『みんな電力』トークセッション開催のお知らせ

2019.09.19

みなさま、こんにちは!

ビームスジャパン4階フロアよりイベント開催のお知らせです。


ビームスジャパン1階で10/1まで開催されている、史上初の電気の店頭販売!

そちらを記念して、さらなる未来を予見するトークイベントを開催いたします。





<前半>「なぜBEAMSは電気を切り替え、そして今1Fで、史上初めて電気を売っているのか」編

<後半>「いとうせいこう氏の課長就任式 〜『電力(エレクトリック)リゾート』課の全貌」編


【日時】9月21日(土)18時開演(17時45分より受付)〜20時終了

開演から最初の1時間は、BEAMS社長室新規事業部・木下香奈さんとみんな電力スタッフ(竹蓋、平井)による、BEAMSの電気の切り替え、そして店頭販売秘話。19時からは、いとうせいこう氏が構想するエネルギーにまつわる一大プランの発表と、みんな電力・大石英司社長も出席しての「就任式」が開催されます(いとう氏の登壇は19時頃から)。

【参加条件】毎月電力会社からご自宅に届く「検針票」をお持ちください。

(なくても大丈夫ですが、持ってこられた方が優先となるので、立ち見の可能性があります)

 *みんな電力のお客さまは、先着10名まで、検針票無しでも優先的に参加できます。契約画面をお見せいただければ、オリジナルステッカーを差し上げます。

【場所】東京都新宿区新宿3-32-6 ビームスジャパン4階

【電話番号】03-5368-7328

※事前のお申し込みはビームスジャパン4階へ直接お電話ください(先着40名)


いとうせいこう氏は、予々エネルギーについて想うことがあったと語る。

古くは1986年、チェルノブイリの原発事故当時から発信を続け、2011年の東日本大震災後は小説『想像ラジオ』(河出書房新社、2013)で野間文芸新人賞を受賞。今も国境なき医師団を追いかけパレスチナ自治区ガザを訪問するかと思えば、日本が誇るダブバンド<DUBFORCE>のポエットとして公演を続け、山本政志監督5年ぶりの新作には主演で登場する。

これらでもほんの氷山の一角な多岐に渡るいとう氏の活動には、1999年に講談社エッセイ賞受賞の『ボタニカル・ライフ 植物生活』(新潮社)もある。デビュー作『ノーライフキング』(河出書房新社、1988)にも通ずる、「ライフ」というキーワード。そして、「私たちの『ライフ=暮らし』にエネルギーは必須」という事実には、誰も抗えない。

そのままではなんだか複雑で小難しく、知るほどに眉間にシワが寄りがちなエネルギー問題。


いとう氏がそこに楽しい打開案を見つけ、約2時間熱弁してくださったのは<みんな電力>を訪れてくださった8月末のある一日だった。

2016年4月の電力自由化から3年半もの月日が経ち、社会を根っこから刷新するパスポートを手にしたのに、それを実際に使用したのは人口の僅か1割ほどであったという日本社会。

夏の熱波、各地で起き続ける自然災害、明確な気候変動の脅威。

「ライフ」に直結する大問題に、私たちはいつ気づき、アクチュアルな行動に移せるのだろう。

いとう氏が想像する壮大な構想を、この日初めて発表します。歴史の節目を目撃せよ!




<いとうせいこう>

1961年生まれ、東京都出身。1988年に小説「ノーライフ・キング」でデビュー。1999年「ボタニカル・ライフ」で第15回講談社エッセイ賞受賞、「想像ラジオ」で第35回野間文芸新人賞受賞。近著に「鼻に挟み撃ち」「我々の恋愛」「どんぶらこ」「国境なき医師団を見に行く」「小説禁止令に賛同する」「今夜、笑いの数を数えましょう」などがある。執筆活動を続ける一方で、宮沢章夫、竹中直人、シティボーイズらと数多くの舞台をこなす。みうらじゅんとは共作『見仏記』で新たな仏像の鑑賞を発信し、武道館を超満員にするほどの大人気イベント『ザ・スライドショー』をプロデュースする。音楽活動においては、日本にヒップホップカルチャーを広く知らしめ、日本語ラップの先駆者のひとりである。現在は口ロロ(クチロロ)、レキシ、DUBFORCE、いとうせいこう is the poet で活動。テレビのレギュラー出演に「ビットワールド」(Eテレ)、「フリースタイルダンジョン」(テレビ朝日)、「ザ・モノシリスト」(BS朝日)、「トウキョウもっと!2元気計画研究所」(TOKYO MX)、「新テレビ見仏記」(関西テレビ)などがある。