TOMI-E グラフィティ・アートとは

2020.02.17

こんにちは。冬がもうすぐ終わり、春の匂いを感じる日もありますね。今年の春は本気でピクニックしようと企んでいます。ワクワク。


さて。今回の展示では、B GALLERYでは未だかつてない展示をしております。



42時間でスプレーで描かれたB GALLERY一面の壁。只々、圧巻の一言。

ウォール・アートに囲まれた空間の中で、90年代のHIP-HOPがゆるく流れています。

暗闇に浮かび上がるリアルな3匹のドラゴンを是非見に来てください!



日本のグラフィティー・アートの先駆者といわれているTOMI-Eさん。

「グラフィティ・アートとは何ぞや?」の方に、歴史含めご紹介させて頂きます。


この展示は心と写真にしか残せないので、多くの方に来て頂きたいです。

  

グラフィティ・アートとは、デザインされた文字をスプレー塗料やマーカーを用いてストリートに描く行為のこと。

 

諸説は色々とありますが、グラフィティ・アートの始まりは、ヒップホップの文化と関わりの深い1960年代のアメリカだと言われています。

(グラフィティ・アートはアンダーグラウンドな存在のため起源を特定は難しいそう。)

1960年代にアメリカのフィラデルフィアで、コーンブレッドとクールアールという人物が、街中に名前を書き始めたことから広まりました。

70年代に入るとNYにもグラフィティ・ライター出現し始め、多くのタグ(名前)が町中に溢れ、名声を上げるのに活用されていたそうです。

80年代に入ると、さらにそれぞれのグラフィティライター達のスタイルは確率しつつも、それまで多くのグラフィティが書かれていた地下鉄の規制がとても厳しくなり、多くのグラフィティが取り締まられます。


が、描くことがライフスタイルの一部になっているライターは街中にアートを書き続け、危険な目にたくさんあいながらもグラフィティを通して自分の存在や才能を表現し続けてきたライター達は世界各国の人の心を魅了してきました。



私は海外に旅行に行った際は、朝早く起きて散歩に出かけ、街中のアートを探してしまうくらい好きです。






(NY、プラハ、香港、ブタペスト。どれがどれでしょう!


そのなかでもTOMI-Eさんの絵は職人技。4日間かけて描かれましたが、だんだん絵になる様子を見ていてもなぜそう書けるのかが不思議なくらい。

沢山の缶の中から選び、向き合い、吹き、描いていく様子は、毎日毎日息を呑むほど美しく、格好良かった。

完成した壁は完璧の一言。

 

人生今まで見たことあるウォールペイントのベストを超えるのではないかと。

是非、心に残しに来てください。

会期は3月1日まで!


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