BEAMS + ロードショー 第4夜

コヴ 2020.05.02

いつもblogをご覧頂ありがとうございます。

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。


この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第3回目はこちら


*今回は手持ちがございませんので、映画の1シーンをイラストで


『ダーティーハリー』(1972)

監督:ドン・シーゲル

出演:クリント・イーストウッド/ハリー・ガーディノ/アンディ・ロビンソン/レニ・サント―二

あらすじ:

サンフランシスコを舞台に卑劣な殺人犯とサンフランシスコ市警のアウトロー刑事の対決を描いていく


言わずと知れた刑事映画の名作の1つですね。

刑事映画は各都市の刑事の活躍を描く訳ですから実在の都市が舞台の有名な作品が沢山あります。

代表的な作品だと、

デトロイトの刑事がハイソサエティーなビバリーヒルズで捜査をする『ビバリーヒルズコップ』。

リゾート地で有名なマイアミが舞台の『マイアミバイス』。

ニューヨークの運の悪い刑事がクリスマスのロサンゼルスで事件に巻き込まれる『ダイハード』。

東、西海岸を問わずありますし、他にもシカゴ、ボストン、ワシントンD.C等、当たり前ですが全米各地が登場します。


今作『ダーティーハリー』はサンフランシスコが舞台なので、坂の多い街並みやゴールデンゲートブリッジがしっかり出てきます

因みにこの作品は、実際にサンフランシスコで起こっていた事件を基に原作が書かれてるそうです。


今回改めて知ったのですが、『ダーティーハリー』と言えば”44マグナム”と連想していたのですが・・・、実はこれは弾丸の名前で使っている銃は”S&W M29”という銃だったんですね。

こんな事を言っているとガンマニアの方に怒られそうです。すみません。


そしてBEAMS PLUS的に注目なのはクリント・イーストウッド演じる、ハリーキャラハンのジャケットの着こなしではないでしょうか?

最初のシーンからエルボーパッチ付きのグレーヘリンボーンのツイードジャケットにバーガンディーのVネックニット、チャコールグレーのスラックス、サングラスは多分レイバン?で登場します。

その後もブラウンの大振りなチェックやブラウンヘリンボーンのツイードジャケットが登場します。

カジュアルな格好だと以前BEAMS PLUSでも扱っていたキャップショルダーのブルゾンやスポーツブルゾンなんかも着ています。

ダーティーの二つ名を持つ刑事にしては、ほとんどの場面でベストを着てしっかりネクタイをしているのが意外でした。

サングラスは似合う気がしませんが、ジャケットの着こなしはすぐにでも真似したくなりますよね。


ボクはサンフランシスコには行った事がないのですが、行った事のあるスタッフに話を聞くと「夏は気温が上がって暑くても湿度が低いので木陰では肌寒い事もあったり、朝と夜は気温が低い為に現地の人はツイードのジャケットを着ている人が結構いる」とのことです。

実際に行ってみないとわからない事は沢山ありますよね。


かなり硬派な刑事映画ではありますが、今一度観直してみてはいかがでしょうか?

ボクは部屋でジャケットを引っ張り出してジャケットの1人試着大会をしてしまいました。



では、『ダーティーハリー』どうぞお楽しみ下さい。



コヴ