BEAMS PLUS ロードショー 第257夜

コヴ 2025.03.08

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第257回目はこちら


『探偵マーロウ』(2022)

監督:デヴィット・ホームズ

出演:リーアム・ニーソン / ダイアン・クルーガー / ジェシカ・ラング / アドウェール・アキノエ=アグバエ / イアン・ハート / ダニエラ・メルキオール

あらすじ:

ロサンゼルスに事務所を構える探偵、フィリップ・マーロウを訪ねてきたのはブロンドのクレアだった。突然姿を消した愛人を探してほしいという依頼だったが、すでにその男は交通事故で死んでいて……

この映画の原作はレイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』の公式の続編として書かれたジョン・バンヴィル原作の『黒い瞳のブロンド』だそうです。

フィリップ・マーロウ役と言うとハンフリー・ボガード、ロバート・ミッチャム、ジャームズ・カーン、そしてケーリー・グラントとそうそうたる俳優たちが演じていますが、今作はリーアム・ニーソンが演じています。

ストーリーはファムファタールの依頼からどんどん事件に巻き込まれていく典型的なフイルム・ノワールで一本調子のストーリーではありますが、1930年代当時のロサンゼルスの街の感じや衣装の雰囲気も良くて結構見入ってしまいました。

肝心のマーロウですが、さすがにリーアム・ニーソンは年齢が上過ぎるとも思いましたが、逆に渋さや憂いが出ていて良かったです。

最近はこの様な古典的なフィルム・ノワール作品もありませんでしたしカラーで当時の雰囲気も分かるので、気になる方は一度観ていただくと良いのではないでしょうか?

ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。

どうしても1930年代のノワール作品というと男性の洋服の着こなしに目がいってしまうのですが、今作のファムファタールのダイアン・クルーガーとジェシカ・ラングの衣装もかなり雰囲気があり素敵だったので、そちらにも注目して頂くのも良いと思います。

そしてこの時代のスーツは肩パッドと芯地がしっかり入っていて着丈も長いジャケットに、ハイウエストの太めのパンツという今着るとコスプレになってしまいそうなスーツスタイルですが、191cmのリーアム・ニーソンが着ると本当に格好良いのでそちらも気にしてみて下さい。(身長の低い自分にはこのスーツスタイルは無理そうです……)


ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ニットポロ ストライプ
カラー:オフホワイト、ブラック、ブラウン、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥18,700(税込)
商品番号:38-12-0032-156

前面のストライプがアクセントのロングスリーブニットです。

後身頃はソリッドカラーにした事で落ち着いたクラシックな印象に仕上がっています。生地は表と裏で異なる素材を使っていて表は強撚糸を使ってドライなタッチに、裏はビスコースという生地を使用しているので肌触りがとても滑らかで着やすく仕上がっています。

クラシックな雰囲気のニットポロなので、デニムジャケットやレザージャケットのインナーとして着ていただくと良いと思いますし、春先には単独でも活躍する一枚だと思います。

こちらも店頭に入荷しているので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせていただければと思います。


それでは『探偵マーロウ』お楽しみ下さい。

コヴ