こんにちは無藤です。
タリアトーレのプレコレクションをご紹介しておりますが、本日は、新しくコレクションに加わったアイテムについてご紹介させていただきます。
タリアトーレといえばオリジナリティのある別注柄、別注素材のジャケットとスーツ、ピーノ・レラリオ氏らしいクラシックテーラードをベースとしながらもオリジナリティのあるデザインが挙げられます。
このように既に広く認知度が広がっているテーラードライン以外に、ニット、パンツ、レザーの各アイテムがコレクションに加わっておりました。

この素材のスワッチは新しいパンツコレクションのもので、ピーノ氏自身がすべて選んでいるとのことです。
ピーノ氏は、イタリア人の中でもものすごく繊細で仕事熱心な方です。ピーノ氏のデザイン画やパターンの修正を見ていると、その繊細な仕事っぷりが良くわかります。
新しいパンツコレクションがこちらです。裾幅21センチのシルエットから裾幅25センチの極太シルエットのものまで、5~6種類のシルエットが用意させています。
ウエストはドローコード入りのウエストゴムシャーリングでリラックスして履ける仕様になっています。
タリアトーレがこのようなシルエットのパンツコレクションを打ち出した事についてはビックリしました。
これらのパンツは、現在展開しているタリアトーレのジャケットとコーディネートするというのではなく、カジュアルウエアとしてパンツ単品として履くことをイメージしている商品だと思います。

ご覧のように太めのストレートラインが特に目についておりました。
ピーノ氏は強めのストライプ柄を特に推しており、インナーにTシャツを入れてタリアトーレのシャツジャケット着るコーディネートやざっくりとしたニットとのコーディネートがかっこいいというイメージだということです。
こちらのカセットではベーシックなパンツも見られますが、強めの柄のカーゴパンツが目を引きます。
先ほどピーノ氏が紹介してくれたコーディネート同様にこちらもシャツジャケットやローゲージニットとのコーディネートをイメージさせているコレクションだと思います。
これがタリアトーレのパンツコレクションにつけられる新しいロゴデザインです。TAGLIATOREのT・G・Tで構成されたロゴマークだということです。
今までもパンツの展開はありましたが、新たなロゴマークを付けたパンツコレクションというのは初めてで、レギュラーのタリアトーレコレクションとは別のコレクションだということを表しています。
とろこでルカ氏はなにをやっているのでしょうか?
お父様が一生懸命私たちにプレゼンテーションをしてくださっているのに「無藤 写真を撮ってくれ」とかちょっとはお仕事されたほうが良いのではないでしょうか。
でも、私はそんなおちゃめなルカ氏のことが大好きなんですね。もう5~6年、タリアトーレで仕事をされてすっかりスーツの着こなしが板についてきました。
ピーノ氏、ニットコレクションにも自信がある様子で、熱いプレゼンテーションでした。
パンツ同様に、従来のタリアトーレのジャケットやスーツにコーディネートするアイテムとしてのニットウエアではなく、ニット単体のコレクションとしてのラインナップです。
パンツコレクションのトップスにコーディネイトするのには相性が良さそうです。

ザックリとしていて前開きがかなり深めのスキッパーは街着としてはインナーにTシャツを入れて着るのが良さそうですが、ホテルのプールサイドで体が濡れたまま着てしまうなんていうキザっぽい演出も出来そうなスキッパーポロですね。
そのほかにもストライプのカーディガンや前身ごろの編立を3種類替えたベストなど、ピーノ氏の力の入れ具合を感じることができたニットコレクションでした。
ここでバイイングの光景に目を向けてみると、タリアトーレが大好きな店舗スタッフの齋藤くんと望月くんが楽しそうに商品を選定しておりました。
うれしそうな顔してますね。お店でこんなに幸せそうな顔しているの見たことないですよ。
そして選んだ素材の最終チェックは我々のビックボス中村が行います。
この瞬間はディレクターの小林にも緊張感が走ります。「ダメ出し」が出たらどうしようとハラハラしているのが良くわかります。
どうやら大丈夫だったようで、ビームスでは生地が決まった後に、ボタンも素材ごとに選んでいくという大変な作業が待っております。
このように、バイイングを細かく丁寧に行なっているからこそ、ビームスの顧客様たちからの信頼をいただくことができるのだと思います。
プレコレクションは始まったばかりです。
また、ほかのブランドをご紹介できればと考えておりますので、お楽しみにしていてください。
ビームスの店頭では、半そでシャツやリネン素材のアイテムなど盛夏の商品が多数入荷してきております。
是非、夏のアイテムをビームスでお探しになられてみてください。
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