最近のルーティンは井村屋のあずきバーを食べるコト。
こんばんは、ビームス 銀座のMinamiです。
2013年に商標登録されたことで有名なあずきバーですが、あの、歯が折れそうなくらいの硬さはあずきバーに強い甘さを求めなくなった消費者の声を反映させて、水分量を増やして甘さを抑えた産物だそうです。時代の潮流に合わせて進化しているあずきバー。今年も愛す、ボクのNo.1アイス。
ということで早速ですが、【前編】に引き続き<F.LLI.GIACOMETTI>のモデルFG166について掘り下げていきます。
ボクのNo.1サンダルの良さを皆様にも届けたい!
そんな想いで本日も頑張って参りますので、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

F.LLI.GIACOMETTI / スコッチレザー グルカシューズ
価格:¥90,200(税込)
商品番号:23-32-0405-693
2025年春夏シーズン入荷予定の追加発注分(※現状未定)より1万円以上の値上げがほぼほぼ確定しているモデルFG166ですが、なぜ値上が避けられないか。その要因はこのモデルに使用されているデュプイ社のカーフレザーにあり、数年前から続いている不安定な世界情勢の影響からカーフレザーの注文がデュプイ社に一極集中、注文が殺到しているため生産が間に合っていない背景があるようです。
とは言いつつ、今のプライス自体が破格なんです。イタリア製の<J.M WESTON>や某メゾンブランド『H』、<Maison Margiela>の足袋ブーツを手掛けている<F.LLI.GIACOMETTI >。このプライスを維持できている理由が気になったので、日本にジャコメッティを紹介している総合代理店WHEELIEの秋山 様に伺ってみたところ「大きな仕事を請け負いすぎているために自社製品のプライス設定を見直す必要性に気づいていないのカモ(笑)」とのことでした。煽るわけじゃありませんが…来年から値上がっちゃいますから買うなら今年ですね。
それではディテールに目を向けてみましょう。

まず見るのは綺麗なエッジ処理。個人差はあると思いますが、私は裸足で履いていてくるぶしが擦れたことはありません。擦れづらい、と肌で感じてますが、どうしても気になる方は無理せずクリームを入れて揉んで角を柔らかくするかソックスを履いて角を馴染ませてください。


続いて見るのはカカトに沿ってせり上がってくるコンパクトなヒールカップとトゥが狭く、ウィズが広い木型。その特徴が相まってサンダルとは思えないほど快適な履き心地を実現します。
フィッティングについては、ローファーのようなビタビタのサイズ選びではなく、それよりもハーフサイズアップしてストラップで足首を固定するサイズ選びを推奨します。私は<Church's>のBURWOODをUK6.5(ウィズF)で履いていますが、FG166はEU40を着用しており、足の甲が高い方や幅広の方はハーフサイズ上げてEU40.5を選ぶと気持ち良く履けると思います。

そして、特にフォーカスしたいのはこの立体感!革の伸び止めにカンガルーの革を使用しており、ハリがあり伸びないという革の特徴が美しい流線をキープ。型崩れもしません。
因みにですが、WHEELIEの秋山 様曰く、「シューキーパーを入れ続けているとヒールカップが広がってしまうため履いた日の夜に入れて朝には取り出す事をオススメします。」とのことでした。ご参考までに。

また、この360%エレガントな佇まい。ブレイク(マッケイ)製法でコバの張り出しを極限まで抑えた美しいプロポーション。
アッパー・インソール・アウトソールを1度に縫い付けることで生まれるソールの返りの良さ。是非、お店で試し履きしてください。ソールの返りの良さに驚くはずです。
と、あれやこれやと話したいことが溢れて出てしまって話がまとまっていませんが…、今回お伝えしきれなかったシューケアやリペア方法などについては後日更新の【最終編】でお伝えします。
本日もありがとうございました!
Minami