The Nishiguchialist vol.44

2016.07.01

こんにちは、安武です。

  

この日はとある雑誌のスナップ撮影。

といっても、仕込みなしの完全私物スタイルです。

なので、今日のスタイルは今は売っていないものばかり。

(シャツと時計だけは在庫品薄ながら売っているかな)

 

ではいきましょう。

本日の“The Nishiguchialist(ザ ニシグチアリスト)”は・・・

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Jacket:<STILE LATINO(スティレ ラティーノ)>

Shirts:<BOLZONELLA(ボルゾネッラ)>

Pants:<Levi's(リーバイス)>

Shoes:<WALK OVER(ウォークオーバー)>

Watch:<SQUALE(スクワーレ)>

  

メンズクロージングの鉄則、

 

「季節感を大切にする」

 

このキーワードは時代が変われど、鉄則です。

では“こなし”を見ていきましょう。

 

まずはシャツの襟出し。

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襟先だけをほんのりと出して、リラックスした雰囲気に。

この、ほんのりと出すってのが難しいんですよね。

後ろの部分から全てジャケットの上に出すのは簡単なのですが、

そうしてしまうとかなり主張が強すぎてしまいます。

 

襟先だけを出す場合は、ワイドカラーかつ襟が少しだけカーブしていると出し易いです。

 

チーフのラフな演出も襟出しと雰囲気を合わせています。

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iphone_photo_時計はレザーベルトではなくメタルブレスを。

レザーベルトのものを夏にすると、汗を吸って臭くなりますもんね。

その点メタルブレスなら気にしなくても良いです。

ターコイズブレスなど、夏に合うアクセを付けるとより気分が高まります。

 

そして、今回のキモはココ。

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ノーベルト!

最近は“ワントーンコーディネート”でスタイルをシンプルかつストイックに見せるのが主流。

合わせるアイテムもデコラティブなものが減り、ディテールも抑えめなものが多いです。

 

そこで、よりコーディネートを“シンプル”に見せるための、あえてのノーベルト。

決して忘れてきたわけではありません。
 
このスタイル、ウエストが合っていないと出来ないスタイルなので、パンツ選びも限られます。
 
ちなみにこのデニムは、505をリサイズしたもの。
裾幅は17センチです。
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そして足元は懐かしの<WALK OVER>。

このぽってり感はまさに今どき。

細身のパンツと合わせる事で、今のスタイルにも溶け込みますね!

  

安武