25AW〈Brilla per il gusto〉LINE UP〜アウター編 ③〜

本重 健吾 2025.07.10

こんにちは!



本重です!




今日は25AW〈Brilla per il gusto〉LINE UP  


 

〜アウター編 ③〜です。





それではさっそく。




(ご紹介するアイテムは25年秋冬シーズンに展開予定のアイテムです。生産中止や納期遅延などの可能性もございます。予めご了承ください。また、各アイテムについてのお問い合わせにつきましては恐れ入りますが、店舗のメンズドレス担当スタッフまでお願いいたします)






 

「〈D.C.WHITE(ディーシーホワイト)〉。2016年に日本で誕生した〈D.C.WHITE〉は、アメリカ東海岸由来をルーツに持つアイビースタイルをベースに、モダンな要素を加えた洗練されたコレクションを展開するブランド。メンズドレスウェア業界で長年の経験を積んだディレクターと製作チームによる、本質的かつリュクスなメンズウェアを多数展開しています」



 

「こちらはインラインのモデルから別注リクエストにて〈Brilla per il gusto〉仕様にリファインしたサファリジャケット。元々あった、エポーレットやエルボーパッチなどのスポーティなディテールを廃し、ポケットにはボタンを付属することで、大人らしいドレス感を纏った一着に仕上がりました。ウール×ナイロン×アルパカのグレンプレイドは、ほどよい膨らみと滑らかなタッチを有しており、暖かみがありながらも軽い質感がポイント。重たくなく、リラクシーに羽織れる一着です」



 

「同じモデルのコットンコーデュロイ素材。細〜中畝ほどのちょうど良いコーディロイの立体感で、柔らかく滑らかなタッチが上質な心地よさを感じさせてくれます。やや浅いネイビーの綺麗なカラーリングが目を引き、秋冬シーズンに洒落て映えてくれる一着です」



 

「〈M.I.D.A.〉。もはや定番となりつつある別注のM-65」


 

「インラインのモデルからサイジングを変更し、さらに素材も秋冬用のものを一から探し作り込んだというこだわりの一着。滑らかなタッチのポリエステル生地は、シワ加工を施したことでコットンライクなナチュラルな表情に仕上げられており、機能的ながらオリジナルに劣らないこなれたムードを纏っています。ライナー付きにより高い保温性も備え、長いシーズンで愉しめる一着。25年秋冬シーズンではオリーブ、ネイビー、ブラックのラインナップ。間違いのない男の定番です


 

「新型のステンカラーコート」


 

「日本の気候に対応しやすいように中綿入りのライナーを付けたステンカラーコート。ほどよくゆとりがありながらもベースはシャープに仕上げることで、ビジネスシーンにも相応しい都会的な印象に。着丈も長すぎず、通勤などで着用しても違和感なく上質に馴染んでくれます。先ほどのM-65と同じ素材を用い、コットンライクなポリエステルファブリックが機能的かつ上品な質感。オンオフ問わず装える汎用性の高い一着です」



 

「〈East Harbour Surplus〉。NAKAMURA Recommendの一着です」


 

「ブランドの定番アイテムであるプリズナーシャツをベースとしたアイテム。緩やかなゆとりのあるシルエットに肉厚な太畝コーデュロイ生地を使用することで、ウォームなリラックス感のある雰囲気に仕上がっています。ポイントはこの色出し。ピスタチオグリーンとベージュの淡く、柔らかなカラーリング。グレイッシュな色調で、大人の洗練された甘いニュアンスを演出してくれます。軽い質感も魅力で、肩肘張らずしなやかに纏うことができる一着です」



 

「〈hevo〉。モデル”SURBO”」


 

「昨シーズンリリースされた新作のコート。打ち合わせの浅いダブルのフロントに、Aラインに膨らみながらやりすぎない洗練されたリラックスシルエットが特徴的。こちらは別注にて中綿分量を抑え、よりシャープに仕上げています。ミニマルなデザインとブランドらしい優雅なシルエットは健在。ほんのりとモードなムードも感じる、都会的な顔つきが魅力です


 

「同じモデルのグレンプレイド。ウール×ナイロンの柔らかな膨らみと、綺麗な色出しが上品な質感を醸し出す一着。見た目のクラシックさとは裏腹に、着心地は軽くモダン。しっとりとしたタッチとしなやかなドレープで、大人の色気を漂わせます。このほかに定番の”BRINDISI”も展開。ブラウン、ネイビー、ブラックのカラー展開予定です」



 

「〈Brilla per il gusto〉で企画したロングピーコート。定番のアルスターコートよりも重厚感が抑えられ、より軽快かつリラクシーに装える一着です。フロントは碇ボタンではなく、シンプルなものをつけることでドレス感を損なわず洗練された印象に。ちょうど良い着丈のバランスもポイントです(サンプルにつき、生地が異なります。実際はウール×カシミヤの生地を載せる予定となっています)」



 

「〈EMMETI〉。継続モデル”JURI BEAMS 3”は、コレクションにさらに奥行きをつけて展開。表革に加えて、ブラックスエードにネイビースエード、ダークグレースエードと、シックなカラーをラインナップしています」


 

「モデル”AVON”。テーラードフィッティングで作られたムートン素材のピーコート。しっとりと上質なムートンを使用しながらも、ありがちな重さを感じさせないラグジュアリーな仕上がり。ブランドらしい洗練されたシルエットが、都会的なボリューム感の色気ある表情で見せてくれます。マロンという柔らかなニュアンスのカラーリングも魅力的。優しげな大人の甘さを漂わせる一着です



 

「〈TATRAS〉。モデル”BORBORE”」



 

「こちらは別注にて仕上げた一品。インラインのモデルをベースに、柔らかな着心地が特徴の生地に載せ替えたフーデッドブルゾン。袖口をリブ仕様に、ダウンではなく中綿を採用することで、機能性と高いコストパフォーマンスも実現。もちろんデザインはブランドらしい無駄のないソリッドな顔つき。スポーティながら、大人らしいミニマルな都会感で装える一着です」



 

「〈AUBERGE〉。モデル”AWARD”


 

「最もエレガントなアメリカ海軍メルトンを目指し、辿り着いたのがこのSuper160'sのウールxカシミアxビキューナのミックスファブリック。高級獣毛だけではキューティクルが足らず糸が絡まないのでコシの強さが出ず、マニッシュなアウターとしては優しすぎる顔になってしまうところに、Super160'sのカシミアと幻のビキューナのミックスにより、適度な縮絨感と光沢、しっとりとしたぬめり感の表現に成功しています。その生地のクオリティを引き立たせるべくシンプルを極め、極力ディテールを廃したデザインと、ボリュームを抑えたモダンなフィッティングもポイント。袖にはブランド定番の北海道産カーフレザーを使用し、全ての素材を日本由来のものとしています


 

「モデル”GEORGE”。ブランドの名作”KOLLAR JACKET”のビキューナメルトンバージョン。素材は先ほどのものと同じものを載せています。メルトンと言うとどうしても重厚なアウターを作りがちですが、こちらはCPOシャツ的なジャケットで仕上げられているため、ライトに着用が可能です。しっとりとした質感が、大人らしくしなやかに身体を包み込みます


 

「モデル”TRIDENT”。漁業で使用される網を粉砕してリサイクルした漁網ナイロンをタテ糸に配したオーベルジュクロスを載せたダウンジャケット。超高密度であることは言わずもがな、タテ糸に漁網ナイロンを使うことで生地強度を圧倒的なものに仕上げています。ギザコットンをチャコールに、漁網ナイロンをネイビー、オリーブに染め織り上げることで、奥行きある微妙なトーンを表現しています。デザインは英国海軍サブマリンジャケットをデザインベースにミックス。オリジナルは中綿のところ、こちらはダウン90%、フェザー10%でリッチに仕上げました。象徴的なハイネック部分は、開けて着るとダイナミックなシルエットとなり、古着やスポーツブランドにはないモードなフォルムを見せてくれます」




 

「モデル”REGIONS”。デザインは英国のコールドウェザーパーカのフードとポケット、米国のN3A,Bのシルエット、ディテールを織り交ぜた、ミックス感のある独特な表情が特徴的。フードのセンターにファスナーを付属し、それを開いて着用するとコヨーテが肩掛けショールのようになり印象をガラッと変えることが出来ます。素材はこちらも漁業で使用される網を粉砕してリサイクルした漁網ナイロンをタテ糸に配したオーベルジュクロス。フード内側にはアルパカ混のウールボアを使用しており、デザインのこだわりは然ることながら着心地への追求も惜しまず作り上げました」


 

「モデル”CONNERY”。先ほど出てきたビキューナメルトンを使用し、ヴィンテージガウンをモチーフに仕上げたラップコート。大きめな襟、ダブルの前身頃の大分量を生かした動きのあるラフな着こなし、そしてすべてのボタンを閉めかっちりまとめると、ミリタリーを思わせる精悍な顔立ちとなる一着。ウエストを止めるレザーダブには〈DUPUY〉のレザーを使用し、細部までこだわりを詰め込んでいます」



 

「〈LECTEUR(レクトゥール)〉。NAKAMURA Recommendの一着です」


 

「こちらは一昨年私が個人オーダーしたコートです。バルカラーとテーラードカラーを合わせたような表情の襟が特徴的なコート。ターンナップカフにほどよいゆとりのあるシルエットと、50年代のムードを感じさせる一着です。ベースとしたアイテムがあるわけではなく、完全に私のオリジナルでオーダーしたものとなります」


 

「オーセンティックなハウンドトゥース生地は英国の〈Abraham Moon&Sons〉。ハリとコシがありながら綺麗なドレープで見せてくれ、クラシックで上品な顔つきをしています。フロントを開けて着流しても良いですし、トップまで締めて緩やかなAラインのシルエットを出していく着こなしもエレガントで洒落ています」


 

「〈l’impermeabile〉。同じくNAKAMURA Recommendの一着です」





 

「ドライワックス生地を使用したコート。インラインのものからスラントポケットに変更し、80年代のフレンチアイビーを彷彿とさせる一着に仕上がりました。ワックスドコットンながら、ベタつきのないマットなハリのある質感が特徴的。ややグレイッシュなイエローベージュの色出しに裏地もトーンオントーンのチェックと、スポーティながら大人らしい品の良い洒落たムードを纏っています。襟のコーデュロイは取り外し可能なため、着こなしの幅も広い一着です」





 

「以上でアウターが終了です。次にニット、カットソーにいきましょう」

ということで次回、25AW〈Brilla per il gusto〉LINE UP〜ニット、カットソー編〜です。

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本重





 

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