2022.11.12
イノヤマランド周辺と並んで評価される、アジアの様々な楽器を用いて新たな音楽を生み出してきた関口孝が、80年代~90年代に映像作品に向けて制作していた楽曲をまとめた1枚。韓国の弦楽器「伽耶琴」や、同じく韓国の太鼓「杖鼓」に、日本の篠笛、インドの弓奏楽器エスラジ、中国の揚琴、オートハープ、カリンバという親指ピアノなど、色とりどりの楽器による美麗な音色を多重録音によって未知なるサウンドへと昇華させています。特に第二次大戦中、日本の植民地政策の影響で、強制労働に連れてこられた、韓国・朝鮮人の労働の記録を追った映画『解放の日まで』の挿入曲「Wave」「Madhya Laya」は、表情豊かなギター、パンパイプ、タブラが際立つ風情ある内容で、映像の背景を知って聴くとより心に響くものがありますね。