こんばんは大岡です。
年末にお預かりしました…
当店を長年ご利用して頂いているお客様。
日頃の感謝を込めた靴のお手入れ。
満足ではなく…『大満足』の状態を目指し
手入れを行いました。
今回は完結編と題し、投稿しました。
今回使用したシューケア用品と共に…
さりげなく…レイアウト。
使い込まれたキャプテンチェアーに…
エプロンと…
お気に入りのシューズを手入れする際に
身の回りに揃えたい…そんなアイテムたち。
クラシック愛好家及び予備軍の方にはオススメします。
昔でいう『三種の神器』
もしくは…『三高』に近い?
かと思ってます。
少し脱線しましたが…
年末にお預かりしましたシューズの
お渡し編と題して投稿しました。
こちらはお預かりした際の靴の状態。
最初に揃えて欲しい
ドレスシューズ
ノーザンプトンメイド・グッドイヤーウエルト製法の作りと履き心地を知る。
インソールと硬いアッパーの革を徐々に馴染ませながら…
ご自身のモノへと皺や窪みの癖をつかせて愛用する
メンズ・ドレスシューズ。
女性が用いるモノとは一線を画すかと思います。
ということで…
お預かり時とお渡し時の振り返りを行いました。
(before)
目立った傷はないものの
全体的に革の艶と油分が不足していることを
確認しました。
(after)
サフィール・レノベイタークリームをサッと塗り
革の柔軟性と潤いを…第一段階として行いました。
(before)
今までの経験値から百選を選ぶとしたら
名を連ねていただろう…
『CHEANEY・EDWARD』
黄金期のCHUCH'S・SHOESのフォルムに近づけた一足。
弊社若手スタッフや最初にドレスシューズを購入・検討者している方には
ご提案してきた一足。
(after)
サフィール・クレムと少量の水を使いながら…
『車の洗車機のように…』丹念に手入れを行いました。
一般のお客様が手入れをする際はここまでで行えば
一定の艶は戻り、達成感と愛着が増す状態になったかと思います。
(before)
時代を超越した…
美しい・オックスフォード・フルブローグ。
ドレスシューズであれば…
最も多く所有している型。
(after)
満足⇒大満足を目指すこと。
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ
夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナ靴ノ状態トナリマシタ。
お客様のお預かり品ということで…
無色のシューケア品を使いました。
ご覧の通り、古いクリームが取れました。
更に艶感と防水性を高めるためにワックスを塗って
仕上げました。
購入後7・8年の経過。
購入時より、愛着がうまれ
同時にご自身らしい一足⇒美しい状態となりました。
『安い靴を買うほど裕福ではない』
グッドイヤー・ウエルト製法の靴であれば
より長く履ける製法であり…
年数を重ねることによる風合いの変化を感じられます。
末永くご愛用できるよう、サポート出来ればと思ってます。
過去・当ブログで取り上げた…
素晴らしい?内容で投稿したブログを見つけました。
併せてご覧ください。
それではまた。