英国の
ロイヤルワラント、

『なんか3つくらい、マークがあるぞ、いったいなんなんだ?』……王室の“家系図”と、エリザベス女王の番組を4本も見てしまった、、、花井です。
本日は、ほぼ、ウンチク。
たっぷり長め、
まいります。
まず、
■イギリスとは【ユナイテッド キングダム】
U. ユナイテッド…連合(合併)
K. キングダム…王国(王さまのいる国)
どこと、どこの?連合かというと、イギリスは、4つの国。
■グレートブリテン(島)及び、北アイルランド(地域)
《グレートブリテン島》
・イングランド (中枢)
・スコットランド(北のほう)
・ウェールズ(端っこ)
《アイルランド島》
・北アイルランド(北の方だけ)
■国旗は、というと、
【スコットランド】
を、下地に、
【北アイルランド】
を、上から乗せて
【ウェールズ】
を、いったん、忘れて、、、
【イングランド 】
を、乗せると、
【ユニオンジャック】
(国旗の画像、自力で作れました。)
英国王室御用達…いわゆるロイヤルワラント、最近までの、称号は、
エリザベスさん
THE QUEEN
モチーフは、
・ライオン(左)イングランド の象徴
・ユニコーン(右)スコットランドの象徴
フィリップさん(夫)
EDINBUAGH
エジンバラは、『スコットランド』の首都で、フィリップさんは、エジンバラ公爵。デンマーク王室、ギリシャ王子の家系のため、それぞれの国旗が描かれている。
チャールズさん(息子)
プリンス オブ ウェールズ
“3本の鷲の羽根”
皇太子とは…王位継承第1位
ロイヤルワラントの称号は、
5年ごとに、定期検診があって、ふさわしいか否か、振るいにかけられる。
そして、企業はというと、
上記3名さまの『退位』において、 2年以内に更新しなければなりません。
なので、ここ最近、お騒がせ。
今まで【3つ】あった数少ないブランド。
去年(2021/ 4月)夫のフリップさんが亡くなられて、
今季、新たに製造された商品は【2つ】に。
(まだ、エリザベスさんのはありますね。)
バブアー古着屋巡り(旅)の強者は、ロイヤルワラントの数を見て、(歴代)製造年が分かるらしい・・・。
というわけで、
店にあるものは、いったい誰の認定なのか。
【ジョンスメドレー】
(左)ライオンが見えたから、エリザベスさん。
(右)羽根3つだから、チャールズさん。
【ジョンストンズ】
チャールズさん。
ジョンストンズ 花井 過去ブログ↓
https://www.beams.co.jp/blog/bhr/96335/
【エッティンガー】
チャールズさん。
エッティンガー/マネークリップ 財布
価格:¥49,500(税込)
商品番号:21-64-0001-566
【デンツ】

チャールズさん。

デンツ 花井過去ブログ↓
https://www.beams.co.jp/blog/bhr/95894/
と、ここまでは、ブランドタグにも表記されて、ロイヤルワラントを謳ってるブランド。
そして、
実はあまり知られてない、、、
【クロケットアンドジョーンズ】

ロイヤルワラントのマークはどこにもなく、あるのは、ブランドロゴだけだが、、、
チャールズさん。
クロケットアンドジョーンズ/KENT ストレートチップ
価格:¥88,000(税込)
商品番号:21-32-0122-502
【ドルモア】は過去に。かつての話。
チャールズさん。
さすが最古のニットブランド。シームレスニット(ホールガーメント)の生みの親。
DRUMOHR/ ケーブル クルーネック
価格:¥38,500(税込)
商品番号:21-15-0002-899
ダイアナ妃と婚約してたときに、ドルモアのニットを着てツーショット。
ただ、ブランド拠点をスコットランドから、イタリアに移したので、ワラントは現在なくなってるっぽい。
と、まー、
ファッション好きなチャールズさんのワラントが多いですね。
さて、現在はお二人が亡くなられて、
チャールズさんは、“国王”に。
“プリンス オブ ウェールズ”は、
ウィリアム皇太子に。
カミラ王妃は、
離婚歴などから、いろいろな称号を、辞退することが多いので、ワラントもどうなるのか、見逃せない。
歴史を感じるロイヤルワラント製品、いかがでしょうか。
■人物索引
エリザベス2世から見て、、、
【エドワード8世・ウィンザー公】
(お父さんのお兄ちゃん)
離婚歴のある女性と結婚したいから、王室退位。のち、皆のファッションのお手本、ウィンザー公に。(ネクタイの巻き方、ウィンザーノット)
【ジョージ6世】(お父さん)
お兄ちゃん、退位しちゃって、国王に。
吃音(キツオン)あるから、スピーチ嫌だと、泣き叫ぶ。(有名な映画ですね。)
【エリザベス2世】(本人)
お父さんが亡くなって、急に王妃に。公務でケニアから帰ってきたら、お出迎え。スーツ姿の屈強な男たち、ズラり。真ん中には、あのチャールズ主相…。
当時、あどけなさが残る、若干26歳。
この時、すでに息子は生まれており、母親業とクイーン(君主)が務まるのか、、、国民から、疑問視された。
即位声明…『人生の全てを英国に捧ぐ。』
【フィリップ殿下】(夫)
高身長のイケメン。世の女性からモテモテ。イギリス海軍に勤め、エリザベス(君主になる前)が、公務で海軍を訪問した時のアテンド役。エリザベスが一目惚れ。大好き。祖先にナチス関係者、周囲からの反対もなんのその、プロポーズ。王室に入るため、海軍をやめ、昔でいうイクメンに。育児に奮闘する。
【チャールズ】(長男)
ファッション談義には、必ずあがる服好き。
『チャールズパッチ』服でも靴でも、破れたら修復して大事に着る。
映画スターのような出立ち、ダイアナ妃と結婚&離婚。現在は、離婚歴のあるカミラさんと結婚。
エリザベス2世が亡くなられて国王に。
■イギリス国教会
離婚歴のあるものとの、結婚は、禁止。
習わしで、女王(国王)即位と同時に、イギリス国教会の“トップ”の立場となる。
…妹マーガレットの時(未遂)も、、、このチャールズさんの時も、、、エリザベスは、当然、困惑し、頭を抱える。
“家族も大事、国民も大事”
みなさまは、
“服も大事、家計も大事”
折り合いつけながらも、お買い物いかがでしょうか。
では。