これぞ究極の<ORTEGA’S>ベスト!

加藤 麻有 2018.08.19

皆さまこんにちは。


いつもビームス ボーイ 原宿のブログをご覧頂きましてありがとうございます。


この週末はいつもより過ごしやすい気候でしたね。

このまま少し暑さは落ち着くのでしょ

うか、、、。


ビームス ボーイ 原宿では17日(金)よりAMERICAN INDIAN JEWLRY FAIRが

始まりました。

本日はこのイベントの目玉商品の

1つである

<BEAMS BOY>20周年記念のスペシャルコラボレーションアイテムのご紹介です。


こちら!

ORTEGA'S(オルテガ)>のベストです!



オルテガ ソリッド ベスト
カラー:ナチュラル、ブラック
価格:¥50.000+税
商品番号:13-06-0159-835

わたくし自身、産休に入る前まで、年に二回バイイングに行っていた頃の記憶を辿りながら、まずこの<ORTEGA'S>の工房があるアメリカはニューメキシコ州のチマヨという街についてお話しします。


ちょっと長くなりますがお付き合いください。


ここ日本からアメリカ、ニューメキシコ州の国際空港、アルバカーキ空港までは直行便がありません。

同じくアメリカのロサンゼルスや

サンフランシスコで乗り継ぎをし、

約16時間ほどかかります。


そこからさらに<ORTEGA'S>がある

チマヨへは、空港から車で1時間40分ほどです。


ニューメキシコでの移動手段は車。

広い空と拓けた大地を見ながら、

ひたすら続く道を進みます。

赤い岩山や高さが1メートル以上ある

サボテンが道路沿いに見えるたりと

ニューメキシコらしい景色が広がっています。


この景色を見ながら、車の窓を全開にして一緒に行ったメンバーと熱唱したのは言うまでもありません(笑)


 



ニューメキシコ州の天気は、今の時期だと日本と同じくらいの気候ですが、

空気がカラッと乾燥しているので、

日本の様にジトジト汗ばむことなく暑い中でも爽やかさがあります。

また、朝晩の寒暖差が激しいのも特徴です。



「チマヨベスト」というワードは聞き馴染みがあると思います。


と言うのも、このチマヨという地区は伝統的な織物文化が根付いており、

<ORTEGA’S>の他に

<CENTINELA(センチネラ)>

<TRUJJILO’S(トルフィリオス)>が工房とショップを構えているのです。

この三社で織られたウールのラグベストをチマヨベストと言われています。




  


この三社の中でも、チマヨベストを世界的に有名にし、技術の高い伝統工芸品として世に知らしめたのは、<ORTEGA’S>と言っても過言ではありません。


親から子、子から孫、地元の才能ある職人へと受け継がれ伝統を継承し長い長い歴史を刻んでいます。

しかし、最近では若者は街へ出て仕事をするようになり、三社とも後継者が少なくなっているのが現状でもあります。




わたし自身、チマヨベストを9枚持っているのですが(今日ご紹介しているソリッドのベストも購入するので10枚・・・・)1つとして同じものはなく、また三社で糸の風合いが異なるので着用したときの存在感がそれぞれなんとも言えないのです。


頭の中で柄を描きながらその柄を左右対称に織っていく、その技術と伝統がこれからも長く受け継がれていくことを願うばかりです。


さて、この芸術性が高い柄についてです。

<ORTEGA’S>はもちろん、他の二社も代表的な柄は、矢羽です。


フロントは左右の胸に。


バックは中央に。




このスタイルが一般的で一番目にするデザインです。

カラーリングはもちろん、矢羽のカタチも1つ1つ違います。


職人のセンスと技術を持ってして生まれる、まさに芸術。


矢羽の他には


ストライプもあります。

この多色使いのストライプも色使いがたまりません。これも、職人のセンスが光る逸品。


この両胸、バックに入る織り模様と色使いがチマヨで織られているラグの最大の魅力であり、ブランドによって個性が表現されているわけですが、、、

今回、<BEAMS BOY>がリクエストして作ってもらったベストはこちら!


前置きが長くなってしまいましたが、、





模様なしのソリッドです。


究極にシンプル。


なのです。








ポンチョ型のスクエアベスト。

フロント、サイドにボタンが一つ。

シンプル。

シンプルですが存在感はすごいです。


私は微妙にトーンをずらしたナチュラルカラーでスタイリングし、コンチョベルトでウエストマークしてみました。


矢羽の織柄がなくても、実際に目にしたら

ORTEGA’S>の歴史と伝統がひしひしと伝わるのでは。

と、わたくしは思っています。


是非、この存在感ご覧いただきたいのです。

8月27日(月)までビームス ボーイ 原宿でご覧頂けます。

フェアの為に現地で買い付けきた矢羽柄のベストもご用意していますので、ぜひ着比べてみてくださいね。


そして、わたくし加藤の、AMERICAN INDIAN JEWLRY FAIRのオススメはこちら!



チマヨ パース
価格:¥14.000+税
商品番号:13-64-0118-800

チマヨ パース
価格:¥20.000+税
商品番号:13-64-0119-800


お問い合わせは

ビームス ボーイ 原宿

→03-5770-5550まで


それではまた来週です。


加藤でした。

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8月17日よりAMERICAN INDIAN JEWELRY FAIR開催中です。