25AW〈Brilla per il gusto〉LINE UP〜スーツ、ジャケット編 ①〜

本重 健吾 2025.07.04

こんにちは!



本重です!








 

今日は25AW〈Brilla per il gusto〉LINE UP  


 

〜スーツ、ジャケット編 ①〜です。





それではさっそく。




(ご紹介するアイテムは25年秋冬シーズンに展開予定のアイテムです。生産中止や納期遅延などの可能性もございます。予めご了承ください。また、各アイテムについてのお問い合わせにつきましては恐れ入りますが、店舗のメンズドレス担当スタッフまでお願いいたします)







 

「〜elegance and luxury〜。今シーズン、というよりも〈Brilla per il gusto〉が掲げるテーマそのものです。ヨーロッパのドレススタイルでは上質な素材、品のある色遣いを用いたラグジュアリーなスタイルが25年秋冬も継続して多く打ち出されていました。これは〈Brilla per il gusto〉が表現する世界感とも非常に共通する部分が多く、今シーズンもよりその時代性を感じさせる”上質さ”をコレクションに落とし込んでいます。そこに〈Brilla per il gusto〉らしい艶を感じさせる色、アイテム使いを加えたラインナップを提案します。カラーでは”ライトベージュ”、”グレー”といった品のあるキーカラーをベースに、次シーズンは大人の男性が持つ品のある色気を”ダークブラウン”、”ブラック”、”キャメル”などを用いて表現しています。その他にも”グリーン”に”ブルー”など、落ち着いたトーンになりがちな秋冬シーズンを華やかに彩るカラーも織り交ぜて展開。難しいことは考えずに、サラッと羽織るだけで好印象に見える。そんな上質なコレクションを〈Brilla per il gusto〉は25年秋冬シーズンも提案していきます」



 

「それではさっそくですが、〈Brilla per il gusto〉のジャケットとスーツをご紹介します。まずはジャケットから」



 

「〈Ermenegildo Zegna〉の”CASHCO”を使用したジャケット」


 

「カシミアと繊細なエジプシャンコットンをブレンドしたミックスファブリックが”CASHCO”。カシミヤならではのしっとりとした滑らかなタッチに、コットンのハリとタフさ。その両方の良さを併せ持ったハイクオリティなバランス感が特徴的な生地です。こちらはグレイッシュな色出しがポイントで、柔らかく品の良い顔つきをしています。上質かつラグジュアリーでいながら、ほどよいラフさも備えている。そんな大人の一着に仕上がりました」



 

「同じく〈Ermenegildo Zegna〉より、”TROFEO CASHMERE”というシリーズの生地を載せたジャケット」


 

「ブランドを代表する生地のひとつ”TROFEO”。そこにさらにカシミヤをブレンドしてよりリッチな風合いに仕上げた生地が”TROFEO CASHMERE”です。うっとりするほどのタッチとしなやかさを見せてくれ、その美しい艶感には品の良い色気が漂います。ウール×カシミヤのベースにシルクをブレンドしたこのネイビーブルーのジャケットはほどよいスラブ感が特徴で、シンプルながら奥行きのある洒落た仕上がりです」



 

〈Ermenegildo Zegna〉より”HERITAGE”。1930年代のスタイルを基に糸使い、組織、デザインを復刻させたシリーズ。オリジナルの存在感あるヘリテージさは残しつつ、軽量に仕上げることでモダンに表現されています。やや明るめのグレーヘンボーンはくすんだ色出しがポイント。ウール、シルク、リネンの3者混をベースにポリウレタンを混紡することで、さらっとした質感にしなやかな着心地を実現させました



 

「こちらも〈Ermenegildo Zegna〉の”TROFEO CASHMERE”。ナチュラルカラーを基調とし、ブラウン〜レッドのニュアンスある柔らかな色で表現されたグレンプレイドが目を引く一着です。ウール×カシミヤ×ポリウレタンのミックスファブリックは、滑らかなタッチにしなやかなストレッチが加わり、極上の着心地を見せてくれます。カシミヤらしい上質な色出しも魅力です」


 

「〈Ermenegildo Zegna〉。カシミヤ100%のグレンプレイドジャケット」


 

〈Ermenegildo Zegna〉のカシミヤは世界最高品質のカシミアの産地であるモンゴル産のものが用いられており、そこからイタリア北部にある「オアジ・ゼニア」というブランドの持つウール生産牧場兼工場に運ばれ最高品質のカシミア服地へとなっていく、こだわりの詰まった最高のカシミヤです。こちらのジャケットはカシミヤらしい柔らかな膨らみと滑らかさ、そして繊細な色出しが上質な存在感を示します。クラシックで重厚な柄行きながらモダンなラグジュアリーさが漂っており、大人の色気を纏った絶妙な仕上がりです



 

「〈FERLA〉。ウール×アルパカの生地を載せたヘリンボーンジャケット」


 

「アルパカの中でもより繊細なベビーアルパカを用いることで、アルパカらしいボリューム感を持ちつつも軽やかで滑らかなタッチに仕上げられています。ブランドらしい素朴な風合いも特徴で、ナチュラルでいながらラグジュアリーといった、こなれたリッチさを備えた仕上がり。落ち着きと品のあるカラーが、秋冬シーズンの着こなしを上質に映してくれます」



 

「同じく〈FERLA〉より、グレンプレイドのジャケット」


 

「ウール×アルパカ×ナイロン×シルク×リネンという複雑な素材構成らしい、風合いの奥行きが特徴的。こちらも同様にベビーアルパカを用いており、滑らかなボリューム感を備えています。リネンが混じることによりヘリテージな質感が増し、より立体的でクラシックな空気感を纏った仕上がり。ざっくりとしたタッチと柄出しで、ジャケットとしての存在感も十分です」



「〈FERLA〉より、ウール×アルパカ×ナイロンで表現されたフランネルジャケット」


 

「フランネルらしい縮絨の目の詰まりを感じつつ、表面をミルドフィニッシュにすることで滑らかな手触りとソフトな雰囲気がある質感に仕上げられています。ほんのりとくすみがかった柔らかな色出しもポイントで、スポーティながらエレガントな色気のあるブラウンシェパードチェックを見せてくれます」



 

「〈LORO PIANA〉社の”CASHMERE AWARD”というシリーズの生地を用いたジャケット」


 

「〈LORO PIANA〉社が認定しているカシミア原毛の中でも厳選されたものだけを用い織り上げられた、カシミア服地の中でも最高級の服地が”CASHMERE AWARD”。ふわっとした弾力に柔らかく滑らかなタッチ、品のある美しい色出し。とろけるような質感ながらしっかりと芯を持っており、仕立て映えも抜群です。こちらは他にはないような、淡いグリーンの上質なニュアンスを含んだ色遣いがポイント。都会的な色気を纏うジャケットです


 

「ブルーのグレンプレイド。同じく〈LORO PIANA〉社の生地を載せています


 

「ウールをベースに僅かにシルクをブレンドすることで、上質で柔らかな軽さを保ちながらツイーディーに織り上げた一着。敢えて4plyで織り上げることで、繊細かつ立体的な膨らみある質感を表現しています。グレイッシュなブルーに杢調に糸が浮き上がっており、シンプルながら深みのある魅力的なバランス感を有しています」


 

〈LORO PIANA〉社のウールジャージー生地を載せたブラックのジャケット。シャトル織機でゆっくりと織り上げられたこちらの生地は、ジャージーのようなしなやかなニット効果とクラシックな服地の特性を結び付けることで着た人の体の動きに適応するように設計されています。はっきりとした綾目の立体的な表情もポイントで、ブラックのシックな表情を和らげ、ラグジュアリーな色気のある雰囲気に。都会的でクールなムードを堅すぎずリラクシーに纏える一着です


 

「〈CARLO BARBERA〉の生地を載せたウインドーペンジャケット」


 

ナチュラルなグレージュをベースにグラデーションのチャコール、そして綺麗なブルーを重ねたエレガントなパターンが目を引きます。ウール×シルク×ナイロン×コットンの4者混で表現された生地は、さらっとした滑らかなタッチに品の良い光沢感がブランドらしい上質な仕上がり。秋冬シーズンを柔らかく彩る、大人の色気をしっとりと漂わせるような一着です」




 

「ブラウンソリッドのジャケット。〈CARLO BARBERA〉の生地は2本ずつのタテヨコ双糸で織り上げることで、しっとりとしていながらも立体的な表情のある仕上がりに。ウール×カシミヤの柔らかなボリューム感も特徴で、シンプルなブラウンソリッドのジャケットながら、奥行きある表情をしたこなれた一着となっています


 

「〈E.THOMAS〉の生地を載せたチェックジャケット」


 

「オーストラリアの最上品質のウールとモンゴル産のカシミアをブレンドしたミックスファブリック。滑らかなラグジュアリーなタッチでいながら、杢糸を使用することで立体的な存在感を見せてくれる仕上がりに。グレーのグラデーションで表現されたチェックの色合いも柔らかくモダンで都会的。大人の品ある色気を纏う一着です



 

「モノトーンで構成したシェパードチェックのジャケット。ウールをベースにベビーアルパカとシルクをブレンドした〈FERLA〉の生地は、滑らかな肌触りと品ある光沢感がポイント。クラシックな柄出しながら強すぎず、柔らかな奥行きのある表情が魅了的です。〈FERLA〉らしい素朴さはやや抑えられ、都会的な質感で仕上げられている点もポイントです



 

〈Ermenegildo Zegna〉の”TRAVELLER”シリーズの生地を載せた6つボタンダブルのネイビージャケット


 

「ブランドでも定番とされる”TRAVELLER”。強撚糸を用いることによる高い防シワ性が特徴で、その名の通り出張やビジネスシーンに最適な生地。それでいて、ブランドらしいラグジュアリー感は保っており、ハイクラスな質感を演出してくれます。さらにスリーシーズン着用が可能なちょうど良いウェイトもポイント。長いシーズン愉しむことができる頼りになる一着です



 

「〈LORO PIANA〉社の”365”シリーズの生地を載せたネイビーブレザー。”365”とはその名の通り、世界中のどこに居ても365日着用できるという特別な設計で織り上げられた生地。自然な光沢感、吸湿性、弾力性を持った、ウール服地に求められるすべての特性を最高の状態で持ち合わせています。こちらは胴、袖裏地なしのライトジャケットのモデルに載せており軽く、扱いやすい点もポイント。デイリーシーンをハイクオリティに映してくれる一着です」



 

「こちらはNAKAMURA Recommendの一着。モデルは”NAPOLI MODEL”で、傾斜のついたゴージラインが特徴的」


 

「〈FOX BROTHERS〉らしい大柄のタータンチェックが目を引く一着です。生地自体はやや〈BEAMS F〉寄りな表情をしていますが、この”NAPOLI MODEL”に載せたくこちらで展開しました。ナチュラルにグリーンとネイビーのコンビネーションは全体的にくすんだトーンがポイントで、大柄のチェックでありながら落ち着きある洒落た雰囲気でまとまっています。コーディネートはそれほど考えず、シンプルに合わせていくイメージです


 

「もう一着はこちら。〈TAGLIA DI DELFINO〉のハウンドトゥース生地を載せたジャケット。一見シンプルなハウンドトゥースですが、ナチュラルベースにインディゴブルーというこなれた色遣いで構成された気の利いた仕上がりです。おそらく皆様ワードローブにあるであろうシャンブレーやデニムのシャツにさらっと合わせるだけで、大人っぽく洒落たコーディネートが完成します。キャメルやブルーの色を拾ったタートルネックニットを重ねても良いですね。〈Brilla per il gusto〉らしい、シンプルで上質な洒落感を表現できる一着です」




 

「続いてスーツです」

続きは次回に。

25AW〈Brilla per il gusto〉LINE UP〜スーツ、ジャケット編 ②〜です。

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本重





 

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