スタッフ「佐藤 幸子」の記事

京都にて。


 昨日から京都でCallingを開催しています。

少し前。

京都の方から急にご連絡をいただく。

それが今回お邪魔しているSIGHTS KYOTO。

 私たちの場所でCallingをやってみていただけませんか?

と。




突然のご連絡に驚きながらもなんだかワクワクしたのでリモートでお会いする。


京都のお話し。

歴史のお話。

SIGHTS KYOTOチームが考える未来のお話。

Callingチームとの相性。

リモートなのにこんなに心が繋がることってあるんだなという1時間。




そして月曜日に京都に到着。

はじめて訪れるSIGHTS KYOTO。

はじめてお会いする人たち。




はじめて長屋の店内を作り込む。

難しい。


けど面白い。




そして迎えた昨日の初日。

人通りの少ない小道に佇む場所。

お客様のご来店を心配していた前日。

初日を迎えると、京都をベースに活躍する職人様。

芸妓様、 SIGHTS KYOTOで働いている方々のご家族。

次々に訪れる。

まさに呼ばれました。

 Callingされました。

そんな時間。





今回は土曜日までと限られた時間。

毎日の出会いを楽しみます。



夏が終わり秋に向かう

ファッションの仕事をしているとどうしても速さの勝負になったりする。

どこよりも早く。

誰よりも早く。

多くの情報を。

私自身もずっとそれを”正”としてとにかく急いでいた気がする。

業界的には今月から秋冬がスタートする。

すごくパキッと新しいシーズンがはじまる8月下旬。

どこのお店も今週あたりからニットやコートの紹介が始まる。

この時期は新しい素材がお店に並びワクワクする季節。

でも私たちの日常は。

昨日が来て。

今日が来て。

明日が来る。

グラデーション的に静かに季節が変わる。

少し秋めいてくる日もあれば

真夏のような日もある。


そんな日常をCallingはグラデーション的に楽しみたい。

それを実現するのは何Wayにも着用できるアイテムたち。

この時期おすすめの商品を少しご紹介したい。



Compact Jersey Flare Tank

カットソー生地のシャツコレクション。

このアイテムは何度かBlogでもご紹介している。

真夏はこのLOOKが大好評で私もこの夏このコーディネートで過ごした。

そして、Marie着用のこの感じ。



Compact Jersey Flare Tank

Cut & Sew Shirt Dress


多分通年着用できる。

そして最近私があみ出したこの着用。


マキシドレスのように見えるのです!

季節の変わり目は朝と昼と夜とで気温差が半端ない。

その時間に合わせて洋服が私たちに合わせてくれる。

そんなコレクションを目指しています。

CATHRIでもそんなアイテムを豊富に扱っている。



CATHRI Shirt Maxi Dress


夏をイメージにて撮影したLOOKだけど秋冬を想像するとまた気分が変わる。

ブーツを合わせて。

インナーに暖かな素材を合わせれば一年中着用できる。

洗い晒してお家でも外でも。

カシミヤのカーディガンとモカシンを合わせても良さそう。

最近思うこと。

毎日のファッションはその日の気候があってこそ。


どんなに猛暑でも。

そんな日だからできるファッションを楽しむこと。

ここ数十年で地球の季節は圧倒的に変わった。

昔でいう冬素材。

夏素材。

そんな概念自体どうでも良くなる。

今日心地よく過ごせる素材。

そんな気持ちで日常を過ごす人へ。

Callingのコレクションが皆様の日常に寄り添えたらと思う。



Callingを構成する作品たち

Callingは世界中を旅しながらものづくりをしています。

そしてお店は持たずいろいろな場所で期間限定のお店を開き出会いを大切にしながら過ごしています。

東京近郊でお店を開くときに必ず商品と一緒に連れて行く作品があります。

それがGeorge Nakashimaの作品。





彼を象徴するこのベンチ。

Calling Tokyoでも桜を一番美しく鑑賞できる場所に配置しました。

ここに座っていると木の温もりと座り心地の良さに時間を忘れて過ごしてしまう。




このお盆休み。


George Nakashimaのものづくりの姿勢を知りたくて香川県を訪れました。

静かな森の中に佇む建物の中で静かに展示されている作品たち。

木の声を聞き、家族との時間を大切にしながらものづくりに向き合った彼の人生を感じられる時間。

何故だか涙がポロポロと流れた。

木の節やダメージがある木を好んだ作家。

大量生産にはネガティブに感じられるひと癖ある木をあえて使いその部分を活かすものづくり。

デザインをするというより木の息遣いを感じながら一つ一つ生み出していたのだと知る。

毎回どうしても彼の作品をCallingの場所に運びたいと感じていた理由が漠然と合致した。

私が日々出会う素材が放つエネルギーに似た感情を遥か昔に感じていたのではないかと想像する。

とても静かな貴重な時間。


せっかく香川を訪れるならともうひとつ訪れた場所がある。

イサム・ノグチ庭園美術館。

ここも長年行きたくて行きたくてやっと行くことができた。




彼が晩年過ごした場所。

ご自宅とアトリエ。

彼が最後に日本を経つその日彼が整えたそのまま残されていた。

撮影も触ることも許されず。

その時の、彼の息遣いが聞こえるような状態で大切に残された場所。

ニューヨークと香川。

二つの拠点で最後の最後まで作品を生み出していた場所。

とにかく美しい空。

日本の美と西洋の美が美しく共存する場所。


二つの場所を訪れて、二人のアーティストと向き合って。

優しさと、地球の中に何かを生み出すことに対する敬意と謙虚さを知る。


Callingにとってとても大切なことを体いっぱいに感じた旅になりました。

そして香川といえばうどん。

たくさん食べてたくさん感じてたくさん歩いた夏休み。


これから続くCallingの旅の原点ともいえる場所への旅。

少しづつ。

一つづつ。

丁寧に。


感じるままに。


出会いを大切にしながらの旅はつづく。

https://www.beams.co.jp/calling/



なぜか昔から惹かれるモチーフ


HIZEN jewelry 武雄焼 Studded Motif Bangle


スタッズ。

いつからだろう。

カジュアルなスタイリングにコーディネートしたくなったのは。

エルメス?

ルブタン?

ヴィヴィアン?

チャーチ?

覚えていない・・・。

ただこの強いモチーフが少し大人な雰囲気にしてくれるから好きになった記憶がある。

武雄焼のジュエリーデザインをしていた時。

柔らかい印象の陶器だからこそのデザインをずっと考えていた。

そこでデザインしたのがスタッズコレクション。




HIZEN jewelry 武雄焼 Studded Motif Ring


毎回ものづくりに伺う佐賀県。
お会いするたびにいつも柔らかな物腰で私のリクエストに耳を傾けてくださる華伝さん。

スタッズの強くエッジが効いたところが空きたから武雄焼で実現できないかとご相談。

そこで最終的に行き着いたのは金属のように見える釉薬をかけていただきまるで金属のような質感に仕上げてもらう。

そしてジュエリーとしての仕上げはジュエリーアーティストの萩原さんが正しく同じ角度で成形した金属と組み合わせた。

スタッズ独特の強さと陶器の質感により新しいジュエリーが生まれた。


HIZEN Jewelryのコレクションは、数百年続く伝統的な手法と現代のファッションの感覚を違和感なく融合しながら生み出すジュエリーです。

意外とどんなスタイリングにもマッチするので是非コレクションを見ていただけたらと思います。



期間限定のお店を新宿と京都で開催します。お時間ある方は是非いらしてください。


https://www.beams.co.jp/news/4943/

200年前と100年後

CATHRIを始めた時に思ったこと。

100歳まで着れる日常着をつくりたい。

そんな思いを持ちながらデザインをはじめた。

久留米絣が生まれた1800年頃と未来の2100年頃のことを想像する。




今も変わらない手法を続けている久留米絣。

新しい手法を取り入れる久留米絣。

久留米絣がゆっくりと変化していく中でCATHRIとして寄り添えること。

それは今開発されている。

今の時代の素材との組み合わせ。

もしかしたら100年後はこれが作ることが難しい素材になっているかもしれない。

そんなこと想像しながら今出会う素材と向き合う。

そこからデザインを考えていく。




そんな積み重ねで生まれているのがCATHRIです。

この暑い日々。

現代の素材を作る皆様はこの天候でも心地よい日常を過ごせる素材を必死で開発している。



https://www.beams.co.jp/item/calling/one-piece/60260012120/

このドレスは日本の伝統的な「すだれ」から発想を得た素材。

通気性と紫外線を遮る機能を併せ持つ機能素材と久留米絣を組み合わせました。

通気度50㎤/(㎠・s)以上の通気性と紫外線遮蔽率85%以上のUVカット性、吸水速乾が主な特徴の素材。

日本の猛暑日を耐え抜く、日々の暮らしのなかで動くときに涼しく感じられる素材です。



https://www.beams.co.jp/item/calling/shirt/60010001120/

https://www.beams.co.jp/item/calling/pants/60250001120/
このセットアップはシワができてもササっと手で撫でるだけで形態回復するメモリータイプの素材。

久留米絣の組み合わせることでカジュアルすぎない上品な仕上がりになったと思う。

撥水素材でもあるため外出時の急な雨にも効果を発揮する素材。

猛暑に加えゲリラ豪雨にも見舞われる昨今。

ファッションでありながらその人の日常を生き抜くギアになったらなと思う。

止水ファスナーを施したポケット付きのショーツは手ぶらで出かけられるのでそこもかなりおすすめポイント。

メンズライクな『Solotex®Synex®』と久留米絣の組み合わせがAll Genderなセットアップを実現しました。


200年前のカジュアルが今の時代の生活にもある。

ゆっくりとそれぞれの人に馴染む服であって欲しい。



昔も今も変わらないものづくり

今年BEAMSは50周年を迎えました。

その歴史の中の半分以上を経験しているという少し恐ろしい気持ちになる今日この頃。

50周年の試みの中でとても懐かしいものに出会いました。

今行われているSALEの紙袋にわたしが若い頃に手掛けていたことの片鱗を見かけました。

(ちなみにCallingはファッションタームと少し距離を置いているのでコレクションをSALEにすることはありません・・・・。)




2010年から2013年。

わたしがまだ30代だった頃、Ray BEAMSというレーベルのディレクターをしていました。

ディレクションを始めた時に最初にやったことは新しいネーム作りとコンセプトシート。

その時代に作ったネームが今回の袋にチラッと登場しています。




その頃作ったコンセプトは、女性が一生かけてシックな生き方を見つけられる服。


そのコンセプトの中で商品を生み出していました。

様々なカテゴリーに分けて商品を作っていました。

コレクションの中でも定番になりうる商品に付けていたのがこのネーム。

このネームを作った経緯はいつものようにわたしの妄想からスタート。

クローゼットの中である日洋服を見つけた孫娘が言う。

”おばあちゃんこのネーム可愛い!”

そんなシチュエーション。


そんな未来を想像しながらネームデザインを考える。

数十年経過しても古くならないビジュアル。

花?虫?動物???

その中で一番多くの人に幸せな気持ちを与えるモチーフ。

そして100年経っても古くならないもの。

それがひまわりでした。


夏の今。

庭のひまわりも咲いているこの季節。

いつもこのネームのことを思い出します。

3年間しか使われなかったネーム。

全ての商品に袖を通しチームでデザインしたオリジナルコレクション。

だいぶん昔の若く働きまくっていた時代。

全員が20代と30代で毎日ファッションと格闘していた時代ふと思い出しました。


50年という歴史の長さと時の経つ早さを感じる今日この頃。

Parisでのお供たち

先週無事に帰国して未だPARISの余韻に浸る日々。

今回のParisでは毎日素敵な人たちとの出会いに恵まれました。





OGATAとCallingとの相性は私たちが驚くほどベストマッチでした。

Callingのコレクションはものづくりをじっくりおこなっているのでとにかくお話しする内容が深い。

有田焼、鍋島焼、武雄焼、嬉野吉田焼、唐津焼など日本を代表する陶磁器の話。

そして久留米絣のお話。

そして今回の会場であるOGATAは建築物としても価値のある場所。

内装をじっくりご覧になるお客様とものづくりのことをいろいろなお話ができた。


そして今回全てにおいてお世話になったシャルルさんとの一枚。

リモートでも何度も。

現地でも何度もお話を重ねた。

本当に仕事ができて優しく素敵な方。

次もご一緒しましょうと嬉しいお話をしつつ、最後はリゾートへ旅立っていきました。




Parisでは今まで作った洋服を私物として持っていきました。

CallingやCATHRIのお洋服がParisでどんな気持ちで着ることができるかも大きな目的の一つ。

今回活躍したアイテムは少しだけご紹介します。


CATHRIのガウンは丸めても持ち運べるのでとても重宝しました。

そしていつもこのCallingのショルダーと共にお出かけ。




Callingのストライプのドレスは驚くほど軽く荷物にならない。

そして涼しい。

わたしが訪れた時は40度を越す猛暑。

このドレスのおかげで涼しく過ごすことができた。

これは猛暑の中の撮影を険しい顔でこなすわたし・・・。





そして毎日首から下げていたマルチネックレス。

お部屋のカードキー。クレジットカード。トランクの鍵。

全てがここにいてくれるので安心の日々。




そして今回最も活躍したのはこのシリーズ。

布帛見えするけどカットソー生地。

ブラなしで着ることができるキャミとロングシャツワンピース。

飛行機の中でもストレッチが効いているので楽チン。

わたしの後ろ姿がワイルドすぎて自分でもびっくり。




40度を超えるとお洒落の概念は壊れる。

とにかく自分がリラックスできて少しでも快適であること。

Callingとして追求しているスタイル。

それは自分に優しい服。

今回はParisでの猛暑の様子。

これから暑くなる日本の夏が皆様にとって少しでも心地よくできたら嬉しいです。




Paris Day.3

40度近い気温のパリ。

ParisでのPOPUPが昨日始まり今日はSTAY3日目。

1分1秒も無駄にしたく無いCalling Teamは、2チームで1日がスタート。

私は早朝から撮影へ。


https://www.beams.co.jp/item/calling/shirt/60010004458/

https://www.beams.co.jp/item/calling/pants/60250003458/

毎回Parisでの撮影のコーディネートをお願いしているMami。

私からのリクエストを毎回完璧に理解してくれている。

Callingにとって欠かせないパリ在住のTeamのひとり。

事前に何度かリモートでMTGを繰り返す。

私からの最終的なリクエスト。

日常をリラックスして過ごしている姿を撮りたい。

そこからMamiがセッティングしてくれた答え。

彼女の犬くんの、親友の犬くんの両親をモデルに。

彼らが営んでいるCafeのチームをモデルに。

彼らが過ごす日常に<Calling><CATHRI>が寄り添う撮影。



https://www.beams.co.jp/item/calling/skirt/60270005458/

https://www.beams.co.jp/item/calling/pants/60230004458/

カメラマンは私のプロダクトの一番の理解者。

井戸くん。

しなやかに。

繊細に。

彼の撮影はいつも穏やかなムードで進む。

このチーム力によりランチの時間が取れないと覚悟してに挑んだ撮影。

予定の半分の時間で全て終了し、暑い季節にぴったりのタイ料理を食べて。

POPUP会場、Calling Paris @OGATAへ。

OGATAに戻ると沢山のお客様!



https://www.beams.co.jp/item/calling/one-piece/60260023458/

https://www.beams.co.jp/item/calling/one-piece/60260003120/

Parisに住む近所の方もいれば、オランダ、ロシア、イタリア、スペイン・・・・。

世界中の人たちとお話しする。

Callingのコレクションのこと。

久留米絣や肥前地区や兵庫のレザーのこと。

日本のテキスタイルや工場のこだわり。

皆様がBeatiful!

直球で褒めてくれる。

ここパリで出会う人に褒めていただけること。

一緒に日本でものづくりをしているあの人にもこの人にも報告しなきゃ。って思った日。


どんな明日が待っているかわからないようなめくるめく毎日。

Parisにいられることに感謝しつつ眠りにつこうと思います。

ようやく時差が取れた3日目の深夜。

Parisより。

Calling Paris

東京代官山に続き今回選んだ場所はパリのマレ地区。

本日から7月4日まで開催するCalling Paris。



今回お邪魔しているのは『OGATA Paris』。

きっとご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、目黒にある『東山東京』や美しいお菓子を提供する『HIGASHIYA』。そして私も一度だけおとづれたことがあるハイエンドなレストラン『八雲茶寮』を手がける緒方さんがオープンした日本食料理店。

古いパリの建物を美しくリノベーションされ、和と洋が絶妙に融合した息を飲むように素晴らしい建物。

実は『東山東京』には、二十代の頃からしばらく友人がマネージャーをしていたこともあり、”まかない”をこっそり食べさせてもらうほど通い詰めていた青春を過ごした場所。

ある時パリにレストランをオープンするからしばらくいくんだよね。と友人から聞いていた。

そして、5年前くらいにパリ出張の時にふらっとOGATAを訪れた。

あまりの素晴らしさに息を呑み鳥肌が立ったのを覚えている。




そこから、何回かご連絡をして、私たちのプロジェクトのインフォメーションをお送りするという時間があった。

そしてついに昨年この場所でイベントをやりませんかとお声がけいただき今日に至る。

思いが通じた気がして、とてもとても感動しつつ、あの素晴らしい場所でしっかり表現できるのか?

というとてつもなく大きな不安も同時に襲ってくるという少しセンシティブな時間を過ごすことになる。

そこから様々な準備を始める。

決まってからは何度も何度もOGATA様とのリモートミーティングやメールのラリーを繰り返す。

少しづつ。一つづつ準備してきた。




今回はこの場所をお借りするので全て日本製のものづくりにこだわった。

ジュエリーや、一部のハイテク素材は海外素材を使っている。

でも生産は全て日本。

コレクションの9割は日本の素材で作った。

古めかしい言い方だけど、”ファッションの都パリ”に、

Callingのものづくりに関わる全ての人を商品を通じてパリに連れてきたかった。

そして、ファッションウイークに訪れる人たちがどんな風に感じてくれるかを知りたかった。





はじめてOGATAを訪れた時に瞬時に感じたパリでイベントをするのであれば、OGATAが良い!

という直感は本当に強く、初日を迎えられたことにひとまずほっとしている。

Callingを4月にスタートしてからとても大切にしていることがある。

それは出会いと直感と自然な流れと心地よさ。

具体的に何?と言われるとうまく言語化できない。

この場所との出会いもOGATA様のチームとの出会いをとても心地よく自然な流れを感じています。

これからの9日間。

どんな方がいらしてくださるのか。

どんな方とお話しできるのか。

今回遥々持ってきた商品たちをどんなふうに感じてもらえるのか。

ワクワクと少しの不安が入り混じった初日の朝。

もしも偶然このタイミングでパリにいらっしゃる方がいたら是非いらしてください。



Parisへ!!

今からパリに出発する。


事前の天気予報のパリの最高気温は39度。

サイトによっては40度を超している。

死者まででているらしい。

20年以上前の6月のコレクション時期、フランス人がビーサンを履いているのに驚いた記憶がある。

パリの街中でビーサンを履いている姿自体がほとんど見かけることがなくすごく違和感を感じた。


本当に毎年パリの気温も異常なほど上がっている。

今年のパリはどんなだろう。




暑いパリに行く荷造りの中でパリの風景と暑さが結びつかなかった。

気を許すと先週行った沖縄のリゾート感満載のコーディネートになってしまう。

今回は実験も含めて日本の生地で作った新作を持っていくことにした。

飛行機での移動着は、接触冷感のセットアップ。

それはほぼ部屋着。

その上に、カットソー素材で作ったシャツドレス。

めちゃくちゃストレッチが効いているのでロンティーを着ているくらいの着心地。

Callingのコレクションはとにかく着心地重視。

そして今リリースしているものたちは夏を心地よく過ごせることを一番に考えた。

それでもパリの街並みにフィットしたらそれはめちゃくちゃ最高なのじゃないかと。

今回の暑いパリをポジティブな実験場として色々なコーディネートをトライしようと思う。



https://www.beams.co.jp/item/calling/one-piece/60260021458/

https://www.beams.co.jp/item/calling/underwear/60490001458/

https://www.beams.co.jp/item/calling/legwear/60220001458/

いざ。

PARISへ。


Fashionルーツじゃないから永遠のFashion!!

世界中のVintage Storeに行くと出会えるチュールスカート。




おそらく最初はクラシックバレエの衣装として妖精を演じるダンサーが着用していたのだと思う。

その後のVivianやMadonnaが反逆を表現するアイテムとして使っていたり・・・。




長い歴史を経て、今私たちにとって欠かせないテンションの上がるアイテムの一つ。

私自身フェミニンな洋服はほぼ着ない。

唯一バレエ衣装として売られてたrepettoのチュールスカートは長年愛用している。

CallingでもCallingらしいチュールスカートを作りたいと思い試作を繰り返す。

最初はスカート自体全てチュール素材でサンプルを進行した。

なかなかボリュームが出ない。

そして街をリサーチしたときに愕然とした。

様々なお店で様々なチュールスカートが並んでいる。

普通に作るのなら必要ないな〜。


そんなときに出会ったのが、撥水性のあるシャリ感のある素材。

その素材とチュールを重ね合わせリバーシブルに作ることにする。


これが叶えば、第二次大戦後のDiorのNew Look的なスカートとチュールスカートが一枚で手に入る。

そこからさらに難しいことを工場で縫ってくださる方にリクエストした。

ベアトップワンピースにしたいので上の部分をカットソーに。

私がいつもお願いしている青森の工場様も流石にこの枚数の生地をカットソーでまとめるのは難しいかもと。

数ヶ月経った。

サンプルが上がって本当に感動した。

本当に美しく全てをまとめてくださった。




最後まで解消できなかったのは品質表示の付け位置。

リバーシブルで着用できるのでどちらか側に表示のタブが出てしまいます。

なので、外しやすいように手付けしています。

ご購入されたら丁寧に外していただいて保管してください。



https://www.beams.co.jp/item/calling/skirt/60270005458/


私が理想とする服。

それは着る人が自由にその人らしく着こなせること。

お母様はスカートとして。

娘さんはベアトップワンピースとして。

家族で着回していることを想像する。




Vintageで残っているものはVintageになりうる洋服。

そんな思いを共有しながら工場さんと何度もやりとりしながら生み出した一品です。
是非たくさんの人に長くなが〜く着てほしいです。





大人カジュアルってなんだ? Vol.4

カジュアルの定番を現代に。

大人のカジュアルを考えたときにとても大切なキーワード。

革新的に新しいデザインだと、どこか無理をしている気がする。

かといって昔から来ているアイテムだとどこか物足りない。

定番となったアイテムをどう現代にアップデートするのか。

それは大人にとって大切なことの一つ。

今回は永遠の定番、ボーダーに着目しました。



https://www.beams.co.jp/item/calling/one-piece/60260023458/


セントジェームスやフレンチミリタリーなど数々のボーダーアイテムを着てきた。

時折元気になりたいときや、思いっきりカジュアルな気分で出掛けたいときに活躍するアイテム。

どうしてもオリジナルのボーダー生地を作りたいと思った。

様々な特殊な生地を一緒に開発してくれている心強い生地のスペシャリストに相談。

今回お願いしたのは、シャリ感と透け感。

女性らしく見え、夏涼しいこと。

そこで仕上げていただいたこの素材。



https://www.beams.co.jp/item/calling/t-shirt/60140001458/

https://www.beams.co.jp/item/calling/pants/60230004458/


綿100%の糸(芯)にナイロンを巻きつけた極細の別注カバーリングヤーンを使用した透け感のある天竺ボーダー。

ナイロンが完全には綿を覆っていない構造にしていて、天然素材のナチュラルな風合いは残す。

そして、ナイロンのハリ感がある独特の生地感が特徴的に仕上がった。

染めに関しても、美しいボーダーを表現するために、糸の段階で染色しました。

染色も綿とナイロンでは染まる染料が違う。

時間と手間を掛けて作られたこだわりの生地です。


この商品が出来上がるまで本当に時間がかかった。

仕上がりは本当に納得!

カジュアルでありながらとてもエレガント。

これからの夏。

そして秋冬にブーツやニットとの重ね着。

一年中軽やかな気持ちで着ることができるボーダーアイテムが完成した。

まるで何も纏っていないような軽さ。

カジュアルすぎない質感。

ぜひいちど袖を通して欲しい、日本の技術の集大成のようなアイテムです。


もったいない


Maathaiさんが英語として”MOTTAINAI"を広めはじめたこと。

当時すごく驚いたのを覚えています。

私たち日本人にとっては当たり前のような言葉。

同じ意味を表す言葉が世界にはないらしい。




そんなことを思いながら生み出した商品を眺める。

https://www.beams.co.jp/item/calling/accessory/60420086461/?color=76

このピアスはCATHRIのコレクションを作る過程で裁断後に残る端の部分で作られている。

久留米絣の織物は本当に美しく、毎回すみからすみまで使う方法を考える。

今回のようにすぐに商品になるものもあれば、大切に保管して何年か後に使うこともある。

まさにもったいない。

そんな気持ちが新たな何かを生み出すきっかけになる。




波(NAMI)と名づけられたこの織物はとても手間がかかっている。

絵描きをしたと3段階の括り。

最初から最後まで染める場所。

途中でくくりの糸を解く場所。

最後まで染めない場所。

段々に染められた経糸と緯糸を織り上げる。




美しい藍が織りなす柄が私にとってはネイティブアメリカンのナバホラグ。

美しく。そしてとてもカジュアル。

シャンブレーに合わせたこのドレスも私にとっては最強の1着。

https://www.beams.co.jp/item/calling/one-piece/60260008120/?color=70




職人の方々が作る素晴らしいものを余すところなく使いたい。

工場の皆様の裁断後の生地の整理。

ジュエリーのアーティストの一枚一枚形の違う布を整えながら商品にする過程も。

私にとっては日本人ならではの丁寧な姿。


もったいないをもったいないようにするのは、

ものに対する愛情とひとつひとつの小さな過程の積み重ねだなとおもう今日。

希少価値の高い浜ちりめん

日本のお着物の世界で長く大切にされてきたちりめん。

知っているつもりでいたけど実際に織物に触れるとそのの優雅さと美しさに圧倒される。




今回Callingのコレクションで滋賀で生み出されるこのちりめんを使わせていただくまでのストーリーを。


数年前に、シルクのバンダナを作りたいということから始まります。

私はバンダナが大好きでハンカチと言われるもののほとんどがバンダナ。

メキシコで刺繍したものや、オリジナルで柄を作ったことも。

バンダナはマルチで活躍する優秀なアイテムだと思っている。

ある時頭に巻くのにシルクが良いな〜と古くからのバンダナマニアの友人に相談。

そこで紹介されたのが今回の生地を作っている織元様。

そこから数年が経ちCalling立ち上げと同時に実際にお会いすることになる。

会ってびっくり、30代でディレクションしていたブランドの洋服を作っていた方のお父様。

なんという偶然。

そこから様々なお話を伺う。

気が遠くなるほどの工程を経て生み出される繊細な織物。

フランスの有名ブランドに卸をしていること。

日本ではなかなかアパレルに使われていないこと。

着物の文化が衰退していくと同時に織物の発注も減っていること。

この美しい織物が継続できない未来が近いこと。

お話を聞きながらどうしても新しくこの素材が世に出るお手伝いをしたいと思いました。

無地でも充分に美しい素材。

でもそれだとエレガント過ぎてしまい老け見えしてしまう。

モダンなプリントをすることを試したい。

その衝動は抑えられずすぐにサンプルをしかかることにした。

私が長くお付き合いしているアーティストに素材の絵柄をお願いする。

絵柄のテーマは西洋と東洋の融合。

動物と植物で東洋と西洋を表現してもらう。

世界の人に紹介したい想いから生まれたコンセプト。

アーティスト。織元様。お洋服を制作してくださる会社様。縫製工場の皆様。

まずは人を繋げることからはじめる。

はじめてみると想像以上に難しい。

お洋服とお着物ではそもそもの考え方が違う。

本当にいろいろなことが違う。

正直全員とても大変だったと思う。

ただこれが新しいことが始まる瞬間だとも思った。

その融合ができたら新しい服が生まれる。

こんな大変なことは誰もやらない。

でも出会えた私たちだからやりましょうよ。

私はそこで何もできない。

ただ素敵なものを作りたいという思いを伝える。

そして様々な作り手の気持ちを一つにすることに専念。

みなさまの全身全霊。

大人の本気。

その集大成でできた洋服。

納期通りに素敵なものが出来上がりました。



https://www.beams.co.jp/item/calling/shirt/60010002458/


実際に自分で着てみてびっくりした。

着心地が今までの洋服と圧倒的に違う。

夏は涼しく冬暖かい。

シルクの特徴としてそう言われている。

本当か?


着るまでその実感がなかった。

着てみてびっくり。

本当に涼しくて暖かい。

夏はTシャツやデニムにさらっと。

冬はニットとブーツでこのパンツを着よう。



https://www.beams.co.jp/item/calling/t-shirt/60010005458/

https://www.beams.co.jp/item/calling/pants/60230003458/


少しラグジュアリーな一品だけど是非日本の古くからある贅沢な素材をみなさまにも体感してほしい。

いろいろな天職を持つ人との出会いによって生み出されるプロダクト。

少しづつ少しづつ生み出していきます。




大人カジュアルってなんなんだ? Vol.3

6月がはじまった。

この暑さは異常ですね。

この夏は相当暑くなる。




仕事をする女性たちにとって美しく服を着るのが難しい季節。

最近Tシャツを着ると違和感を感じるようになった。

普通のコットンTシャツが似合わなくなったのです。

そこでなぜかをず〜っと考えていた。

私の結論は、糸の太いふっくらした生地はどうしても子供っぽくなる。

Vintageの洗い倒して糸が痩せたTシャツはギリギリ似合う気がする。

そこで出会った素材は、ムラが少なく、毛羽の出にくい糸を使用したスムースジャージー。

染色工程で毛羽を落とす加工(シルケット)を行い、綿の綺麗さを最大限引き出した高級感のある上質な生地に仕上げています。

ほどよく肉感のある生地感で透けにくく、ナチュラルなストレッチ性もあり着心地の良さにも追及した素材。

ネックも程よくあきのあるデザインに。

リブ幅もエレガントに見えるように少し細く。

そして一番気に入っているポイントは胸にあしらったポケット。

カジュアルなTシャツには欠かせない”胸ポケ”。

料理の時も手放せないスマートフォンがすっぽり入るポケット付き。

スマホが落ちにくい絶妙な角度に配置しました。


https://www.beams.co.jp/item/calling/t-shirt/60040002458/

https://www.beams.co.jp/item/calling/pants/60230003458/


Callingの商品はあくまでもカジュアル。

カジュアルは若者文化だけではない。

カジュアルに日常を過ごす全ての人に。

日常が少し楽チンになる商品を作り続けます。

現在Onlineのみで販売しています。

是非Callingの商品をご覧ください。


https://www.beams.co.jp/calling/

LEATHER WEAR

数年前からはじめている日本の革の取り組み。

革に向き合いプロダクトに落とし込む。

時間をかけてコレクションはかなり増えた。

その中でも定番アイテムになったLeather Wearのおはなし。

はじめてこの革のタンナーさまにお会いして革を見せてもらった瞬間。

あまりの柔らかさと黒の美しさに感動して革を主役にした洋服を作ろう!と決める。

そんな思いつきからデザイン構築をはじめる。




革が主役。

ということは。

デザインは脇役。

ということは。

日常で長く愛されている普通のアイテム。

そしてできれば

ユニセックス。

通年着れる。

古くならないもの。

そんな自問自答のなかから生まれたアイテム。

・ヘビーオンスのポケT

・サーフショーツ

・カーディガン

次は仕様を決めていく。

この革の特徴は洗える。 (手洗い)

ということは。

素肌に着れる。

ということは。

肌にあたるのはカットソーがよい。

裏地をカットソーに。

などなど色々なことを想像しながら完成。


https://www.beams.co.jp/item/calling/t-shirt/60040001913/

https://www.beams.co.jp/item/calling/pants/60250002913/


本当にありがたいことに様々なひとが購入してくださりそれぞれの日常着になり何度もの追加生産をしながら定番アイテムになった。

それからしばらく経ち。

このタンナーさまのご近所で、同じく洗える革を開発している方にお会いすることになる。

自分の革も使ってみて欲しい。

より薄い革を作ったので見てほしいと。

早速見せてもらった革は本当に薄い。

そしてしなやかだった。

すぐにつくりたいデザインが浮かぶ。

ギャザーを寄せたスカートと、大きなフードのブルゾン。

最初に作ったコレクションとは逆の発想の順番。

まっさらなノートにデザインを描き始める。

そしてパターンとプロダクトコントロールはCATHRIのメンバーに相談する。

今回こだわったのは

・ONE SIZE

・ユニセックス

圧倒的にこの2点。

革の洋服は値段が高くなる。

一生ものとはよく言うが革の服は難しい。

お客様がおじいちゃんおばあちゃんになるまできるのか。

もちろん着てくれたらめちゃくちゃ嬉しい。
でもみんながみんなずっとは着れない。
でも革は一生もの。

他の選択肢も必要かも・・・・。

数年後パートナーに譲る。

子供に譲る。

孫に譲る。

そんな未来。

そしてファミリーでシェア。

そんな色々なことを加味してドローコードを駆使して全てをフレキシブルに。

ようやくONESIZEで老若男女が着用可能なアイテムに仕上がった。



想像を超える幅広いひとが着てくれている。

この写真は最近わたしにできた弟子の久野氏。

20代メンズに響いた模様。

セットアップで欲しいがまずはスカートから買っていた。

嬉しい。

彼が着ていると驚くほどいろんなひとに褒められてる。

メンズのスカート。

いまや浸透してきましたね。

コレクションでも急に増えました。

それでもまだまだハードル高いアイテムのスカートを革からトライするのは良いかも。

服と雑貨のあいのこにみえるから。

スカートというアイテムをひとつ手に入れるとかなり幅が広がる。


重ね着や一枚着。


どちらもいつものバランスを新しいバランスに変化させてくれる。

様々なスタイルに合うようにデザインしました。

ぜひ一度着てみて欲しい。

日本の革作りの技術の進化と日本の縫製の進化を身体で感じでいただきたい。


https://www.beams.co.jp/item/calling/skirt/60270001913/

https://www.beams.co.jp/item/calling/skirt/60270001913/






https://www.beams.co.jp/special/calling/leather/