佐久間 直樹

今シーズンお気に入りのボートジャケットに5年以上前のマドラスパーカをレイヤード。 過去のアイテムも、使い方次第で新鮮な気持ちになると思います。 ポロシャツはカラートーンを抑える事で、アウターの存在感を引き立てました。

4月14日〜23日まで開催中のMOSCOT TRUNK SHOW モデルは"MILTZEN"です。 適度に丸みのあるこのモデルは柔らかな印象を与えてくれると思います。 アウトドアムードあるカジュアルスタイリングにも相性良し。 是非実際に手に取ってご覧下さい。

ブラック×オリーブのカラーでまとめたミリタリースタイリング。 同じカラーのレイヤードは素材感を変えることでそれぞれのアイテムが主張してくれます。 またカラーを抑えることでBAGのエアフォースブルーも際立ちます。

SIERRA DESIGNS（シエラデザイン）のインサレーションマウンテンパーカ。ツイードジャケット、ラガーシャツにスウェットパンツとアイビールックにスタイリング。足元はブーツではなくローテクのスニーカーをチョイスすることでヌケ感を演出しました。

sage de cret（サージュデクレ）別注のブルゾンはニットを着込めば15度ぐらいの気温で心地よい。無地のみで構成したスタイリングはストイックにミリタリーアスレチックスタイルで。BRIEFING（ブリーフィング）の3WAY BAGにDTポーチが武骨ながらも良いポイントになります。

SIERRA DESIGNS（シエラデザイン）の別注ダウンベストにケーブル編みのニットポロ、2プリーツのコーデュロイトラウザースにスニーカーとプレップなスタイリング。 ダウンベストを主役に、冬を連想させるマフラーやニット。チラッと見えるチェックのフランネルボタンダウンシャツもポイント。 更に気温が下がればアウターにコートを着用して…みたいなイメージでしょうか。上品な大人のカジュアルスタイルを楽しみました。

SPERRY TOP-SIDER別注CVOをメインにスタイリング。となるとやはりデッキシューズにオーバーオールとズバリなコーディネートも楽しみたい。とは言え直球は恥ずかしいので、ジップフーディでスポーティに。US NAVYベースのチョアジャケットはマルチパネル素材がややアウトドアムードにシフトさせてくれる。そんなアウトドアムードもラフスウェードのCVOはレイヤードスタイルにも負けない存在感。ワードローブのスタメン決定です。

Mountain Research（マウンテンリサーチ）別注アノラックにNigel Cabourn（ナイジェルケーボン）別注ミックスカーゴパンツを合わせたスタイリング。インナーにハイネックTシャツとフランネルシャツをレイヤードする事で秋冬らしいコーディネートにしています。足元はキャンプモカシンでクラシックアウトドアスタイルに仕上げました。

ENGINEERED GARMENTS別注のスポーツコートにBATONER別注のボトルネックニット、J.crew × BEAMS PLUSのミリタリートラウザース、足元はSperry Top-Siderの別注CVOと別注祭りなスタイリング。ボトルネックのニットはインナーのTシャツを見せたくないのと肌当たりを考慮したスカーフを。プレッピーな足元に欠かせないCVOとケーブル編みのソックスはグレーで統一。アウトドアライクで秋冬らしい粗野な素材もインナーのニットが清潔感を与えてくれるコーディネートを意識しました。

マルチカラーで編みたてたニットは程良く肉厚で僕の中では裏起毛のスウェットと同じ感覚で着用出来そう。この時期はニットが主役に、冬にかけてインナーにも使いやすいフィッティングだと思います。秋らしいカラーリング構成にヘビーデューティなアイテムでまとめたスタイリングです。

上下オリーブ、上下コーデュロイ素材のスタイリング。一見避けがちなコーディネートですが、ボアや側章（そくしょう）のポイントが際立ちます。アイテム自体はミリタリーアイテム多めながら、そう見せないように気を付けました。

ワークアイテムとスポーツアイテムのMIXスタイルです。昨年よりもスポーティなアイテム、素材を加えることが多くなりました。要所に自分の好きなスポーツを取り入れています。

カバーオールにシャンブレーシャツと普遍的なスタイルながら、イージーパンツをチョイスすることで気の抜けたムードが加速。足元はパンツに合わせてスニーカーで。全体はモノトーンでまとめることにより子供っぽく見えないように気を付けました。

Sage de cret（サージュデクレ）の別注ミリタリージャケットはリラックスなサイズフィッティングに対して生地の表情が秀逸。インナーにシャンブレーシャツをチョイスすればイージーながら武骨さも演出できると思います。パッチワークライクなトラウザースはベルトレスでの着用可能。しっかりした雰囲気を感じながらも実はストレスフリーなアイテムチョイス。まさに大人のカジュアルスタイルにもってこいです。

オープンカラーシャツにカーディガンのレイヤードはいつもでも色褪せないスタンダートな組み合わせです。オリーブにデニムと武骨なカラーやアイテムチョイスですが、ニットとBAGが上品さを格上げしてくれます。

シーズンレスで使えるトップスを秋冬で使用する場合、レイヤードで工夫してみてはいかがでしょうか。アドベンチャーシャツ→アノラック→シャンブレーシャツをレイヤードしています。ポケットディテールなどが多いスタイルの場合、色柄を抑えるとうるさく見えないと思います。

POST O’ALLS（ポストオーバーオールズ）のシカゴジャケットにマルチストライプのシャツ、細畝のコーデュロイパンツでアウトドアムードをMIX。15度～20度ぐらいの気温であれば起毛したシャツに裏地付きのブルゾンが個人的にはちょうど良いかなと思います。

目を惹くアノラックはMOUNTAIN RESEARCH（マウンテンリサーチ）別注のモノ。ボタンも全て開け、ドローコードも絞らずに着用したときの気の抜けた雰囲気が好きです。カモフラージュ柄のユーティリティトラウザースは両面プリントと”バリっと”した生地が好み。一見派手な色柄アイテムもカラーリングを整えればタウンユースに馴染むはず。

MOUNTAIN RESEARCH（マウンテンリサーチ）の別注スポーツシャツをアウトドアライクにスタイリングしました。 アドベンチャーシャツは気温が下がるまではライトアウターとして。冬はインナーにて活躍間違いなし。スクールテイスト感じるカラーリングもポイントです。

ブレザー×ミリタリーパンツのBEAMS PLUS的ユニフォーム解釈のスタイリングです。デッキシューズイメージのスニーカーにシャンブレーシャツ、マルチストライプのTシャツで爽やかに。