スタッフ「コヴ」の記事

BEAMS PLUS ロードショー 第159夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第159回目はこちら


『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968)

監督:ジョージ・A・ロメロ

出演:ジョディス・オディア / デュアン・ジョーンズ / カール・ハードマン / キース・ウェイン

あらすじ:

父親の墓参りに来ていたバーバラとジョニーの兄妹は突然蘇った死体に襲われるが……

1968年に登場し、後のモダンゾンビの定義を作ったといわれている金字塔です。

モダンゾンビの定義とは

「死者が蘇って生者の肉を食らう」

「ゾンビに噛まれた者もまたゾンビになる」

「脳を破壊されるまで活動を停止しない」

という物らしいです。

もともと「ゾンビ」とはある宗教の「死体を蘇らせて奴隷にする」というものだったらしいのですが、その意思無き蘇った者が本能?にしたがって人間を襲うという事が当時としてはかなりの恐怖であり画期的だったようです。

この後の1978年『ゾンビ』(このブログでも扱ったような、扱ってないような、記憶が曖昧ですみません。)1985年『死霊のえじき』と合わせてリビング・デッド3部作と言われています。

映画の見え方はどうしても低予算感は否めませんが、かなりドライで容赦のないストーリーで今観てもかなり面白かったです。

そしてこの作品の後に予算の多寡に関係なく様々な『ゾンビ』もの映画が出てくることを考えると本当にエポックメイキングな作品なんだと思います。

このブログで自分が解説するよりも世の中に「ゾンビ映画」や「ジョージ・A・ロメロ」の研究本が沢山出ているので興味を持った方は研究本を読んだり、ジョージ・A・ロメオの他の作品を観てみるのも良いのではないでしょうか?

今回は白黒映画という事と気になる衣装がなかったので洋服の解説はお休みさせて頂きます

その代わりと言っては何ですが、自分の好きなお勧めのゾンビ映画を紹介したいと思います。

『ゾンビ』 ジョージ・A・ロメロの2作目ですが、怖さも面白さも増しています。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』 大号泣しました。

『ショーン・オブ・ザ・デッド』 パロディやオマージュを探すのが楽しいです。

『プラネット・テラー in グラインド・ハウス』 外連味たっぷりで最高です。

『ゾンビ処刑人』 正直、邦題が良くないと思います。内容は下品でどうしようもないのにグッとくる良い作品でした。

この他にも様々なジャンルを取り入れた物凄い数のゾンビ映画があるので、気になったタイトルの作品を前情報無しで観てみるのも良いのではないでしょう?(かなりアタリ、ハズレがありますが……)

それでは『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』お楽しみ下さい。


コヴ



BEAMS PLUS ロードショー 第158夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第158回目はこちら


『ファイブ・イージー・ピーセス』(1970)

監督:ボブ・ラフェルソン

出演:ジャック・ニコルソン / カレン・ブラック / スーザン・アンスパッチ / ロイス・スミス / ラルフ・ウェルト

あらすじ:

石油採掘場で働くボビーは恋人と同棲しているもののフラフラと不安定な生活を送っていた。ある時、恋人の妊娠が分かると同時に疎遠だった父親が倒れた事を知り、実家に帰るのだったが……

1960年代後半から1970年代にかけて多く作られた「アメリカン・ニューシネマ」の代表作の1本です。

「アメリカン・ニューシネマ」らしく淡々と主人公のボビーの日常が描かれていき、特に盛り上がる事もなく話が進んでいきます。

最初に観た時には正直全く意味が分からず面白くなかったのですが、今回は最初に観た時よりもアメリカについて知る事が多くなった事と詳しい解説を見れたのでやっと意味が分かりました。タイトルの意味も解説されています。

しかしどんなに解説を聞いても、後追いの自分には当時のアメリカ社会全体の雰囲気や空気感は想像するしかないのは残念です。

今の時代から見ると理解が出来なくても、当時なら「これは自分の話だ!」と思う人も沢山いたのではないかと思うと、ただ1本の映画として観るのではなくその国の国柄や作られた時代の事まで調べてみるとより理解が深まったり、捉え方が変わってくるのもとても面白いと感じました。

この作品を観た後に動画サイトにアップされている解説動画を観て頂くと分からないところがクリアになったり、理解が一歩進むと思うのでお勧めです。

主人公のボビーが普段着ている多分コットンツイルかナイロンツイルと思われる生地を使用した小ぶりなショールカラーのブルゾンも良いのですが、石油採掘場で働いている時に着ているチェックのシャツも良い雰囲気ですね。



それではBEAMS PLUSのご紹介です。

こちらです。



ビームス プラス / ネル チェックプリント ワークシャツ
カラー:レッド、イエロー、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-11-0041-139

1940年代のワークブランドのシャツをベースにしたワークシャツです。ペンポケット付きのチェストポケット、2枚袖の仕様、袖口のパイピングの処理、各部で変更しているステッチ等、ディティールに拘ったシャツです。

使用しているチェック柄はオリジナルで作成しチェストポケットには柄をバイアスに使用しています。

チェックの柄はプリントなので、着用、洗濯を繰り返していくと着用している方それぞれの掠れや退色が出てくるので、より愛着が湧いてくるのではないでしょうか?

これからの季節は一枚で着たり、ヘンリーネックのTシャツに羽織って前を開けて着れますし、秋冬はインナーとして活躍すると思います。

かなり色も鮮やかで手触りも柔らかいので、気になった方は是非店頭で試着して頂ければと思います。



それでは『ファイブ・イージー・ピーセス』お楽しみ下さい。

BEAMS PLUS ロードショー 第157夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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『ディボーション:マイ・ベスト・ウイングマン』(2022)

監督:ジャスティン・ディラード

出演:ジョナサン・メイジャーズ / グレン・パウエル / クリスティーナ・ジャクソン / ダレン・カガソフ / ジョー・ジョナス

あらすじ:

1950年代、アメリカ海軍初の黒人飛行士のジェシー・L・ブラウンはウイングマンのトム・ハードナーと徐々に絆を深めていく。そして時代は朝鮮戦争を迎え二人は危険な任務につくことになる……

この映画は実在の黒人初の海軍パイロットのジェシー・L・ブラウンの物語です。

1950年代なので当たり前に人種差別が軍内にもあります。

そしてその差別について劇中のある悲劇の後に語られる話には本当に驚かされましたし、兵士に限らずスポーツ選手でもそうですが先駆者となる黒人は相当な反発があったのだと改めて知りました。

同じ仲間であるはずの軍内の人間を信頼出来ず、命の危険を感じながら任務に就くのは本当につらいですし、明確な目的と強い意志がないと出来ない事なのだと思います。

だからこそジェシーの奥さんがトムにお願いをした事、ジェシーがトムにお願いした事、そしてタイトルの『ディボーション』の意味が重要なんだと感じました。

『ディボーション』というとても分かりづらいタイトルではありますが、映画を観て言葉の意味を調べると納得出来ると思います。

それではいつも通り衣装を見ていきましょう。

やはり最初に気になるのはジェシーやトム達が着ているフライトジャケットである「G-1 」です。ミリタリーチノに同色のシャツをインして着てその上に着ているG-1は本当に格好良いですし、憧れます。

しかし今回自分が気になったのは途中から出てくる空母レイテの乗組員の格好です。

甲板で作業するクルーが着ているのはオールインワンかオーバーオールなのですが、これが格好良いので、注目してご覧下さい。


それでは今週のBEAMS PLUSの紹介です。


ビームス プラス / ヘリンボーン ミリタリーオーバー オール
カラー:ホワイト、カーキ、インディゴデニム
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥41,800(税込)
商品番号:38-24-0050-791

こちらのベースは海軍ではなく陸軍の機甲部隊の冬用の野戦服をベースにしたミリタリーオーバーオールです。ライニングを無くし、ポケットも付け普段使いに対応出来るように変更しています。

シルエットも今回からストレートシルエットに変更し、裾の所にドローコードを付ける事により裾の調整をし易くし様々なシューズやコーディネートに対応出来る様になっています。

使用している生地は1940年代のマリンコープで使用されていたヘリンボーン生地を復刻させ、通常のヘリンボーン生地よりも左右の綾目がはっきり出ていて、強度もしっかりある生地に仕上がっています。

これからでしたら少しゆとりを持たせたサイズを選んで頂き、半袖のシャンブレーのシャツを合わせたり、Tシャツと合わせると良いのではないでしょうか?

そして普段でしたら一つの商品の紹介で終わるのですが、今回はもう一つ紹介したいと思います。

空母レイテで働いている乗組員たちが着ているのがオープンカラーのシャンブレーシャツで、パンツはデニム生地と思われるトラウザーズを履いてセーラーハットを被っている姿がこちらも格好良くて、今まで何回も紹介しているシャツを今回も紹介したいと思います。


ビームス プラス / シャンブレー ミリタリー オープンカラーシャツ
カラー:サックス、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-11-1684-139

こちらはこのブログでも何回も紹介しているので、ご存知の方も多いと思います。それくらい定番の一枚です。こちらは海軍のユーティリティーシャツがベースなので、空母のクルーが着ているのも当たり前ですね。

一枚で着ても、インナーとしてもかなり活躍する万能の一枚だと思うので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせ頂ければと思います。

正直、昨年の戦闘機映画というと大ヒット作があり(こちらも面白かったですし、何ならトムを演じているグレン・パウエルは両方に出演しています。)それに比べると正直、地味な印象ですがジェシー・L・ブラウンという人物を知れた事が良かったと思っています。

それでは『ディボーション:マイ・ベスト・ウイングマン』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第156夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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『アメリカの影』(1959)

監督:ジョン・カサベテス

出演:レリア・ゴルドーニ / ヒュー・ハード / ベン・カルーザス / アンソニー・レイ

あらすじ:

ニューヨークに住むヒュー、ベン、レリアの3人は黒人の血を引いている兄妹だがベンとレリアは白人のようだった。そんな三人が白人社会の中でそれぞれが違和感や疎外感を感じながら生きていた……

正直、とても不思議な映画でした。まるでドキュメンタリー映画の様に特に大きく話が盛り上がる様な事もなく、淡々と話が進んでいきます。ちなみに3兄妹の名前は架空の役名ではなく、実際の俳優の名前を役名として採用しているのも面白いと思います。

実名にしたのは俳優達に当事者性を持たせたかったのかな?と思ったりしました。

淡々とした日常の中で3人の兄妹それぞれが疎外感だったり人種差別を感じて思い悩んでいきます。劇中で描かれているちょっとした良い事も悪い事も起きている日常は我々が生きている日常と同じなのだと思いました。

そして日常の小さな事の様に描かれている差別は無くなるべきだし、無くしていかないと駄目だと思います。

それではここからは衣装を見ていきましょう。

自分が注目したのは次男のベンでした。映画一番最初に登場するのですが、その時にレザージャケットの下に多分クリケットセーターを着ていると思います。季節の設定は明言されませんが11月か12月だと思うのでベストではなくセーターだと推測されます。

そのアウトロー的なレザージャケットにクリケットセーターを合わせているのが意外で面白いと感じました。


それでは今週のBEAMS PLUSの商品の紹介です。


アラン ペイン/ 別注 コットン クリケット ベスト
カラー:ホワイト、ベージュ、ネイビー
サイズ:36,38,40,42,44
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-05-0004-085

こちらはクリケットベストとして定番ブランドであり、ビームス プラスとしても定番の「ALAN PAINE<アラン ペイン>」にカラーとパターンを別注したベストです。

ボディは身幅、着丈に通常モデルよりやや余裕を持たせ、シャツやカットソー、ポロシャツとレイヤードさせやすく変更しています。またケーブル編みのピッチを細かくし、より立体的に見える様にしているので存在感があります。

とてもオーセンティックなアイテムなので、ブレザーやスポーツジャケットのインナーに着るのは勿論、劇中のベンの様にハードなレザージャケットのインナーとしても良いと思います。

トロピカルウールのスラックスにコットンタートルネックのカットソーの上にこのベストを着て、その上にレザージャケットなんてコーディネートは如何でしょうか?

これからの気温の上がっていく季節は半袖のシャツ、ポロシャツ、カットソーの上に着ても充分に主役になる1枚だと思います。

もう既に入荷から時間が経っているので、サイズ欠けも出てきていますが、気になる方は是非お近くの店舗にお問い合わせ頂ければと思います。

それでは『アメリカの影』お楽しみ下さい。


実は今回でこの「BEAMS PLUS ロードショー」がスタートして丸3年が経ち、4年目に突入致します。正直、ここまで続けられるとは思っていませんでした。

これもひとえにフォローして頂いている皆様と、毎週好き勝手に映画を選んでも許してくれるディレクターのMZOのお陰だと思っております。

4年目以降も続けていけるように頑張ってまいりますので、どうか温かい目で見守って頂けると幸いです。

宜しくお願い致します。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第155夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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第155回目はこちら


『ライ麦畑の反逆者 ひとりぼっちのサリンジャー』(2017)

監督:ダニー・ストロング

出演:ニコラス・ホルト / ケヴィン・スペイシー / サラ・ポールソン / ゾーイ・ドゥイッチ / ヴィクター・ガーバー

あらすじ:

1939年のニューヨーク。作家を志すサリンジャーはコロンビア大学の受講生となり教授であり編集者のバーネットと出会い、短編を書き始める。徐々に短編が雑誌に載り始めたが第二次世界大戦が始まり……

「ライ麦畑でつかまえて」、「J・D・サリンジャー」の名前はもちろん知っているのですが正直、恥ずかしい話ですが読んだことがなかったですし、作者がどの様な方なのかも知りませんでした。

よくよく考えてみると「J・D・サリンジャー」という名前も人生のある一人の作家の名前としてではなく、記号というか固有名詞の一つとして感じていた事に気が付きました。

この映画で描かれている様に物語を書けなかったり、書き上げた作品を編集部に持ち込んでも不採用だったりと苦労や悩みがあった事を知るとどんどん血の通った「J・D・サリンジャー」という人物になっていきましたし、作品も読んでみようと思いました。

そしてやはり戦争というものは色々な人に本当に深刻な影響を与えてしまうものだという事を感じます。

この映画は伝記映画なので派手な見せ場みたいなものはないのですが、今まで「J・D・サリンジャー」がどの様な人物かという事を知らなかったので、一先ず「ライ麦畑でつかまえて」と読んでみようと思いましたし、作品を読む際の良い補助線になったと思います。

それではここからは衣装を見ていきましょう。

主人公のサリンジャーは特に派手な特別な格好をする事はなくいわゆる普通の格好をしているのですが、最後に近いシーンで多分、軍物のタンカースジャケットを着ている場面があります。

もちろん今、古着好きからするとタンカースジャケットの状態の良いものは結構な値段が付いているので普通の格好とは言えないかもしれませんが、この様にショートブルゾンをサラッと着ている格好に自分はとても憧れてしまいます。


それでは今週のBEAMS PLUSの商品の紹介です。


ビームス プラス / チェックプリント ハリントン ジャケット
カラー:チャコールグレー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥39,600(税込)
商品番号:38-18-0055-803

アイテム名にもある「ハリントン」とはショート丈で裾と袖がリブになっているジャケットの総称で、1960年代のドラマの登場人物の名前が由来だそうです。一番有名なのは「Baracuta<バラクータ>」の「G9ジャケット」ではないでしょうか?余談ですがビームス プラスではこの「G9ジャケット」も取り扱っています。

こちらのハリントンジャケットはコットンライクに見えますが、ポリエステルの糸を使い不均一に織り上げる事で化学繊維の光沢を抑えています。しかし化学繊維の特性を活かし、横方向にストレッチ性を持たせ吸水性・速乾性もあります。

裏地も付けているので袖通りも滑らかで、シルエットもゆとりを持たせているので、肌寒い時期には薄いセーターを着たり出来ますし、暖かくなってきたら半袖のアイテムと合わせても着やすいと思います。

インナーはボタンダウンシャツでもシャンブレーのワークシャツでも相性良いですし、パンツもデニムの5ポケットからチノパン、ウールのトラウザーとどんなパンツでも良いと思います。

いつかはこの様なショートブルゾンをさらりと着こなせる様になりたいと思っています。

こちらも既に入荷していますので、気になった方はお近くの店舗にお問い合わせ頂ければと思います。

自分はまず「ライ麦畑でつかまえて」を読もうと思います。

それでは『ライ麦畑の反逆者 ひとりぼっちのサリンジャー』をお楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第154夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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第154回目はこちら


『黒いジャガー』(1971)

監督:ゴードン・パークス

出演:リチャード・ラウンドトゥリー / モーゼス・ガン / チャールズ・シオフィ / クリストファー・セント・ジョン

あらすじ:

ニューヨークで私立探偵をしている黒人のシャフトはある朝、自分を探している二人組がいる事を知る。それはある人物からの依頼を告げる使者だったのだが……

1970年代に作られた「ブラックスプロイテーション」映画の代表作の1本であり、人気作でもあった為に続編も作られた作品です。

ストーリーは私立探偵の「シャフト」がある依頼をきっかけに危機的状況に巻き込まれていくというもので、正直なところ目新しさはないのですが、ほぼ1970年代のニューヨークで撮影してると思われ、当時のニューヨークの街並みを見る事が出来るのはとても興味深いです。

あとこの映画のもう一つの魅力は劇中で流れる音楽でして、担当しているのがソウルシンガーであり、作曲家でもあった「アイザック・ヘイズ」です。オープニングから流れる主題歌の「黒いジャガーのテーマ」はメチャメチャ格好良いですし、数々の映画賞の歌曲賞も獲得しています。

この主題歌だけでなく劇中の音楽も格好良くて、のちの日本の探偵ドラマや映画にも影響を与えているのではと思います。

この他の作品でも有名なソウルシンガーである、マーヴィン・ゲイ、ダニー・ハサウェイ、クインシー・ジョーンズ、カーティス・メイフィールド等も音楽を担当している作品があるので、作曲家方向から映画を探して観るのも面白いのではないでしょうか?

ここからは衣装を見ていきましょう。

正直、衣装のテイストとしてはビームス プラスの雰囲気には合わない部分も多いのですが、スタイリングとしては本当に格好良いものが多かったです。主人公のシャフトはレザーのロングコートを着ているのですが、その下はブラウンベースのチェックのセットアップを着て、ジャケットの中はシャツではなくタートルネックのニットを着ています。この合わせも自分が着こなせるとは全く思えませんが格好良いです。

そしてこの映画を観ていて思い出したのが、2021年に出た「Black Ivy:A Revolt in Style」という写真集です。

表紙のマイルス・デイヴィスの写真からやられてしまうのですが、内容は1960年代を中心にミュージシャンや映画監督、活動家等の着こなしに注目した写真集で見ているだけでワクワクする本でした。

白人文化と思われがちな「アイビー」ですが、こんな着こなしや色合わせもあるんだと本当に参考になる一冊です。

この映画やビームス プラスとは直接は関係なのですが、是非、お勧めしたい本です。洋書なので若干お高いですが、密林では少し値段が下がって出ているので気になった方は調べてみて下さい。

そんな訳で今回は洋服の紹介はお休みです。

ジャンル映画ではありますが、色々な角度から楽しめる映画だと思います。

それでは『黒いジャガー』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第153夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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第153回目はこちら


『アトランティスのこころ』(2001)

監督:スコット・ヒックス

出演:アンソニー・ホプキンス / アントン・イェルチン / デヴィット・モース / ホープ・デイヴィス / ミカ・ブーレム

あらすじ:

父親を早くに亡くし、母親と二人で暮らしているボビー。彼の住んでいるアパートの二階にテッド・ブローティガンという老人が引っ越してくる。紳士的で物静かなこの老人と交流する様になっていくが……

アンソニー・ホプキンスを見るとあまりにもレクター博士の印象が強くて、不穏なストーリーかと思うのですが、この作品はミステリーの要素もある青春映画でした。

原作者はミステリーの帝王ことスティーブン・キングで5作の連作中短編の1作だそうです。

父親を早くに亡くし、子供の事よりも自分の事が大事な母親と暮らしている主人公のボビーは老紳士であるテッドに父親の影を求め、テッドも色々な事を教えていきます。

ボビーはそんなテッドから不思議な仕事の依頼を受けると同時にテッドには不思議な力がある様に感じます。

その力というのは……

ここからはミステリーのネタバレになってしまうので、是非ご自身で確かめて頂きたいです。

そしてこの映画のもう一つの面が青春映画という所です。

近所に住んでいる幼馴染の女の子の事、母親との事、テッドとの事、子供と大人の間の時期の、劇中でテッドが言う「若い頃は幻の国にいるみたいだ。」という台詞の様に思い出の中の幻の国の記憶の様な瑞々しい映画でした。

原作と映画だとかなり脚色はされているようですが、原作も読んでみようと思います。

それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

回想時の主人公のボビーは11歳でありまだまだ子供の部分が多い少年なので、前々から自分が推測、提唱している様に「少年」を象徴するボーダー柄のTシャツを着ています。しかし今回はこのTシャツではなく、ボビーや幼馴染のキャロルやサリーも履いているデニムパンツに注目したいと思います。

時代設定が1960年代でワークパンツであるデニムパンツも一般的に履かれる様になりこの3人ともほとんどの場面で履いています。

当時のシルエットですから今ほど細くなくとてもオーセンティックなシルエットなので、そこにも注目してみて下さい。


それでは今週のBEAMS PLUSのアイテムの紹介です。


こちらがブラックで


こちらがインディゴです。

ビームス プラス / デニム 5ポケット ワイド パンツ
カラー:ブラック、インディゴ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-21-0040-791

形のベースは1950年代から1960年代のストアブランドのワークパンツをベースに、従来の5ポケットに比べてウエストとヒップにゆとりを持たせ裾にかけて緩く絞っています。

生地は縦糸と横糸の打ち込みのテンションを変える事で凹凸感のあるデニム生地で、防縮加工のみ施しています。

使用している縦糸はブラックは硫化、インディゴはピュアインディゴでのロープ染色という芯までは染まらない方法で染めている為、履き込んでいくと表面の染料が落ちてきて経年変化も楽しめるパンツです。

ここで注意して頂きたいのが、上記の様に染色をしている生地を使用しているので洗濯時や擦れによって移染する可能性がかなりあります。洗濯の際は出来れば単品で洗って頂きたいのと、汗や雨で濡れた際に他の物と擦れると移染しますので、その点に注意をお願い致します。

スリムでもバギーでもない定番のシルエットのデニムパンツをお探しの方にはお勧めのパンツなので、是非、お近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

自分は一先ずブラックを購入し、インディゴも購入予定です。サイズは勿論、XLです。

それでは『アトランティスのこころ』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第152夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第152回目はこちら


『ギター弾きの恋』(1999)

監督:ウディ・アレン

出演:ショーン・ペン / サマンサ・モートン / ユマ・サーマン / ウディ・アレン / ジョン・ウォーターズ

あらすじ:

1930年代のシカゴ。ギターの腕前はピカイチだが女遊びがひどく破滅的な生活を送っているエメット。そんな彼がある日、喋る事が出来ない女の子、ハッティと出会う。

まず色々な音楽評論家が出てきて、この世界で2番目に上手いと自称するギターリストの説明を始めます。(1番目が誰かは映画を観て確かめて下さい。)

そして劇中でも時々、評論家が説明をしていくドキュメンタリーの様な作りです。

ストーリーはギターの演奏は天才的なのに、他はどうしようもない主人公と喋る事が出来ない女の子の恋物語です。物語としてはよくある話なのですが、駄目な主人公を演じるショーン・ペンはこうゆう駄目な男を演じさせたら本当に上手いですし、喋る事が出来ないので顔の表情だけで演技をするサマンサ・モートンも素晴らしかったです。

また劇中で演奏される曲とギターが本当に素晴らしいので、ここにも注目して頂ければと思います。

そして映画を観た後にこの主人公のエメット・レイについて調べるとビックリすると思うので是非、調べてみて下さい。

それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

主人公のエメット・レイはいつもスーツかジャケット姿なのですが、後半の家のソファーでうたた寝をしているシーンでこの様なスモーキングジャケットを着ているのですが、とても力が抜けていて良い雰囲気なので注目してみて下さい。


それでは今週のBEAMS PLUSのアイテムの紹介です。



ビームス プラス / 強撚ウール パナマ 1ボタン スモーキング ジャケット
カラー:ベージュ、バーガンディ、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥39,600(税込)
商品番号:38-16-0094-803

こちらのスモーキングジャケットもここ数シーズン取り扱っているジャケットです。改めて説明しますと19世紀から20世紀前半まで文字通り喫煙時に着ていたジャケットで、タキシードの原型とされていて現在ではタキシードの一種とみなされているそうです。

劇中のスモーキングジャケットの素材は確認出来ないのですが今シーズン、ビームス プラスで取り扱うジャケットは春夏シーズン用なので通気性に優れたパナマ素材と三本の糸を強く撚って一本の糸にしたウールを使ったかなりドライな手触りの一着に仕上がっております。

スモーキングジャケットの定番のディティールとされているショールカラー、ターンナップ使用の袖口、そして襟、袖、ポケットにパイピングを施しています。

ポケットも日常使いしやすいように3パッチポケットにし、ウエストは絞りを入れずにレイヤードもしやすくしています。

劇中ではカットソーの上に羽織ってそこにチーフを巻いている姿でうたた寝していたので、フォーマルというよりはリラックス着として着用されていたようです。

今、着るとしたらやはりリラックスした着方をお勧めします。ベージュは無地なので中に白と青のボーダーのカットソーを合わせて、ホワイトデニムのパンツなんか良さそうですし、バーガンディとブルーは細かいチェック柄なのでシンプルに白のリネンシャツにアイスブルーのデニムを合わせるとリラックス感が出て良いのではないでしょうか?

ジャケットというよりはカーディガン感覚で羽織って頂くと良いと思います。

こちらはまだ予約商品なので気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


それでは『ギター弾きの恋』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第151夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第151回目はこちら


『シティヒート』(1984)

監督:リチャード・ベンジャミン

出演:クリント・イーストウッド / バート・レイノルズ / ジェーン・アレクサンダー / アイリーン・キャラ / マデリーン・カーン

あらすじ:

切れ者の警部スピアとマイペースな私立探偵のマイクは顔を合わせるたびに何かと喧嘩をしている。そんな時、マイクの相棒がある組織の帳簿を手に入れてその組織のボスを揺すっていたことが分かり……

クリント・イーストウッドとバート・レイノルズ主演のコメディアクションです。最初にストーリーを読んだ時にはノワール物かと思ったのですが、コメディ要素がかなり入っている軽い作品でした。

最初はイーストウッドが出ているのにコメディとは意外だなと思っていたのですが、コメディ要素は主にバート・レイノルズの担当で、イーストウッドはいつも通りの仏頂面である意味、期待を裏切らない作品です。

この作品の舞台が禁酒法時代のカンザスシティなのですが、お酒を大っぴらには置いておけないので紅茶の瓶だったり洗剤の瓶に入れたりして偽装していたり、法の番人のスピア警部ですら紅茶だと言いながらティーカップで酒を飲んでいたのは面白いと思いました。

作られたのは1984年ですが、もっと古い時代のハリウッドアクション映画を観てるようで、正直大味ではあるのですがその部分を楽しめる作品でした。

それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

1930年代の時代的にスーツが多いのですが同時にほとんどの登場人物が何らかの帽子を被っています。当時の男性達の外出する際には欠かせないアイテムであり、階級ごとに被る帽子も違っていたようです。劇中でもバート・レイノルズ、クリント・イーストウッドを始めとする主な登場人物はフェドラーハットと呼ばれるソフトな中折れ帽を被っています。

しかし今回注目したいのは中折れ帽ではなく、フラットキャップと呼ばれるハンチング、キャスケット、ニュースボーイと呼ばれる帽子です。この作品の中でも主に脇役の人達が被っているのですが、スーツやジャケットを着てこのフラットキャップを被っているのが印象的なので、注目してみて下さい。


それでは今週のBEAMS PLUSのアイテムの紹介です。



ビームス プラス / リネン キャスケット
カラー:ホワイト、ブラック、ベージュ、オリーブ
価格:¥7,150(税込)
商品番号:38-41-0067-863

トップの部分は清涼感のあるリネンを使用して夏の暑い時期でも着用出来るようにし、つばの部分はスウェードを使い形が保たれる様になっています。

これからの時期でしたらコットンスーツに被るのも良いですし、アイスブルーのデニムジャケットや生成りのチョアジャケットと合わせて爽やかなワークスタイルにもピッタリだと思います。

また本格的に暑くなってきたらリネン素材の半袖のオープンカラーのシャツに合わせるのもクラシックな雰囲気で良いのではないでしょうか?

シンプルになりがちな春夏のコーディネートのアクセントとしてお勧めです。

こちらも既に入荷している商品なので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います


それでは『シティヒート』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第150夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第150回目はこちら


『エディー&マーティンの逃走人生』(2001)

監督:テッド・デミ

出演:エディー・マーフィー / マーティン・ローレンス / ニック・カサベテス / アンソニー・アンダーソン / バリー・シャバカ・ヘンリー / バニー・マック

あらすじ:

1932年、ニューヨークのあるレストランでトラブルに巻き込まれたレイとクロードはミシシッピーからの密造酒の運搬を請け負う事になる。そしてそのミシシッピーで殺人事件の容疑者として捕まった二人は冤罪で終身刑を言い渡されてしまう……

原題の『LIFE』とはアメリカでは「終身刑」の意味もあり、人生とのダブル・ミーニングだと知りました。そして今作を観た後だと邦題の『逃走人生』は正直、間違っていると思います。

あらすじにも書いたように冤罪で全く所縁のない土地で終身刑になる二人ですが、全く諦めずに生きていきます。その意味では『逃走』ではなく『闘争』でも良いのではないかと思いました。

舞台がアメリカ南部であり時代も1930年代からなので当然、人種差別も描いていきます。しかし基本がコメディーなので過剰に重い話にはなりません。しかしコメディータッチにしてもなお酷い話だと感じるので、当時はもっと残酷で酷かったのだと思います。

物凄い名作だという作品ではないですが、日本未公開だったのでこのタイミングで観る事が出来て良かったですし、かなり好きな作品になりました。

それではここからは衣装を見ていきましょう。

刑務所の話なので出てくる衣装がどうしても囚人服が多くなってしまいますし、囚人服のバリエーションもそこまで多くないですし、日常の刑務作業もあるので、ワークシャツが多いですね。

他の映画でもシャンブレーのワークシャツを着ている事が多いですが、年代によっても囚人服は変わっていくので、そこに注目して映画を観るのも面白いと思います。


それでは今週のBEAMS PLUSのアイテムの紹介です。


ビームス プラス / シャンブレー ワーク シャツ
カラー:サックス、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-11-1690-139

こちらもビームス プラスのアイテムでは定番のシャンブレー ワーク シャツです。デザインのベースは1940年代のワークブランドの物で、胸の部分のダブルのポケットは当時よく見られた形だそうです。袖の部分も2枚袖のヴィンテージのディティールを取り入れ動きやすさを考えています。

使用している生地は縦糸にインディゴ染をした糸を使用する事により着用、洗濯を繰り返していく事による経年変化を楽しめる一枚に仕上がっています。そして個人的には生地そのものも厚手でしっかりとしているので、着続けていった時の頻繁に擦れる袖口や襟の生地の変化も楽しみなシャツだと思っています。

秋冬の時期にはインナーとして、これからの春夏ではチョアジャケットやエンジニアジャケットを上に着ても良いですし、ヘンリーネックのカットソーをインナーにしてフルオープンで着て白いミリタリートラウザーを合わせるのも土臭いのに爽やかさが出て良いのではないでしょうか?

本当に万能なシャツの一つだと思うので、既にお持ちの方もまだお持ちでない方にもお勧め一枚です。


それでは『エディー&マーティンの逃走人生』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第149夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第149回目はこちら


『プラトーン』(1986)

監督:オリバー・ストーン

出演:チャーリー・シーン / トム・べレンジャー / ウィレム・デフォー / フォレスト・ウィティカー / ケヴィン・ディロン / ジョニー・デップ

あらすじ:

1967年、ベトナム戦争に志願してやってきた新人のクリスはいきなり最前線の小隊(プラトーン)に配属される。そしてそこには想像を絶する光景が待っていた……

監督のオリバー・ストーンの実体験を基にした映画であり、これも戦争映画の定番で名作の1本です。

異常な状況が日常の戦争で、新兵のクリスが徐々に異常な状況に慣れていくのを兵士としての成長と取るのか、異常な状況に浸食されていっていると取るのかが判別出来ないのが怖い所です。

死と隣り合わせであり、誰が敵なのかも分からない状況で劇中の様に行われた虐殺もあったでしょうし、もっと非道な事も行われていたと思います。その全てでは無いにしても自国の行った酷い行いを様々な映画でしっかり描き、きちんと劇場公開出来ているアメリカは凄いと思います。

この作品に限らず、酷い状況が描かれているフィクションである映画より更に現実は酷い状況だと思うので、本当に戦争はするべきではないですし、無くなって欲しいと思います。

それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

戦争は無くなれと思いつつも、機能美にあふれたミリタリーウェアには惹かれてしまいますね。


それでは今週のBEAMS PLUSのアイテムの紹介です。


ビームス プラス / ストレッチ ナイロン リップストップ ミリタリー 6ポケット オーバーパンツ
カラー:オレンジ、オリーブ、サックス
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥33,000(税込)
商品番号:38-24-0067-139

このパンツのベースは1950年代の極寒地用に作られたオーバーパンツで、装備を付けた上から履くパンツなのでかなり太いシルエットです。

タウンユースを想定している為、本来のポケットは下に履いているパンツのポケットにアクセスする為にスルーポケット仕様なのですが、ここは袋ポケットに変更したり、サイドポケットの中には小さなパッチポケットを付けてスマートフォンを入れて頂ける様にアレンジしています。またオリジナルにも付いているサイドポケットの止血用のテープは先にD菅をつけてキーホルダーとして使えます。

使用している素材はナイロン、ポリウレタンのリップストップ生地なのでストレッチが効いている為に動きやすく、肌触りもとても滑らかです。

春から夏にかけてピッタリな履き心地です。

カラーは定番のオリーブの他にオレンジとサックスの3色で、特にオレンジとサックスの2色はミリタリーの雰囲気を感じさせない爽やかな着こなしが出来るのではないでしょうか?

白いリネンのシャツにサックスのパンツを合わせて少しロールアップして裸足にトップサイダーを合わせたり、ループウィラーのネイビーのボートネックにオレンジのパンツを合わせてニューバランスのスニーカーなんてのもミリタリーパンツの重さを感じさせないコーディネートだと思います。

パンツの太さを活かしたリラックス感が出る合わせがお薦めです。


観ていてどんよりとした気持ちになる作品ですが、それだけ作品の力が強いのだと思いました。


それでは『プラトーン』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第148夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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『サイダーハウス・ルール』(1999)

監督:ラッセ・ハルストレム

出演:トビー・マグワイア / シャーリーズ・セロン / マイケル・ケイン / デルロイ・リンド― / ポール・ラッド / キャシー・ベイカー / エリカ・バドゥ / ジョン・アーヴィング

あらすじ:

孤児院で生まれ育ったホーマーはラーチ医師の元で医術を学びながら手伝いをしていた。1944年のある日、陸軍の中尉とその恋人がその孤児院を訪れた際にホーマーは憧れていた外の世界に旅立つため、中尉の車に乗せてもらう事をお願いし、一緒に孤児院を離れる事になった。

小さな世界の中で生きてきた一人の人間が成長の為により広い世界に飛び出していく話です。

孤児院でラーチ医師が行っている行為は当時の法律に照らし合わせると違法な事です。ホーマーは良くない事だと思っていますが、しかしその行為を必要としている人達もいて一概に悪だと決めつける事は出来ません。(何をしているかは実際に映画を観て確認して下さい。)

そんな時に孤児院を訪れたカップルにお願いをしてホーマーは外の世界に飛び出していきます。

そこには単純なルールでは決められない黒でも白でもない世界があり、その中でホーマー自身が様々な人に会い、色々な体験をする事で学んでいきます。

そしてタイトルでもある『サイダーハウス・ルール』とは何なのか、それをどの様に解釈するのか観た後に考えさせられる映画でしたが、重厚なテーマではあるものの重苦しい雰囲気ではない、とても美しい作品でした。

それではいつも通り衣装を見ていきましょう。

主人公のホーマーはリンゴ農園(サイダーハウス)で働いていて、そのリンゴ農園の娘のキャンディは海老漁師をしています。その二人が履いているパンツがデニムのワークパンツでした。特にキャンディのサイズバランスは凄く格好良いので、注目して頂ければと思います。


それでは今週のBEAMS PLUSのアイテムの紹介です。


ビームス プラス / デニム ペインターパンツ
カラー:ユーズド、ワンウォッシュ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥18,700(税込)
商品番号:38-24-0194-791

去年から登場したパインターパンツですが、このデニムは特に人気で最初の入荷の際には即店頭から無くなってしまったアイテムです。

ペインターパンツというとハンマーループが特徴的ですがあえて付けずにツールポケットのみを付けて、ワークパンツですが色々なコーディネイトに合わさられる様にしています。

生地には縦糸横糸共にいムラ糸を使い、凹凸感のある生地に仕上がっています。

ユーズド加工も自然な加工で最初からは着込んだ雰囲気ですし、ワンウォッシュもどんどん経年変化をしていき、色落ちを楽しめる一本となっております。

こちらは既に入荷して入りますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

それでは『サイダーハウス・ルール』お楽しみ下さい。

コヴ


BEAMS PLUS ロードショー 第147夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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第147回目はこちら


『マーシャル 法廷を変えた男』(2017)

監督:レジナルド・ハドリン

出演:チャドウィック・ボーズマン / ジョシュ・ギャッド / ケイト・ハドソン / ダン・スティーヴンス / スターリング・K・ブラウン

あらすじ:

全米黒人地位向上委員会(NAACP)の弁護士として活動しているサーグッド・マーシャルはコネチカット州で暴行容疑で逮捕されている黒人運転手の弁護の為に向かう。そして地元のユダヤ人弁護士のサムと共に弁護を開始しようとするが……

この作品は1967年にアフリカ系アメリカ人として史上初めて合衆国最高裁判所の判事に任命された「サーグッド・マーシャル」の弁護士時代を描いた伝記映画です。

因みにアメリカの最高裁判事を指名出来るのはその時の大統領であり、彼を任命したのが前々回に紹介した『LBJ ケネディの意志を継いだ男』のリンドン・ジョンソン大統領です。

これは1940年代の裁判ですら人種差別がまかり通っていた時代に、その人種差別と闘った話であり法廷ミステリーでもある作品でした。

南部の州ほどでなくとも差別があり、法廷では発言権を取り上げられてしまうマーシャルが相棒となったサムと一緒に様々な妨害や嫌がらせにあいながらも真実に向かっていくのを観ているとあっという間に終わっていました。

法廷劇としてもとても面白いです。

そして1940年よりはまだ改善されているとはいえ、現在でもまだまだ人種による先入観からステレオタイプで見られる事や差別が続いているのが本当に悲しい事だと思います。

あとこれは映画の本筋とは関係ないのですが、主演のチャドウィック・ボーズマンは惜しくも2020年に亡くなってしまいましたが、この人が亡くならずにこの先も様々な映画に出て、様々な役を演じる所を観てみたかったとより強く思う作品でもありました。

それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

主人公のマーシャルは弁護士ですから、見た目で舐められない為にもしっかりとした仕立ての良さそうなスーツを着ています。とても1940年代らしい幅の広いピークドラペルのストライプのジャケットにラペル幅に合わせる様なかなり派手な柄のこれまた幅の広いネクタイをしています。まぁこのスタイルが格好良いのですが、ボクが注目してしまうのは被告となった運転手のシャンブレーシャツです。

運転手ですから特別汚れているという事はないのですが、普段から着ている雰囲気がしっかり出ていてかなり格好良いと思いました。

そしてビームス プラスでも勿論、長年着ていって味が出るシャンブレーシャツを用意しております。

こちらです。


ビームス プラス / インディゴ シャンブレー ワークシャツ
カラー:インディゴ、ブラック
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-11-0469-139

生地は別注で制作したセルビッチシャンブレーで、旧型の力織機で織る事で凹凸の出た風合いの良さがしっかり出ています。

パターンはまさに1940年代のワークブランドのシャツをベースにチェストポケット、袖、袖口の仕様、場所によって針の数を変える等の拘りのディティールが満載の一枚となっております。

着用、洗濯を繰り返す事により擦れる部分とあまり擦れない部分の生地のアタリが変わってきたり、生地とステッチの縮率の違いによるパッカリングが出てきたりと経年変化を楽しめるシャツに仕上がっています。

ひとつ注意して頂きたいのが、インディゴの生地は染色の性質上、洗濯の際や濡れている状態ではもちろんの事、乾いていてもパンツやバッグのストラップ、シートベルト等と擦れても移染する可能性がありますので購入してから何回かの着用の際には充分に気を付けて頂きたいと思います。

一枚でもインナーとしても通年活躍する一枚ですので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

それでは『マーシャル 法廷を変えた男』お楽しみ下さい。


コヴ


BEAMS PLUS ロードショー 第146夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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第146回目はこちら


『真実の瞬間』(1991)

監督:アーウィン・ウィンクラ―

出演:ロバート・デ・ニーロ / アネット・ベニング / ジョージ・ウェント / マーティン・スコセッシ / パトリシア・ウェティグ / クリス・クーパー

あらすじ:

1950年代、フランスから帰ってきた映画監督のデヴィッドはハリウッドでも吹き荒れるマッカーシズムの影響で共産主義者の疑いをかけられてしまい全ての仕事とキャリアを失ってしまう……

この作品はフィクションですが、実際にマッカーシズム(赤狩り)の対象になった「ジョン・ベリー」という監督がモデルだそうです。

この方以外でもこの赤狩りのせいで、財産、キャリアを失ったり亡命した映画関係者がかなり多かったそうです。

元々、このマッカーシズムの名前は共和党の議員の名前に由来し、役所の中に共産主義者が多数混じっていると告発をした事からスタートしたそうです。

そしてこの活動を行っていた「非米活動委員会」の公聴会に呼ばれると、まず最初に自分が共産主義者で無いという誓いを言わされ、その証拠に仲間の名前を報告しろと言われます。言わないと偽証罪に問われ、罰金刑や投獄、最悪死刑もあったようです。

昨日まで友達や同僚だと思っていた人から密告されたり、名前を公表されるという事を考えると本当につらい事だと思います。

相互監視社会の出来上がりです。

この赤狩りは1950年代の今から70年前の話ですが、時代や国関係なく現在でも同じ様な事が行われていますし、日本もその様になる可能性は十分にあり、過去の事だと簡単には片づけられないのが恐ろしい事だと思います。

勿論、全ての映画関係者が賛成していたわけではなく、反発した人もいたのですが、どんどん仕事が無くなっていったそうです。

仕事も奪われ、友人も居なくなった主人公が最後の公聴会でどのような決断をするのかは是非、ご自身で確かめて頂きたいと思います。

今回も特筆するコーディネートやアイテムが無かったので、洋服の紹介はお休み致します。


それでは『真実の瞬間(とき)』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第145夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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『LBJ ケネディの意志を継いだ男』(2017)

監督:ロブ・ライナー

出演:ウディ・ハレルソン / マイケル・スタール=デヴィッド / リチャード・ジェンキンス / ビル・プルマン / ジェフリー・ドノヴァン / ジェニファー・ジェイソン・リー

あらすじ:

1960年アメリカ大統領選挙の予備選に立候補するも若いライバルのJ・F・ケネディに敗れるも副大統領に指名される。そして1963年、ケネディがダラスで暗殺され……

ジョン・F・ケネディ大統領時の副大統領でありケネディ暗殺後に大統領になった、「リンドン・B・ジョンソン」大統領の自伝映画です。

かなり有名なジョン・F・ケネディは別にして他国の大統領の名前は歴史の授業で学んだはずですが殆ど覚えておりませんで、リンドン大統領もケネディ暗殺の後に大統領になった人という認識で、何をしたのかまでは知りませんでした。

映画を観た後に少し調べると内政に関してはケネディの公約だった公民権法や投票権法に署名したり、公的扶助を目的としたメディケアを制度化したりと大きな功績を残しましたが、外政ではベトナム戦争の泥沼化で批判されており、その事が元で自身の大統領任期は1期のみで、2期は立候補しなかったそうです。

この方は民主党の議員ですがテキサス州出身の南部の方で元々は奴隷制に賛成していた方だったようです。そんな人が公民権法に署名をするくらい考え方が変わったのが不思議だったのですが、最後に語られるその理由が本当に人間的で人はいくつになっても考え方を変える事が出来るのだという事を実感しました。

実際にそのエピソードに近いことがあったようです。

その他にも色々な評価のある方ではあったようですが、政治家として特に内政面では業績は大きい方だったのだと思います。

あまり自分には馴染みのない人物ではありましたし、この映画自体も正直、地味な映画だと思います。しかしこの映画を観た事もう少し詳しく調べてみようと思いました。

今回は登場人物のほとんどがスーツを着ておりあまり特筆すべき着こなしが見つからなかった為、洋服の紹介はお休みします。

それでは『LBJ ケネディの意志を継ぐ男』お楽しみ下さい。


コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第144夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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『イージー・ライダー』(1969)

監督:デニス・ホッパー

出演:ピーター・フォンダ / デニス・ホッパー / ジャック・ニコルソン / アントニオ・メンドーサ / カレン・ブラック

あらすじ:

ドラッグの密売で金を手に入れたキャプテン・アメリカとビリーは謝肉祭の行われるルイジアナ州ニューオリンズを目指して旅に出る。途中で様々な人と出会っていく二人だったが……

皆様、明けましておめでとうございます。2023年も宜しくお願い致します。

2023年1回目はこちらもアメリカン・ニューシネマの代表的な1本である『イージー・ライダー』です。

アバンタイトルの時計を捨てバイクで走り出してからの「BORN TO BE WILD」のあの印象的なイントロが流れてタイトルが出る流れは何度観てもめちゃくちゃ格好良いです。

そこからの旅先で出会う人達は60年代から70年代当時の様々な価値観を体現している人達で、主人公である「キャプテン・アメリカ」と「ビリー」はそんなアメリカを旅していきます。

そんな2人を象徴しているのが、ジャック・ニコルソン扮する弁護士のジョージ・ハンセンがビリーに向かって言う印象的な台詞だと思います。

そしてそのジョージやキャプテン・アメリカ、ビリーがどうなっていくのか、何が立ちふさがるのかはご自身で確かめて頂きたいと思います。

この作品を観ていていつも思うのは約50年前の映画ですが、現状のアメリカが殆ど変わっていないと感じる事です。(アメリカに限った話ではないですが……)出来ればアメリカを含めた世界が変化して、この映画を観た時に「こんな時代もあったんだ!」と思える時代が来れば良いのになと思っています。

それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

ビリーのカウボーイスタイルも良いのですが、やはりキャプテン・アメリカのレザージャケットが格好良いですよね!

流石に星条旗が背中に付いているジャケットはありませんが、ビームス プラスでもMADE IN USAのレザージャケットを取り扱っています。

こちらです。


ビームス プラス / MJKT レザージャケット
カラー:ブラック
サイズ:XS,S,M,L
価格:¥121,000(税込)
商品番号:38-18-0134-343

このジャケットは、サンフランシスコのハイウェイパトロールのレザージャケットを作っている工場で作っているシリーズです。

1940年代のスポーツジャケットをベースにフィッティングを変更し、着やすくしています。使用している革はネイキッドカウレザーで、革の雰囲気は残しつつ柔らかな着心地に仕上げています。

背中にはアクションプリーツも付け可動域も確保しているので、日常で着ていただく事は勿論、実際にバイクに乗る時にも着用して頂けます。しかしレザージャケット全般に言えることですが防風性はあるのですが保温性が低いので、今から真冬にかけての時期はインナーダウンを着るかダウンベストを着る事をお勧めします。

ビームス プラスではこのジャケットの他にも多数のレザージャケットを取り扱っているので、レザージャケットを探されている方は出来ればビームス プラス 原宿に問い合わせて頂くと良いと思います。

それでは『イージー・ライダー』お楽しみ下さい。


コヴ