にモダンなシルバーブレスレット、ターコイズ、ビーズをあえて組み合わせてコーナーの中央に配置。隣には、つい軽く見えがちなSunshine Reevesを四角いショーケースに入れて渋い色柄のナバホラグを敷く。といった具合にそれぞれに表情を持たせて陳列しています。


S.Reevesに敷いている控えめなナバホラグは「Two Gray Hills」¥88,000 ロングブランチより


それと、個性派同士を凝縮したショーケースも。ここにはAaron Anderson、S.J.Begey、Curtis Pete等を無造作に配置して濃い仕上がりに。


特に若い方に見て欲しい、強さ、勢いが愉しいデザインのバリエーション


他にも、アノ高級品ショーケースや、ホピのPPが最上段、オールドスタイル、ビンテージが最下段だったりと、いろいろあって目が疲れますが、ジュエリー狂の方々はぜひ、この機会に大宮へ。

これを綴る直前には決定的な特大ホームランを浴びてしまい…ボロボロに打たれた後に気分良く反省する場所は、やっぱり「T万里」でしょう。


コヴァ ヤジー