山田 広志(兄)

“GOSEN KNIT FES”に合わせて15日にリリースするカーディガン。由緒正しき柄を、普段着らしいカーディガンに落としこまれている。 とくれば、トラディショナルな装いを意識したウールトラウザーズ合わせ。ミリタリー型が故の、武骨なムードを活かす。 レーヨンTシャツに羽織りと、何てことのないリラックススタイルなハズが、色、柄でまたムードの違う佇まいに。

V-neckのニットは、バトナー製の別注。素材を楽しめるシンプルなデザインが、何だかオトナな余裕を。 黄色に近い淡い色合いが、絶妙な塩梅でお父さん感をボカしている気がする。 履き込んだデニムブルーとの組み合わせは抜群にいい。 誰が言ったか、黒を挿し色に、Vゾーンと裾から覗かせ、シンプルな”こなし” に控えめなアクセントを施してみる。 実は裏はループ調になっているのも肝だから、カットソーは半袖でも、素材の良さを楽しめてしまう。何となく足下に近い色合いを拾ったのもポイントです。

ミリタリームード満載なディテールを上下揃いで組み合わせる。 ドレスユニフォームで採用されていたような、綾目がしっかりとあり、武骨さと優雅さが共存するような、そんな生地。 潔くセットアップする。羽織り”こなし”良し、留めて”こなし”てもサマになる。やっぱりそんなミリタリーには、グレーのSWEATを持ってきたくなる。足下もミリタリー由来の定番で、テイスト合わせ。

最近になって手に入れたレギュラーアイテム、WHITEのミリタリートラウザーズでたまには、秋冬にかけてのムードで爽やかさを味わってみる。 ソリッドなアッシュグレーのSWEATを合わせ、インナーに挿したグレーのTシャツも含めてのグラデーションを意識。足下は黒の定番と、とことんモノトーンに寄せてみる。程良くアスレチックムード控えめに留めているのもポイントです。

紺色が日に焼けたような風合いのミリタリーブルゾンは、なんと織りで表現されているという。 長年の愛着具合すら感じる加工感が、デザインとして楽しめる一着。 ネイビーのレーヨンTで色合わせをしながら日常着ムード。合わせたパンツはこれまた、着用を繰り返す事で、薄汚れたような見え方、タフなデニムの様子がデザインとして表れてくるモノを選ぶ。ミリタリートラウザーズ型でムードは統一。 そんなユーズド感溢れる組み合わせに、度重ねる色合わせのレザーシューズで、整えてみました。

ジャケットのようなまた、Pコートのような佇まいは、sage de cret に別注。 海軍のドレスユニフォームのようなセットアップを楽しめながら、何処かリラックスムード。 インナーには、柄は兎も角もミリタリー型の開襟シャツを合わせ、整えてみる。 自分らしく、あくまでもカーディガン感覚”でジャケットを羽織れるのがポイントです。 パンツは、サイドシーム無しのアウトラインを活かし、レザーシューズがハマる。 オトナなミリタリー、如何でしょうか。

“beer jacket”は、アイビームードだけでは無い。 インナーには、アクティブなベスト。襟周りの特徴を活かした重ね着を。異素材とのコンビで、スポーティな演出を狙う。 合わせたパンツは、重厚感を兼ね備えたウールのミリタリースタイル。品格のあるユニフォーム感を表現するにばっちりなアイテム。そうなると勿論足下は決まりでしょう。 図らずとも、ジャケットのラペルがある事で、少しばかりの真面目感？正統派でなくとも楽しみ方は色々ありそうです。

JOHN GLUCKOW POP UP STORE 開催中(〜19日まで) 普段お取り扱いの無いラインナップもございます。 そんな中から、ミリタリースモックをベースにスタイリング。 海軍採用のルーツ、デニム使いを活かし、ミリタリートラウザーズ型、海軍由来のスペリーと、ムードを合わせてみる。 ややゆとりあるサイズ感が心地よい。襟周りのディテールを活かし、異素材のナイロンベストをレイヤード。そこから覗く、レーヨン混のTシャツの配色を拾う。図らずとも、足下も色合わせし控えめに。

11日から始まるJOHN GLUCKOWのポップアップ(〜19日)。 別注でリリースします、”Beer Jacket”を主軸としたコーディネート。 インナーには、出自を意識したオレンジカラーを差し込む。ナイロンとの異素材での組み合わせが、クラシックさを感じさせない。とは言え、スポーティーな要素は必要で、インナーに着たレーヨン混のTシャツがアクティブなムードを高めてくれている。 合わせたのは同ブランドの顔とも言えるデニムのトラウザーズ。サイドシームの無い仕様を活かし、レザーシューズを。ブルースエードで悪い素振りも、ペニーローファーモデルで、アイビームードを忘れずに。

ドレスシャツのような、ワークウェアのような、そんな融合を試みるムードにグッとくる訳です。ベーシックなストライプは、生地２枚仕立てから、洗った後のふんわりとした風合いは、意外にも重みがある事で、この時期の一枚着にはぴったりでしょう。 合わせたのは、色の抜けたワークウェア。屈強な表情との組み合わせに、違和感ながら、サラッと品良く”こなす”事が出来る。パンツのサイドシームがない事ですっきりとした見え方、またそれによるレザーシューズの収まりも活かしたのもポイントです。

ライダースジャケットは、wool素材の上品な佇まい。だとすると、アウトローな香りを足したくなったりする。インナーは、リブカラーとの配色が特徴のTシャツ。図らずともリブカラーとブルゾンのマッチングから、シューズまで意識してしまったようだ。シューズとミリタリートラウザーズ型との繋がりにも気を遣う。でもワンウォッシュを選んだのは、少しでも大人びた印象を強める為。モデルを活かしたカーディガン感覚で羽織り”こなし”でリラックスムードも加えてみる。袖口は裏地をアクセントにチラッと覗かせました。

ミニチェックの格子が落とし込まれたミリタリースタイルの開襟シャツは、ゆったりとしたサイズ感を活かし、羽織り”こなし”。由来を活かしミリタリートラウザーズ合わせに、スペリーもそれに倣らう。 シャツ柄の格子ながら男らしいムードを、白が緩和してくれる、気がする… 爽やかさと武骨さが同居するトラウザーズは、ヘリンボーン生地だからこそ。この秋冬、活躍しそうです。

爽やかなハズの白Tは、2トーン仕様となるとなんだかキャラクターが変わる。アスレチック感漂う表情のある白Tは、一枚着で潔く。 絣のようなトラウザーズ合わせで、ムード良く。 ミリタリー型モデルに落とし込まれているのも私好み。玉虫の品ある表情の生地は、ポリエステル素材だと言う。 武骨さと、上品さが同居する良き塩梅のトラウザーはタックイン”こなし”が正解。その足下はやはりブルースエードが心地よい。

ケーブルで真面目顔なのに、親近感の湧く着古したムードにはフェードしたデニムがよく合う。 ギミックの効いたポケットデザインが特徴的な、ワークパンツは、サイドシームがなく、その綺麗な見え方を活かしたレザーシューズ合わせ。 トップスの優等生的ながら、何処か悪振る素振りを醸し出しているニットポロに、ぴったりなブルースエードシューズを持ってきました。

フランスの伝統的な柄をヒントに作り上げたファブリックが見モノのシャツは、抜染で細かい柄まで表現されている。自然な風景、動植物、人まで描かれた柄の大きさが絶妙なバランス。 ワークシャツのアクティブなムードを活かしたく羽織りで”こなす”。何だか品の覗く柄のインナーには、襟付きのニットがしっくりとくる。 合わせたのは、これまたハードに履き込まれたミルトラウザーズで、ワークシャツとの相性を優先。シャツのミントグリーンが少しでも華やか、且つ爽やかな後押しを期待。足下は軽快なムードを加えつつ、ミリタリー由来は外さずに。

渋さのあるストライプシャツは、ワークシャツらしからぬルックス。 チョークストライプの大人顔が、よく見るとピンクとの組み合わせでヤンチャぶりを覗かせている。とくれば、ラフに羽織りで”こなす”。ウール混紡と言う適度な品と颯爽と生地のドレープを最大限楽しみ、と格好が付けれる。 ワークシャツディテールに合わせ、パンツは土埃りの似合うミルトラウザーズ。何だか相反する上下には、どちらの表現も可能な足下が締め括ってくれていると思っている。

ようやく、秋立ち上がり。 何だか懐かしい感じのする長袖のTシャツは、コットン×レーヨンの素材感がミソ。リブパートはコットンで、色を効かせた2トーン仕様。 生地のドレープと、ヤレた風合いを楽しめるTシャツは潔く一枚着が正解。 合わせたのはワークパンツと当時の匂いも残す。運動着を活かし、モカシンを合わせる、仕上げはタックイン”こなし”となると、普段着も背伸び出来る気がする。

Tシャツもトラウザーズ合わせなら、何だか背伸び出来る。 潔くもTシャツの凹凸あるストライプ表情が十分なデザイン。何とも素朴な色合わせに、燻し銀のペンダントトップたちがここぞとばかりに主張している。 袖のロールアップでムードを高め、足下もキャンバススニーカーを。 いつまでもオトナになりきれていない、そんな出立ち。

開襟シャツにペインターと、日常着スタイルも、夏の日差しにぴったりな発色のいいオレンジTをインナーに挿してみる。羽織り”こなし”のラフなムードが、足下のレザーサンダルと相性良し。Tシャツとの色合わせも最早鉄板。 シャツ素材はウール、とくれば、実用性を兼ね備えながら、品の良さが加わる。普段着らしい合わせも、”こなし”と素材の組み合わせで変化を楽しめるのではないでしょうか。

Tシャツ一枚と言う潔さがインディアンジュエリーを楽しめる。ポケット付き、サイズバランス、アッシュグレーと言う所でシンプルながら違いを出す。パンツはデニムでは無くトラウザーズと言う所も、何だかオトナムードを高めるに丁度良し。表情ある素材感が特徴的なトラウザーズを堪能出来る。さらに足下は、レザーサンダルで、品良くモダンさを加えました。