こんにちは。
International Gallery BEAMS 担当 家城です。
日々のスタイリングのより深い部分やそれぞれの洋服への思い入れをこのブログシリーズにてお伝えできればと思います。
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本日はこちらのコーディネート。

グレージャケット×グレーパンツってすごく際どい色合わせだと思うのですが、ブラック×ブラックがちょっと僕には重すぎる気もするので、曇天空(この日は雨模様でした)に似合うモノトーンスタイルとしてはグレー×グレーの明るさをずらして組み合わせるのが好み。
インナーにはグレーに相性の良さそうな曇ったグリーンのニットポロ。
ゆるっとした上下に、ニットポロ、キャスケット、曇天カラーも相まって、学生運動が盛んな時期のフランス映画に登場する青年みたいな雰囲気のコーディネートに。
◯Jacket
◯Knit Polo
そんなコーディネートに一石を投じるのが
レオパードのスカーフとか、
ブラックスエードのシングルモンクシューズでなくて、ワーク由来の足元。
◯Shoes
戦後まもない頃、女性達に与えられた自由の象徴のひとつであるのがレオパード。(らしい。)
その後カウンターカルチャーの系譜を経由して何度も僕達の目の前にリバイバルしている反抗的な柄。
ワークシューズもまたそんな反抗の匂いを感じさせます。
故にそれぞれ、テーラードジャケット×ウールトラウザーズへの対比として組み合わせました。
で、
スカーフは前で結ぼうかとも考えましたが、そうじゃなくて今日はゆるーく肩に載せるくらいが気分でした。
その結果、1日の中で2回ほど気付いたら落としてしまっているという事がありました。(いずれの機会も幸い見つけられて良かった。)
それでも今日は前で結ぶ訳にはいきませんでした。
ジャケット&パンツのサイズバランスもそうなのだけど気怠い感じのゆるっとした雰囲気にスカーフのフワッと肩載せ。
ちなみにこのロボットスリーブと呼ばれる袖がつけられたジャケットは当ブログで何度か紹介してきましたが、同じ形の新作が既に店頭に入荷してきていますので、追って当ブログにてご紹介させて頂きます。
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最近ロック史についての本を読んでいるのですが、そこではロックンロールと失業保険(そこから派生したうつ病の話とかドラッグの話なんかも含めて)の関連性についてが冒頭から数十ページに渡って語られています。そのように序盤は概念的な話メインでなかなか音楽そのものに関するお話が出てこないこの本。
ただその内容はとても面白く、僕はこれまでロックスターの華々しい側面ばかりを目にしてきましたがそこに至るまでの彼らの生活者としての側面もまたとても興味深いモノである事に気付かされました。
ファッションも同じように生活者としての側面がやっぱり大事だとは前所属店舗のK先輩が教えて下さいました。
まだまだ僕は無知だけどこれから色々な事を知れば知るほど色々な事が楽しくなるのだろうなと思ったりもしています。
以上。是非スタイリングと照らし合わせてご覧頂ければ幸いです。
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