この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第116回目はこちら
『ロング・グッドバイ』(1973)
監督:ロバート・アルトマン
出演:エリオット・グールド / スターリング・ヘイドン / ニーナ・ヴァン・パラント / ジム・パウトン / ヘンリー・ギブソン
あらすじ:
真夜中に猫に起こされた私立探偵フィリップ・マーロウの元に友人のテリーがやってくる。マーロウはテリーに自分をメキシコまで送って欲しいと依頼され、送って帰ってくるのだが……
原作はハードボイルド小説の古典として人気の高いレイモンド・チャンドラーの1作で、日本のミステリーファンにもお馴染みの作品です。村上春樹の新訳も話題になりました。
常にヨレヨレのダークスーツに煙草を燻らせているフィリップ・マーロウを演じるのはエリオット・グールド。決して2枚目ではないものの芯の強さを感じる演技が良かったです。
色々と調べていくうちに原作とはかなりストーリーを変更していて、設定も50年代から映画が制作された70年代に改変されている事が分かったので、今度は原作を読んでみようと思いました。
いつも通りですとここから衣装を見ていくのですが今回は時代設定もあるのか、あまり紹介したいと思う着こなしが無かった為にお休みしたいと思います。
強いて言うならばやはりフィリップ・マーロウのヨレヨレのスーツでしょうか?多分シワだらけの様に思えるのですが、かなり体とキャラクターに馴染んでいて格好良かったです。
それと今の時代では考えられませんが、どんな時もどんな場所でも煙草を燻らせているその姿もやはり格好良く感じました。
この作品だけではなく「フィリップ・マーロウ」を主人公にした映画があるようなので、原作と合わせて観てみようと思いました。
それでは『ロング・グッドバイ』どうぞお楽しみ下さい。
コヴ