こんにちは。
ビームス 新丸の内の川島です。
(美しい東京駅。気温34℃)
本格的な夏が来ましたが、
毎年この時期に入荷が始まるブランドがあります。
それが
<CANADA GOOSE(カナダグース)>。
早いとは思うのですが、
着用シーズンになると
モデル、色、サイズを
選べないのも事実。
なので
このブログを読んで
今のうちに予習しておきましょう。
本題です。
タイトルにもある通り、
【ジャスパー】

CANADA GOOSE / Jasper Parka
価格:¥141,900(税込)
商品番号:11-18-6326-418
と
【シャトー】

CANADA GOOSE / CHATEAU PARKA FUSION FIT
価格:¥136,400(税込)
商品番号:11-18-6325-418
見た目もそっくりな双方のモデル、
具体的にどこがどう違うんでしょう。
先ず簡単に
<CANADA GOOSE>の基本スペックから。
~アークティックテックという生地~
→テフロン加工が施されたポリエステルコットン素材。
撥水性、耐久性に優れています。堅牢性もGOOD。
よくネックの後ろにループがついておりますが、
あれは雪山で仲間がクレバス(深い割れ目)に落ちた際、
アウターを掴ませて引っ張り上げる時用のディテール。
それを考えると如何に生地が頑丈かわかると思います。
~コヨーテファー~
→雪が払いやすく、凍りにくいのが特徴。
アメリカ軍等のフライトジャケットには
フード部分に化繊のファーが採用されていたりしますが、
化繊だと気温の低い上空では凍ってしまい、
首を傷つけるという事がよくあったそうです。
また暖かさも折り紙付き、マフラー要らずです。
ファー部分が取り外せるモデルが殆どなので、
クリーニングも出しやすいのもメリットです。
※コヨーテファーは個体差有り
~ダウン~
→カナダのアルバータ州産の最高級のダックダウンを採用。
これらを踏まえた上で、
~フィッティング~
【ジャスパー】:ジャパンフィット
【シャトー】:フュージョンフィット
ジャパンフィットはその名の通り
日本人向けに作られたフィッティングで日本のみの流通。
(世界的にジャパンフィットが評価されているみたいです)
対して
弊社で取り扱うシャトーはFF(フュージョンフィット)を採用。
フュージョンフィットは、
小柄な体型の方向けに作られたフィッティングで
アジア圏向けのフィッティングと言えます。
(26種類の体型と世界各国16000人以上の体型を元に作られたフィッティング)
こちらはグローバルに展開してるフィッティングです。
~サイズ比較~(弊社オンラインから抜粋)
【ジャスパー】
【シャトー】
これを見ると若干わかりにくいかもしれません・・・。
一般的にフュージョンフィットの方が
ジャパンフィットに比べ
ゆとりがあると言われていますが、
弊社計測だとちょっとわからないですね。
ただ
【ジャスパー】の方が着丈が長いので
よりスリムな見た目になりますし、
【シャトー】の方が
やや余裕がある体感です。
~細かいディテールについて~
*首元のドローコード
【ジャスパー】:なし
【シャトー】:あり
*首元のフリース
【ジャスパー】:毛足の長いマイクロボア
【シャトー】:毛足の短いマイクロフリース
*インナーポケット
【ジャスパー】:ジップが横向き
【シャトー】:ジップが縦向き
あまり気にしていなかったのですが、
意外と違います。
これからは
首元のドローコードで
モデル判別も一発ですね。
そして今季は
毎年お問い合わせの多かった
こちらのシリーズもあります。
CANADA GOOSE / Chateau Parka Fusion Fit Black Label
価格:¥136,400(税込)
商品番号:11-18-6334-418
パーツをブラックに統一した
ブラックレーベルです。
スマートな印象ですね。
あと共通して言える事は、
殆どのモデルのポケット裏地には
フリースが使われているので、
ポケットに手を入れてしまえば手袋要らず、
さらにポケットの収納も豊富なのでカバン要らず。
要は冬に大活躍のアウターという事です。
年々値上がりもしてますし、
今年こそは!!と思っていらっしゃる方、
是非ご検討下さい。
** ** ** ** ** **