次回展覧会 アイヌ クラフツ 伝統と革新-阿寒湖から-』のご案内

木虎 春香 2019.10.10

『アイヌ クラフツ 伝統と革新-阿寒湖から-』




新宿「ビームス ジャパン」5Fの「fennica STUDIO」と「Bギャラリー」にて、アイヌ文化を紹介するイベント『アイヌ クラフツ 伝統と革新-阿寒湖から-』を共催します。



北海道の東に位置し豊かな自然に囲まれた阿寒湖温泉には、北海道を主な居住圏とするアイヌ民族の伝統が息づく集落、阿寒湖アイヌコタンがあります。古式舞踏や民謡、木彫、刺繍など代々継承されてきた素晴らしいアイヌ文化の中から、fennica STUDIO」では工芸品を中心に本イベント用に製作したコラボレート商品を併せて販売。アイヌ文様のシルバージュエリーや木彫のカトラリー、伝統素材の籠バッグ、刺繍をあしらったコートなど数年もの歳月をかけて若手工芸作家と共に作り上げた、ここでしか出会うことの出来ない商品が登場します。

Bギャラリー」では、今では目にすることが難しいアイヌ関連の貴重なアイテムを展示。また、作家によるライブイベントやトークショウを行い、アイヌの自然観や信仰などから生まれた歴史や文化を紹介します。

どうぞご期待ください。


▪️会期

fennica STUDIO
2019
1012日(土)〜1020日(日)11:0020:00(会期中無休)
B ギャラリー
2019
1012日(土)〜1027日(日)11:0020:00(会期中無休)

▪️開催店舗

fennica STUDIOBギャラリー(共にビームス ジャパン5F


▪️ライブ・レセプションパーティー

1013日(日)18:3020:00


▪️アイヌ音楽・ライブイベント
日時:1013日(日)18:0018:30
会場:Bギャラリー(ビームス ジャパン5F
予約定員制:先着30名様(無料) ご予約はBギャラリーまで(Tel03-5368-7309
出演:Kapiw & Apappo(カピウ&アパッポ)


▪️トークイベント
日時:1020日(日)18:0019:30
会場:Bギャラリー(ビームス ジャパン5F
予約定員制:先着30名様(無料) ご予約はBギャラリーまで(Tel03-5368-7309
ゲスト:下倉洋之(彫金作家)、瀧口健吾(木工作家)、鰹屋エリカ(刺繍作家)
北村恵子、テリー・エリス(共にfennicaディレクター)



プロフィール

【下倉洋之(しもくら・ひろゆき)/クラフツマン】

1975年、神奈川県横浜市生まれ。23歳でアイヌ文様と出会い彫金の技術を学校で学ぶ。卒業後、東京のジュエリー工房で働きながら修行していた時に北海道をバイクで旅行し、平取町二風谷の博物館で目にしたアイヌ文様が入った伝統衣装のその不思議な形に衝撃を受ける。東京に戻りアイヌ文化について勉強し、1年後に見よう見まねでアイヌ文様入りの装身具を作り始める。2003年、作品を通じて知り合った阿寒湖出身の床絵美と結婚。工房「Ague-Atelier rakan」を開設。2015年にあかんに移住し、妻の叔父でアイヌの木彫家を代表する、故・床ヌプリ氏のアトリエを改装し、自身の工房として活動している。


【下倉絵美(しもくら・えみ)/デザイナー、シンガー】
北海道出身。2001年より銀細工職人の夫、下倉洋之と共に<Ague>を運営。アイヌ文様のデザインを担当する。幼少期よりアイヌ民族の唄や舞踏、伝統楽器ムックリなどに慣れ親しむ。1997年、トンコリ奏者OKIらと共に、MAREWREW(マレウレウ)のヴォーカリストとして音楽活動を開始。トンコリ奏者・千葉伸彦とのデュオCDHUNTER ハンター」(プロデュース:海沼武史)を発表。以降、各地でソロ活動を行なっている。2012年秋に阿寒湖に移住。

【郷右近富貴子(ごうこん・ふきこ)/シンガー】
阿寒湖アイヌコタン育ち。「アイヌ料理の店民芸喫茶ポロンノ」を家族で切り盛りする。祖父から継承するアイヌの手仕事をコツコツ制作する中、姉妹ユニット「Kapiw&Apappo」としてアイヌ音楽のライブ演奏、文化交流などの活動も行なっている。

【瀧口健吾(たきぐち・けんご)/木工作家】
1982
年、阿寒湖に彫刻家・瀧口政満氏の長男として生まれ中学校まで阿寒湖にて育つ。オーストラリア・アデレードの高校へ進学。オーストラリアの地でバードカービングに出会ったのが始まりで木彫りに興味を持つ。帰国後は実家に戻り一度は父の店イチンゲの店で働くが、その後浜中町、別海町で酪農業に就く。昨年、父の死を機に阿寒に腰を据えようと店を継ぎ、現在店を営む傍ら木工作家として活動している。


【鰹屋エリカ(かつや・えりか)/ハポの店店主】
北海道阿寒湖生まれ。17歳の時に、母の仕事をみて刺繍に興味を持つ。その後、母の仕事を見ながら数をこなして刺繍を覚えていく。祖母も同じように刺繍を仕事にしており、祖母と母、2人から受け継いだものに自分の色を足しながら伝統を引き継いでいる。他にはアイヌ舞踊の踊り手としても活躍する傍ら、現在も刺繍づくりの活動を続けながら店を切り盛りしている。

【木村多栄子(きむら・たえこ)/クラフツマン】
北海道浦河町で生まれ、アイヌの祖母と母から伝統的な歌や踊り、手仕事を教わりながら育つ。高校卒業後に札幌から兵庫、アメリカと渡り歩いた末、母の勧めで白老にてアイヌ文化の伝承者育成事業1期生となる。アイヌ文様をデザインした藍染のTシャツやオヒョウの木の皮で作ったサラニプバッグなどの制作を得意とする。現在は旭川チカップニ・アイヌ民族文化保存会の一員としてアイヌ関連のイベントや学校訪問などで歌や踊りを披露している。

  

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