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Savile Clifford

ビームス ハウス 丸の内のブログをご覧の皆様、こんにちは。

吉田です。


今回は英国服地の聖地ハダースフィールドを拠点に事業を展開している老舗服地ブランドSavile CLiffordのスーツのご紹介です。


現在は高級生地商社のスキャバル社の傘下にあります。伝統的で独創的な英国的生地を作り出す弊社ではお馴染みの高級生地です。この英国的な伝統、独創性を守りながら古くさくない現代感溢れる色調や服地を提供しています。特にグレンチェックは綺麗でオシャレで古くささを感じません。コストパフォーマンスに優れているのも人気です。

そんなSavile Cliffordですが、今回ご紹介するスーツはTHANKFUL CAMPAIGN対象品のウールモヘアです。

BEAMS F / SAVILE CLIFFORD ウールモヘヤ ソリッド スーツ
カラー:NAVY
サイズ:42~52
価格:¥93,500(税込)
商品番号:21-17-1682-264

私自身もモヘアスーツを6着所有しており、最近良く着用しておりますが、ハリコシがあり、しっかりとした肌触りや清涼感、断熱性、上品な光沢から愛着があります。この特性から着用していてベタつかず、シワになりにくいところもモヘア推しのポイントの1つです。

これからの時期扱いやすいこのネイビーモヘアスーツはオススメです。生地のハリコシはもちろん、しっかり仕立て映えもしております。更にウール70%モヘア30%の構成なのでそれほどゴリゴリしていなく、少しだけ柔らかい印象です。この絶妙な塩梅もスキャバルの傘下たる所以でしょうか。生地といい柄といいSavile Cliffordは英国生地の中にどことなく欧州の雰囲気を感じます。

という事でVゾーンを英国風の柄を使用したイタリアブランドでシンプルなスタイリングにしてみました。

Borriello / 別注 ロンドンストライプ セミワイドカラーシャツ
カラー:BLUE
サイズ:37~42
価格:¥29,700(税込)
商品番号:24-11-1964-090

ALTEA / ツイル ソリッド ネクタイ
カラー:DARK BLUE
価格:¥13,200(税込)
商品番号:21-55-0729-540

春らしくVゾーンは明るめのブルーのストライプでスーツに合うようネイビーソリッドタイで合わせました。

シャツは〈BORRIELLO〉です。


こちらも春らしい装いに合わせやすいカラーでオススメのブランドでもあるのでこちらも宜しくお願い致します。


今回はこんな感じですが、

ネイビーソリッドのウールモヘアスーツは必ずワードローブLISTの1つとなるスーツです。

皆様もいかがでしょうか。


ご来店お待ちしております。



いつも皆様からのお気に入りとフォローも本当にありがとうございます。非常に励みになります。

引き続き、宜しくお願い致します。


Custom Tailor BEAMS ④

ビームス ハウス 丸の内のブログをご覧の皆様こんにちは。

吉田です。


前回投稿のDORMEUILのTONICとSUPER BRIOはいかがでしたでしょうか。



前回の続き、DORMEUILの『MOHAIR』バンチのMYSTICから紹介します。

【MYSTIC】

MYSTICはライトウェイトを追及した生地です。モヘアの特徴は光沢感、弾力性、強い回復力等ですが、MYSTICも最高級モヘアのみを使用している為、モヘア5%というわずかな使用でもその特性を感じる事ができます。高温多湿な日本の夏の気候には最適な服地です。価格的にも他のモヘア生地に比べリーズナブルです。


目付250gと春夏向けの重量となっております。ウール95%ですので柔らかさも感じますね。

このMYSTICを使用したジャケットも〈BEAMS F〉オリジナルでご用意しております。



DORMEUIL WOOL MOHAIR HOPSACK JACKET
カラー:NAVY
サイズ:42~52 6R
価格:¥86,000+税
商品番号:21-16-1906-264

永遠の定番ネイビージャケットです。織り目が粗めのホップサックジャケットです。こちらはMYSTICのモヘア20%使用していて、オーダーバンチの生地よりもざっくりしていて織り目も違う為、よりスポーティな雰囲気です。しかし、画像のように仕立ても立体的で綺麗に仕上がっておりますのでタイドアップも勿論大丈夫です。また、夏にポロシャツやリネンシャツでクールビズもよろしいのではないでしょうか。これからの時期にヘタレにくい生地としてオススメです。

これで一旦DORMEUIL『MOHAIR』バンチのご紹介は終了です。またどこかの機会でご紹介できればさせて頂きます。

続いてはこちら。

VITALE BARBERIS CANONICOの『LE STAGONI』という今季の新作バンチです。

【LE STAGONI】

こちらもモヘアの生地が沢山納められております。

『MOHAIR TWILL』

『MOHAIR QUATTRO』

種類はMOHAIR TWILLとMOHAIR QUATTROの2種類ですが生地は画像以外にもこの2種類の生地が結構多く納められております。無地系がほとんどです。個人的にはモヘアの特性をより体感できるMOHAIR QUATTROの生地を勧めがちですが…

ペラペラ生地をめくっていくと…


昨年私が購った〈Brilla per il gusto〉のオリジナルスーツと同じMOHAIR TWILLの生地がございました。しかもソラーロです。



こちらなのですが、今回のバンチの生地は表裏逆なんです。私が着用している生地が裏地になって展開しております。ですのでバンチの方は結構青いです。

当時、青いソラーロを探していたところ、丁度自分が求めていた色味と合ったスーツが見つかり、しかもモヘア混なので尚更良かったのです。サラサラしていて肌触りも良く、かといってモヘア混なのでベタつかないので快適です。ザラっとしていないモヘアは初めてでしたので新しい発見でした。ですのでMOHAIR TWILLシリーズもオススメです。今年もこちらのモヘアソラーロを着用しようと思います。

こちらの投稿もご覧ください。



続いてモヘアの注意点というかデメリットについて2つお伝えします。

まずパンツですが、あまりクリースのプレスはしない方が良いです。洋服をしっかり扱っている方ほど危ないですが、毎日のプレスは避けた方が良いです。クリースの織り目が割れて(裂けて)しまうからです。自分も1着だけダメにしたスーツの組下がございます。自分は膝裏にシワが入った時やクリースがあまくなった時だけで通常はパンツハンガーに掛けるのみです。

もう1つは真冬は寒いという事です。個人差があると思いますがウィンターモヘアでも保温性がないので真冬の私はフランネルかサキソニーの生地を着用してます。モヘアは春、夏、秋の3シーズン、特に狭間の時期がオススメです。

モヘアのメリット、デメリットは他にもございますが気になったらまたお伝えさせて頂きます。


最後に


皆様、もうMr BEAMSはご覧になられましたか?

トレンドやコーディネート、オススメアイテム等が掲載されていて大変参考になるツールです。こちらも是非ご覧下さい。


次回はもう1回オーダーバンチの紹介か春のアウターのご紹介を考えております。ブログはだいたい週末に、フォトログは平日に上げていきますので引き続き宜しくお願い致します。


〈Custom Tailor BEAMS〉オーダーフェアは3/17(水)迄です。自分以外にもブログやフォトログで丸の内スタッフがオーダーフェアのオススメ生地を結構投稿していて面白いのでそちらもチェックお願い致します。

ご興味がありましたらご来店お待ちしております。