ものをつくること

wada 2025.05.15

みなさんこんにちは。BEAMS RECORDSスタッフの和田です。 相変わらず音楽ばかり聴いている自分ですが、趣味で音楽制作も行っていて、これまで聴いてきた音楽を自分なりにアウトプットしています。思い通りにいかないことも多いですが、自分らしい曲が作れた時には本当にやっててよかったなあと思います。 最初のころはなぜ自分の好きなアーティストのように素晴らしい曲が作れないのだろうと悩んでしまうこともありましたが、坂口恭平さんというアーティスト/作家の『継続するコツ』という本を読んで考え方が変わり、自分の作ったものに肯定的になることができました。同じように自分の作ったものに自信が持てない、制作が継続できないという方に是非おすすめの本です。

ということで、今回のブログでは、音楽制作を始めたい方におすすめの機材について書いてみます。

まずはストックホルムの電子楽器ブランドである〈Teenage Engineering〉から待望のニュープロダクトが到着しましたのでそちらをご紹介します。



Teenage Engineering / OP-XY ¥428,000 (税込)

こちらが新しく発売が開始したポータブル・シーケンサー/シンセサイザー/サンプラーのOP-XYです。簡潔に説明すると、これ一台で音楽制作ができる、持ち運び可能なマシンです。


この本体の中に沢山のシンセサイザーやサンプラーが入っているので、自由な音作りと演奏が可能になっており、重ねて録音することで楽曲を作ることが出来ます。


下段のボタンがキーボードになっておりそちらで演奏することもできますが、鍵盤が弾けない方でも自動演奏機能やコード進行支援機能を使うことで直感的に演奏することが可能です!

またドラムをステップ入力することも可能なのがOP-XYの従来のOP-1シリーズとの違いになっております。例えば、直接演奏せずとも、キックを一拍目に、スネアを三拍目に、ハイハットを四拍目に配置する、といったことができるようになりました。そのため、テクノなどのダンスミュージック系の音楽を作る方にはもってこいの機材です。


またフィルターやエフェクト、マスターEQ/サチュレーター/コンプレッサー/リミッターも全て内蔵されているので音楽制作をこれ一台で完結させることもできます。パフォーマンス用のエフェクトも24種類入っているので、ライブ演奏にも良いかと思います。


機材を何も持っていないけど音楽を作ってみたい、楽器は演奏できないけど楽曲を作りたいという方にぴったりの一台となっております!また、外部のシンセサイザーに接続し、OP-XYからコントロールすることもできるので、既にシンセサイザーなどをお持ちの方にもお勧めします。


これだけの機能がこの小さな本体に入っており、ポータブルで使用することができるという点がすごいですね…。自然の中でも、移動中でも、場所を問わずにパソコンやシンセサイザー要らずでこれ一台あれば音楽を作ることができると思うと本当に素晴らしいです。


文章だけだと分からない、イメージしづらい部分も多いかと思うので、気になる方は是非YouTubeで動画などをご覧いただくと理解しやすいかもしれません。また、店頭には実機もあり、触っていただくことも可能ですので、是非ご来店ください!



OP-XYに限らずポータブルな機材を使うときに迷うのがモニターヘッドホン。外に持っていくのに嵩張るのも嫌ですし、かといって音質は妥協したくないところです。


そんな条件にもぴったりのヘッドホンがデンマークのヘッドホンブランド〈aiaiai〉から発売されましたので、そちらもご紹介させていただきます。



AIAIAI / TMA-2 DJ Wireless  ¥39,800 (税込)

こちらはワイヤレスDJモニターヘッドホン。〈aiaiai〉の独自技術「W Link+テクノロジー」を用いることで、ケーブルなしでも音の遅延をほとんど感じさせないので、優れたパフォーマンスを実現します。付属のトランスミッターをミキサーやパソコンなどのアウトプットに接続することで、ワイヤレスでヘッドホンを使うことが出来ます。一般的なBluetooth接続に比べて音質の劣化と遅延を防げるこの機能は、DJだけでなく音楽制作にも最適です!


また、一般的なBluetooth接続に加え、有線接続も可能なので、普段使いからDJ/制作まで幅広い用途で使えるのも魅力の一つです。専用のアプリ内のイコライザー機能で自分好みの音にカスタマイズすることもできるのも、このモデルの特徴です。


迫力のある低音とクリアな音質はテクノなどのダンスミュージックの制作にもぴったりです。レゲエやヒップホップなどもベースやキックが気持ちよく響いてれて気持ち良いです。主観にはなってしまいますが、低音はTMA-2 DJより控えめになっており、ハイハットなどの高音域が強めな印象です。個人的には、これまでのaiaiaiのヘッドフォンの中でも一際パワフルなサウンドのモデルかなと思いました!



以上、新しく発売が開始されたオーディオ類から二点ご紹介させていただきました。
皆さんも是非これを機に音楽制作を始めてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

どちらの商品も店頭のサンプルでお試ししていただけるので、是非ご来店お待ちしております。