春の放浪

家城 仁人 2021.03.21

春ですね。


日中は暖かくなってきたので


お洒落をして街を放浪したい気分が


高まる今日この頃。


勿論マスクをして。

こんにちは、絶賛花粉症発症中のイエキです。


ここ最近


ソックスがキテいると感じます。


空前のソックスブーム!


とまでいくかは分かりませんが、


僕が入社した3年前よりも


確実にソックスを楽しんでいる人が


増えてきているように思います。


そしてそのソックスブームの立役者が


なんと言ってもカラーソックス。



そもそも80'sリバイバルの流れの中で


発色の良いアイテムが非常に多い現状。


しかしながら、


せっかくだから発色の良いものを


取り入れたいのだけれど 


派手なのはちょっとなあ…


というのがリアルなところ。


そんなときに


トップスやパンツよりも


ずっと取り入れやすいのが


カラーソックス。


お勧めです。


そして僕が好きなのは


白ソックス。


いや、


白ソックスってカラーソックスじゃないじゃねーか!!


という声が聞こえてきそうですが、


ドレッシーなスーツスタイルに合わせるソックスが


ダークトーンで馴染みの良いものなのだとしたら、


カジュアルやスポーティな装いに合わせる白ソックスは


属性としては十分にカラーソックスと言えるのかな


なんて思いながら


白ソックスを履いているイエキです。



太めのチノパンにボテっとしたALDENでアメリカンカジュアルな装いのこの日は白リブソックスでラギットな感じに。



(ソックスが少し見えづらいですが)アイビーリーガーや某大物アーティストのような気分で、カジュアルなローファーにもやはり白ソックスを合わせたくなります。



一方でこちらの黒スウェードローファーにはリブ白ソックスというより平織り白ソックスを合わせて、少し洗練された印象の足元に。艶のある黒スウェードに対して平織りソックスの方がテイストが合う気がします。この辺のリブと平織りの使い分けが白ソックスの楽しみ方の一つです。


と、まあこのような感じで


様々なカジュアルスタイルに


白ソックスを合わせています。


しかし


白ソックスをはじめとするカラーソックスってパンツの裾や靴の色とコントラストがつきすぎて


目立つから派手に見えて苦手なんだよなあ…


とか


白ソックスをローファーに合わせようものなら


少し学生っぽくなってしまうよなあ…


とか


カラーソックス全般に苦手な印象をお持ちの方も多いはず。


そこでお試し頂きたいのが


ベージュソックス!!!




Brilla per il gusto / バーズアイ ジャカード ソックス
カラー:ナチュラル、ベージュ、ライトブラウン
サイズ:Free
価格:¥1,500+税
商品番号:24-43-0086-377

こちらは好評を頂いているBrilla per il gustoオリジナルのバーズアイソックス。このベージュソックスこそ白ソックスを履かない方に試して頂きたい色合いかと思います。僕個人的にもソックスの中では1番のお勧めです。



Pantherella / リブソックス
カラー:クリーム、ダークブラウン、ワイン、ダークオリーブ
サイズ:S(24.5〜26cm)、M(26.5〜28.5cm)
価格:¥3,400+税
商品番号:21-43-0098-085

Pantherellaのこちらはよりクリーミーな色のベージュソックス。他のベージュソックスより更にカラーソックス感は強いですが単体で見るよりも合わせてみると意外とそんなに目立たないと思います。茶のグラデーションなコーディネートに合わせたいところです。



BRESCIANI / リネン メランジ ソックス
カラー:ブラック、ベージュ、ダークブラウン、オレンジ、ネイビー
サイズ:Free
価格:¥3,300+税
商品番号:21-43-0109-837

BRESCIANIのこちらは変わり種のリネン素材。夏に履くロングソックスとしては丁度良い生地感です。また少し濃いベージュは大変色馴染みが良さそうです。


これらベージュソックスは


靴やパンツ、或いはトップスとの


コントラストが他のカラーソックスよりはつかないので


よりコーディネートに馴染んでくれます。


そこまで派手でもありません。


また、肌の色に近いので裸足に見えて嫌だな


という声もありますが、


合わせてみると意外とそんなことないですよ。


スタッフでもベージュソックスを気に入っている人は沢山いますが、


着用している姿を見て


裸足なのかな?


と思ったことは一度もありません。



グレーパンツと黒靴の間に来るのがカラーソックスならコントラストが強く、ソックスだけが浮いてしまうかもしれません。しかしベージュならそれなりに馴染んでくれます。グレーですが少し茶の風味が効いているパンツにベージュソックスを合わせる感じも気に入っています。英国クラシックでもイタリアンクラシコでもない、フレンチチックな色合わせなのかなと個人的には思っています。



こちらはスタッフ大浦のスタイリング画像から拝借。茶スーツにストライプタイやタッセルローファでカジュアルダウンしたコーディネートに合わせるベージュソックス。あくまでカジュアルスタイルというところでいつものネイビーソックスではなくてカラーソックスを選んだのでしょう。このような茶のグラデーションコーディネートにもいい具合に馴染みます。


ちなみに大浦は当店の中でもソックス好き。様々なスタイリングでカラーソックスを合わせていますのでそちらも参考にしてみて下さい。


またカラーソックスの使い所が分からないという方は、カジュアルスタイルのときはカラーソックス、


ドレッシーなスタイルのときはダークトーンなソックスとしっかり棲み分けして考えると使いやすくなるのかなと思います。


でも、ここ最近パンツの裾幅が広くなってきたことに伴って


パンツの丈が長くなるケースも多くて、


とくにカジュアルスタイルの時なんてソックスが見えない日もよくあるのに


差し色としてのカラーソックスがトレンドなのは


矛盾してるんじゃないの?


と思われる方もいらっしゃるかも。


そこで、


最近見た


1980年のアメリカ映画


この映画、


主人公が


ニューヨークの街を


ひたすら放浪する内容。


とにかくその主人公の装いが


かっこいいのですが、


彼が


歩みを進めるたびに


チラッと見える白ソックス。


かっこいい!!!


こういうコーディネートをしたから


白ソックスを合わせているんです、


という計算なんてもうどうでもよくなってしまうような


クールがそこには映っていました。


放浪する主人公が足を動かすから


見えた白ソックス。


つまり洋服は体の動きに合わせて


形を変化していくものであるということです。


家でリラックスして


着られるファッション


というのがトレンドで、


時代や世の中の流れを考えると


家の中でも着用できるような洋服を


僕等も推奨しています。


しかし、時にはお洒落をして


街を放浪をすることで


家の中では見えなかったものが


見えてくることもある


ということです。


またそんな気分にさせてくれるのが


カラーソックスです。


そして


その映画を


見た次の日僕は


白のリブソックスを3本、


白の平織りソックスを2本


そして薄ベージュのリブソックスを2本


購入。

"物語というのは点と点を結んで


最後に何かが現れる絵のようなものだ。


僕の物語もそれだ。"

このご時世に


強く立ち向かっていくために


この春僕達が最も必要なものは


実はカラーソックスなのかもしれません。



イエキ


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