こんにちは、BEAMS JAPAN 5階からお届け!
fennica STUDIOの水溜です。
南国・鹿児島から入荷したばかりの陶器をご紹介します。

鹿児島県薩摩川内市に工房がある<焼き物工房 野はら屋>。
作り手の佐々木かおりさんは、以前沖縄の<読谷山焼 北窯>の松田米司親方の下、修行されていました。
独立してから「沖縄で学んだ私がここ鹿児島で出来る仕事は何か」と考えた時に、
沖縄の焼き物もいろんな国の影響を受けてやちむんが出来たように、鹿児島の土や原料を使い、この地でしかできない焼き物を作るということに辿り着きます。
佐々木かおりさんの器は、形に沖縄の匂いを残しつつ、鹿児島の伝統的な柄やデザインが描かれます。

こちらは、鹿児島の龍門司焼きのような緑釉・飴釉の三彩流しが美しい急須。
佐々木さんご自身もパーツの多い急須を作るのは得意なんだそう。

同じ色合いでも色の出方にひとつひとつ個性があり、どれにしようか悩むのも楽しいですね。

鎬(しのぎ)の平皿は、5寸・6寸の2サイズ。
同じ色のものでも、表情に差があります。同じものがひとつとしてない、手仕事の魅力。

小ぶりなカップや、

お椀など。

その他にもまだまだございますので、ぜひ手に取ってご覧下さいませ。
私も実家は鹿児島で、帰省した際に何度か工房へお邪魔させていただきました(最初の写真はその時に撮ったものです)。
小さいお子様もたまにお手伝いをしてくれるようで、主婦業をこなしながら時間を見て、日々作陶しているそうです。
その時に買わせていただいた陶器は、今、実家にあります。両親に愛でてもらっている器は今どんな表情をしているのでしょうか。。。
帰省した時に見るのが楽しみです。
毎日使うものだからこそ大切にしたい。
そんな器を探しに、BEAMS JAPANへいらしてください。
ご来店お待ちしております。
TEL:03-5368-7304
BEAMS JAPAN 5階 水溜