Niks.One というアーティストについて

2019.07.10

こんにちは。

5月からB GALLERY におります、木虎と申します。

色んな分野で活躍するアーティストをプッシュアップしたいと思い

こちらで働かせて頂いております。


様々なアーティストの哲学や、本質を発信していきたいと思っております。

何かについて考えたり、感じたり、自分の脳内で、

または他の人とディスカッションしたり。

そんなきっかけの一つになれば幸いです。


さて。

今回ご紹介するのは、今展覧会している< Niks.One >というアーティストについて!

彼のバックグラウンドやリアルな部分を知って頂き、

鑑賞する作品に対して、リアルに、そして深く向き合って頂ければ嬉しく思います。

各作品の紹介は、B GALLERY スタッフの赤塚の記事を読んでください。




Niks.Oneはロシア系フランス人です。

彼がいると場が和らぐようなラフな空気感を持っておられますが、

内側から溢れる創造性豊かなエネルギーを感じます。


ロシアのモスクワで誕生し、フランス、カナダ、オランダ、と移住し、

現在はシンガポールに住んでいます。


彼とは搬入とレセプションの2日間しか過ごしていませんが、

時折見せるチャーミングな姿、

真っ直ぐと目を見てお話しする様、

また会話の中に所々に見せる謙遜さが垣間見れました。

おそらく、誠実さを持って、色んな方とコミュニケーションを取り、

関係性を築いて来られたのではないかと感じておりました。





今回、展示しているアートワーク以外では、写真や映像、デザイン関係の仕事もしており、2012年にはカナダのバンクーバーでヘッドウェアブランド<Nine.>を立ち上げています。世界で活躍するNiks.One。

今後の彼の動きに世界も注目です。


Niks.Oneの軸の一つ。彼は、9歳からブレイクダンスをやっています。

やり始めたきっかけは、60歳のベラルーシの祖父のパフォーマンスを見たからとのこと。おじいさまもエネルギッシュ。

彼の作品や人柄にもその逞しさや、即興性や遊び心を感じるかもしれません。



Q&Aで彼に聞きたいことを聞いてみました!

Q、インスピレーションはどこからきますか?


Niks.One ANSWER

ーThe inspiration behind my art is my life, my view on my current and past situation in terms of profession and cultural differences depending on the country i live in. 

Some of the inspiration behind my paintings comes from positive experiences and some portray a frustrating reality of the western society, governments, advertising and the over all human behaviour.

 I am trying to recreate all of these memories through a palette full of colours inspired by my innocent youth memories growing up in a simple and humble society where experiences mattered more than things, where digital was none existent.

私のインスピレーションは、人生、今までの職業と過去の状況に対する考え、

自分が住んできた異なる文化についての考え方から影響を受けています。 

私の絵の裏側にあるインスピレーションの中には,ポジティブな経験から来るものや、

西洋社会、政府、広告、そして人間の行動における現実を描いているものがあります。

デジタルなんて存在しなかったときの、モノより経験が重要だった今よりもっと単純でつつましい社会に育った、

無邪気で若かった頃の思い出を、パレットにいっぱいの色たちで再現しようとしている




Q、好きな音楽のジャンル、またはアーティストはいますか?


Niks.One ANSWER

ーThis is a tough one, i do not have favourites.

 Obviously if we are talking music, i grew up living through hip hop culture, so rap,  jazz, funk, soul, Motown and house would be the type of music that keep my soul warm. 

In terms of artists, i do not really stick to any,  if the sound and the message make me feel good and keeps my day going i am on it.

これは難しいですが、特にお気に入りはありません。

 音楽の話をするなら、私はヒップホップの文化を通して育ったので、

ラップ、ジャズ、ファンク、ソウル、モータウン、ハウスというタイプの音楽は、私を元気にさせます。

音とメッセージに癒されているので、アーティストに特にこだわりません。 



展覧会も残り1週間を切り、ラストスパートになりますが、

Niks.Oneの作品は毎日見ていても、毎日新しい発見があります。

絵を見たときに最初に感じた、心に訴えかけてくるようなヴィヴィッドなカラー。

ゼロ・コンステンシーという展覧会のタイトルの意味を含め、

ご自分のアイデンティティを考えてみてはいかがでしょう。


T-shirts : Nine.  / 神南坂のお店でPOPUP SHOPを開催しているのでそちらもチェックしてみてください


Niks.One 展覧会<ゼロ・コンステンシー>

会期は7月15日まで。

是非、Niks.Oneの最新作を見に展覧会にお越しください。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


------------------------------------------------------------------------------------------

B GALLERY

Instagram:@b_gallery_official

Twitter:@B_GALLERY_

Face Book:B GALLERY


Niks.One

Instagram:@niks_one

Nine. 

Instagram:@madebynine


----------------------------------------------------------------------------------------------