1936年にマルセル・ブロイヤーによりデザインされたネスティングテーブル。

11mm厚のバーチ合板の一枚板から裁断・成形し、当時、「史上最もシンプルなテーブル」と評されました。
無垢材に比べ薄くても強度があり、しなやかな造形を可能とするプライウッドの特徴を生かしたミニマルなテーブルは、現在もなお色褪せないモダンデザインの名作です。

ブロイヤーと言えばバウハウスを代表するデザイナーの一人で彼によって手掛けられたプライウッド製のファニチャーシリーズは、20世紀の家具デザインの象徴と評され、現在においてもインテリアデザインの礎となっています。
シンプルで使う場所を選ばないテーブルは、M(ミディアム）、L(ラージ）の2サイズ展開で、こちらはL(ラージ）サイズ。
Mサイズは一回り大きいLサイズの下に入れ子状に完全に収まります。

デザイナー：マルセル・ブロイヤー
デザイン年：1936年
ブランド：ISOKON 生産国：イギリス
サイズ： L（ラージ）：幅460×奥行610×高さ370mm
重量：約3.1kg
材質：バーチ合板（クリアラッカー塗装仕上げ）

Marcel Breuer（マルセル・ブロイヤー）
ハンガリー、ペーチ生まれ。バウハウス在学中にヴァルター・グロピウスに才能を見出され家具デザインを開始。
「ワシリーチェア」など、現代においてもモダンインテリアのアイコンとして受け継がれている優れた鋼管家具を多数発表した。渡米後は、建築分野が活動の中心となった一方、ハーバード大学で教鞭をとるなど、20世紀の建築・デザインに大きな影響を与えた重鎮の一人。