こんにちは。
bPr BEAMS バイヤーの若山です。
本日は前回のCopenhagen出張に続き、UK編をお届けさせていただきます。
どういう流れで商品を買い付けているのか。
このBLOGを通して、ざっくりと空気感が伝われば幸いです。
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Copenhagenからのフライトを終え、翌日から行動スタート。
先ず向かったのでは ”THE PHOTOGRAPHERS' GALLERY”
ここは”写真”にフォーカスを当てたミュージアム。
ここ以外にもLondonには、市内に数多くのMuseumが点在しており、
日本と違って無料で入れるところも多いのが特徴です。
私が出張にて、海外のミュージアムを多く訪問する理由の一つが”ギフトショップ”の視察です。
展覧会ごとの取扱商品が変わったり、現地バイヤーによる独自のキュレーションが味わえるので、地域に根差したアイテムを探すのに適している印象です。
本ギフトショップでは専門的な写真機材などがズラリ。
勿論、専門店にはその良さがありますが、美術館という間口の広いショップであるからこそ、
写真に詳しくなくても思わず手に取ってしまうようなアイテムが多く揃います。
今回、bPr BEAMSにて仕入れを決めたのがこちら。
”CAFE ROYAL BOOKS”
英国の出版社よりリリースされたZINEです。
JAZZ、HIP HOP、PUNK、HOUSE、MODS、ROCKERなどなど、世界中のユース・カルチャーを貴重な写真満載で紹介した14cm x 20cmのお手頃サイズのZINEとなっています。
ファッションのヒントが欲しいとき、ちょっとしたギフトにもおススメで、英国では多くのブックショップで取り扱われています。
美術館の近くには、旧銀行社の内装をそのままに、Dries van nottenの新店が。
ドリス氏の退任が記憶に新しいと思いますが、そのラストコレクションが店頭に並んでいます。
店内にはリスニングバーも。
ここのレコードはドリス氏のセレクトによるものだそうで、彼の趣味嗜好がダイレクトに伝わってくる店舗です。
その後は"Royal Academy of Arts"へ。
ここは250年以上の歴史を持つ、世界各国の美術品を所蔵するミュージアム。
英国で最も長い歴史をもつ、ロイヤルアカデミースクールもここにあります。
(ちなみに学生の作品も展示されており、そこを見るだけでも面白いです)
ここのギフトショップは色で区分けされた内装が特徴的で、美術画材なども揃うラインナップ。
その後は英国で今一番ホットな書店”Reference Point”へ。
ここはロンドンにある、書店、バーが一体となった施設です。
特に希少なアートブックやカウンターカルチャー関連の書籍が多く、希少本や絶版になった書籍など、普段は見ることのできない資料を誰でも無料で閲覧できます。
また、イベントスペースとしても有名でトークイベント、ワークショップなどなど、様々なイベントが週末に開催されています。
中が撮影禁止でしたので、エントランスの写真のみになります。

"194 LOCAL"は雑誌"POP EYE"などにも掲載された1980年代半ばから2000年代後半までのヴィンテージデザイナーズアイテムを中心に扱うショップ。
ここの見どころは洋服もさることながら、ズバリ、雑貨です。(笑)
SONIC YOUTHのサイン入りポスター。
Aphex Twinのぬいぐるみ。
オーナーの趣味がこれでもかと光っています。
一応、ディスプレイも物によっては購入可能とのこと。
V&A MUSEUM(ヴィクトリア&アルバート美術館)は2千年以上にわたる人類の制作活動による作品を世界中から収集する、デザインを主題にしたミュージアムです。
何と現在、その所蔵品が一般公開中。
倉庫そのまま一般開放がされており、その膨大な作品の数々を一堂に見ることが出来ます。
ちなみにウェブからの予約制で、好きな作品を5点まで目の前で確認も可能。
現地にご旅行の予定がある方はWebサイトから事前予約などもおススメです。
現在、ゲームシャツが人気を博しているのはご存知でしょうか?
こちらのCLASSIC FOOTBALL SHIRTSはヴィンテージから現代のサッカーシャツと関連アパレルを専門とするセレクトショップです。
翌日は朝からPeckham Carbootsへ。
これは毎週末に開催されている、フリーマーケット。
実はbPr BEAMSではECサイトでの販売はないものの、ヴィンテージアイテムを仕入れているのはご存知でしょうか?
今までもVintageのピンズやぬいぐるみを店頭限定で仕入れ販売をしています。
こういったフリーマーケットでのリサーチや買い付けも出張中に行います。
実際に日本人のバイヤーも多く、現地では日本語の声を聴くこともチラホラ。
そのままブライトンへ移動し、現地のショップもリサーチ。
ブライトンは英国の中では小さい町ながら有数のリゾート地。
近くにビーチがあるため年間を通して多くの観光客が訪れます。
ここは日本でいうと、鎌倉などの雰囲気で昔ながらの、ノスタルジックなイギリスの雰囲気を味わえます。
などなどなど、時間の許す限りショップリサーチを行い、今回の出張終了。
~後日談~
電車の広告にOASIS。
ABBEY ROAD。
ここは最終日に少しだけ時間があったので寄りました。
一人だったので、私は写真を一枚撮ってその場を後にしましたが、
多くの方が車の居なくなった一瞬を狙って、ポーズを取っていました。
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それではどうぞよろしくお願いいたします。
若山