実は身近なジャズ

Shinnosuke Okada 2021.03.29

Roland Kirkというジャズアーティストの名前をご存知でしょうか。



彼をご存知でなくても、多くの人は彼の演奏を聞いた事があるでしょう。

Roland Kirkの演奏で最も有名なものは映画「オースティン・パワーズ」の主題歌として使用されたクインシー・ジョーンズ作曲の『Soul Bossa Nova』という曲です。

この曲はテレビ番組や「オースティン・パワーズ」以外の映画でも度々使われているので、曲名やアーティストに耳馴染みがなくても曲さえ聞けば「あーこれ知っている」となる方はたくさんいると思います。


Roland Kirkだけでなく、様々なジャズアーティストの残した名曲を私たちは知らないうちに耳にしているのです。

この他にも実は知っているジャズの名曲はたくさんあります。



Duke Ellingtonの『Take the A Train』、Miles DavesやBill Evansの演奏で有名な『My Funny Valentine』、数多くのジャズアーティストに愛された名曲『Agua de Beber』あたりは非常に聴き馴染みのある曲たちだと思います。その他にも、Pee Wee Huntの『Somebody Stole My Gal』は、大阪の超有名なコメディ舞台のテーマソングとして日本でもっとも有名なジャズナンバーではないでしょうか。



(私の大好きなシンガーAl Jarreauもカヴァーしています。)


ジャズはなかなかとっつきにくいというイメージをお持ちの方も多いジャンルだとは思います。

しかし、実はいろいろなところでジャズの名曲は使われており、知らないうちに慣れ親しんでいるのです。

ジャズは意外と身近にある音楽です。


私はテレビのCMや映画で聞いたあの曲何て名前なんだろうと調べていたらNat King ColeやFrank Sinatoraの曲を聴くようになっていて、そのままジャズにハマっていました。

そういう角度からジャズを楽しむというのも一つではないしょうか。