皆さま、こんにちは。
今回はBEAMS JAPAN 4階 TOKYO CULTUART by BEAMSで取り扱っている書籍の中からいくつかピックアップしたものを簡単にご紹介していきます。
60年代から写真、雑誌、広告、映像などの分野の第一線で活躍してきた操上さんが、長いキャリアのなかで撮影してきた著名人らのポートレイト作品に、風景や広告写真を重ね合わせたフォトコラージュ作品を収録しています。
写真集では日本人なら誰もが知っているような方々を撮ってきた操上さんの凄さを感じると同時に、フォトコラージュという通常作品とは違った表現を試みる操上さんの挑戦的な姿勢を感じる1冊です。
1979年の作品から2010年までの作品群から厳選された作品35点が収録された写真集。魚や野菜、花や衣類などをモチーフに独特の感性の組み合わせで生まれるオブジェを被写体とした写真作品がご覧頂けます。
小鯵で表現された帽子、鮭と鰈で彩られたヒール、向日葵の管状花の部分が潤目鰯の目で表現されているなど自分たちの身の周りにあるものが驚くような形で表現された独特な世界観がとても印象的です。
また、本書の表紙は見る角度によって表情が変わる特殊な生地を使用したデザインになっており、細部にまで拘りを感じる1冊です。
車やバイクをモチーフに、夜の路上でストロボを使い撮影した写真が収録されています。
全体像というよりはボディやエンブレムなどの細かなディテールに焦点を当てて撮影されています。
近年、ヴィンテージ車やバイクに魅力を感じて乗る人が出てきているのをSNSや各種メディアでも見受けられますが、本書はそういった車やバイクが好きな方、興味がある方にはぴったりな1冊ではないでしょうか。
先ほど紹介した「MOTODA BLACK」から続くシリーズの写真集になります。
本書でも「Skyline」、「CHEVELLE」、「PONTIAC」などの自動車のボディやエンブレムに焦点を当てた写真が収録されています。
「MOTODA BLACK」よりもページ数も多く、ボリュームのある内容となっております。
個人的には、車にそこまで興味がなくても個性あるエンブレム等がバリエーション豊富に収録されているので、そこに注目して見るだけでも面白かったです。
「MOTODA BLACK」と合わせてぜひご覧下さい。
この写真集では岡田さんの「人間が生まれてくる瞬間を撮影したい」という強い思いによって実現した、1人の女性の出産過程を追った写真が収録されています。
内容としては陣痛で苦しむ奥さんと、それらをサポートする旦那さんの様子から出産の瞬間とその直後までが克明に収められており、中には生々しくセンシティブな場面もあります。
ですので実際に見て感じたのは恐らく見る人によって賛否が分かれる可能性がある内容でした。
ただ、個人的な意見としては出産を見たことがない自分からすると陣痛から出産までの一部始終を一個人の人としてそれらを少しでも知ることができるというのはとても大事なことであり、貴重だと感じました。
ラフに手に取って読める内容の写真集ではありませんが、ある意味で教科書のような写真集かなと思います。
気になる方はぜひお手にとってご覧下さい。
以上、ご紹介でした。
今回ご紹介した以外にも多くの書籍を取り扱っていますので、ぜひ店頭でご覧下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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