この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第230回目はこちら
『クレイジー・ママ』(1975)
監督:ジョナサン・デミ
出演:クロリス・リーチマン / スチュアート・ホイットマン / アン・サザーン / ジム・バッカス / ドニー・モスト / リンダ・パール
あらすじ:
1958年のカルフォルニア。美容室を経営するメルバは借金が原因で店を取られてしまう。そこで祖母と母と娘の三人で故郷であるアーカンソーに戻り生家を取り戻すことにしたが旅費すらもなく途中のラスベガスでカジノに行くが……
「B級映画の帝王」と呼ばれていたロジャー・コーマンが制作を務め、後に『羊たちの沈黙』を撮ることになるジョナサン・デミが監督を務めたアクションコメディです。
撮られたのは1975年ですが、1950年代が舞台で当時の音楽がずっと流れ続け、中途半端で微妙に煮え切らないガンアクション(褒めてます!)とバイオレンス?とお色気?が詰まったロジャー・コーマン印の作品です。(本当に褒めてます!)
監督がジョナサン・デミだとは正直思いませんでした。
「羊たちの沈黙」は勿論、今年劇場公開された4Kレストア版の『ストップ・メイキング・センス』も素晴らしかったですよね。
この作品は祖母、母、娘の三世代の女性達が、自分達で奪われたものを取り返そうとする力強い作品で、そこに色々な要素を足していったかなりジャンクな作品です。少しアメリカン・ニューシネマの雰囲気もあって自分は好きな作品でした。
それでは衣装を見ていきましょう。
1950年代が舞台なので、当時のカラフルな衣装が多いのですが、自分が一番気になったのは映画が始まってすぐ位の孫娘とその恋人がメルバの美容室を訪れるシーンで、二人とも水兵の帽子のつばを下ろして被っていた事です。
自分が通っていた古着屋のスタッフの人達がみんな被っていてそれが凄く格好良くて、自分の頭に合うサイズの物が出てくる度にストック分として買っていて、今でもたまに被っています。
通称「ポパイハット」と呼んで被っていたのですが、実際に映画の中で見ると当時の人達もこんな風に被っていたんだなというのが知れて良かったですし、今シーズン、もう一回くらいは被ろうかなと思いました。
ここからはBEAMS PLUSのアイテム紹介です。
まだまだ暑いですが、秋冬の新作の入荷が始まっていて自分が実際に購入した商品を紹介したいと思います。
ビームス プラス / オープン ボタンダウン 手裏剣 千鳥
カラー:グレイ、ゴールド
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:38-11-0891-139
不思議な商品名ですが、それは柄が実際に手裏剣模様だからなのです。
これは元々、ウールであった柄をコットンに落とし込んでいて、太目の糸を使って織り上げていてかなり素材感のある生地に仕上がっています。
オープンカラーボタンダウンシャツという台襟のないデザインが特徴で、シルエットはゆったりしたボックスシルエットです。
普段XLを着ている自分がLを購入したので、結構ゆとりがあると思います。
シルエットはもちろんですが生地がかなり特徴的な肌触りなので、気になった方は是非、実際に商品を触って頂きたいと思います。
それでは『クレイジー・ママ』お楽しみ下さい。
コヴ