Callingは世界中を旅しながらものづくりをしています。
そしてお店は持たずいろいろな場所で期間限定のお店を開き出会いを大切にしながら過ごしています。
東京近郊でお店を開くときに必ず商品と一緒に連れて行く作品があります。
それがGeorge Nakashimaの作品。

彼を象徴するこのベンチ。
Calling Tokyoでも桜を一番美しく鑑賞できる場所に配置しました。
ここに座っていると木の温もりと座り心地の良さに時間を忘れて過ごしてしまう。

このお盆休み。
George Nakashimaのものづくりの姿勢を知りたくて香川県を訪れました。
静かな森の中に佇む建物の中で静かに展示されている作品たち。
木の声を聞き、家族との時間を大切にしながらものづくりに向き合った彼の人生を感じられる時間。
何故だか涙がポロポロと流れた。
木の節やダメージがある木を好んだ作家。
大量生産にはネガティブに感じられるひと癖ある木をあえて使いその部分を活かすものづくり。
デザインをするというより木の息遣いを感じながら一つ一つ生み出していたのだと知る。
毎回どうしても彼の作品をCallingの場所に運びたいと感じていた理由が漠然と合致した。
私が日々出会う素材が放つエネルギーに似た感情を遥か昔に感じていたのではないかと想像する。
とても静かな貴重な時間。
せっかく香川を訪れるならともうひとつ訪れた場所がある。
イサム・ノグチ庭園美術館。
ここも長年行きたくて行きたくてやっと行くことができた。

彼が晩年過ごした場所。
ご自宅とアトリエ。
彼が最後に日本を経つその日彼が整えたそのまま残されていた。
撮影も触ることも許されず。
その時の、彼の息遣いが聞こえるような状態で大切に残された場所。
ニューヨークと香川。
二つの拠点で最後の最後まで作品を生み出していた場所。
とにかく美しい空。
日本の美と西洋の美が美しく共存する場所。
二つの場所を訪れて、二人のアーティストと向き合って。
優しさと、地球の中に何かを生み出すことに対する敬意と謙虚さを知る。
Callingにとってとても大切なことを体いっぱいに感じた旅になりました。
そして香川といえばうどん。
たくさん食べてたくさん感じてたくさん歩いた夏休み。
これから続くCallingの旅の原点ともいえる場所への旅。
少しづつ。
一つづつ。
丁寧に。
感じるままに。
出会いを大切にしながらの旅はつづく。
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