別府市との新プロジェクト「BEPPU* Local Paragraphs」スタート。 地域のカルチャーと、その未来について考えるタブロイド紙を 市内の大学生と制作。
2021.03.31
ビームスは、大分県別府市とプロジェクト「BEPPU* Local Paragraphs」を立ち上げ、
市内のふたつの大学(別府大学、立命館アジア太平洋大学)に通う学生と制作したタブロイド紙『BEPPU* Local Paragraphs 2020』を、別府市内とビームス 大分で無料配布します。
これまで、別府のものづくりの魅力を『BEAMS EYE on BEPPU』(「ビームス ジャパン」)などを通して全国に発信してきましたが、「BEPPU* Local Paragraphs」では、コロナ禍における地域の人たちの生活や経済活動、学びにフォーカスし、別府のカルチャーと、その未来について考えていきます。
今回のプロジェクトでは、様々なジャンルで活躍するゲスト編集者、一般公募で集まった学生たちと、共同温泉や個人店、下宿屋など、別府のたいせつな文化資源を題材にリサーチやワークショップを重ね、それらの成果をタブロイドにまとめあげました。
温泉巡りだけではない別府の多様な魅力と、地域の抱える課題を解決するヒントが詰まった、読み応えのある内容になっております。
ぜひ、お手にとってご覧ください。
『BEPPU* Local Paragraphs 2020』
- 配布開始日
- 2021年3月31日(水)
※数に限りがある為、無くなり次第終了
- 配布先
- ビームス 大分(大分市)
別府大学 立命館アジア太平洋大学 市営温泉 飲食店等ほか(別府市内)
- 無料配布
ゲスト編集者
桜井祐 (さくらい・ゆう)
TISSUE Inc. 共同設立者/編集者
2007年にクリエイティブディレクションを中心に行う「TISSUE Inc.」と出版レーベル「TISSUE PAPERS」を設立。主な仕事は世田谷文学館『植草甚一スクラップ・ブック展』展示(イベントディレクション)、資生堂『花椿(Web版・雑誌版)』(編集顧問)、『WIRED JAPAN』など。大阪芸術大学非常勤講師。
川田洋平(かわだ・ようへい)
編集者
書籍や広告の編集ディレクションを中心に手がける。主な仕事に星野源イヤーブック『YELLOW MAGAZINE』、カルチャー雑誌『STUDIO VOICE』(編集長)、博報堂『恋する芸術と科学』ラボ発行『jozo 2050』などのほか、2017年には別府市を巡るガイドブック『まるで湯けむり。』をディレクションしている。
瀬下翔太(せしも・しょうた)
編集者/ディレクター
NPO法人bootopia代表理事。2012年より批評とメディアの運動体「Rhetorica」の企画・編集を行う。2015年に島根県鹿足郡津和野町に拠点を移し、2021年春まで高校生向け下宿を運営。共編著に『新世代エディターズファイル 越境する編集ーデジタルからコミュニティ、行政まで』(ビー・エヌ・エヌ、2021年)がある。