インディアンジュエリー放浪記 其の四十六 「南西部より 2022夏の三」

みなさん、こんにちは。

いつも通りの温かい目で、今回もよろしくお願いします。

今回は8月に訪れたアメリカ・サウスウエスト放浪から、ニューメキシコ州チマヨでの様子です。


ここを訪れる目的は、伝統の毛織物チマヨラグ」です。ビームスで長年取り扱っているセンチネラ、オルテガは、スペインの血を引く家系によるこの地の代表的なメーカーです。よく混同されがちですが、チマヨラグの家系はネイティブではありません。一方で、毛織物はかつてナバホ族にもどこからか伝わり、代々続いているのが「ナバホラグ」です。こちらはその名の通りナバホ(ネイティブ)の女性が織り続けていて、広い範囲に分布しており、産地、作風ごとに名付けられています。



センチネラの店内の様子、大判のタペストリーはもちろん一点物



こんなふうに壁に飾ってみたいものです…



ここで優柔不断は禁物、大きさ、色柄をスピーディーに選びます



センチネラの主人、アーヴィンさんの制作途中の大作、名人は複雑なデザインを具現化してしまいます



黙々と織り上げていく姿は相変わらずで、高く飾られているラグに見とれてしまいます。ビームス プラスでは、この3年のブランクでかなり品薄になってしまったので、大小それぞれ新しいデザイン、柄を中心にピックアップしてきました。乞うご期待。



オルテガのギフトショップの看板


近くにあるオルテガでは、ビームス ボーイがしばらくぶりに買い付け。こちらも枯渇状態が続いてましたが、やっとようやく。



スタイリストのピックアップ?只今物色中、アシスタントはカメラ目線



チマヨへは、サンタフェから車で1時間弱ということもあり、サウスウエストに行った際は途中で立ち寄るのですが、品切れ状態ということもあり最優先で向かいました。久々に新しい物が仕入れられたので、どこかのタイミングでお見せできればと思います。



チマヨ〜サンタフェの帰り道に地元バーガーショップでストップ、ウチのバーガーキングはここでもカメラ目線


充実した買い付けの後は、時間がないものの決まって空腹に…こういう時こそ通りすがりに車内バーガーランチ。
通りすがり?いや、予め仕組まれているような…


また綴ります。


コヴァ ヤジー