Vintageへのアプローチ♡

大内 あい子 2020.09.12

こんにちは.

おおきな台風の後、気温がどんどん下がり始め秋風が心地良いですね.

我が家の庭で育てている植物たち(種から手をかけたもんですから、めちゃめちゃ可愛いんです!)なんとか梅雨も酷暑をも耐え忍び、結実し始めてます.

とくに檸檬が大きな実を膨らませているので、11月の収穫が楽しみで仕方ない!そんなOhuchiです(笑)

さて、本日はVintageにアプローチしてblogを書き進めてみようと思います.

個人的にも大好きなVintageアイテムたち.

Levi'sのデニムは、夫と一緒に沢山コレクションしていています.年代と時代背景によって生産過程が違っているため、シルエットだけでなくフロントの作りだったりタブやリペット等、細部の違いでいつどこで作られたか分かるんです!!

デニム以外にもVintageのインテリアや楽器も大好きで少しずつ集めています♡

Vintageの最大の魅力は、前回Hermèsのスカーフのblogでも触れた様に時代を超えた壮大なストーリーが背景にあることです.

モノを単なるモノで片づけないで、刻み込まれたストーリーまで大切にすることで新たな価値が生まれていく気がします.なんて素敵なんでしょう♩これ以上、Vintageについて想い馳せますと熱が昂ってしまいますので、前置きはこれくらいにして...(笑)

そんなVintageの魅力にアプローチして作られた1着のジャケットをご紹介させて頂きます.

こちら.

10年前、新入社員の頃.ビームス  ハウス 丸の内に配属され<EFFE BEAMS>担当だった時に先輩たちから叩きこまれ(笑)魅力的だなぁ、いつかさらっと着れる女性になりたいなぁと感じたていたツイードジャケットです.まだまだ、着られてしまってますね...(苦笑)

さらにさらに時を遡って1920年代、パリ.

女性の社会進出が高まる中、洋服に機能性を持たせ、(今でこそ当たり前ですが)女性がジャケットにパンツを合わせる革新的なスタイリングを世界に広めた人物がいます.

そう、誰もがご存知の(ガブリエル)ココ・シャネルです.

彼女の存在は、現代においても自由にエレガントに活動する女性たちのパワーとなっています.洋服から香水、コスメまで彼女が築き上げたMaisonは世界中の人々を魅了し続けています.

そんな彼女の代表作でもあるツイードジャケット&スカートのスーツ.“シャネルツイード”と世界で名高いそのツイードは、彼女自身がイギリスのLINTON社という伝統的な工房の顧客であった事から生まれたそうです.

シャネルツイードを語る時、必ずLINTONの名前が出てきます.それらは共に歩みながら発展してきたからです.

1960年にLINTON独自の、ウールやモヘア、アルパカを混毛したエキゾチックな糸から紡ぎ出されたファンシーヤーンという生地が誕生します.


そして、クオリティコンシャスな女性を提唱し続ける<EFFE BEAMS>は、これまでに何度もこの生地にアプローチしオリジナルのジャケットを作ってきました.

うーん(唸る)生地の良さ伝わりますか?

是非実物に触れて頂きたいです◎

今シーズンは、フリンジやメタル釦の華やかさに着丈を長くする事で色々なスタイルに合わせやすくより現代的に作っています.

<EFFE BEAMS>リリリヤン ツィード ジャケット
カラー:MULTI
サイズ:36、38
価格:¥68,000+税
商品番号:68-16-0195-825

※スカートをご用意しており、スーツとしてもおススメです!

<EFFE BEAMS>リリリヤン ツイードスカート
カラー:MULTI
サイズ:36、38
価格:¥38,000+税
商品番号:68-27-0669-825

いつの時代も、モダンなものを探究しモノづくりに挑戦してきた人たちによって生まれてきたもの、それを繰り返し積み重ねていくことがクラッシックスタイルになっていくのだと思います.Vintageにアプローチする事で気づけることの一つでもあります.

今シーズンも温故知新に自分らしくファッションを愉しみましょう♩


まだ青い冒頭の檸檬です(笑)

それでは、またこちらでお会いしましょう!

Ohuchi