スタッフ「コヴ」の記事

BEAMS PLUS ロードショー 第277夜

こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。


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今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第277回目はこちら


『ボストン・キラー 消えた絞殺魔』(2023)

監督:マット・ラスキン

出演:キーラ・ナイトレイ / キャリー・クーン / アレッサンドロ・二ヴォラ / クリス・クーパー / デヴィッド・ダストマルチャン

あらすじ:

1962年、ボストンで女性の絞殺死体が連続で見つかる。最初は関連があるとは思われていなかったが、「ボストン・レコード紙」のロレッタが事件を報じたことで連続殺人事件とみられる様になっていく……

この映画は実際に1962年から1964年にボストンで起こった事件をもとにした犯罪映画です。

最初は単独の事件だと思われていた殺人事件に共通点を見つけて記事にしたロレッタ・マクラフリンとベテラン記者のジーン・コールが事件の担当として取材し、記事を書きつつ、事件の真相に迫ろうとします。

しかし女性差別が公然とあった1960年代では女性というだけで事件記事を書かせてもらえなかったり、取材するにしても邪険に扱われたり、情報をもらえなかったり、また当時は「女が仕事をするなんて」、「女は家で家事をして、子供の面倒を見るべきだ」という価値観が強くあった為に徐々に家族との距離が開いていきます。

そして記事に二人の顔写真を掲載したことにより、自宅に嫌がらせの電話や手紙を直接持ってきたりと身の危険を感じる様になっていきます。(今では信じられませんが、当時は一般の人の電話番号や住所の記載されている電話帳がありました。もちろん日本にも同じようなものがあり、簡単に個人情報を調べる事が出来ました。)

そんな苦労を重ねて、ようやく事件の真相にたどり着いたと思ったら……。

登場人物は架空だとは思いますが、事件自体は実際にあった事件なので、どの様な結末を迎えたのかは是非、調べてみて下さい。

事件の痛ましさはもちろんですが、それ以上に当時の働く女性がどれだけ働きづらかったのかを実感する映画でもありました。

それではいつも通り衣装を見ていきたいのですが、今作は主人公が女性であり、出てくる男性はほとんどスーツか制服を着ているので、今週も申し訳ございませんが、お休みさせていただきます。

そして今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / 5ポケット ワイド ピケ ショーツ
カラー:オイスター、ベージュ、サックス
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:38-25-0098-791

少しゆったりしたシルエットの膝上丈のベーシックなサイジングのショートパンツです。ベースにしているのは1950年代から1960年代のワークパンツで、定番のピケ素材を使用しています。

とてもシンプルでベーシックなアイテムなので、様々なコーディネートに取り入れやすいと思います。定番のボタンダウンシャツやポロシャツはもちろん、リゾートを意識したアロハシャツやリネンのオープンカラーのシャツでも相性は抜群です。

これ一本でかなりコーディネートの幅が広がるのではないでしょうか?

こちらも既に店頭に入荷しておりますので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『ボストン・キラー 消えた絞殺魔』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第276夜

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『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(1960)

監督:ロジャー・コーマン / チャールズ・B・グリフィス / メル・ウェルズ

出演:ジョナサン・ヘイズ / ジャッキー・ジョセフ / メル・ウェルズ / ディック・ミラー / ジャック・ニコルソン

あらすじ:

ある下町で花屋の店員をしているシーモアは心は優しいが仕事が出来ないで、店長にいつも怒鳴られていた。そんな時にシーモアが栽培している謎の植物を店長に見せる事になり店に持ってくるのだが……

「B級映画の帝王」の異名を持つロジャー・コーマンが監督を務めている、ホラーコメディ作品です。

ロサンゼルスでも相当に危険なスキッド・ロウで商売をしている花屋が舞台で、その店員が育てている謎の植物に翻弄されるドタバタコメディです。

コメディ部分もかなりベタな感じですし、ホラー部分も正直言って怖くはない作品でした。

オリジナルは1960年の作品で1986年にリメイクをされているのですが、このリメイク作品は1982年にミュージカルとして大ヒットしたものを映画化しており、正確にいうとミュージカル版の映画リメイクという事になるそうです。

この作品は良くも悪くも「B級」という冠が似合う作品だと思います。

いつもなら衣装を見ていくのですが、正直、気になるものがなかったので、今週はお休みしたいと思います。

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ジムショーツ メッシュ プレイド
カラー:ネイビー、オリーブ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥27,500(税込)
商品番号:38-25-0147-874

股上が深めのゆったりしたシルエットのショートパンツです。ウエスト部分にはドローコードを配したイージーパンツ仕様で、履き位置も調整出来ます。

生地には麻の先染めチェックの素材を使用しており、部分的にメッシュ織りを入れて表情を変えています。

夏本番のこれからの季節ですとコットンのポロシャツとの相性も良いですし、敢えて麻のシャツを合わせて同素材でセットアップで着ても良いと思います。

かなりリラックス感があり、リゾートな感じのコーディネートにももってこいだと思います。柄もベーシックで流行に左右されないアイテムなので、長く着用いただけるショーツです。

こちらも既に店頭に並んでいますので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第275夜

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『ドリームランド』(2019)

監督:マイルズ・ジョリス=ペイラフィット

出演:マーゴット・ロビー / フィン・コール / トラヴィス・フィメル / ギャレット・ヘドランド

あらすじ:

1930年代のテキサス州の田舎町。世界大恐慌と干ばつによる砂嵐に苦しんでいるエヴァンス一家の長男であるユージンは実の父親が向かったであろうメキシコに憧れていた。そんな中、納屋で怪我を負っている女性を見つけるが、その女性は銀行強盗で指名手配されてるアリソン・ウェルズだった……

此処ではない何処かへ憧れている少年がファムファタールと出会って成長していく話です。

父親が家を出て行ってしまい捨てられたという思いを抱えながらも、父親から送られてきたメキシコの楽園の様な絵葉書に希望を抱いている少年が主人公です。

外の街=希望、日常ではない非日常、ここから連れ出してくれるのではないかという期待、自分が守るしかない(と勝手に思い込んでいる)年上の女性、それがいっぺんに目の前に現れて、それによって少年が大人へと成長せざるを得ない物語です。しかし成長する為の代償があまりにも大きくて……

時々、差し込まれるメキシコと思われるシーンが美しければ美しいほど、現在の状況と予想出来る結末に対して残酷に映ります。

少年の成長物語として結構好きな話でした。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

年代もありますが、主人公が着ている当時のシャンブレーのシャツやワークパンツの履き方などは着こなしの参考になりますし、そこからどのようにしたら当時の土臭さを残しながら、今っぽい着こなしが出来るかの良いヒントが入っていると感じました。

コスプレの様にならない様に着こなしを考えていきたいと思います。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ボタンダウン ショートスリーブ クールマックス(R)リネン
カラー:ホワイト、サックス、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥14,300(税込)
商品番号:38-01-0036-139

夏の定番アイテムである清涼感のあるリネンと吸水、速乾性に優れた「COOLMAX(R)」を使用したショートスリーブのボタンダウンシャツです。

一番の特徴はリネンにCOOLMAX(R)を混紡する事でリネンのシャリ感を残しながら、吸水、速乾性を持たせアップデートさせた生地です。それにより高温多湿の日本の夏でも快適に着用していただけます。

シルエットはオーソドックスで、一枚でもジャケットのインナーとしても着用出来るバランスに仕上がっていて、オン、オフどちらでも使っていただける便利なシャツです。

こちらはかなり人気で在庫がどんどんなくなっていますので、気になる方は早めにお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『ドリームランド』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第274夜

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『罪人たち』(2025)

監督:ライアン・クーグラー

出演:マイケル・B・ジョーダン / ヘイリー・スタインフェルド / マイルズ・ケイトン / ジャック・オコンネル / ウンミ・モサク / ジェイミー・ローソン

あらすじ:

1932年のミシシッピ州、クラークスデール。双子の兄弟のスモーク&スタックスは故郷でブルース・ジョイントを開くために戻ってくる。土地と建物を買い、仲間を集めてブルース・ジョイントを開店させるがそこには音楽につられて招かれざる客も来てしまい……

『フルート・ベール駅で』や『ブラック・パンサー』、『クリード』を撮ったライアン・クーグラー監督の最新作で、監督デビューからタッグを組んでいるマイケル・B・ジョーダン主演のホラー映画です。

今週も現在、劇場で公開されている作品の紹介です。

最初にあらすじを読んだり予告編を観たときには、クエンティン・タランティーノ監督の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を思い出したのですが、監督もリファレンスで名前を挙げていて、この作品も同様に前半と後半で違うジャンルになる作品でした。

まずマイケル・B・ジョーダンふんする双子スモーク&スタック(一人二役)が開店させるブルース・ジョイントとは、南部の黒人達が酒を飲んだり、ギャンブルをして日々の辛い労働を忘れるために集まるところで、毎晩、ブルースの生演奏がおこなわれていたそうです。

そのブルース・ジョイントでブルースを歌うのが双子の従弟のサミーなのですが、このサミーの歌うシーンが本当に素晴らしく、黒人音楽の過去と未来が一緒になる演出でこのシーンを観るためだけにもう一度劇場に行っても良いと思うくらいです。

そしてその歌声が素晴らし過ぎたために招かれざる者も呼んでしまう事となります。

予告編でも出ているのでネタバレにはならないと思いますが、呼び寄せられてしまうのがアイルランドから来たレミックというヴァンパイアなのです。

このアイルランドから来たというのも重要で、彼らの音楽であるケルト音楽がブルースと融合してロックが生まれたとされる説もあるくらいで(諸説あります)両者との関係は近く、サミーの歌声に惹かれてレミックが現れるのも必然かもしれません。

そしてここからはヴァンパイアホラー映画として一気にクライマックスに向かうのですが、ここも息をつかせぬ展開で目が離せません。

出来ればエンドクレジットの後にも映像が続くので、最後まで観ていただきたいと思います。

どの映画にも言える事ではあるのですが、音楽映画でもあるので出来れば劇場の大スクリーン(IMAX 推奨)で迫力ある音響と画面で楽しんでいただきたい作品です。

普通のヴァンパイアホラーという面だけではなく、黒人文化についてだったり、一人の少年がブルースマンになっていく成長物語でもあり、色々な面のある作品なので本当にお勧めの一本です。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

まず注目は何といっても一人で双子を演じ分けたマイケル・B・ジョーダンの衣装で、同じ3ピースのスーツを着ているのですがそれぞれキーカラーが赤と青なので、一目でどちらがスモークでどちらがスタックなのかが分かるようになってますし、この色が二人の性格の違いを表しているのも面白いと思いました。

他にも当時の労働者階級の人達の格好がリアルにわかり、特にワークスタイルなんかは今の着こなしにも取り入れられそうなヒントがあると思います。

その辺の衣装も注目して観ていただくと、より楽しめると思います。


それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / イージーショートパンツ パッチワーク マドラス
カラー:パッチワーク
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-25-0164-874

マドラスチェックの生地を使ったゆとりのあるシルエットのイージー仕様のショートパンツです。

ビームス プラスでは定番の伝統的なマドラスチェックのを使用し、涼感のあるアイテムに仕上げています。パステル系の生地を使用しているので柔らかで明るい印象のパンツで、シンプルなリネンの開襟シャツやポロシャツなんかとの相性は抜群だと思います。

こちらもすでに店頭に入荷しており、即戦力になるアイテムだと思いますので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『罪人たち』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第273夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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『機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning』(2025)

監督:鶴巻和哉

出演:黒沢ともよ / 石井由依 / 土屋神葉 / 新祐樹 / 川田紳司 / 山下誠一郎

あらすじ:

コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハは戦争難民の少女ニャアンと出会う。そしてその出会いがもとで非合法のモビルスーツ決闘競技「クランバトル」に巻き込まれていく……

もうお分かりいただけているとは思いますが、今回は番外編というか特別編だと思って下さい。

なぜ、急にこの作品を取り上げたのかと申しますと今、PLUSチームの中で密かな『機動戦士Gundam GQuuuuuuX 』ブームがきておりまして、先日のPLUSの集まりの際にディレクターである溝端を筆頭に盛り上がり、今週がこの作品のテレビシリーズ最終回という事もあり取り上げることになりました。

なので今週のブログは私の独断と偏見ではなく、ディレクターに了承をいただいてのオフィシャルなものです。

この文章を書いているのが6月25日の午前なので、昨日の深夜にテレビ版の最終回を迎えもちろん自分も鑑賞したのですが、まだ鑑賞していない方もいらっしゃると思うので、そちらには触れずに今年の1月に公開された『機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning』について話をしようと思います。

公開から5か月がたっていますし色々なところで言及もされていますが、基本、ネタバレは無しで内容に触れるというよりも自分の感想になりそうです。

あらすじは上記しておりますが自分は公開当時、特にあらすじは読まず前情報なしで観に行き、上映がスタートしてから何を見せられているのか分からないまま一回目の鑑賞が終りました。その後、間を置かずに二回目の鑑賞に行きどうにか話の筋を理解する事が出来たように思います。

そしてこの作品はガンダムの知識がある人、ない人それぞれに楽しめる作品ではないかと感じました。知識のある人はまた関連作品を観直したくなると思いますし、知識のない人はこの作品を入口としてガンダムのシリーズに入っていく事が出来ると思います。

現に各サブスクリプションサービスでの関連作品の視聴回数が伸びているとも聞いておりますので、入門する人、再度観返す人が多いのではないでしょうか?

また6月24日に完結したテレビ版も全12話と観やすいので、是非、こちらも観て下さい。

今回紹介した劇場版はまた各映画館で再上映も始まっていますので、こちらも劇場で観て頂くと更に迫力も増して良いと思います。

PLUSスタッフにこっそりファンがいるので、お店に『機動戦士Gundam GQuuuuuuX 』の話をしに来ていただけると幸いです。

因みに自分が一番好きなガンダムシリーズは『機動武闘伝Gガンダム』です。(東方不敗マスター・アジア、石破天驚拳、マスターガンダム……)

いつもなら衣装を見ていくのですが、今週はお休みさせていただきます。


ここからはBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / プルオーバー ボタンダウン クラシックフィット ウールストライプ
カラー:ブラウン、オレンジ、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥22,000(税込)
商品番号:38-01-0164-139

ベースにしているのは1960年代に生産されていたアメリカ製のボタンダウンシャツで、オン、オフでの着用を考えた長めの襟型が特徴です。全体的なサイズパターンは大きめなのですが、プルオーバーということもありかなりゆったりしたサイズバランスです。

使っている素材は超細番手のウールの糸でとても軽やかなタッチと、原料からウォッシャブル加工をかけているので自宅で洗濯をしていただけるのが特徴です。糸の撚りも通常よりきつくしているのでシワにもなりにくいです。

ウールとは思えないドライな肌触りなので、湿度の高い日本の夏でも快適に着用していただけ、自宅で洗濯もしていただけるのでこの夏に活躍する一枚だと思います。

こちらも店頭に入荷していますので、気になる方は実際に手に取って頂き、生地の感触を確かめて頂ければと思います。

それでは『機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第272夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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『シャーリー』(2024)

監督:ジョン・リドリー

出演:レジーナ・キング / ランス・レディック / テレンス・ハワード / ルーカス・ヘッジス / クリスティーナ・ジャクソン / アミラー・ヴァン

あらすじ:

黒人女性として初の下院議員となったシャーリー・チザムは1972年の大統領指名候補者予備選挙に出馬するのだが……

今よりも黒人差別と女性差別が酷かった時代に初の下院議員となり、その後の大統領指名候補者予備選挙に出馬をしたシャーリー・チザムの伝記映画です。

自分はこの映画を観るまでこの方を知りませんでした。

日本では知られていないアメリカの偉人は沢山いるのだと知ることが出来ますし、このブログでも様々な人の伝記映画を取り上げてきましたが、まだまだ日本に入ってきていない伝記映画もまだ沢山あるんじゃないかと思っています。
映画の中では1回しか描かれていませんが実際には3回暗殺されそうになっているそうで、それ以外でももっと酷い差別や嫌がらせがあったのではと思えます。それくらい困難な状況でも自分達には出来るんだと表明するために行動する事は本当に凄い事ではないでしょうか?

そして実際に彼女がいたからこそその後の女性議員の誕生があったり様々な法案を提出していたりと、シャーリーの切り開いた道は相当に大きかったのだと思います。

因みにこの映画の選挙は大統領指名候補者予備選挙という民主党内での戦いを描いているのですが、この予備選も含めてアメリカの大統領選挙のシステムがいまいち分かりずらいので、改めて勉強し直そうと思いました。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

劇中でシャーリーが着ている衣装の柄は1960年代から1970年代の当時の柄を再現していると思うのですが、女性ものなので自分は着れませんがシャツの柄であったら欲しいと思わせる柄ばかりでした。

他にも映画冒頭のブロックパーティーのシーンの男性たちが着ている物は色、柄共に格好良いものが多いのでそこにも注目して頂くと良いと思います。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ビーチシャツ オーガンジー ガーメントダイ
カラー:チャコールグレー、ピンク、イエロー、ミントグリーン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥22,000(税込)
商品番号:38-01-0184-139

ベースは1960年代のビーチシャツなのですが、現代風にアレンジをしています。まずパイル地のライニングを無くし軽く着ていただける様にし、その他の特徴的なディティールである大きめのボタンや裾についているパッチポケットのディティールは残し、一枚でも充分に存在感のあるシャツに仕上がっております。

生地はオーガンジーの生地を製品染めし、ナチュラルな透明感のある生地を使用しています。かなり薄手の生地なので一枚での着用は難しそうですが、インナーのTシャツに柄物を持ってきて透け感を楽しんでいただけるシャツだと思います。

落ち着いたチャコールグレーも良いですし、他の3色はパステルカラーで夏に映える色だと思いますので、是非、実際に手に取って生地の柔らかさや透け感を確かめて頂ければと思います。

それでは『シャーリー』お楽しみ下さい。

コヴ


BEAMS PLUS ロードショー 第271夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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『3時10分、決断のとき』(2007)

監督:ジェームズ・マンゴールド

出演:ラッセル・クロウ / クリスチャン・ベール / ローガン・ラーマン / ベン・フォスター / ピーター・フォンダ / グレッチェン・モル 

あらすじ:

南北戦争で片足が不自由になった牧場主のダンは強盗団の首領であるベンが捕まる現場に居合わせる。仕事としてベンを「ユマ行き3時10分発」の汽車に乗せる為に駅のある街までの護衛をすることになるが……

この作品は1957年に公開の『決断の3時10分』のリメイク作品で、監督は『フォードvsフェラーリ』やX‐MENシリーズの1本である『LOGAN/ローガン』を撮ったジェームズ・マンゴールドです。

この作品を撮る前に既に評判の高かった監督ではあったのですが、題材が西部劇という事で製作費の調達にかなり苦労したそうです。

西部劇の最盛期は1950年代でそれ以降は公民権運動の影響で衰退していき、単純な白人保安官対先住民や黒人という単純な勧善懲悪の物語に批判が集まった事も要因の一つと言われています。

その様な状況で公開されたこの作品は勧善懲悪の西部劇ではなく、現代劇としても充分に置き換えの出来る素晴らしい人間ドラマでした。

片足が不自由であり貧乏で家族の為に現状を変える為に危険な任務に就くダンと、残虐でありながら下品ではなく教養と鋭い観察眼のあるベンが護送という旅を通じてお互いを理解していくロードムービーの様にも感じました。

そしてその最後に待ち受ける結末とは……

主演の二人の演技も本当に素晴らしいので、是非、結末はご自身の目で確認して頂きたい作品です。

この作品の他にも上記した『LOGAN/ローガン』もアメリカンコミックのX‐MENのウルヴァリンを主人公にしている話ですが、それだけには収まらない作品で、こちらも本当にお勧めの一本です。お時間のある時にでもご覧になっていただければと思います。

いつも通り衣装を見ていきたいのですが、今週も時代が古すぎてこの時代の格好を参考にするとコスプレの様になってしまうのでお休みしたいと思います。

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / 2プリーツ ショートパンツ バイオウォッシュ
カラー:セメント、サックス
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥26,400(税込)
商品番号:38-25-0160-874

これからの季節に活躍するショートパンツの紹介をします。

BEAMS PLUSでは定番の2プリーツパンツのショートパンツバージョンで、バイオウォッシュ加工をかけたアイテムです。

バイオウォッシュとは酵素を使いヴィンテージ感を出す加工方法で、生地へのダメージを抑えつつしっかりと長年着続けた雰囲気を出すことが出来るのが特徴です。

股上が深く、ヒップから裾にかけて太さを強調したシルエットで丈をひざくらいの長さになる様に設定しています。太めのシルエットではありますが、ベーシックなアイテムなので上にマドラスチェックのシャツをタックインして、足元はキャンバスのスニーカーを合わせたり、ポロシャツを着てローファーを合わせても相性抜群だと思います。

こちらも既に店頭に入荷していますので、気になる方は店頭で試着して頂ければと思います。

それでは『3時10分、決断のとき』をお楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第270夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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第270回目はこちら


『リンカーン/秘密の書』(2012)

監督:ティムール・べクマンベトフ

出演:ベンジャミン・ウォーカー / ドミニク・クーパー / アンソニー・マッキー / メアリー・エリザベス・ウィンステッド / ルーファス・シーウェル / マートン・チョーカシュ

あらすじ:

インディアナ州に住むエイブラハム・リンカーンはある事がきっかけで母親を亡くしてしまう。そしてそのきっかけとなる人物が人間ではなかった……

基本的には実在の人物であるエイブラハム・リンカーンの人生に沿ってはいるのですが、歴史の裏で実はリンカーンがヴァンパイアハンターだったというホラー作品です。

ヴァンパイアの勢力が黒人差別のネタファーというか差別を推し進める者たちとして描かれています。リンカーンはその差別とヴァンパイアどちらにも戦いを挑んでいく物語になっていて、史実とフィクションを上手く織り交ぜた話になっていて結構見応えのある作品でした。

もちろん言いたい事が無いわけではないですが、リンカーンの使う武器の外連味や馬の大群の中での戦いやクライマックスの戦いも良かったですし、先週のブログでも少しふれた「地下鉄道」の意外な使い方など歴史を踏まえた仕掛けも良かったです。

そして何より奴隷制をしっかり打ち倒すものとして描いている点が素晴らしいです。

もう一本の『リンカーン』という作品を扱う前の事前知識?を入れる為の作品としても良いのではないでしょうか?(近々、ダニエル・デイ・ルイスのリンカーンも取り上げようと思っています。)

娯楽作品としてしっかり楽しめますし、歴史を知るきっかけにも良い作品ではないでしょうか?

それでは衣装を見ていきたいのですがあまりにも時代が古い為、今週はお休みさせていただきます。

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / オープンカラー リネン シャツ
カラー:ホワイト、ベージュ、サックス
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-01-0192-139

リネン素材を使用したキャンバス生地を使用した開襟シャツで、特殊な染色方法で染めているので独特な色合いを表現しています。特にサックスだと良いムラ感が上手く表現されていると思います。

高温多湿の日本の夏でも快適に着用して頂けるように肌触り、風通しがよい清涼感のある生地が特徴で、シルエットはオープンカラーシャツらしいゆったり目の身幅の為、リラックスして着ていただけます。

ベーシックなアイテムなのでショートパンツはもちろん、スラックスとの相性も抜群で夏に活躍するシャツだと思います。

こちらも既に店頭に入荷していますので、気になる方は是非お近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

それでは『リンカーン/秘密の書』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第269夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


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今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第269回目はこちら


『ニッケル・ボーイズ』(2024)

監督:ラメル・ロス

出演:イーザン・ヘリス / ブランドン・ウィルソン / ハミッシュ・リンクレーター / アーンジャニュー・エリス=テイラー / フレッド・ヘッキンジャー

あらすじ:

1960年代のフロリダ州タラハシー。エルウッド・カーティスは学校へ向かう途中に車に乗せてもらう。しかしそれが盗難車であった為に同乗しただけの彼も共犯として逮捕され更生施設と言われている「ニッケル・アカデミー」に送られてしまう……

原作は「地下鉄道」という作品でピューリッツアー賞を受賞されているコルソン・ホワイトヘッドで、このニッケル・ボーイズはフィクションではありますが、実際にあった事件をもとにした作品です。

この作品の監督はドキュメンタリー作品を手掛けてきた監督で、この作品ではほとんどの場面が一人称の視点で物語が進んでいきます。

1960年代といえば黒人差別が普通の事で、黒人の人々は日々、差別やいわれのない暴力にさらされながら生活をしていました。もちろん今までこのブログでもプライベートでも差別に関する映画はたくさん扱ってきましたし鑑賞もしてきたのですが、一人称視点で物語を観ると没入度も全く違いますし、いつどこから理不尽な差別や暴力が来るのか分からない為に本当に怖かったです。

そしてこれが当時、生きていた黒人の方たちの感覚なのだと思うと(実際にはもっと酷いことがあって、常に恐怖を感じながら生きていたと思いますが)今の自分では想像つかないくらい酷い状況だったのだと思います。

そんな中で状況を変えようと立ち上がった人達も本当に陳腐な言い方になってしまいますが凄いと思いますし、この映画の中のおばあちゃんのように関わらないでおこうと思う人の気持ちもわかるし、何をしても世の中は変わらないのだと言ってしまう気持ちもわかります。

自分が当時と同じ状況に置かれたとして同じように立ち上がったのか、関りを持たない様にしたのか、どうしていたかは本当にわかりません。

しかし一つ確実に言える事はもうどの国やどの地域でも当時と同じ事を絶対に繰り返してはいけないという事です。

映画に話を戻しますとこの一人称の視点が臨場感を生み出しているのですが、ある仕掛けにもなっているのでその仕掛けが何なのか、そしてそれが描いているものは何なのかを是非、ご自身で確かめて頂きたい作品です。そして自分は買ったままに積んである「地下鉄道」をしっかり読もうと思いました。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

この作品の大半の舞台となるニッケル・アカデミーでは囚人服と同じような画一的な赤いシャツとデニムパンツを着用しているのですが、そのシャツが格好良く見えてしまいます。支給される枚数も少ないと思うので皆ボロボロのシャツを着ているのですが、それがなんとも体に馴染んでいて格好良いのです。

今、自分が持っているワークシャツも同じくらいヨレヨレになるくらい着倒したいと思いました。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ビーチシャツ カット ジャカード
カラー:クリーム、ピンク
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥27,500(税込)
商品番号:38-01-0182-139

こちらは1960年代に流行したビーチシャツをベースにオリジナルデザインのパイル生地の裏地を無くし、より軽く着用できるシャツにアレンジしました。特徴としては大きめのボタンやオープンカラー、裾につくパッチポケットのディティールで、チェストポケットはサングラスが入る様に縦長にサイズをアレンジしています。

柄はヴィンテージのプリントをカットジャカードで表現しています。

使っている素材は夏に着やすいポリエステル、コットンの混紡素材で軽やかな肌触りです。

これからの季節にショートパンツは勿論、リネンのトラウザーズとの相性も良いですし、タンクトップの上に羽織ったり、Tシャツを着て前を開けたりと様々な着方が出来ると思います。

そしてこちらは共地のショートパンツもあるので


ビームス プラス / イージー ショーツ カットジャカード
カラー:クリーム、ピンク
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥20,900(税込)
商品番号:38-25-0151-874

セットアップとしても着用いただけますし、別々のコーディネートでも活躍すると思います。

両方とも既に店頭に入荷していますので、気になった方はお近くの店舗にお問い合わせいただければと思います。

それでは『ニッケル・ボーイズ』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第268夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第268回目はこちら


『ジャッキー / ファーストレディ 最後の使命』(2016)

監督:パブロ・ラライン

出演:ナタリー・ポートマン / ピーター・サースガード / グレタ・ガーウィッグ / ビリー・クラダップ / ジョン・ハート

あらすじ:

1963年、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺事件から一週間後、一人の記者がジャクリーン・ケネディの屋敷に呼び出された。彼女は世間に広まっている夫の評判に不満があり、真実を語る為にインタビューを受ける為に場を設けたのだった……
ケネディ大統領の暗殺事件の映画はこのブログでも数本取り上げてまいりましたが、妻であるジャクリーン・ケネディについての話は初めてです。

今まではどうしてもケネディ大統領本人やその周りのシークレットサービス、急に後任の大統領となったリンドン・ジョンソン大統領に注目していましたが、今作で一番近くにいた目撃者であり、家族であるジャッキーについて知ることになりました。

映画は事件の時の回想とその後、葬儀を執り行いホワイトハウスを出るまでを描いていますが、ジャッキーはそれ以前もその後もかなり波乱万丈の人生を生きた方だったという事を初めて知りました。

そしてそのジャッキーを演じているのはナタリー・ポートマンなのですが、普段のインタビューや他の作品とは全く違う喋り方をしていて、出演していることを知らなければナタリー・ポートマンだと暫くは気付かなかったかもしれないくらいの演技をされています。

当時の実際のテレビ番組でジャッキーがホワイトハウスの中を紹介する番組があったそうで、ナタリー・ポートマンはその映像を何度も観てジャッキーの声や喋り方を学び、演技に取り入れたとインタビューで語っていました。

本当に事件当日の顔とその後の葬儀の顔、そしてインタビューを受けている時それぞれの印象が全く違っていて、作品自体が3つの時間軸をシャッフルしているのですが、全く別人なんじゃないかと思うくらいの演技でした。

その違いを是非、確かめていただきたい作品です。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

今回はもちろんジャッキーの衣装に目が行きますが、やはり注目は事件当日に着ていたシャネルのピンクのスーツと帽子ではないでしょうか?劇中でも描かれていますが、夫の血痕が付いたままのスーツを着続けているのでかなり印象に残ります。

そして何より当時は大統領夫人という以上にファッションアイコンとしても人気があったそうなので、改めてジャッキーのファッションを調べてみようと思いました。

それでは今週のBEAMS PLUSの商品紹介です。


ビームス プラス / イタリアンカラー ブライト ジャカード
カラー:イエロー、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥22,000(税込)
商品番号:38-01-0180-139

このシーズンには定番で登場するイタリアンカラーのシャツです。1960年代のシャツをベースにしていて、曲線的な襟と生地を90度変えてつけている前立てや袖口のボタン等、細かく凝ったディティールが特徴のシャツです。

生地にはコットンとブライトポリエステルという光沢の強い糸を使いベースのストライプ、チェック柄に重なる様にブライトポリエステルの糸を使いモチーフが浮き出る様に表現しています。

ですので光の当たり方で表情の変わるシャツに仕上がっています。

もう今年は5月にして真夏日になる日も出てきているくらいなので一枚でも着れますが、リネンのカーディガンを上に羽織っても充分存在感のあるシャツだと思います。

こちらも既に店頭に出ていますので、気になった方は店舗に問い合わせて頂ければと思います。

それでは『ジャッキー / ファーストレディ 最後の使命』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第267夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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『哀愁の湖』(1945)

監督:ジョン・M・スタール

出演:ジーン・ティアニー / コーネル・ワイルド / ジーン・クレイン / ヴィンセント・プライス

あらすじ:

作家のリチャードはニューメキシコに向かう列車の中でエレンという女性と出会い、恋に落ちる。共通の知人の客人だったという事もあり二人の距離は急激に縮まり結婚する事になるのだが……

あまりこのブログで扱う事のないメロドラマかと思ったのですが、観ていくと全然違うジャンルの作品だという事が分かってびっくりしました。

今でこそ様々なジャンルのストーリーの作品を観ているので珍しく感じませんが、当時、何も知らずに観ていたら相当驚いたと思います。

序盤から中盤にかけての「あれ?なんかおかしいぞ?」から決定的な事が起きてからの急展開で引き込まれてしまいました。この作品も何を言ってもネタバレになりそうなので、多くは語れませんが気になった方は是非、ご自身でご覧になって頂くと良いと思います。

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

物語の時代も1940年代だと思うので男性の格好はやはりスーツがメインで、しっかりと肩パッドあり、ラペルの大きいジャケットを着ています。この辺はこれまでも言及してきたところではあるのですが、今作で気になったのは女性のシャツでした。

エレンが着ているチェックのオープンカラーのシャツにもがっつり肩パッドが入りジャケットと同じような肩になっていて、シャツジャケットの様なものを着ているのかと思ったら、妹のルースが着ているシャツも同じような肩のシルエットになっていました。その後に調べたらこの当時はシャツもスクエアショルダーだったことが分かりとても勉強になりました。やはり映像をみるのが当時の状況が分かって面白いと感じます。

それでは今週のBEAMS PLUSの商品紹介です。



ビームス プラス / ボタンダウン クラシックフィット マドラス
カラー:ホワイト、マスタード、パープル
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥14,300(税込)
商品番号:38-01-0162-139

夏の定番アイテムであるマドラスチェックのシャツのクラシックフィットが登場しました。

ベースになっているのは1960年代のアメリカのボタンダウンシャツで定番のボタンダウンシャツに比べるて台襟や襟型、ボタンの数やシルエットも変更していて、よりリラックスして着ていただける形のシャツに仕上がっております。

生地にはインド南東部の伝統的なマドラスチェックを使用し、インド綿ならではの軽さと肌触りが特徴です。

こちらも店頭に既に入荷していますので、サイズの違いや生地の肌触りを直接確かめて頂けます。

気になった方は是非、店舗に問い合わせていただければと思います。

それでは『哀愁の湖』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第266夜

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『ムーンライズ・キングダム』(2012)

監督:ウェス・アンダーソン

出演:カーラ・ヘイワード / ジャレッド・ギルマン / ビル・マーレイ / ブルース・ウィリス / フランシス・マクドーマンド / エドワード・ノートン / ティルダ・スウィントン / ジェイソン・シュワルツマン

あらすじ:

1965年、ニューイングランド地方の沖に浮かぶニューペンザス島。ボーイスカウトの中から一人の隊員が脱走する。時を同じくしてある少女も家出をする……

相当なこだわりを持って映画を撮っているウェス・アンダーソン監督の作品です。

まず画面にシンメトリーを多用し、絵本を観る様に映画が進んでいきます。そしてセットや小道具のポップな色使いや衣装にも相当なこだわりのある監督です。

それはこの作品だけではなく今までの実写の作品もそうですし、人形劇であった『ファンタスティックMr.FOX』も衣装や小道具の細部に至るまでこだわりを感じます。

まず監督自身が相当、洋服にこだわりがある事が写真を見るとわかります。かなりお洒落な監督ですし、独自の世界観がある事も分かります。

そんな監督が描くのが、今回は12歳の恋物語です。

恋物語と聞くと可愛い二人の恋の駆け引きの様なものを想像しますが、全くそんな話ではありません。まず主人公の二人からして色々あり世間を冷めた目で見ていて、可愛げみたいなものは感じさせません。

しかし話が進んでいくにつれて冷めていても子供の部分や不器用な部分が可愛く見えてきますし、どうにかして幸せになってもらいたいと思うようになっていきます。

そして二人の恋の行方は……

是非、ご自身で見て確かめてみて下さい。

それではいつも通り衣装を見ていきましょう。

まずどの登場人物の衣装もお洒落で目を引くのですが、自分が一番気になったのは要所、要所に登場するナレーター役のボブ・バラバンの衣装です。

真っ赤なミドル丈のフード付きのコートにグリーンのワッチキャップをかぶり、丈の短いチノパン?にガムシューズを履いてる姿が本当に洒落ていて、どうにか真似出来ないものかと考えています。

他にもボーイスカウトの衣装も気になりますし、ブルース・ウィリス扮する警官の制服も面白いですし、かなり衣装も見ていて気になる映画だと思います。

一度目はストーリーを追ってもらって、二度目は衣装を含めた小道具に注目して観ていただくのもよいのではないでしょうか?

ここからは今週のBEAMS PLUSの商品紹介です。




ビームス プラス / ケーブル ニット ポロ
カラー:ホワイト、カーキ、ブラウン、オレンジ、グリーン、オリーブ、アイスブルー、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:38-02-0022-103

ゆったりしたシルエットのケーブルニットのポロシャツで、リネンとコットンの混紡糸を使用し編み上げている為にシャリ感とハリのある生地に仕上がっております。

ケーブルの立体感はあるのですが生地が厚くない為、ジャケットのインナーとしてももたつかずに着用していただけます。

カラーバリエーションも8色とかなり豊富にございますので、お持ちのサマージャケットに合わせて選んでいただいても良いですし、1色ではなく2色、3色と選んでいただいても良いと思います。

こちらも既に店頭に入荷していますので、気になった方は是非、お問い合わせいただければと思います。

それでは『ムーンライト・キングダム』お楽しみ下さい。

コヴ


BEAMS PLUS ロードショー 第265夜

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『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2017)

監督:スティーブン・スピルバーグ

出演:メリル・ストリープ / トム・ハンクス / サラ・ポールソン / ボブ・オデンカーク / トレイシー・レッツ / ブラッドリー・ウィットフォード

あらすじ:

1971年、アメリカ国防総省が作成したベトナム戦争に関する文書の一部がニューヨークタイムズによってスクープされた。ワシントンポスト紙の発行人であるキャサリン・グラハムと編集主幹のベン・ブラッドリーは事の重要性を理解し、自紙での掲載を考え文書どうにか手に入れようとするが……

ニクソン政権下でベトナム戦争についての最高機密文書を公開したワシントンポスト紙の発行人のキャサリン・グラハムと編集主幹のベン・ブラッドリーという実在の人物の話です。

キャサリンはワシントンポスト紙の発行人の娘で父親は彼女の夫に発行人を指名しましたが、夫が亡くなってしまい彼女が発行人を継ぐことになります。しかし役員たちは女性というだけで彼女を軽視しています。

そんな中でライバル紙であるニューヨークタイムズに機密文書をスクープされて対抗心を燃やす編集主幹のベン・ブラッドリーはどうにか文書を手に入れて掲載しようとします。

しかし政府からニューヨークタイムズには記事差し止め命令が出ており、このまま記事を掲載するかどうかの決断をキャサリンは迫られます。そして彼女が下す決断とは……

発行人という立場ではあるもののどうしても女性だからと軽んじられてしまいますが、新聞の役割、ひいては報道というものの意義を考えて決断をしています。

政府としては敗色が濃くなってきている状況でこの文書が公開されてしまうとより反戦機運が高まる可能性があるので、どうにかして記事を潰そうとしますが記者たちも負けていません。

その根拠になっているのが、アメリカ憲法修正第一条の「言論の自由」という実際に作中でも何度も出てくる言葉であり、それに加えて新聞や報道機関は権力を監視するものだという記者たちの気概が伝わってきます。

これは今から約50年前の1971年の話ですが、今のアメリカでも同じような事が続いています。

それはアメリカだけではなく、日本も同じような状況と言わざるを得ないと思います。それに加え今現在は誰でも世界中に発信できるツールがあり、様々なSNSがあるので新聞の報道は本当に大変な時代になってきているのではないでしょうか?

そんな現在のタイミングでこの作品を観て、また色々と考える事がありました。

ここからは衣装を見ていきます。

新聞社の話なので出てくる衣装はスーツがほとんどなのですが、時代が70年代前半なのでスーツの形は60年代の雰囲気を残していてちょうどBEAMS PLUSのテーマの時代とピッタリなので、お手本の様な着こなしが沢山を沢山見る事が出来ます。

誰か特定のキャラクターというわけではなく、当時の着こなしを観察するという意味でも面白い映画だと思います。


それでは今週のBEAMS PLUSの商品紹介です。


ビームス プラス / クラシックバンドカラー マルチストライプ ダブルガーゼ
カラー:ベージュ、ブラウン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥26,400(税込)
商品番号:38-11-1346-139

私用している生地はエジプトGIZAコットンを使用したダブルガーゼの織物で、かなり軽いのですが二重織りにすることで生地に強度を持たせています。

シルエットは着丈長めでAラインのシルエットのリラックスしたシルエットで、これからの季節に一枚でも主役になるシャツです。

柄はマルチストライプですが、両色ともに強い色ではないので派手になりすぎず様々なコーディネートに使っていただけると思います。

ベージュベースは敢えて太めのカーゴパンツをロールアップしてレザーサンダルと合せたり、ブラウンベースの方はホワイト、ベージュ系のショートパンツと合せてモカシンなんかを合わせていただくと夏らしくてよいのではないでしょうか ?

ガーゼ地なので、風通しも良いですよ。

こちらも店頭にございますので、気になった方は是非、お問い合わせいただければと思います。

それでは『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第264夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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『御婚礼 / ザ・ウェディング・パーティー』(1969)

監督:ブライアン・デ・パルマ

出演:ジル・クレイバーグ / チャールズ・ブフルガー / ロバート・デ・ニーロ / ウィリアム・フィンレイ

あらすじ:

結婚式を目前にフィアンセのジョセフィンの親族との顔合わせの為に邸宅を訪れたチャーリー。親族との顔合わせや独身を楽しむ友人の姿を見ていくうちに徐々に気持ちが沈んでしまい……

珍しく先週に引き続きブライアン・デ・パルマ、ロバート・デ・ニーロのコンビの作品なのですが先週の作品とほぼ同じ時代の作品で、正直ロバート・デ・ニーロは脇役での登場です。

婚約者のジョセフィンの親族に会う為にある島の邸宅を友人と訪れたチャーリーですが、すぐには覚えられないくらいの親族が多く、何かにつけてちょっとした悪口を言われ続けたり、本来は運転手なのに人手がなく一家の洗濯、掃除、食事の世話をさせられているベイカーを見るにつれて、最初は結婚に乗り気だったチャーリーもだんだん不安になっていきます。

頼みの綱の2人の友人も勝手に遊んでは「結婚なんかしたら終わりだ!」と言ってみたり次の日には「結婚してこそ本当の愛だ!」と言ってみたりと支離滅裂です。

そんな中でチャーリーが出した答えは……

画面が白黒である事とジャンプカットや早送り、スローモーションを多用しもっと古い時代のトーキーの様な雰囲気のスラップスティックコメディで男性のマリッジブルーを描いています。

日本未公開の作品なので、配信でも観れたのは良かったです。気になる方は是非、ご覧ください。

それでは衣装を見ていきたいのですが今週も白黒で着ている衣装が分かりづらいのと、気になる着こなしがなかったのでお休みです。

その代わりと言っては何ですが、アメリカでは結婚式前日に独身最後の夜にバカ騒ぎをする「バチェラーパーティー」という事をするのですが、そのバチェラーパーティーの映画を紹介したいと思います。

先ずは日本でも大ヒットした『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』は一番最初に出てくるバチェラーパーティー作品ではないでしょうか?

ここまでのバカ騒ぎの作品ではないものですと『サイドウェイ』もとても良い作品です。

2作品、男性の独身最後のパーティーの作品を紹介しましたが、もちろん女性のパーティーもありそちらは「バチェロレッテ・パーティー」と言います。

そんなバチェロレッテ・パーティーを描いた作品が『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』だったり、その名も『バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!』等の作品もあります。

ここで紹介した作品はコメディばかりですが、騒ぎすぎたために記憶がなくなり怖い事が起こってしまうというスリラー作品もあるので、こちらも是非、探してみて下さい。


ここからは今週のBEAMS PLUSの商品紹介です。






ビームス プラス / ニットポロ ソリッド 12ゲージ
カラー:オフホワイト、ブラック、ブラウン、ピンク、オレンジ、マスタード、ライトグリーン、グリーン、ターコイズ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:38-02-0042-156

ベーシックなパターンを採用したニットポロシャツです。

細い糸を4本束ねて強撚したドライなタッチの生地を使用し、編み目は細かいもののしっかりとした生地感のニットポロに仕上げています。

カラーバリエーションも10色あるので、複数枚購入される方もいらっしゃいました。

1枚でもインナーとしても活躍するシンプルなポロシャツなので、気になった方は是非、お近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。


それでは『御婚礼 ザ・ウェディングパーティー』お楽しみ下さい。

コヴ


BEAMS PLUS ロードショー 第263夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

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『ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン / BLUE MANHATTAN 1・哀愁の摩天楼』(1969)

監督:ブライアン・デ・パルマ

出演:ロバート・デ・ニーロ / アレン・ガーフィールド / ララ・パーカー / ジェニファー・ソルト / ゲリット・グレアム

あらすじ:

ニューヨークのボロボロのアパートに部屋を借りたジョンは向かいのアパートの部屋を盗撮して映画を作ろうとしていた……

舞台がニューヨークでロバート・デ・ニーロの主演と聞くとどうしても『タクシードライバー』が浮かんでくるのですが、この作品は『タクシードライバー』よりも前の作品です。

自分は初めて観た作品だったのですが、正直、分からなかったです。

舞台はニューヨークでアパートの窓から向かいのアパートの部屋を盗撮してポルノ映画を撮ろうとしている男の話なのですが、話が進むにつれて全く違う映画になってしまいます。

よくよく調べてみると邦題で『ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン/BLUE MANHATAN2・黄昏のニューヨーク』、原題『greeting』と言う作品が1968年に作られていて、今作はこの作品の続編にあたるそうです。

邦題を付ける時に「1」と「2」を逆につけていたらしく、全くややこしい事になっています。

『黄昏のニューヨーク』が1作目で『哀愁の摩天楼』が2作目なのだそうです。

その様な作品の順番と年代は分かったのですが、それでも今作のつくりは全く分かりませんでした。

前半と後半で全く違う話になりどこに連れて行かれるのかわからない映画体験ができると思います。

本当にうまく説明が出来ないので、興味を持った方は是非、観て頂きたい1作です。


ここからはいつも通り衣装を見たいのですが今週もあまり印象的なものがなかったので、お休みさせて頂こうと思います。

衣装ではないのですが、ロケ撮影が多いので1960年代のニューヨークの実際の街並みが見れるのもこの作品の醍醐味だと思いますし、1960年代の相当汚いニューヨークが観れます。

そしてもう一つ余談で、今作でデニーロが撮っているのがポルノフィルムなのですが、英語で別の言い方をすると「ブルーフィルム」と言うそうです。アメリカで「ブルー」はエロティックなものを差す色の事でエロティックなジョークは「ブルージョーク」、日本だとこの手の映画は「ピンク映画」と言います。

どの国もポルノやエロティックなものを表す色があるようですが、かなり国によって違うので少し調べてみました。

まず日本は「ピンク」でアメリカが「ブルー」、ヨーロッパ圏のスペインだと「緑」の「Verde」でイタリアは「赤」の「ROSSO」、フランスは日本と同じく「ピンク」で「rosa」、アジア圏の中国では「黄」だそうです。

国によってかなり色の印象が違う事がわかります。

それぞれの国を訪れる際にこの色に注意して頂くと良いかもしれません。

それでは今週のBEAMS PLUSの商品の紹介です。

ビームス プラス / ミリタリー オープンカラー トロピカル パターン プリント
カラー:イエロー、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-11-1354-139

形はUS NAVYのオープンカラーシャツをベースにビンテージトロピカル柄をインクジェットプリントで表現したシャツです。

生地にはソフトに加工した光沢感のあるポリエステルの糸を使用しているので、かなり鮮やかで上品な光沢のあるシャツに仕上がっています。

武骨な軍物のシャツにトロピカル柄をプリントしているので、またアロハシャツとは違う雰囲気でお勧めです。

自宅で洗濯して頂けるので、これからの暑くなる時期でも気にせずに着用して頂けるシャツです。

こちらも既に店頭に入荷していますので、気になる方は是非、ご来店いただければと思います。

それでは『ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン / BLUE MANHATTAN 1・哀愁の摩天楼』お楽しみ下さい。

コヴ

BEAMS PLUS ロードショー 第262夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第262回目はこちら


『タイガーランド』(2000)

監督:ジョエル・シュマッカー

出演:コリン・ファレル / マシュー・デイビス / クリフトン・コリンズ・Jr / トム・グイリー / シェー・ウィンガム / ラッセル・リチャードソン

あらすじ:

1971年、新兵の訓練基地であるルイジアナ州のポーク基地に配属されたパクストンはボズという兵士に出会う。彼は上官の命令にことごとく反発していくのだった……

この作品はベトナム戦争を題材にしていますが、舞台は全てアメリカ国内という異色の作品です。

ベトナム戦争は1975年に終結するのでこの作品の時代である1971年にはもう負け戦の印象が強く、作中でも負け戦に行きたくないと徴兵された若い兵士が嘆く場面が描かれます。

そんな兵士達の除隊の手助けをしたり、そもそも戦争というものに対して疑問を持ち兵士としてではなくそれぞれが一人の人間としていられる様に周りを巻き込んでいくのがこの作品の主人公の一人であるボズという兵士です。

まず強い言葉や汚い言葉と高圧的に接することで新兵たちの娑婆っ気を抜いて一人前の兵士にしたい上官と、軍隊に身を置きながらも絶対に人間として生きようとするボズの人間性がぶつかります。

一般社会よりも同調圧力の強い軍隊の中で一人で圧力に抗うのは相当な覚悟のいる事ですし、自分が出来るのかと言われればまったくできる自信がありません。

ベトナム戦争を題材にはしていますが、もっと大きな戦争や軍隊ということについても考えさせられる映画でした。

それではいつも通り衣装を見ていきたいと思うのですが、この映画は訓練がメインなのであまり実践装備の描写もなく正直特筆すべきものはなかったので、今週はお休みしようと思います。

その代わりと言ってはなんですが、戦争映画でよく出てくる単語で「ボディバッグ」について説明したいと思います。

もう既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、この「ボディバッグ」とは「死体袋」の事です。もっと縮めて「バッグ」と言っている事もあり劇中では「バッグに入って帰還する事になるぞ」なんて言っている場面もあります。

これは生きて帰れないという意味で使われます。

日本ではよく体にピタリと沿うショルダーバッグの事をボディバッグと言いますが、海外ではあまり使わない方が良いかもしれません。

「スリングバッグ」や「ショルダーバッグ」と言った方が良いと思います。


ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / カーディガン リネン
カラー:グレイ、カーキ、オレンジ、グリーン、サックス、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-15-0132-156

オリジナルのリネン糸で編み上げ、表面に加工を施すことにより滑らかなタッチに仕上げています。

ロングスリーブではありますが優れた吸湿性と放湿性があり風通しも良いので、これからの蒸し暑くなる日本の夏でも快適に着用して頂けると思います。

そしてカラーバリエーションも豊富なので、是非、ご試着して頂ければと思います。

それでは『タイガーランド』お楽しみ下さい。

コヴ