皆様こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?
私は久しぶりに旅行に行きました。
何年ぶりでしょう。
今回は旅の記録として、少しご紹介させてください。
北海道にはアイヌコタン(集落)がいくつかあるのですが、今回私の旅はその中の1つ、北海道平取町にあるアイヌコタンに行ってきました。平取町の中流域にある二風谷(にぶたに)コタンは、2013 年二風谷の工芸品である二風谷イタ(お盆)とニ風谷アットゥシ(織物)が北海道で初めて伝統的工芸品に指定された町です。
ニ風谷コタン周辺には、アイヌ文化博物館や資料館があり、アイヌの文化を守り育て継承する発信の中心地に。
続いてこちら。
2019年に<fennica>では
<アイヌクラフツ 伝統と革新-阿寒湖から>のイベントを開催しました。
その際に数量ですが取り扱いをした<北の工房つとむ>。
彫刻家の<貝澤徹>さんがいらっしゃり、丁度イタの制作中でした。
今大人気アイヌ漫画を知っている方も多いと思いますが、その影響が大きく若年層の女性の来店が増え、今では徹さんに作って欲しいと何年先も予約が埋まっているそう。
徹さんは通常使いの物をメインに作られていますが、海外の美術館展示用にもオブジェを頼まれたり、とても忙しくされているとの事でした。

唯一購入出来たのがこちらのイタ。
フクロウの模様が描かれています。
丸イタ以外にも、徹さん自身がその時々で作りたい物を制作している物の1つの作品です。今では、大きい木材がなかなか確保出来ず、大きい物が作りづらいとおっしゃっていました。
こちらの資料館は、二風谷生まれである故<萱野茂>氏が今までに収集したアイヌの民具や世界各地の民族土産品や生活用品を展示されています。
中でも面白かったのがアイヌの民族衣装。それぞれの地域によって文様や色の違いを見る事が出来ました。とにかく展示品の量が圧巻でした。

2日目に向かったのが、白老郡にある<ウポポイ>(民族共生象徴空間)。
伝統的な歌や踊りを上映するスペースや、アイヌ文化展示鑑賞が出来たりと、アイヌ文化を体験する事が出来ます。
日曜日という事もあり沢山の人でしたが、アイヌに興味がある人が多いんですね。
広大な敷地には沢山の植物や湖があり、北海道だから見られる景色がとても素敵でした。

次は、白老町にある工房兼ギャラリーに。
外観のアイヌ文様が目を引く建物に入ると、
ギャラリー内にあるカフェでは、展示しているイタを使ってコーヒーを提供してくれます。使い込まれた感じのイタを見ながら、コーヒーを美味しくいただきました。
一泊2日の旅は、とても濃厚な一時になりました。
まだまだ載せきれていない物もあるのですが、長くなりましたのでこの辺りで。
お付き合いいただきありがとうございました。
やっぱりこういう旅が好きなんだなと改めて実感した旅でした。
2019年のイベントでご紹介した商品が店頭にございます。気になる方は是非見にいらしてくださいね。
<貝澤白樺カゴ>
価格:¥46,200(税込)
商品番号:66-99-4648-500
<瀧口健吾 糸巻き>
価格:¥3,850(税込)
商品番号:66-99-4634-468

<瀧口健吾 サラダサーバー>
価格:¥6,050(税込)
商品番号:66-99-4641-468
<瀧口健吾 サラダサーバー>
価格:¥4,180(税込)
商品番号:66-99-4645-468
<瀧口健吾 針入れ>
価格:¥9,900(税込)
商品番号:66-99-4693-468
BEAMS JAPAN5F
徳永
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